JPH0591922A - 電動歯ブラシ装置 - Google Patents

電動歯ブラシ装置

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JPH0591922A
JPH0591922A JP28184991A JP28184991A JPH0591922A JP H0591922 A JPH0591922 A JP H0591922A JP 28184991 A JP28184991 A JP 28184991A JP 28184991 A JP28184991 A JP 28184991A JP H0591922 A JPH0591922 A JP H0591922A
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Kaoru Seki
薫 関
Mineo Ubukawa
峰雄 生川
Hitoshi Tominaga
斉 富永
Motoyuki Touno
本行 東野
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Hirose Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動歯ブラシをケースの外側でしかもケース
に平行に保持して衛生的かつ使用し易くすることを目的
とする。 【構成】 電源装置2及び駆動機構3を内蔵せる把持部
を兼ねた筒状ケース1に、上記駆動機構3により励振さ
れる振動部6を設け、該振動部6に歯ブラシの柄部を保
持することとした電動歯ブラシ装置において、振動部6
は、筒状ケース1の外側面5に沿ってその長手方向に延
びる支持部材7と、該支持部材7がケースの上面のレベ
ルよりも上方に突出した部分に設けられた保持部8とを
有し、上記支持部材7はケースから突出せる振動軸3A
に連結せられ、保持部は歯ブラシの柄部を上記支持部材
7の面に圧するよう該柄部の一部に弾圧力を印加する弾
圧部材16を備え、支持部材が柄部を支持する部位は柄
部の長手方向にて弾圧部材の力の作用点を挟んだ両側に
位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動歯ブラシ装置、特
に歯ブラシの柄部を保持する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動歯ブラシ装置としては特公
平2−9802に開示されているものが知られている。
この公知の装置は、電源及び駆動機構を内蔵せる把持部
を兼ねた筒状のケースに、歯ブラシの柄部の収容のため
に上方に開口しケースの中間部にまで延びる縦長の収容
凹部を形成すると共に、該収容凹部の開口の縁部の一箇
所に回動支点をもって該開口をかこむようなリングを設
け、該リングを水平位置から起立位置に向け上記支点ま
わりに回動付勢している。
【0003】使用に際しては、上記リングを上記付勢力
に抗して水平位置に倒してその状態を保ち、該リングを
通して歯ブラシの柄部を上記収容凹部に挿入する。しか
る後、上記リングの拘束力を解除すると、該リングは付
勢力によって起立位置に復帰しようとして回動する。し
かし、そこには上記柄部が存在するので、該柄部に当接
して停止する。その結果、上記柄部はモーメント力を受
けて上記収容凹部内にて斜めの姿勢をとりその状態で保
持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の装置にっては、次のような問題がある。 歯ブラシが斜めに保持されるので使用しづらい。通
常、手で歯ブラシの柄部を掴んでこれを使用するときに
は、慣習的にこの柄部の方向を見て歯を磨いている。し
かし、電動歯ブラシ装置では、掴む部位はケースである
ために、ここが方向の基準となり、上記斜めに保持され
ている柄部の方向とは異なってしまうために使いづらく
なる。勿論、それをも考慮して、方向を変えればよいの
であるが、これは習慣であるために、その修正はきわめ
て難しい。 柄部を収める収容凹部に歯磨き粉、唾液等が入り込
み、そして該収容凹部は縦長で奥深いために清掃しにく
く、かび等が生えて悪臭の原因となるし、また非衛生的
である。 柄部の係止用のリングが起立に近い状態で、該柄部
を保持しているので、ブラシ部分近くにまできており、
使用中に口やその周囲に当たり易く使用しにくい。
【0005】本発明は、かかる問題を解決し、構造が簡
単で使用し易くかつ衛生的な電動歯ブラシ装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、電源装置及び駆動機構を内蔵せる把持部を兼ねた
筒状ケースに、上記駆動機構により励振される振動部を
設け、該振動部に歯ブラシの柄部を保持することとした
電動歯ブラシ装置において、振動部は、筒状ケースの外
側面に沿ってその長手方向に延びる支持部材と、該支持
部材がケースの上面のレベルよりも上方に突出した部分
に設けられた保持部とを有し、上記支持部材はケースか
ら突出せる振動軸に連結せられ、保持部は歯ブラシの柄
部を上記支持部材の面に圧するよう該柄部の一部に弾圧
力を印加する弾圧部材を備え、支持部材が柄部を支持す
る部位は柄部の長手方向にて弾圧部材の力の作用点を挟
んだ両側に位置していることにより達成される。
【0007】
【作用】かかる本発明にあっては、歯ブラシはケースの
外部にて保持される。そして、歯ブラシの柄部はケース
外側面に沿って延びる支持部材に対して平行に当接する
ようにして支持される。これは、支持部材が柄部を支持
する部位が、柄部の長手方向において弾圧部材の力の作
用点を挟んだ両側に位置するために、柄部に回転モーメ
ントを作用させずに、上記長手方向に対して直角な方向
のみ圧するためである。
【0008】
【実施例】以下、添付図面にもとづき本発明の実施例を
説明する。図1は本実施例装置の一部破断正面図、図2
は図1装置の平面図である。
【0009】図において、1は電動歯ブラシを使用する
際に掴む把持部として機能する筒状のケースである。該
ケース1内には、電源としての電池2、モータを有しそ
の回転により振動を生ずるための駆動機構3を内蔵して
いる。また、上記ケース1の右側面には電源をON−O
FFするためのスイッチ2Aも設けられている。
【0010】上記ケース1は左下部に段部4をなし、該
段部4より上方に平坦な起立した縦長な外側面5を形成
している。上記段部4より上方の空間には振動部6が設
けられている。該振動部6は支持部材7と保持部8とを
有している。
【0011】支持部材7は上記外側面5に沿ってその長
手方向に延びており、背板部7Aとその両側縁に形成さ
れたリブ部7Bとを有して水平断面が「コ」字状をなし
ている。そして上記リブ部7Bは上方に向けその幅が次
第に小さくなっている。上記、支持部材7は下端に底部
7Cを有し、そして好ましい形態としてその縁部に突起
部7Dをも備えている。該底部7Cは、ケース1の段部
4から突出せる駆動機構3の振動軸3Aと連結されてい
る。該振動軸3Aは、回転を軸方向往復運動に変換する
上記駆動機構3によってその軸線方向に振動を付与され
る。また、上記振動軸3Aの段部4からの突出部分は、
該振動軸3Aの振動を許容する弾性シール部材9によっ
てシールされている。
【0012】上記支持部材7の上端部でケース1の上面
よりも上方に突出する部分にフランジ枠10をもった案
内孔11が形成されている。該案内孔11の少なくとも
上縁及び下縁は上記支持部材7の背板部7Aの面が上方
に延長された仮想面上に位置している。
【0013】保持部8は、上下に貫通せる保持孔12を
形成する枠状の保持体13と、上記案内孔11に摺動案
内される該保持体13の軸部13Aにねじ14により取
付けられた頭部15と、上記フランジ枠10と頭部15
との間に配設された圧縮ばね16とを有している。かく
して、上記頭部15を指で押すことにより、保持体13
がばね16の力に抗して上記案内孔11に案内されつつ
左方に移動し、保持孔12の空間を水平方向に拡げるこ
ととなる。そして、上記頭部15の押圧力を解除すると
保持体13は右方の原位置に戻り上記空間は狭くなる。
【0014】なお、上記支持部材7のフランジ枠10の
下縁部は、ケース1の上端部との間に介在する吸振材1
7により支えられているのが好ましい。
【0015】かかる本実施例の電動歯ブラシ装置は次の
要領で使用される。 先ず、ケース1を手で掴み、その手の指にて頭部1
5を押す。すると上記のごとく保持孔12の空間が拡が
るので、ここに歯ブラシ(図示せず)の柄部を、支持部
材7の底部7Cに当接するまで挿入する。 次に、上記頭部15の押圧力を解除する。すると保
持体13は原位置に復帰しようとして上記保持孔12が
狭くなり、その結果、保持体13が歯ブラシの柄部を支
持体のフランジ枠10及び背板部に弾圧するようにな
る。その際、柄部を支持するフランジ枠10の上縁及び
下縁は、分布する弾圧力を合力として考えた場合の作用
点、すなわち保持体13の高さ方向の中点に対し上下方
向において両側に位置するために、柄部は回転モーメン
トを受けることなく、上記背板部7Aに平行に当接する
ように保持される。 かかる状態で、スイッチ2AをONにして上記歯ブ
ラシを支持部材7にて振動させ、使用する。 次に、清掃時には、上記歯ブラシをの要領で保持
孔12の空間を拡げた状態で抜き出し、支持部材7等を
外方から簡単に清掃できる。
【0016】本発明は、上記実施例に加え、その改善も
可能である。例えば、支持部材7の突起部7Dに上方に
「く」字状に延出する板ばね18を設けて歯ブラシの柄
部をその中間部でも保持すれば、保持がきわめて安定す
る。また、振動部6を覆うキャップ体19を設ければ、
不使用時にほこり等の付着を防止できると共に外部の物
体との思わぬ衝突による損傷からも保護できる。
【0017】さらに、本発明は図示の例に限定されず、
その変形も可能である。例えば、支持部材7の底部7C
を背板部7Aの方に向かって奥深くなるようにすると、
柄部が自ずと背板部7Aに当接し安定する。また、背板
部7Aを水平断面において小さな傾斜の「く」字状にす
るならば、自然とその中央部にて安定保持される。さら
に、保持体13は平面図において閉じた形態とせずと
も、鉤状の開いた形態としてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のごとく、歯ブラシはケー
スの外部にて保持されるので、取り扱いが簡単なだけで
なく、清掃が容易になり衛生的になる。また、歯ブラシ
は支持部材、すなわちケースと平行に保持されるので、
従来手で磨いていたのと同様の感触で使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の一部破断正面図である。
【図2】図1装置の平面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 電源装置 3 駆動機構 3A 振動軸 5 外側面 6 振動部 7 支持部材 8 保持部 16 弾圧部材(ばね)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東野 本行 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置及び駆動機構を内蔵せる把持部
    を兼ねた筒状ケースに、上記駆動機構により励振される
    振動部を設け、該振動部に歯ブラシの柄部を保持するこ
    ととした電動歯ブラシ装置において、振動部は、筒状ケ
    ースの外側面に沿ってその長手方向に延びる支持部材
    と、該支持部材がケースの上面のレベルよりも上方に突
    出した部分に設けられた保持部とを有し、上記支持部材
    はケースから突出せる振動軸に連結せられ、保持部は歯
    ブラシの柄部を上記支持部材の面に圧するよう該柄部の
    一部に弾圧力を印加する弾圧部材を備え、支持部材が柄
    部を支持する部位は柄部の長手方向にて弾圧部材の力の
    作用点を挟んだ両側に位置していることを特徴とする電
    動歯ブラシ装置。
  2. 【請求項2】 支持部材は保持部より下方位置に歯ブラ
    シの柄部を支持部材に対して弾圧する板ばね部材を備え
    ていることとする請求項1に記載の電動歯ブラシ装置。
  3. 【請求項3】 筒状ケースは振動部を覆うキャップ体を
    取り出し可能に冠着されることとする請求項1に記載の
    電動歯ブラシ装置。
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