JPH0592037A - 医療用パスタ注射器及び充填方法 - Google Patents

医療用パスタ注射器及び充填方法

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JPH0592037A
JPH0592037A JP3223098A JP22309891A JPH0592037A JP H0592037 A JPH0592037 A JP H0592037A JP 3223098 A JP3223098 A JP 3223098A JP 22309891 A JP22309891 A JP 22309891A JP H0592037 A JPH0592037 A JP H0592037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pasta
medical
cylinder
flexible piston
injector
Prior art date
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Pending
Application number
JP3223098A
Other languages
English (en)
Inventor
Karol Nowakowski
ノワコウスキー カロル
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Mentor Worldwide LLC
Original Assignee
Mentor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、医療用パスタ注入器内へ容易に挿
入できる使い捨て注射器及び充填方法を提供することを
目的とする。 【構成】 実質的に一定の内径を有する注射器シリンダ
と、注射器シリンダの先端に設けられた先端口と、注射
器シリンダに充填される医療用パスタと、前記内径内に
摩擦係合する、実質的に平らな手元側表面を有する可撓
性ピストンとを含む装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般には医療装置及び方
法に関し、より詳細には医療用パスタのパッケージ技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】尿道括約筋のような筋肉を補強するため
に、パスタまたは半可塑性の材料を注入することは長い
間知られていた。この手順では、尿道内にカテーテルを
挿入して括約筋に接する位置まで前進させる。所望量の
PTFEのようなパスタをカテーテルの先端付近の処置
領域へ高圧で圧送する。カテーテルの外寸法は、尿道に
通すのに必要な寸法によって決まる。
【0003】この仕事に適する医療用注入ポンプは従来
から入手可能であった。ゴーマン等の米国特許第 4,55
1,135号には、注入時に異なる2つの材料を混合する注
射器が開示されている。ピストルグリップ型の注射器
が、シュトルツの米国特許第 4,276,878号に開示されて
いる。この特定のポンプは、可撓性ピストン棒と、その
長手方向に設けられた一連の球形ピストンとを使用して
いる。
【0004】レナードの米国特許第 4,820,287号には、
医療用パスタのための親指式作動ポンプが開示されてい
る。この開示が強調しているのは、圧力制御のための安
全機能である。親指式作動テフロン注射器は、ドイツの
カールシュトルツ社からモデル 27200Aが市販されてい
る。この装置は、注入操作中医療用パスタを保持する使
い捨て注射器シリンダを使用している。使い捨て注射器
シリンダは、製造者の指示に従って無菌医療用パスタの
チューブから装填される。
【0005】カールシュトルツの装置も、他の先行技術
装置も、片手操作及び無菌医療用パスタの取替え易さの
他に要求される堅実さと精密な注入の能力に欠ける。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、先行技術の欠
陥を解消する無菌医療用パスタを予め装填する使い捨て
注射器シリンダを提供する。本使い捨て注射器シリンダ
は、親指掛けまたは押し棒を含んでいないことを除け
ば、従来から広く用いられて来たものと類似している。
シリンダ内には医療用パスタが充填され、可撓性ピスト
ンが、手元端に位置決めされている。可撓性ピストン
は、無菌医療用パスタを外部環境から分離する。またこ
の可撓性ピストンはその手元端に押し棒との係合手段を
必要としない。
【0007】本発明の他の目的、及び本発明の付帯的な
長所は添付図面に基づく以下の実施例の説明から明白に
なるであろう。全図面において、類似部品に対しては同
様な参照番号が付されている。
【0008】
【実施例】図1は、従来システムの成分の平面図であ
る。チューブ10は、注入器具を使用して注入される無
菌医療用パスタを収容している。典型的にはこのパスタ
はPTFEパスタである。チューブ10は、先端コネク
タ14及び送出口16を有する普通の可撓性外包12を
含む。
【0009】注射器20は普通の使い捨て注射器であ
り、典型的にはポリマ製の主シリンダ25を有する。内
腔38は、先端口40を除き手元端から先端まで一定の
直径を有している。先端口40は通常、普通のルーエル
継手を使用して中空のステンレス鋼針(図示してない)
に結合される。医療用パスタの注入に使用する場合に
は、先端口40を遠隔配置されるカテーテルに結合する
のが一般的である。
【0010】可撓性ピストン30は、典型的には全体的
に円筒形の軟ゴム製要素である。可撓性ピストン30の
直径は、内腔38と滑り嵌めするように選定される。可
撓性ピストン30の手元端には中央凹み32が設けられ
ている。これは、小さい手元側腔と、相対的により大き
い先端側腔とを有するように作られているが、この中央
凹み32は可撓性ピストン30の先端表面を貫通してい
ない。
【0011】可撓性ピストン30の中央凹み32は、押
し棒22の結合点36上に締まり嵌めされている。これ
によって、押し棒22は可撓性ピストン30を内腔38
内で前進後退させることができる。強度を得るために押
し棒22の断面は十字形であり、リブ28の他に3つの
リブを有している。親指掛け24が押し棒22の手元端
に設けられていて操作者の使用を容易ならしめている。
注射器20の手元端をつかみ易くするためにつば26が
設けられている。
【0012】通常の使用の際、親指掛け24を、従って
可撓性ピストン30を手元に手で引っ張って内腔38に
液を真空充填する。次いで、親指掛け24を先方に押す
ことによって液が押し出される。操作者の人差し指及び
中指をフランジ26に掛けると所望の力をかけ易くな
る。しかし、このようにして押し出すには、押し出す医
療用パスタが濃厚すぎる。
【0013】図2は、先行技術の注射器20の拡大図で
ある。全ての要素は図1に関して説明した通りである。
図3は、医療用パスタをチューブ10から注射器20へ
充填する従来の方法を示す図である。可撓性ピストン3
0及び押し棒22を完全に取り外した後に(図2も参照
のこと)、チューブ10の先端コネクタ14を注射器2
0の手元端及びつば26に取り付ける。可撓性外包12
を圧搾すると、医療用パスタは矢印42の方向に内腔3
8内へ充填される。他の全ての要素は、図1に関して説
明した通りである。
【0014】図4は、完全に充填された後の従来の注射
器シリンダの断面図である。チューブ10を空にした後
(図3も参照のこと)、可撓性ピストン30を再挿入し
て内腔38の手元端を密封する。これで充填された注射
器シリンダは、前記カールシュトルツのモデル 27200
A 等のような注射ツール内に挿入可能となる。これらの
ツールは、濃厚な医療用パスタの抵抗に打ち勝つために
は手の力を倍増させる必要がある。
【0015】図5は、本発明による注射器シリンダ12
0の断面図である。シリンダ125は使い捨てできるよ
うにポリマ製である。普通のルエール継手に適合する先
端口140を除いて、シリンダ125は、内腔150に
沿って実質的に一定の直径を有している。つば126
は、シリンダ125の手元端に配置されている。内腔1
50は、供給者によって医療用粘着剤で完全に満たされ
ている。内腔150の手元端は、可撓性ピストン130
によって密封されている。可撓性ピストン130は、平
らな表面をその手元端に好ましく有していることを除け
ば、可撓性ピストン30に似ている。この平らな手元端
表面を設けたことによって可撓性ピストン130は、同
じように平らな表面から加えられる力によって先端方向
へ移動させることができる。手元端表面は平らではない
が、押し棒と係合して可撓性ピストン130を手元方向
へ引っ張るための手段を有していない他の実施例も考え
られる。これは使い捨て注射器シリンダ120を迅速に
交換するために重要である。
【0016】図6は、前述の医療用パスタ注入器200
の受け入れ具206内に挿入された本発明による注射器
シリンダ120の平面図である。押し棒210を介して
棒202に結合された堅い円筒208によって可撓性ピ
ストン130に力が加えられると、医療用粘着剤が先端
口140から押し出される。棒202が前進するにつれ
て、医療用パスタが先端口140から押し出されるので
ある。
【0017】本発明の好ましい実施例を説明してきた
が、当業者ならば本発明の範囲から逸脱することなく更
に別の実施例を考案することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術のシステムの成分の平面図である。
【図2】従来の技術の注射器シリンダの分解図である。
【図3】注射器シリンダを充填する従来方法の説明図で
ある。
【図4】完全に充填された従来の技術の注射器シリンダ
の断面図である。
【図5】本発明による注射器シリンダの平面図である。
【図6】本発明による注射器シリンダを使用した医療用
パスタ注入器の平面図である。
【符号の説明】
10 チューブ 12 可撓性外包 14 先端コネクタ 16 送出口 20、120 注射器 22、210 押し棒 24 親指掛け 25、125 主シリンダ 26、126 つば 28 リブ 30、130 可撓性ピストン 32 中央凹み 36 結合点 38、150 内腔 40、140 先端口 200 医療用パスタ注入器 202 棒 206 受け入れ具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に一定の内径を有する注射器シリ
    ンダと、注射器シリンダの先端に設けられた先端口と、
    注射器シリンダに充填される医療用パスタと、前記内径
    内に摩擦係合する、実質的に平らな手元側表面を有する
    可撓性ピストンとを含む装置。
  2. 【請求項2】 注射器シリンダに医療用パスタを充填す
    る段階と、この注射器シリンダの手元端を、実質的に平
    らな手元側表面を有する可撓性ピストンで固定する段階
    とを含む、医療用パスタを供給する方法。
JP3223098A 1990-09-14 1991-09-03 医療用パスタ注射器及び充填方法 Pending JPH0592037A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US58235390A 1990-09-14 1990-09-14
US582353 1990-09-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0592037A true JPH0592037A (ja) 1993-04-16

Family

ID=24328807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3223098A Pending JPH0592037A (ja) 1990-09-14 1991-09-03 医療用パスタ注射器及び充填方法

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JP (1) JPH0592037A (ja)
CA (1) CA2050553A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015519968A (ja) * 2012-06-12 2015-07-16 ジェイエム バイオテック カンパニー リミテッドJM BIOTECHCo.,Ltd. 肌用自己注入器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015519968A (ja) * 2012-06-12 2015-07-16 ジェイエム バイオテック カンパニー リミテッドJM BIOTECHCo.,Ltd. 肌用自己注入器具

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CA2050553A1 (en) 1992-03-15

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