JPH0592751A - 洗車機のトツプノズル - Google Patents

洗車機のトツプノズル

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Publication number
JPH0592751A
JPH0592751A JP25397691A JP25397691A JPH0592751A JP H0592751 A JPH0592751 A JP H0592751A JP 25397691 A JP25397691 A JP 25397691A JP 25397691 A JP25397691 A JP 25397691A JP H0592751 A JPH0592751 A JP H0592751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top nozzle
vehicle body
nozzle
wind
front surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP25397691A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nishimura
充 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP25397691A priority Critical patent/JPH0592751A/ja
Publication of JPH0592751A publication Critical patent/JPH0592751A/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 広範囲の乾燥ができる洗車機のトップノズル
を提供する。 【構成】 前後走行自在な洗車機本体に、車体上面乾燥
用の昇降動自在なトップノズル5を設け、トップノズル
5の前面17を、中央部18から両端部19に向かって漸次後
退させかつ下向きに傾斜させて形成した。上述したトッ
プノズル5の前面17の形状により、洗車機本体が前進走
行時、トップノズル5の風28は前面17に対して直角状に
流れ出して前方に広がりながら吹き出す。したがって、
風28の吹き付け範囲が広がり、車体上面に付着した水滴
を残らず側面へ吹き落とすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗車の際、車体を乾燥
させるために設けられた洗車機のトップノズルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のトップノズルとしては、
実公昭57-12382号公報に示されるものがある。すなわ
ち、トップノズルは、支持腕とリンクとからなる四連リ
ンク機構によって、昇降動自在に走行フレームに設けら
れている。そして、洗車後、走行フレームの走行ととも
に、トップノズルを車体上面に沿って昇降動させ、車体
上面を乾燥した。また、車体側面はサイドノズルによっ
て乾燥された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、図9,図10に示すように、トップノ
ズル35の前面36は、下向きに傾斜した平板で形成されて
いる。したがって、走行フレームが前進走行時、トップ
ノズル35から吹き付けられる風37はトップノズル35の幅
Wとほぼ同一の幅で前方38に流れるため、風37の吹き付
け幅が狭く、車幅の広い車体39の上面に付着した水滴を
充分に吹き飛ばすことができなかった。このため、図11
に示すように、上述した、充分に吹き飛ばしきれない水
滴は、トップノズル35の風37により、車体39の一端40か
ら前方38に押されながら他端41に集められ、他端41より
吹き落とされた。しかし、この際、集められる水滴が、
多量になり、途中で零れるなどして車体39の上面に残留
するといった問題が発生した。
【0004】また、水滴がトップノズル35の前面36に付
着し易いため、トップノズル35の前面36に付着したまま
残留した水滴が乾燥行程終了後に落下して、車体を濡ら
すといった問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、車体
乾燥時、広範囲の乾燥ができ、前面に付着した水滴を強
制的に落下し得る洗車機のトップノズルを提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明における洗車機のトップノズルは、前後走行自
在な洗車機本体に昇降動自在に設けられ、車体上面に風
を吹き付けて乾燥させるトップノズルであって、その前
面を、中央部から両端部に向かって漸次後退させかつ下
向きに傾斜させて形成したものである。
【0007】
【作用】上記構成により、洗車機本体を前進走行させな
がら、トップノズルを車体上面に沿って昇降動させて、
車体上面を乾燥させる。この際、トップノズルの前面は
中央部から両端部に向かって漸次後退しかつ下向きに傾
斜した形状であるため、トップノズルの風は前面に対し
て直角状に流れ出して前方に広がりながら吹き出す。し
たがって、風の吹き付け範囲が広がり、車体上面に付着
した水滴を残らず車体側面へ吹き落とすことができる。
【0008】これとともに、車体側面乾燥用のサイドノ
ズルから吹き出した風がトップノズルの前面に沿って両
端部から中央部に流れ、さらに傾斜に沿って下方へ流れ
る。このため、トップノズルの前面に水滴が付着して
も、この水滴は、上記サイドノズルから吹き出した風に
よって、強制的に、トップノズルの中央部に集められ下
方へ落下する。これにより、乾燥行程終了後、水滴がト
ップノズルの前面に残留することは防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図8に基づ
いて説明する。図5に示すように、正面視で門形の洗車
機本体1は複数個の車輪2を介してレール3上に載置し
てあり、走行駆動装置(図示せず)の作動により一定経
路上を前後走行自在となる。洗車機本体1には、車体上
面乾燥用のトップノズル5と、このトップノズル5より
も僅かに後方に位置する側面乾燥用のサイドノズル6
と、サイドブラシ7と、トップブラシ8と、ロッカーブ
ラシ9と、車高検出装置10などが組み込まれている。13
は車体を示す。
【0010】図6に示すように、上記トップノズル5
は、第1アーム14と第2アーム15とを介して、昇降駆動
装置(図示せず)により昇降動自在に洗車機本体1に設
けられている。そして、トップノズル5は上記車高検出
装置10(ソニックセンサなど)により検出された車高に
基づいて昇降制御されている。図1〜図4に示すよう
に、送風管16の一端がトップノズル5の上面に連通して
接続され、他端は洗車機本体1内に設けられたブロア装
置(図示せず)に接続されている。
【0011】そして、トップノズル5の前面17は、中央
部18から両端部19に向かって漸次後退しかつ下向きに傾
斜した形状である。また、背面20は下向きに傾斜し、両
側面21は下位になるほど外側方に広がった形状である。
また、トップノズル5の下端には風の吹き出し口22(図
4の斜線部)が形成されており、この吹き出し口22は上
記中央部18から両端部19に向かって緩やかに後退してい
る。
【0012】以下、上記構成における作用を説明する。
洗車機本体1を前後往復走行させることにより、車体13
はサイドブラシ7とトップブラシ8およびロッカーブラ
シ9などにより洗浄される。これとともに、車高検出装
置10により、車体13各部の車高が検出される。
【0013】その後、図5,図6に示すように、洗車機
本体1を前進走行27させながら、トップノズル5を車体
13の上面に沿って昇降動させる。この際、上記トップノ
ズル5は先に検出された車体13各部の車高に基づいて昇
降制御される。これとともに、ブロア装置(図示せず)
から送られた風は、送風管16を通り、トップノズル5の
吹き出し口22から下向きに吹き出して、車体13の上面を
乾燥させる。さらに、上記ブロア装置(図示せず)から
送られた風は、サイドノズル6の先端から横向きに吹き
出して、車体13の両側面を乾燥させる。
【0014】上記トップノズル5の前面17は中央部18か
ら両端部19に向かって漸次後退しかつ下向きに傾斜した
形状であるため、図1で示すように、トップノズル5の
風28は前面17に対して直角状に流れ出して、仮想線Aで
示すように、前方に広がりながら吹き出す。したがっ
て、風28の吹き付け範囲が広がり、車体13の上面に付着
した水滴を残らず車体13の側面に吹き落とすことができ
る。このようにして車体13の側面に吹き落とされた水滴
は、その直後、サイドノズル6の風29によって車体13の
側面から吹き落とされる。
【0015】また、図7と図8との仮想線で示すよう
に、上記サイドノズル6から吹き出した風29は、トップ
ノズル5の前面17に沿って両端部19から中央部18に流
れ、さらに傾斜に沿って下方へ流れる。このため、トッ
プノズル5の前面17に水滴が付着しても、この水滴は、
上記サイドノズル6から吹き出した風29によって、強制
的に、トップノズル5の中央部18に集められ下方へ落下
する。これにより、乾燥行程終了後、水滴がトップノズ
ル5の前面17に残留することは防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前後走行
自在な洗車機本体に、昇降動自在なトップノズルを設
け、このトップノズルの前面を、中央部から両端部に向
かって漸次後退させかつ下向きに傾斜させて形成したこ
とにより、車体乾燥時、トップノズルの風は前面に対し
て直角状に流れ出して前方に広がりながら吹き出すた
め、風の吹き付け範囲が広がり、車体上面に付着した水
滴を残らず車体側面へ吹き落とすことができる。このた
め、車幅の広い車体に対しても、その上面に水滴が残留
することはなく、充分な乾燥が行える。
【0017】また、車体側面乾燥用のサイドノズルから
吹き出した風がトップノズルの前面に沿って両端部から
中央部に流れ、さらに傾斜に沿って下方へ流れる。この
ため、トップノズルの前面に水滴が付着しても、この水
滴は、上記サイドノズルから吹き出した風によって、強
制的に、トップノズルの中央部に集められ下方へ落下す
る。これにより、乾燥行程終了後、水滴がトップノズル
の前面に残留することは防止できるため、従来のように
トップノズルの前面に残留した水滴が乾燥行程終了後に
落下して、車体を濡らすといった問題は解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車機のトップノズ
ルの平面図である。
【図2】同トップノズルの正面図である。
【図3】同トップノズルの側面図である。
【図4】同トップノズルの底面図である。
【図5】同洗車機本体の側面図である。
【図6】同トップノズルの作動を示す側面図である。
【図7】同洗車機に設けられたサイドノズルの風の流れ
を示す平面図である。
【図8】同サイドノズルの風の流れを示す正面図であ
る。
【図9】従来のトップノズルの平面図である。
【図10】従来のトップノズルの側面図である。
【図11】従来のトップノズルによる車体上面の乾燥を説
明する平面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 5 トップノズル 13 車体 17 前面 18 中央部 19 端部 28 風

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後走行自在な洗車機本体に昇降動自在
    に設けられ、車体上面に風を吹き付けて乾燥させるトッ
    プノズルであって、その前面を、中央部から両端部に向
    かって漸次後退させかつ下向きに傾斜させて形成したこ
    とを特徴とする洗車機のトップノズル。
JP25397691A 1991-10-02 1991-10-02 洗車機のトツプノズル Pending JPH0592751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25397691A JPH0592751A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 洗車機のトツプノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25397691A JPH0592751A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 洗車機のトツプノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0592751A true JPH0592751A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17258547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25397691A Pending JPH0592751A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 洗車機のトツプノズル

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JP (1) JPH0592751A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100188A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Kanto Auto Works Ltd エアブロー装置
CN103661294A (zh) * 2013-11-29 2014-03-26 苏州新奇特清洗设备有限公司 一种自动洗车机的顶吹风装置
US11940689B2 (en) 2018-08-01 2024-03-26 3M Innovative Properties Company High transmission light control film

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JP2010100188A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Kanto Auto Works Ltd エアブロー装置
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