JPH0592023A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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- JPH0592023A JPH0592023A JP3256642A JP25664291A JPH0592023A JP H0592023 A JPH0592023 A JP H0592023A JP 3256642 A JP3256642 A JP 3256642A JP 25664291 A JP25664291 A JP 25664291A JP H0592023 A JPH0592023 A JP H0592023A
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- Japan
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- fixed
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Abstract
性物品の提供。 【構成】本発明による吸収性物品1は、液透過性のトッ
プシート2と、液不透過性のバックシート3と、これら
両シート間に位置する吸収体4とを有する本体1Aと、
上記本体1Aのトップシート2側に設けられ、上記本体
1Aの長手方向に沿って延出し、立体ギャザーを形成す
る一対の襞部5、5とを有し、上記一対の襞部5、5は
長手方向中心線14に対象に設けられ、その延出方向に
沿う一側縁部(固定縁部)5E、5Eが固定され、該固
定縁部5E、5Eと対向する他側縁部が自由縁部5D、
5Dであって、その自由縁部5D、5Dには第1の弾性
部材6が配置されており、且つ少なくとも股下領域にお
いて固定縁部5E、5Eと自由縁部5D、5Dとの間
が、その起立方向に弛んだ弛み部5F、5Fが形成され
ていることを特徴とする。
Description
児用、大人用あるいは失禁者用として用いられる吸収性
物品、例えば、使い捨ておむつに関する。
機構が、従来から種々提案されている。例えば、特公昭
52−40267号公報、特開昭54−115939号
公報、特開昭52−120045号公報、及び特開昭5
7−89602号公報には、使い捨ておむつの側縁部に
沿って予めギャザーを設け、着用者の股下部分におむつ
を密着させ、漏れにくくした使い捨ておむつが開示され
ている。
サイドフラップに伸縮自在な側壁部を設けたものが提案
されている。例えば、特開昭62−250201号公
報、実開昭62−153311号公報には、いわゆる立
体ギャザーを形成するサイドフラップの長手方向の側壁
部(襞部)を内向きに伏倒させてポケット部を形成する
ことによって排泄物の収容特性を向上させた使い捨てお
むつが開示され、また、特開昭62−223303号公
報には、襞部を外向きに伏倒させて着用者の尻部の形状
に合ったポケット部を形成することによって排泄物の収
容特性を向上させた使い捨ておむつがそれぞれ開示され
ている。
種類の襞部を有する使い捨ておむつにおいては、次のよ
うな問題が挙げられる。前者のような、内向きに襞部を
伏倒した使い捨ておむつは、確かに内向きにポケット部
が形成され、排泄物が収容された場合には効果を発揮す
るが、着用中においてそのポケットが潰されてしまい、
ほとんど効果をなさない。一方、後者のように、外向き
に襞部を伏倒した使い捨ておむつは、着用者の尻部の形
状に合った外向きのポケット部を形成するが、排泄物の
収容特性は優れたものではなかった。
も、図11に示すように、襞部30の幅は均一であっ
て、その長手方向における両端部はおむつ本体の表面に
全面固定されており、襞部30の一側縁を固定縁部と
し、他側縁に弾性部材(第1の弾性部材)31を配設し
て自由縁部とし、使い捨ておむつ32の長手方向中心線
14に平行に襞部30を配置している。このために、使
い捨ておむつ32を自由状態としたときに弾性部材31
が縮んで使い捨ておむつ32をU字形状に湾曲させる。
その一方で弾性部材31は、股下領域における固定縁部
からの距離が襞部30の幅を越えて収縮するとき、固定
縁部を上方に引き上げるように働く。
の物理的な制限も加えられるため、図10に示すよう
に、襞部30の固定縁部30Eと自由縁部30Dとが略
垂直状態に起立するのは困難となり、斜めに傾いてしま
う。このように斜めに傾いた襞部30は潰れ易いという
問題がある。かかる問題に対して、弾性部材31の伸縮
力を高めることによって襞部30を確実に起立させるこ
とが考えられるが、伸縮力を高めるだけでは、おむつが
縮小化し、更に、着用者の肌を痛めるという不都合があ
る。
つ潰れにくい襞部を備えた吸収性物品を提供することに
ある。
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シート間に位置する吸収体とを有する本体と、上記本体
のトップシート側に設けられ、上記本体の長手方向に沿
って延出し、立体ギャザーを形成する一対の襞部とを有
する吸収性物品において、上記一対の襞部は長手方向中
心線に対象に設けられ、その延出方向に沿う一側縁部が
固定縁部として固定され、該固定縁部と対向する他側縁
部が自由縁部であって、その自由縁部には第1の弾性部
材が配置されており、且つ少なくとも股下領域におい
て、固定縁部と自由縁部との間がその起立方向に弛んだ
弛み部が形成されていることを特徴とする吸収性物品を
提供することにより、上記目的を達成したものである。
前後端を持って長手方向に伸長した状態ではひだ部にた
るみ部を生じ且つ伏倒し易くなるので、装着者に対して
おむつをあて易く、一方装着状態では、襞部の自由縁部
に配置された弾性部材が、その伸縮力を作用して本体を
U字形形状の湾曲に形成し、同時に本体の長手方向に沿
って配置された襞部を起立させる。
は、襞部の起立を容易にすることができ、且つ起立した
襞部が潰れにくくなる。また、弛みにより襞部に作用す
る種々の物理的な制限が取り除かれるために、おむつ本
体に対して略垂直に起立させることができる。ひだ部に
体圧が加わった状態においてはたるみ部を形成して応力
を緩和し、伸縮部材の伸縮力に影響を与えることがない
ので、ひだ部はなお起立状態にあり漏れを防止する。ま
た、襞部が起立した時の高さ(堰の高さ)は、自由に且
つ容易に設計することができる。
て、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。尚、本
実施例では、吸収性物品として、幼児用の使い捨ておむ
つを例に用いて説明する。
過性のトップシート2と、液不透過性のバックシート3
と、これら両シート間に位置する吸収体4とを有する本
体1Aと、上記本体1Aのトップシート2側に設けら
れ、上記本体1Aの長手方向に沿って延出し、立体ギャ
ザーを形成する一対の襞部5、5とを有し、上記一対の
襞部5、5は長手方向中心線14に対象に設けられ、そ
の延出方向に沿う一側縁部(固定縁部)5E、5Eが固
定され、該固定縁部5E、5Eと対向する他側縁部が自
由縁部5D、5Dであって、その自由縁部5D、5Dに
は第1の弾性部材6が配置されており、且つ少なくとも
股下領域において固定縁部5E、5Eと自由縁部5D、
5Dとの間が、その起立方向に弛んだ弛み部5F、5F
が形成されていることを特徴とする。
の全ての弾性要素を伸長した状態を示す平面図である
が、この図1に示すように、使い捨ておむつ1の伸長状
態では、おむつ本体1Aには、吸収体4の長手方向両端
縁の外方へ夫々延出された一対のウエストフラップ10
A、10Bと、上記吸収体4の長手方向両側縁から幅方
向外方へ延出された一対のサイドフラップ9、9とが形
成されており、また上記トップシート2の身体側面には
一対の襞部5、5が接合固定されている。
図9はいずれも本発明にかかる使い捨ておむつの伸長状
態を示したものであり、これらの図面の作図上、本出願
人が出願した特願平2ー336094号に開示の図面と
略同じ構成となっているが、本発明においては、おむつ
の自然状態における襞部5が、図2及び図4に示すよう
に弛み部5Fを形成する構成となっている。
へ透過させる液透過性シートで、肌着に近い感触を有し
たものが好ましく、このような液透過性シートとして
は、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好まし
い。また、トップシート2の周縁部にシリコーン系油
剤、パラフィンワックス等の疎水性化合物を塗布する方
法や、予めアルキルリン酸エステルのような親水性化合
物を塗布し、周縁を温水で洗浄する方法を用いて撥水処
理することによって、周縁部における尿等の滲みによる
漏れを防止してもよい。
脂にフィラーを加えて延伸した蒸気を透過させる透湿性
のある液不透過性シートや、肌着に近い感触を有したも
の、例えば、強撥水性の不織布、フィルムと不織布との
複合材、あるいはフィルムと織布との複合材料等が用い
られる。上記吸収体4としては、解繊パルプを主材と
し、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そ
のほか、熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポ
リマーの混合物に熱処理を加えたものなどが好ましい。
高分子吸水ポリマーの存在位置は、吸収体4の上層、中
層、下層のいずれであってもよく、解繊パルプと混合し
たものであっても良い。近年においては、ポリマーシー
ト等も用いられている。形状としては、着用者の形状に
合わせた砂時計の形状が好ましいが、矩形であっても良
い。
シート2とバックシート3が重合して一体に形成され、
両シート間に第2の弾性部材7、7が張設される。上記
トップシート2と上記バックシート3は実質的に同一寸
法であることが好ましいが、どちらか一方が長く形成さ
れていても良い。おむつ本体1Aは、縦長のほぼ四角形
に形成されており、その両側縁には、円弧状にへこんだ
凹欠部9Aが形成されている。また、使い捨ておむつ1
には、着用時に、着用者の腹側に位置する腹側部11
と、背側に位置する背側部12とが形成されており、腹
側部11は図1中下方に位置し、背側部12は上方に位
置している。そして、腹側部11と背側部12との間に
は、股下部13が形成されている。この股下部13は前
述の凹欠部9Aを含む部分である。
には、テープファスナー23、23が取り付けられてい
る。このテープファスナー23、23の幅方向中央部に
は、ウエスト廻りのフィット性を向上するために伸縮部
材が取り付けられていることが好ましい。同様の目的か
ら、上記ウエストフラップ10A、10Bには、第3の
弾性部材が幅方向に張設されていてもよい。
手方向の中心線14に沿って、背側のウエストフラップ
10Aから腹側のウエストフラップ10Bに至って延出
されている。襞部5、5は、中心線14を挟んで互いに
対称に設けられており、背側のウエストフラップ10A
に位置する基端部5Aと腹側のウエストフラップ10B
に位置する終端部5Cにおいて、トップシート2にその
全面を接合固定されているとともに、更に、襞部5、5
は、その延出方向に沿う一側縁部が固定縁部5Eとして
トップシート2に固定されている。尚、図3に示すよう
に、基端部5A及び終端部5Cにおける、第1の弾性部
材6、6の配置された最も股下部13側の点を、それぞ
れ基端点21、終端点22とする。
び終端部5C、5Cにおいて最も離間し、基端部5A及
び終端部5Cから股下区域の位置まで次第に間隔が狭く
なり、サイドフラップ9の位置においては等間隔に、即
ち、略平行となる形状に形成されており、全体として湾
曲形状に配置されている。そして、互いに対向する位置
において、その外側が固定縁部5E、5Eとなってお
り、互いに対向する内側が自由縁部5D、5Dとなって
いる。自由縁部5D、5Dには、第1の弾性部材6、が
張設されている。即ち、各第1の弾性部材6は、襞部5
と同様に全体として湾曲形状に配置され、おむつ本体1
Aの中心線14と実質的に全長に亘って平行には配置さ
れていない。
材6、6が張設されて構成されており、シート部材は、
好ましくは疎水性であり、好ましくは通気性である。各
襞部5の全幅は、一定であり、各第1の弾性部材6は該
襞部5の自由縁部5Dに沿って直線状に、シート部材に
包まれた状態で張設されている。第1の弾性部材6は、
好ましくは基端部5Aから終端部5Cまでの間で、連続
的に伸縮可能な状態で弾性固定されている。
0mm乃至150mmであり、特に好ましくは20mm乃至5
0mmである。尚、幅L1 は、固定縁部5Eから自由縁部
5Dまでの伸長状態の寸法とする。起立状態における襞
部5、5の高さ、換言すれば堰の高さL2 は、弛み部5
Fの弛み加減によって異なり、任意に設定することがで
きる。この堰の高さL2 を任意のものとすることによっ
て、男性用、女性用、低月齢児用、高月齢児用等それぞ
れに適切なおむつの設計が可能となる。
と堰の高さL2 との比、L2 / L 1 にて表すことがで
きる。このL2 / L1 は、図4の(a)に示すよう
に、着用状態においては好ましくは1であり、装着時に
耐圧が加わった状態では、図4の(c)に示すように、
好ましくは0.4乃至0.9であり、特に好ましくは
0.5乃至0.8である。0.4より小さいと弛みが大
きすぎて却って潰れ易くなるとともにポケットの開きが
充分でなくなる。また0.9より大きいとほとんど弛み
を得られないため、本発明の目的である容易な起立と潰
れの防止をはかることが困難になる。
は、図4の(b)に示すように、弛み状態で伏倒する状
態となる。また、襞部5、5の使い捨ておむつ1の長手
方向両端部における配置位置は、幅方向に一致している
ことが好ましい。このように配置することによって、連
続高速生産が可能となる。
糸状の弾性部材に限らず、テープ状の弾性であっても、
平ゴムであっても良い。該弾性部材としては、150%
伸長時の伸縮応力が100グラム以下のものが特に好ま
しいく、また吸収伸縮性の繊維を用いても良い。襞部
5、5とトップシート2との接合及び接着方法として
は、業界公知のものを利用することができ、ホットメル
ト型接着剤に限定されず、超音波による溶着や熱による
溶着などさまざまなものを利用できる。
してのみ非伸長状態にしたおむつ1の平面図を示すが、
各襞部5の自由縁部5Dに配置された第1の弾性部材6
は、その基端点21と終端点22を結ぶ直線状に位置さ
れ、その一方で、股下部13の襞部5、5には、弛み部
5Fが形成される。この場合、第1の弾性部材6、6
は、基端部5Aと終端部5Cとの間の最短距離を通ろう
とする。ここで、基端点21と終端点22を結ぶ直線
を、弾性部材6、6の伸縮方向を示す仮想線20と定義
する。
本実施例の使い捨ておむつ1を着用するときには、図1
に示すように展開し、これを図2に示すようなU字形状
に湾曲した自然状態として、幼児の股下に当て、背側部
12を幼児の背側に腹側部11を幼児の腹側に位置させ
た後、背側のテープファスナー23にて腹側のバックシ
ート3に貼着する。
弾性部材6、6が襞部5、5の自由縁部5Dをその長手
方向を縮めるように引っ張り、おむつ本体1AをU字形
状の湾曲に形成する。このとき、図4(c)に示すよう
に、第1の弾性部材6、6を配置した自由縁部5D、5
Dを上方に位置させた襞部5、5を、トップシート2に
対してほぼ垂直に起立させることができ、且つその状態
を維持する。第1の弾性部材6、6は、伸縮仮想線20
と固定縁部5Eとが重なるとき、両者の幅方向における
距離が0となったときに、襞部5はその弛み部5Fを最
大限に生かした堰を形成することができる。
からも明かなように、本発明による襞部5は、従来の襞
部の構造と比較してあらゆる方向に対して柔軟に且つ効
率的に働く。また、襞部5の弛み部5F、即ち全幅L1
を変更することによって、容易に堰の高さを変更するこ
とができ、その一方で、弾性部材6、6の伸縮仮想線2
0、20の間隔は狭くならないので、着用の際に、着用
者の排泄ポイントがポケット部からはみ出してしまうこ
とがなく、襞部5の設計を容易に行うことができる。
ップシート2と自由縁部5Dとの間にそれぞれポケット
部24(図2参照)が形成される。ポケット部24は、
着用者より排泄された尿や便を、使い捨ておむつ1を着
用者から取り外すまでの間中、保持する機能を有し、突
発尿や便に対して有効に働く。保持された排泄物の一部
あるいは全部を、ポケット部に配置された吸収体4によ
って吸収するために、襞部5、5の固定縁部5E、5E
は、吸収体4の側縁近傍の上方に配置されることが好ま
しい。各固定縁部5Eは、使い捨ておむつ1の長手方向
中心線14から外側に使い捨ておむつ1の長手方向側縁
までの間に配置される。サイドフラップ9、9に、第2
の弾性部材7、7を配置した場合は、使い捨ておむつ1
の長手方向中心線14から外側に該弾性部材7、7の外
側縁までの間に配置される。
他の実施例を説明する。以下に説明する他の実施例にお
いては、上述した実施例と同一部分には同一の符号を付
すことにより、その部分の詳細な説明を省略する。図5
に示す第2の実施例による使い捨ておむつ41では、一
対の襞部5、5を流線形状に湾曲して形成しており、襞
部5、5の基端部5A、5A間及び終端部5C、5C間
の寸法を比較的狭く、股下部13に位置する略中央にお
いては広い寸法に形成されている。
る内側に固定縁部5Eが設けられており、外側に自由縁
部5Dが設けられている。弛み部5Fは、伸縮仮想線2
0と固定縁部5Eとの間に設けられる。このような構成
の第2の実施例による使い捨ておむつ41においても、
上述した第1の実施例による使い捨ておむつ1と同様な
効果を得ることができる。
むつ42では、襞部5、5は股下部13においておむつ
本体1Aの長手方向の中心線14に対して実質的に平行
に接合されている。該襞部5、5には、第1の弾性部材
6、6が取り付けられ内側に湾曲した形状となってい
る。湾曲状に配置された第1の弾性部材6、6は股下部
13において自由縁部5Dに伸長状態で配置され、各固
定端21、22は、各襞部5の固定縁部5Eと実質的に
重なり、第1の弾性部材6の伸縮仮想線20と固定縁部
5Eは重なっている。
状態にしたときの、トップシート2側からみた斜視図を
図7に示す。図7に示すように、襞部5、5は、股下部
13においておむつ本体1Aの表面シート2に対してほ
ぼ垂直に立ち上がる。この第3の実施例においては、襞
部5とトップシート2の間、使い捨ておむつ1の長手方
向両端部付近の基端部5Aと終端部5Cとトップシート
2との間に、ポケット24、24が形成される。このポ
ケット24、24は、ウエスト部からの漏れに対して防
止効果を発揮する。
むつ43では、襞部5、5を形成するシートはサイドフ
ラップ9、9に対して一体化されている。第1の弾性部
材6は、湾曲状に配置されている。そして、自由状態に
したときに自由縁部5Dと固定縁部5Eとの間にたるみ
部5Fが形成されるようになっている。この第4の実施
例では、弛み部5Fの量は股下部13の中央部において
最も大きく、両端部において最も小さく形成されてい
る。このような弛み部5Fの偏在化によって、おむつ設
計のセグメント化が容易となる。
ておむつ44は、襞部5、5を折り返してプリーツ部を
形成することによって、弛み部5Fを形成している。基
端点21と終端点22が固定縁部5E上に接合されるこ
とによって、伸縮仮想線20は固定縁部5Eと実質的に
重なっている。これら第3、第4の実施例に使い捨てお
むつ43、44においても、上述した使い捨ておむつ1
と同様な効果が得られる。
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。例えば、上記襞部5には、吸収体を固定縁部5
Eと自由縁部5Dとの間に介装していてもよく、そのよ
うにした場合、上記吸収体を備えた襞部5がポケットを
形成することによって、使い捨ておむつの排泄物収容特
性を一層向上させることができる。このように襞部5に
吸収体を介装する場合は、その吸収体は一部分もしくは
全域にわたって親水性とするのが好ましい。
を確実に起立し且つ潰れにくくすることができる。ま
た、弛み部により、襞部にポケット部を容易に形成する
ことができ、排泄物の漏れを確実に防止することができ
る。
あらゆる方向に伸長した状態であって、一部を破断して
示した平面図である。
斜視図である。
長した状態を示す平面図である。
を説明する断面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
を示す断面図である。
品) 2 トップシート 3 バックシート 4 吸収体 5 襞部 5D 自由縁部(他側縁部) 5E 固定縁部(一側縁部) 5F 弛み部
Claims (4)
- 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これら両シート間に位置する吸収体
とを有する本体と、上記本体のトップシート側に設けら
れ、上記本体の長手方向に沿って延出し、立体ギャザー
を形成する一対の襞部とを有する吸収性物品において、 上記一対の襞部は長手方向中心線に対象に設けられ、そ
の延出方向に沿う一側縁部が固定縁部として固定され、
該固定縁部と対向する他側縁部が自由縁部であって、そ
の自由縁部には第1の弾性部材が配置されており、且つ
少なくとも股下領域において、固定縁部と自由縁部との
間がその起立方向に弛んだ弛み部が形成されていること
を特徴とする吸収性物品。 - 【請求項2】 上記本体は、その短手方向における上記
襞部の外側に、上記本体の長手方向に沿って、第2の弾
性部材を備えていることを特徴とする請求項1記載の吸
収性物品。 - 【請求項3】 上記襞部の上記固定縁部は、長手方向に
沿って延出された中心線と、上記吸収体の側縁との間に
位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収
性物品。 - 【請求項4】 上記襞部は、吸収性物品を長手方向に対
してのみ伸長した状態において、少なくとも股下領域
に、吸収体の上方に上記第1の弾性部材が位置している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吸
収性物品。
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JP2007111555A (ja) * | 2001-12-20 | 2007-05-10 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2016511133A (ja) * | 2013-03-15 | 2016-04-14 | アドバンスト アブソーベント テクノロジーズ エルエルシーAdvanced Absorbent Technologies,Llc | 使い捨て吸収性物品 |
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