JPH059146Y2 - - Google Patents

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JPH059146Y2
JPH059146Y2 JP6655787U JP6655787U JPH059146Y2 JP H059146 Y2 JPH059146 Y2 JP H059146Y2 JP 6655787 U JP6655787 U JP 6655787U JP 6655787 U JP6655787 U JP 6655787U JP H059146 Y2 JPH059146 Y2 JP H059146Y2
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JP
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carpet
mold
upper mold
lower mold
molded
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JP6655787U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車の床敷用カーペツトの
成形型に関するものである。
この種のカーペツトは自動車の床形状に適合す
るような形状に成形される。本考案のカーペツト
成形型はこのようなカーペツト成形に用いるもの
である。
〔従来の技術〕
従来例を第6図に示す。図に示すカーペツト成
形型1において、2は上型であり3は下型であり
下型3の周縁近傍に立設される支柱4の上端から
はスプリング5を介してチヤツク6が差出されて
いる。
上記成形型1においてカーペツト7を成形する
には下型3上にカーペツト7を載置し、チヤツク
6によつてカーペツト7周縁を支持してから上型
2と下型3との間でカーペツト7をプレスする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら車種によつてカーペツトは前部の
みに敷設する場合と後部にかけても敷設する場合
とがあり、この場合には前部形状が同一であつて
も前部のみ敷設するカーペツトと後部にかけて敷
設するカーペツトとは異なつた成形型で成形しな
ければならない。即ち従来では成形型をカーペツ
トの長さに応じて多種準備しなければならないと
言う問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、上型2Aと下型3Aとからなり、上型2Aま
たは下型3Aの両側面に沿つて一対のカーペツト
支持枠5A,5Aを摺動可能に取付けたカーペツ
トの成形型を提供するものである。
〔作用〕
一対のカーペツト支持枠を成形されるべきカー
ペツトの長さに応じた摺動位置に移動させる。次
いで該カーペツトを上型と下型との間に挿入して
該カーペツトの後縁両側を該一対のカーペツト支
持枠にて夫々支持した後上型と下型との間でカー
ペツト成形を行う。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては該一対のカーペツ
ト支持枠の摺動位置を成形されるべきカーペツト
の長さに応じて調節することが出来、一つの成形
型で種々の長さのカーペツトを成形することが出
来る。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第4図に示す一実施例によつ
て説明すれば、カーペツト成形型1Aは上型2A
と下型3Aとからなり、上型2Aの両側面には断
面T字状のレール4A,4Aが夫々延設せられ
る。5A,5Aはカーペツト支持枠であり、第3
図に示すように基枠6Aと、該基枠6A外面から
差出されたL型枠7Aとからなり、該基枠6Aは
内面にレール4Aが嵌合される嵌合溝8Aが形成
され上面からは固定ボルト9Aが螺着され、外面
にはL型枠7Aの上端が枢着されているブラケツ
ト10Aが差出され、該L型枠7Aは下辺から上
方にピン11Aが起立しており、スプリング14
Aによつて点線位置から実線位置方向に付勢され
ている。このようにして該カーペツト支持枠5
A,5Aは上型2の両側面に沿つてレール4A,
4Aに案内されつつ摺動可能に取付けられる。
上型2Aの型面両側部には一対のピン15A,
15Aが突設され、下型3Aの型面には該一対の
ピン15A,15Aに対応した位置にピン孔16
A,16Aが設けられている。また下型3Aの型
面中央部にはピン17Aが突設され、上型2Aの
型面には該ピン17Aに対応した位置にピン孔1
8Aが設けられている。該ピン15A,15A,
17Aは第4図に示すように基部18A,18
A,19Aを介して上型2Aまたは下型3Aの型
面の取付け穴20A底部のマグネツト21Aに磁
着されることによつて上型2A、下型3Aの型面
に着脱可能に取付けられ、成形されるべきカーペ
ツトの長さに応じて該ピン15A,15A,17
Aを型面に着脱する。
上記構成において、該一対のカーペツト支持枠
5A,5Aをレール4A,4Aに沿つて摺動させ
第1図に示すように成形されるべきカーペツト2
2Aの長さに応じた位置に止め、固定ボルト9A
によつて固定する。次いで該カーペツト22Aを
上型2Aと下型3Aとの間に挿入してカーペツト
支持枠5A,5Aのピン11A,11Aに該カー
ペツト22Aの後縁両側を引掛け、更に上型2A
のピン15A,15Aにカーペツト22A後縁部
を引掛けてカーペツト22Aを上型2Aに仮止め
することによつてカーペツト22Aを成形型1A
にセツトする。次いで上型2Aをカーペツト22
Aとともに下降させることにより上型2Aと下型
3Aとの間で該カーペツト22Aを挾圧し所定形
状に成形する。なおこの際、下型3Aのピン17
Aはカーペツト22Aに引掛かりそして上型2A
のピン15A,15Aは下型3Aのピン孔16
A,16Aに嵌入し、下型3Aのピン17Aは上
型2Aのピン孔18Aに嵌入する。成形によりカ
ーペツト22Aは見掛け巾を縮小し、このように
してカーペツト支持枠5A,5AのL型枠12
A,12Aはカーペツト22Aに引張られて第3
図点線位置および第5図に示すように内側に傾
く。
このようにしてカーペツト22Aは自動車の床
形状に適合するような形状に成形されるが、成形
後は上型2A、下型3Aを開いて成形されたカー
ペツト22を取出す。なおカーペツト22に成形
性を付与するには、カーペツト22裏面にポリエ
チレンシート23を裏打ちし、該ポリエチレンシ
ート23を加熱軟化状態としてカーペツト22を
成形型1Aにセツトする。
本考案は上記実施例によつて限定されるもので
はなく、例えばカーペツト支持枠はピンに代えて
チヤツクによりカーペツトを支持してもよく、ま
たカーペツト支持枠は下型側面に取付けられても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は側面図、第2図は横断面図、第
3図はカーペツト支持枠部分正面図、第4図はピ
ン取付部分断面図、第5図はカーペツト成形状態
横断面図、第6図は従来例の側面図である。 図中、2A……上型、3A……下型、5A……
カーペツト支持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型と下型とからなり、上型または下型の両側
    面に沿つて一対のカーペツト支持枠を摺動可能に
    取付けたことを特徴とするカーペツト成形型。
JP6655787U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH059146Y2 (ja)

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JP6655787U JPH059146Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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KR102222593B1 (ko) * 2019-07-17 2021-03-04 카이스 주식회사 섬유재를 이용하여 중량을 절감시킨 자동차 내장재의 제조 방법 및 그 방법으로 제조된 자동차 내장재

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