JPH05912B2 - - Google Patents
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- JPH05912B2 JPH05912B2 JP57204636A JP20463682A JPH05912B2 JP H05912 B2 JPH05912 B2 JP H05912B2 JP 57204636 A JP57204636 A JP 57204636A JP 20463682 A JP20463682 A JP 20463682A JP H05912 B2 JPH05912 B2 JP H05912B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/1675—Providing digital key or authorisation information for generation or regeneration of the scrambling sequence
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/171—Systems operating in the amplitude domain of the television signal
- H04N7/1713—Systems operating in the amplitude domain of the television signal by modifying synchronisation signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、CATV(Community antenna
television又はcable television)に用いるデイス
クランブル装置に関するものである。
television又はcable television)に用いるデイス
クランブル装置に関するものである。
現在、新しい放送サービスとして、ケーブルを
伝送媒体として用いたテレビ放送(CATV)が
広く普及しつつある。この放送では、特定の契約
者のみを対象にしてサービスを行なうものである
から、非契約者は受信できないようにテレビ信号
の送信局において、送信するテレビ信号に特定の
変調を行ない(これをスクランブルと云う)、非
契約者による受信を不可能にしている。契約者
は、スクランブルされた波形をデイスクランブル
するためのデイスクランブル装置をもち、これに
よりサービスを受けることができる。本発明は、
かかるデイスクランブル装置に関するものであ
る。
伝送媒体として用いたテレビ放送(CATV)が
広く普及しつつある。この放送では、特定の契約
者のみを対象にしてサービスを行なうものである
から、非契約者は受信できないようにテレビ信号
の送信局において、送信するテレビ信号に特定の
変調を行ない(これをスクランブルと云う)、非
契約者による受信を不可能にしている。契約者
は、スクランブルされた波形をデイスクランブル
するためのデイスクランブル装置をもち、これに
よりサービスを受けることができる。本発明は、
かかるデイスクランブル装置に関するものであ
る。
第1図はスクランブルされていない通常の
CATVテレビジヨン信号の波形の一例を示す波
形図である。その横軸は時間を示し、縦軸はレベ
ルを示している。
CATVテレビジヨン信号の波形の一例を示す波
形図である。その横軸は時間を示し、縦軸はレベ
ルを示している。
同図に示す波形は、RF信号を搬送波として振
幅変調を施されたものであり、色信号部分と輝度
信号部分と該輝度信号部分の上に重畳された同期
信号部分とから成つている。
幅変調を施されたものであり、色信号部分と輝度
信号部分と該輝度信号部分の上に重畳された同期
信号部分とから成つている。
かかるCATVテレビジヨン信号を受信した受
像機では、その波形のエンベロープを検波するこ
とにより、輝度信号部分より更に高いレベルにあ
る同期信号部分を容易に抜き取ることが出来、こ
のようにして正しい受像が可能になる。
像機では、その波形のエンベロープを検波するこ
とにより、輝度信号部分より更に高いレベルにあ
る同期信号部分を容易に抜き取ることが出来、こ
のようにして正しい受像が可能になる。
CATVの場合、放送局から第1図に示した如
き波形のテレビジヨン信号を放送したのでは、契
約者に限らず、誰でも受像できることになるので
契約者にのみサービスするというCATVの本来
の趣旨にそぐわなくなる。そこで、CATVの放
送局では、普通の受像機では、簡単に同期信号を
分離できず、従つて受像も不可能となるような、
スクランブルされた特殊な波形のテレビジヨン信
号を送信し、契約者はかかるスクランブルされた
波形をデイスクランブルするための装置をもち、
これにより受像を可能にしている。
き波形のテレビジヨン信号を放送したのでは、契
約者に限らず、誰でも受像できることになるので
契約者にのみサービスするというCATVの本来
の趣旨にそぐわなくなる。そこで、CATVの放
送局では、普通の受像機では、簡単に同期信号を
分離できず、従つて受像も不可能となるような、
スクランブルされた特殊な波形のテレビジヨン信
号を送信し、契約者はかかるスクランブルされた
波形をデイスクランブルするための装置をもち、
これにより受像を可能にしている。
第2図は、パイロツトキヤリア方式と称される
従来のスクランブル・デイスクランブル方式に用
いられているスクランブル波形を示す波形図であ
る。
従来のスクランブル・デイスクランブル方式に用
いられているスクランブル波形を示す波形図であ
る。
同図に示す波形は、第1図に示した波形と異な
り、映像信号を乗せている搬送波(これを映像キ
ヤリアという)の周波数とは異なつた特殊な周波
数スペクトラムをもつパイロツト信号を同期信号
として、輝度信号部分と色信号部分との間に、幾
分低めのレベルにして挿入しておき、輝度信号部
分に重畳していた同期信号部分は非重畳としてあ
る。なお、パイロツト信号の数は、一つでも二つ
でもよく、その数は問わない。この波形では、第
1図の波形と異なり、映像キヤリアの周波数帯と
パイロツト信号の周波数帯が異なるため、所要の
周波数帯域が広くなり、第1図の波形の場合に要
する1チヤンネルの帯域の2倍の周波数帯域を、
1チヤンネル分として要することになる。
り、映像信号を乗せている搬送波(これを映像キ
ヤリアという)の周波数とは異なつた特殊な周波
数スペクトラムをもつパイロツト信号を同期信号
として、輝度信号部分と色信号部分との間に、幾
分低めのレベルにして挿入しておき、輝度信号部
分に重畳していた同期信号部分は非重畳としてあ
る。なお、パイロツト信号の数は、一つでも二つ
でもよく、その数は問わない。この波形では、第
1図の波形と異なり、映像キヤリアの周波数帯と
パイロツト信号の周波数帯が異なるため、所要の
周波数帯域が広くなり、第1図の波形の場合に要
する1チヤンネルの帯域の2倍の周波数帯域を、
1チヤンネル分として要することになる。
第3図は、第2図に示したパイロツトキヤリア
方式によるスクランブル波形のデイスクランブル
装置を示す回路図である。同図において、1は映
像キヤリア周波数帯のみを通すバンドパスフイル
タ(BPF)、2は第1次のミキサ回路、3は第1
次のローカル発振器、4はIFバンドパスフイル
タ、5は増幅器、6は第2次のミキサ回路、7は
第2次のローカル発振器、8は変調器、9はパイ
ロツト信号の周波数帯のみを通すBPF、10は
増幅器、11は検波器、12はシユミツトトリガ
ー回路(或るしきい値をもつていて、入力信号の
レベルが該しきい値レベルを超えたとき出力信号
を出力する)、である。回路素子1、2、3、4、
5、6、7及び8から成る上のルートは、受信し
たテレビ信号の普通の処理ルートであり、回路信
号9、10、11、12から成る下のルートは、受信し
たテレビ信号から同期信号(パイロツト信号)を
抜き取るためのルートである。
方式によるスクランブル波形のデイスクランブル
装置を示す回路図である。同図において、1は映
像キヤリア周波数帯のみを通すバンドパスフイル
タ(BPF)、2は第1次のミキサ回路、3は第1
次のローカル発振器、4はIFバンドパスフイル
タ、5は増幅器、6は第2次のミキサ回路、7は
第2次のローカル発振器、8は変調器、9はパイ
ロツト信号の周波数帯のみを通すBPF、10は
増幅器、11は検波器、12はシユミツトトリガ
ー回路(或るしきい値をもつていて、入力信号の
レベルが該しきい値レベルを超えたとき出力信号
を出力する)、である。回路素子1、2、3、4、
5、6、7及び8から成る上のルートは、受信し
たテレビ信号の普通の処理ルートであり、回路信
号9、10、11、12から成る下のルートは、受信し
たテレビ信号から同期信号(パイロツト信号)を
抜き取るためのルートである。
次に回路動作を説明する。入力端子INに、第
2図に示した如きスクランブル波形(但し、パイ
ロツト信号は1個の場合を示す)が入力する。
BPF1は、映像キヤリア周波数帯(RF周波数)
のみを通すので、該フイルタ1の出力ではパイロ
ツト信号が除去されている。そしてBPF1の出
力(映像キヤリアに乗つた輝度信号と色信号)
は、第1次のミキサー回路2とローカル発振器3
により周波数変換され、IF周波数にビートダウ
ンされる。それからIFバンドパスフイルタ4を
通過することにより、色信号と輝度信号と(更に
は音声信号)のレベル調整がなされ、次に増幅器
5で増幅された後、第2次のミキサー回路6とロ
ーカル発振器7により、もう一度、RF周波数に
周波数変換され、次に変調器8へ被変調信号とし
て入力される。
2図に示した如きスクランブル波形(但し、パイ
ロツト信号は1個の場合を示す)が入力する。
BPF1は、映像キヤリア周波数帯(RF周波数)
のみを通すので、該フイルタ1の出力ではパイロ
ツト信号が除去されている。そしてBPF1の出
力(映像キヤリアに乗つた輝度信号と色信号)
は、第1次のミキサー回路2とローカル発振器3
により周波数変換され、IF周波数にビートダウ
ンされる。それからIFバンドパスフイルタ4を
通過することにより、色信号と輝度信号と(更に
は音声信号)のレベル調整がなされ、次に増幅器
5で増幅された後、第2次のミキサー回路6とロ
ーカル発振器7により、もう一度、RF周波数に
周波数変換され、次に変調器8へ被変調信号とし
て入力される。
他方、BPF9において、入力端子INに入力さ
れたスクランブル波形からパイロツト信号(同期
信号)が抜き取られ、このパイロツト信号は増幅
器10で増幅された後、検波器11により検波さ
れる。検波出力はシユミツトトリガー回路12に
より適当なレベルに調整された後、変調器8に変
調信号として入力される。変調器8においては、
RF周波数の映像キヤリアに乗つた輝度信号(お
よび色信号)を被変調波とし、これにパイロツト
信号の検波出力を変調波として変調をほどこすこ
とにより、第1図に示した如きデイスクランブル
された波形を出力する。
れたスクランブル波形からパイロツト信号(同期
信号)が抜き取られ、このパイロツト信号は増幅
器10で増幅された後、検波器11により検波さ
れる。検波出力はシユミツトトリガー回路12に
より適当なレベルに調整された後、変調器8に変
調信号として入力される。変調器8においては、
RF周波数の映像キヤリアに乗つた輝度信号(お
よび色信号)を被変調波とし、これにパイロツト
信号の検波出力を変調波として変調をほどこすこ
とにより、第1図に示した如きデイスクランブル
された波形を出力する。
以上で、従来のスクランブル波形とそのデイス
クランブル装置の説明を終えるが、すでに述べた
ように、かかる従来のパイロツトキヤリア・スク
ランブル方式では、所要の周波数帯域が広くなる
ため、放送チヤンネルの多チヤンネル化が困難に
なるという欠点があつた。
クランブル装置の説明を終えるが、すでに述べた
ように、かかる従来のパイロツトキヤリア・スク
ランブル方式では、所要の周波数帯域が広くなる
ため、放送チヤンネルの多チヤンネル化が困難に
なるという欠点があつた。
本発明は、上述の如き従来技術の欠点を改善す
るためになされたものであり、従つて本発明の目
的は、所要の周波数帯域が狭くてすみ、放送チヤ
ンネルの多チヤンネル化がこの面から制限されな
いですむようなCATV用のデイスクランブル装
置を提供することにある。
るためになされたものであり、従つて本発明の目
的は、所要の周波数帯域が狭くてすみ、放送チヤ
ンネルの多チヤンネル化がこの面から制限されな
いですむようなCATV用のデイスクランブル装
置を提供することにある。
本発明によるデイスクランブル装置は、
受信したCATVテレビ信号を入力され、そこ
に含まれるスプリアスを除去して出力するバンド
パスフイルタと、該フイルタからの出力を入力さ
れその周波数を中間周波数に変換して出力する第
1次のミキサー回路と、該ミキサー回路の出力を
入力され遅延させて出力する遅延回路と、該遅延
回路の出力を入力されその周波数をRF周波数に
変換して出力する第2次のミキサー回路と、を含
むデイスクランブル主信号系と、 前記主信号系を構成する構成要素の中の任意の
一つの出力側から取り出した信号を入力される弾
性表面波フイルタと、該フイルタの出力を入力さ
れ検波して出力する検波器と、を含むデイスクラ
ンブラ補助信号系と、 前記主信号系における第2次のミキサー回路の
出力を被変調波として取り込み、前記補助信号系
における検波器からの出力を変調波として取り込
むことにより、変調を行う変調器と、 から成り、 スクランブルされた入力CATVテレビ信号が、
その輝度信号の立ち下がり部分から色信号の立ち
上がり部分までの時間範囲において付与された任
意所望の振幅変化波形と、前記輝度信号に非スク
ランブル波形であれば重畳されているはずの同期
信号の非重畳と、により特徴づけられたスクラン
ブル波形であるとき、 前記弾性表面波フイルタを、前記任意所望の振
幅変化波形と相似なパターン形状をもつすだれ状
電極により構成しておき、 スクランブルされたCATVテレビ信号が前記
主信号系のバンドパスフイルタに入力されたと
き、前記変調器の変調出力として、輝度信号に同
期信号の重畳されている非スクランブル波形を得
ることを特徴とするものである。
に含まれるスプリアスを除去して出力するバンド
パスフイルタと、該フイルタからの出力を入力さ
れその周波数を中間周波数に変換して出力する第
1次のミキサー回路と、該ミキサー回路の出力を
入力され遅延させて出力する遅延回路と、該遅延
回路の出力を入力されその周波数をRF周波数に
変換して出力する第2次のミキサー回路と、を含
むデイスクランブル主信号系と、 前記主信号系を構成する構成要素の中の任意の
一つの出力側から取り出した信号を入力される弾
性表面波フイルタと、該フイルタの出力を入力さ
れ検波して出力する検波器と、を含むデイスクラ
ンブラ補助信号系と、 前記主信号系における第2次のミキサー回路の
出力を被変調波として取り込み、前記補助信号系
における検波器からの出力を変調波として取り込
むことにより、変調を行う変調器と、 から成り、 スクランブルされた入力CATVテレビ信号が、
その輝度信号の立ち下がり部分から色信号の立ち
上がり部分までの時間範囲において付与された任
意所望の振幅変化波形と、前記輝度信号に非スク
ランブル波形であれば重畳されているはずの同期
信号の非重畳と、により特徴づけられたスクラン
ブル波形であるとき、 前記弾性表面波フイルタを、前記任意所望の振
幅変化波形と相似なパターン形状をもつすだれ状
電極により構成しておき、 スクランブルされたCATVテレビ信号が前記
主信号系のバンドパスフイルタに入力されたと
き、前記変調器の変調出力として、輝度信号に同
期信号の重畳されている非スクランブル波形を得
ることを特徴とするものである。
次に本発明の実施例を説明するわけであるが、
その前に、本発明の理解を容易にするため、弾性
表面波フイルタの所要の特性を説明しておく。
その前に、本発明の理解を容易にするため、弾性
表面波フイルタの所要の特性を説明しておく。
第4図は弾性表面波フイルタの或る電極パター
ンの一例を示す説明図、第4A図は第4図の電極
パターンをもつフイルタにおけるインパルス応答
の波形図、である。
ンの一例を示す説明図、第4A図は第4図の電極
パターンをもつフイルタにおけるインパルス応答
の波形図、である。
第4図に見られるように、すだれ状電極の電極
指の交さ幅がL(X)つまりX軸方向の距離の関数、
その周期がΔ(X)であるようなインタデイジタル形
の電極を基板上に設け、図示せざる発信側トラン
スジユーサからこれにインパルスを入力すると、
近似的に発振がLに比例し、周波数がΔに反比例
するような、つまり第4A図に示すような弾性表
面波が発生し、受信側のトランスジユーサに向け
て伝搬する。
指の交さ幅がL(X)つまりX軸方向の距離の関数、
その周期がΔ(X)であるようなインタデイジタル形
の電極を基板上に設け、図示せざる発信側トラン
スジユーサからこれにインパルスを入力すると、
近似的に発振がLに比例し、周波数がΔに反比例
するような、つまり第4A図に示すような弾性表
面波が発生し、受信側のトランスジユーサに向け
て伝搬する。
第4図と第4A図を比較すれば、第4A図に示
したインパルス応答の波形と第4図に示した電極
パターンの形状とが相似であることが認められる
であろう。
したインパルス応答の波形と第4図に示した電極
パターンの形状とが相似であることが認められる
であろう。
逆に、第4A図に示した如き波形を第4図に示
した如き電極パターンに入力することにより、イ
ンパルス波形を出力させることもできる。
した如き電極パターンに入力することにより、イ
ンパルス波形を出力させることもできる。
本発明では、以上の事を利用し、スクランブル
波形と相似なパターン形状をもつすだれ状電極を
有した弾性表面波フイルタを用意し、これにスク
ランブル波形を入力したときのみ得られるインパ
ルス信号を用いてデイスクランブルを行なうよう
にしている。
波形と相似なパターン形状をもつすだれ状電極を
有した弾性表面波フイルタを用意し、これにスク
ランブル波形を入力したときのみ得られるインパ
ルス信号を用いてデイスクランブルを行なうよう
にしている。
第5図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。同図において、第4図におけるのと同じ素子
または対応する素子には同じ番号を付与してあ
る。そのほか、15は単なるスプリアス除去用の
BPF、16は遅延回路、17は弾性表面波フイ
ルタであつて、その電極のパターン形状は入力さ
れるスクランブル波形と相似の形状をもち、該ス
クランブル波形が入力されたときのみ応答信号を
出力する弾性表面波フイルタである。
る。同図において、第4図におけるのと同じ素子
または対応する素子には同じ番号を付与してあ
る。そのほか、15は単なるスプリアス除去用の
BPF、16は遅延回路、17は弾性表面波フイ
ルタであつて、その電極のパターン形状は入力さ
れるスクランブル波形と相似の形状をもち、該ス
クランブル波形が入力されたときのみ応答信号を
出力する弾性表面波フイルタである。
ここで、本発明において対象とするスクランブ
ルされたCATVテレビ信号波形について説明し
ておく。便宜上、第2図を参照する。
ルされたCATVテレビ信号波形について説明し
ておく。便宜上、第2図を参照する。
本発明の対象とするスクランブルされた入力
CATVテレビ信号波形は、その輝度信号の立ち
下がり部分から色信号の立ち上がり部分までの時
間範囲において(第2図のパイロツト信号に代え
て)付与された任意所望の振幅変化波形(図示せ
ず)と、前期輝度信号に非スクランブル波形であ
れば重畳されているはずの同期信号の非重畳と、
により特徴づけられている。そして前記弾性表面
波フイルタ17を、前記任意所望の振幅変化波形
と相似なパターン形状をもつすだれ状電極により
構成しておくわけである。
CATVテレビ信号波形は、その輝度信号の立ち
下がり部分から色信号の立ち上がり部分までの時
間範囲において(第2図のパイロツト信号に代え
て)付与された任意所望の振幅変化波形(図示せ
ず)と、前期輝度信号に非スクランブル波形であ
れば重畳されているはずの同期信号の非重畳と、
により特徴づけられている。そして前記弾性表面
波フイルタ17を、前記任意所望の振幅変化波形
と相似なパターン形状をもつすだれ状電極により
構成しておくわけである。
次に回路動作の要点を説明する。この場合、入
力されるスクランブル波形としては、特殊な周波
数帯域を占めるパイロツト信号を含むことを要し
ないため、その周波数帯域は狭くてよい。
力されるスクランブル波形としては、特殊な周波
数帯域を占めるパイロツト信号を含むことを要し
ないため、その周波数帯域は狭くてよい。
かかるスクランブル波形は、第5図において、
入力端子INを介して、スピリアス除去用のBPF
15に入力される。スプリアスを除去された後、
第3図の回路動作の場合と同様に1次ミキサ2、
遅延回路16、増幅器5、2次ミキサ6を介して
変調器8に被変調信号として入力される。以上
は、デイスクランブラ主信号系の動作であつた。
入力端子INを介して、スピリアス除去用のBPF
15に入力される。スプリアスを除去された後、
第3図の回路動作の場合と同様に1次ミキサ2、
遅延回路16、増幅器5、2次ミキサ6を介して
変調器8に被変調信号として入力される。以上
は、デイスクランブラ主信号系の動作であつた。
他方、スプリアスを除去されたスクランブル波
形は、A端子から弾性表面波フイルタ17に入力
され、該フイルタ17はインパルス信号を出力す
る。このインパルス信号は、第3図の回路動作の
場合と同様にして、増幅器10、検波器11、シ
ユミツトトリガー回路12を介して、変調信号と
して変調器8に入力される。以上の弾性表面波フ
イルタ17を含み、変調器8に、上記主信号系と
並び入力する系が補助信号系である。
形は、A端子から弾性表面波フイルタ17に入力
され、該フイルタ17はインパルス信号を出力す
る。このインパルス信号は、第3図の回路動作の
場合と同様にして、増幅器10、検波器11、シ
ユミツトトリガー回路12を介して、変調信号と
して変調器8に入力される。以上の弾性表面波フ
イルタ17を含み、変調器8に、上記主信号系と
並び入力する系が補助信号系である。
変調器8は、第3図の回路動作の場合と同様に
して、デイスクランブルされた波形を出力するこ
とができる。すなわち、変調器8の出力として、
輝度信号に同期信号の重畳されている非スクラン
ブル波形を得ていることが分かるであろう。主信
号系における遅延回路16は、輝度信号に同期信
号を重畳させるためのタイミング調整に用いられ
るものである。
して、デイスクランブルされた波形を出力するこ
とができる。すなわち、変調器8の出力として、
輝度信号に同期信号の重畳されている非スクラン
ブル波形を得ていることが分かるであろう。主信
号系における遅延回路16は、輝度信号に同期信
号を重畳させるためのタイミング調整に用いられ
るものである。
なお、本発明の実施に際して用いた弾性表面波
フイルタは、下記の条件で作成した。
フイルタは、下記の条件で作成した。
圧電性基板としては、(100)面のビスマスシリ
コンオキサイド(Bi12SiO20)の単結晶を用い、
弾性表面波の伝搬方向を<110>とした。入力す
だれ状電極は、中心周波数45MHzで、5対の広帯
域特性とした。また出力すだれ状電極は、電極の
交差幅とピツチを変化させた450対の重みつき電
極とした。
コンオキサイド(Bi12SiO20)の単結晶を用い、
弾性表面波の伝搬方向を<110>とした。入力す
だれ状電極は、中心周波数45MHzで、5対の広帯
域特性とした。また出力すだれ状電極は、電極の
交差幅とピツチを変化させた450対の重みつき電
極とした。
また、本例では、弾性表面波フイルタ入力を第
1ミキサ2の後から抽出したが(同図中A)その
前段(同図中B)もしくは第2ミキサ6の後段
(同図中C)から抽出しても良い。
1ミキサ2の後から抽出したが(同図中A)その
前段(同図中B)もしくは第2ミキサ6の後段
(同図中C)から抽出しても良い。
ただし、B点から抽出した場合は、受信チヤン
ネル毎に弾性表面波フイルタへの入力周波数が異
なるので、54〜300MHzのCATVチヤンネルから
周波数を設定するようにする。この場合は、多チ
ヤンネル・ペイ・テレビが容易となる。また、C
点から抽出した場合は、出力RFチヤンネル(米
国の場合2チヤンネルと3チヤンネル)の切替え
が必要となる。
ネル毎に弾性表面波フイルタへの入力周波数が異
なるので、54〜300MHzのCATVチヤンネルから
周波数を設定するようにする。この場合は、多チ
ヤンネル・ペイ・テレビが容易となる。また、C
点から抽出した場合は、出力RFチヤンネル(米
国の場合2チヤンネルと3チヤンネル)の切替え
が必要となる。
また本例の場合は、弾性表面波フイルタのチツ
プ寸法が約25mmとなるが、さらに小型化したい時
には、約12μsの帰線期間の同期信号波形全体をす
だれ状電極で表わすのではなく、輝度信号の立ち
下がり部分から色信号部分の立ち上がり部分まで
の波形をすだれ状電極で表わすようにすれば、チ
ツプ寸法は上記の約1/4と短縮することも可能で
ある。
プ寸法が約25mmとなるが、さらに小型化したい時
には、約12μsの帰線期間の同期信号波形全体をす
だれ状電極で表わすのではなく、輝度信号の立ち
下がり部分から色信号部分の立ち上がり部分まで
の波形をすだれ状電極で表わすようにすれば、チ
ツプ寸法は上記の約1/4と短縮することも可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、映像キヤリア周波数とは別の
周波数の帯域にあるパイロツトキヤリア信号を用
いることなしにデイスクランブルが可能となるの
で、所要の周波数帯域幅が狭くてよく、その分、
放送チヤンネルの多チヤンネル化が図れるという
利点がある。
周波数の帯域にあるパイロツトキヤリア信号を用
いることなしにデイスクランブルが可能となるの
で、所要の周波数帯域幅が狭くてよく、その分、
放送チヤンネルの多チヤンネル化が図れるという
利点がある。
第1図はスクランブルされていない場合の
CATVテレビジヨン信号の波形の一例を示す波
形図、第2図は従来のパイロツトキヤリア方式に
用いられているスクランブル波形を示す波形図、
第3図は従来のスクランブル装置を示す回路図、
第4図は弾性表面波フイルタの或る電極パターン
の一例を示す説明図、第4A図は第4図の電極パ
ターンをもつフイルタにおけるインパルス応答の
波形図、第5図は本発明の一実施例を示す回路
図、である。 符号説明、1……バンドパスフイルタ
(BPF)、2……1次ミキサ、3……1次ローカ
ル発振器、4……BPF、5……増幅器、6……
2次ミキサ、7……2次ローカル発振器、8……
変調器、9……BPF、10……増幅器、11…
…検知器、12……シユミツトトリガー回路、1
5……BPF、16……遅延回路、17……弾性
表面波フイルタ。
CATVテレビジヨン信号の波形の一例を示す波
形図、第2図は従来のパイロツトキヤリア方式に
用いられているスクランブル波形を示す波形図、
第3図は従来のスクランブル装置を示す回路図、
第4図は弾性表面波フイルタの或る電極パターン
の一例を示す説明図、第4A図は第4図の電極パ
ターンをもつフイルタにおけるインパルス応答の
波形図、第5図は本発明の一実施例を示す回路
図、である。 符号説明、1……バンドパスフイルタ
(BPF)、2……1次ミキサ、3……1次ローカ
ル発振器、4……BPF、5……増幅器、6……
2次ミキサ、7……2次ローカル発振器、8……
変調器、9……BPF、10……増幅器、11…
…検知器、12……シユミツトトリガー回路、1
5……BPF、16……遅延回路、17……弾性
表面波フイルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 受信したCATVテレビ信号を入力され、そ
こに含まれるスプリアスを除去して出力するバン
ドパスフイルタと、該フイルタからの出力を入力
されその周波数を中間周波数に変換して出力する
第1次のミキサー回路と、該ミキサー回路の出力
を入力され遅延させて出力する遅延回路と、該遅
延回路の出力を入力されその周波数をRF周波数
に変換して出力する第2次のミキサー回路と、を
含むデイスクランブラ主信号系と、 前記主信号系を構成する構成要素の中の任意の
一つの出力側から取り出した信号を入力される弾
性表面波フイルタと、該フイルタの出力を入力さ
れ検波して出力する検波器と、を含むデイスクラ
ンブラ補助信号系と、 前記主信号系における第2次のミキサー回路の
出力を被変調波として取り込み、前記補助信号系
における検波器からの出力を変調波として取り込
むことにより、変調を行う変調器と、 から成り、 スクランブルされた入力CATVテレビ信号が、
その輝度信号の立ち下がり部分から色信号の立ち
上がり部分までの時間範囲において付与された任
意所望の振幅変化波形と、前記輝度信号に非スク
ランブル波形であれば重畳されているはずの同期
信号の非重畳と、により特徴づけられたスクラン
ブル波形であるとき、 前記弾性表面波フイルタを、前記任意所望の振
幅変化波形と相似なパターン形状をもつすだれ状
電極により構成しておき、 スクランブルされたCATVテレビ信号が前記
主信号系のバンドパスフイルタに入力されたと
き、前記変調器の変調出力として、輝度信号に同
期信号の重畳されている非スクランブル波形を得
ることを特徴とするデイスクランブル装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57204636A JPS5994980A (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | デイスクランブル装置 |
US06/553,237 US4630112A (en) | 1982-11-24 | 1983-11-18 | Descrambling apparatus for a television signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57204636A JPS5994980A (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | デイスクランブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5994980A JPS5994980A (ja) | 1984-05-31 |
JPH05912B2 true JPH05912B2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=16493753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57204636A Granted JPS5994980A (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | デイスクランブル装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4630112A (ja) |
JP (1) | JPS5994980A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4748667A (en) * | 1986-11-04 | 1988-05-31 | Scientific Atlanta | Jamming signal scrambling and descrambling systems for CATV |
US5040211A (en) * | 1988-10-13 | 1991-08-13 | Massachusetts Institute Of Technology | Reliable television transmission through analog channels |
US5212723A (en) * | 1991-08-08 | 1993-05-18 | Macrovision Corp. | Burst phase correction system for video descrambling |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2040881A5 (ja) * | 1969-04-16 | 1971-01-22 | Thomson Csf | |
US4295155A (en) * | 1979-06-08 | 1981-10-13 | International Telephone And Telegraph Corporation | Gray scale sync video processing system |
CA1150821A (en) * | 1981-03-19 | 1983-07-26 | Northern Telecom Limited | Transmission of data with a video signal |
-
1982
- 1982-11-24 JP JP57204636A patent/JPS5994980A/ja active Granted
-
1983
- 1983-11-18 US US06/553,237 patent/US4630112A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4630112A (en) | 1986-12-16 |
JPS5994980A (ja) | 1984-05-31 |
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