JPH0591291A - 像変換回路 - Google Patents

像変換回路

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JPH0591291A
JPH0591291A JP3181083A JP18108391A JPH0591291A JP H0591291 A JPH0591291 A JP H0591291A JP 3181083 A JP3181083 A JP 3181083A JP 18108391 A JP18108391 A JP 18108391A JP H0591291 A JPH0591291 A JP H0591291A
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signal
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JP3181083A
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Keiichi Ikeda
恵一 池田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡像表示と正像表示の切り換え時に表示が上
下にずれるのを解消する。 【構成】 アップダウン・カウンタ38は、鏡像出力
時、水平ライン毎に交互にアップ・カウンタ又はダウン
・カウンタとして動作し、正像出力時、常時アップ・カ
ウンタとして動作すると共に、水平同期信号32により
クリアされる。ある水平ラインで、記憶回路22はカウ
ンタ38の示すアドレスに原画像データを記憶し、記憶
回路24はカウンタ38の示すアドレスから記憶データ
を読み出す。読み出されたデータはD/A変換器26に
よりアナログ信号に変換されて出力端子28から出力さ
れる。次の水平ラインでは記憶回路24が原画像データ
を記憶し、記憶回路22が記憶データを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力画像をそのまま、
又は左右反転した鏡像で出力する像変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話では、通信相手に送信する自
画像を確認できるように、自画像をモニタに表示できる
ようになっている。例えば、相手からの受信画像に代替
して又はこれにスーパーインポーズして表示される。
【0003】表示される自画像は、あたかも鏡を見てい
るかのように左右反転した鏡像のほうが、違和感無しに
動作、表情等を確認できる。他方、文書や地図などを相
手に送信する場合には、正像表示した方が理解しやす
い。これらの理由から、入力画像をそのままの正像で、
又は左右反転した画像(以下、鏡像という。)として出
力する像変換回路が望まれる。
【0004】従来の像変換回路は、図2に示すように、
入力画像を左右反転する鏡像形成回路80と、当該鏡像
形成回路80を通過又は迂回するためのスイッチ82,
84からなり、スイッチ82,84の切り換えにより、
正像出力と鏡像出力を選択できるようになっていた。
【0005】従来の鏡像形成回路80は例えば平成3年
特許出願公開大6179号に記載されているが、1ライ
ン分の画像データを記憶できるライン・メモリ及び当該
ライン・メモリのアドレスを発生するアップ・ダウン・
カウンタからなる記憶系を2系統具備する。そして、一
方のライン・メモリに入力画像データをアップ・カウン
トで書き込んでいる間に、他方のライン・メモリから記
憶される画像データをダウン・カウントで読み出すよう
にし、この読み出しと書き込みをライン単位で切り換え
ることにより左右対称の鏡像を形成出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、鏡像形成
回路80において1ライン分の遅延が発生する。従っ
て、スイッチ82,84間を素通り(スルー)する正像
出力の場合に比べて、鏡像出力の場合には1水平ライン
分の遅延が生じる。この遅延により、正像表示と鏡像表
示の切り換え時に、モニタ上で、表示位置が上下1ライ
ン分ずれて見え、非常に見苦しいものになる。
【0007】本発明は、このような不都合を解消する像
変換回路を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鏡像形成回
路は、夫々少なくとも1水平ライン分の記憶容量を有す
る第1及び第2の記憶手段と、入力画像データのサンプ
リング周波数のクロックを計数し、当該第1及び第2の
記憶手段のアドレスを発生するアップダウン・カウンタ
と、当該第1及び第2の記憶手段の一方を書き込み動作
で動作させると共に他方を読み出し動作で動作させ、水
平周期毎に読み出し動作と書き込み動作を切り換える書
き込み読み出し制御手段と、正像/鏡像切り換え信号に
従い、正像出力時には当該アップダウン・カウンタを常
時、同一計数方向に動作させ、且つ、水平同期信号に同
期してカウント値をクリアし、鏡像出力時には、水平周
期毎に交互にアップ・カウンタ又はダウン・カウンタと
して動作させるカウンタ制御手段とからなることを特徴
とする。
【0009】第2の発明に係る像変換回路は、入力画像
を左右反転する鏡像信号に変換する鏡像形成手段と、当
該鏡像形成手段及び当該鏡像形成手段の迂回路の一方を
選択する選択手段と、垂直同期信号を所定期間遅延する
遅延手段と、当該遅延手段の出力及び、当該遅延手段に
よる遅延前の信号の何れか一方を選択するスイッチ手段
とからなり、正像出力と鏡像出力の選択に従い、当該選
択手段及び当該スイッチ手段を切り換えることを特徴と
する。
【0010】
【作用】第1の発明では、鏡像出力時にも正像出力に
も、同様に上記記憶手段で書き込み及び読み出しを行な
う。従って、正像出力時にも、鏡像出力時と同様に1水
平ラインの遅延が生じる。この結果、正像表示と鏡像表
示の切り換え時にも、表示の上下のずれは生じない。
【0011】また、第2の発明では、鏡像出力時に生じ
る1水平ラインの遅れを、垂直同期信号を同じ時間だけ
遅延させる。これにより、鏡像表示と正像表示で、表示
の上下のずれが生じない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の構成ブロック
図を示す。入力端子10には、鏡像のもとになる原画像
信号が入力する。A/D変換器12は入力端子10から
の画像信号をディジタル信号に変換し、その出力データ
は、ゲート14,16を介してデータ・バスD1,D2
に出力される。データ・バスD1,D2の他端はゲート
18,20に接続し、データ・バスD1は記憶回路22
のデータ入出力端子に接続し、データ・バスD2は記憶
回路24のデータ入出力端子に接続する。記憶回路2
2,24はそれぞれ、1水平ライン分の画像データを記
憶できる。
【0014】ゲート18,20の出力は共に、D/A変
換器26に印加され、そのアナログ出力は出力端子28
から図示しないモニタ装置などに供給される。詳細は後
述するが、出力端子28からは、入力端子10に入力す
る原画像信号と同じ画像信号(正像)又は、左右反転し
た鏡像の画像信号が得られる。
【0015】1/2分周回路30は水平同期信号を1/
2分周し、1水平ライン毎に切り換わるライン切り換え
信号を出力する。分周回路30のQ出力は、ゲート1
6,18を制御し、反転Q出力がゲート14,20を制
御する。即ち、ある水平ラインで、入力端子10からの
画像データを記憶回路22に書き込む時には、記憶回路
24から記憶データを読み出し、次の水平ラインでは、
記憶回路22から読み出し、記憶回路24に書き込みを
行なうように、ゲート14,16,18,20を制御す
る。
【0016】正像/鏡像切り換え信号34は、正像
(N)のときハイ(H)、鏡像(M)のときロー(L)
であり、オア・ゲート36は分周回路30のQ出力と正
像/鏡像切り換え信号34の論理和をとり、その出力は
アップダウン・カウンタ38のアップ/ダウン制御端子
に印加される。即ち、アップダウン・カウンタ38は正
像/鏡像切り換え信号34がロー(即ち、鏡像出力)の
ときには、分周回路30の出力(ライン切り換え信号)
に従い、1水平ライン毎に交互にアップ・カウンタ又は
ダウン・カウンタとして動作し、正像/鏡像切り換え信
号34がハイ(即ち、正像出力)のときには、常時アッ
プ・カウンタとして動作する。
【0017】また、ゲート40は水平同期信号32と、
正像/鏡像切り換え信号34の反転信号の論理和をと
り、その出力はアップダウン・カウンタ38のクリア端
子に印加される。これにより、正像出力時には、水平同
期信号32がアップダウン・カウンタ38のクリア端子
に印加され、アップダウン・カウンタ38は水平同期信
号32によりクリアされる。他方、鏡像出力時には、ア
ップダウン・カウンタ38のクリア端子は水平同期信号
32に関わらず一定であり、アップダウン・カウンタ3
8はクリアされない。
【0018】アップダウン・カウンタ38は、クロック
42をアップ又はダウン・カウントする。クロック42
の周波数は、A/D変換器12(及びD/A変換器2
6)のサンプリング周波数と同じである。アップダウン
・カウンタ38のカウント値は、アドレスとして記憶回
路22,24に印加される。
【0019】アンド・ゲート44は分周回路30の反転
Q出力とクロック42の論理積をとり、その出力は記憶
回路22の書き込み制御(W)端子及び記憶回路24の
読み出し制御(R)端子に印加される。また、アンド・
ゲート46は分周回路30のQ出力とクロック42の論
理積をとり、その出力は記憶回路22の読み出し制御
(R)端子及び記憶回路24の書き込み制御(W)端子
に印加される。
【0020】ある水平ラインでアンド・ゲート44がク
ロック42を通過するとき、アンド・ゲート46の出力
はローであり、次の水平ラインでは逆になる。これによ
り、ある水平ラインで、クロック42に従い記憶回路2
2が書き込み動作すると共に記憶回路24が読み出し動
作したとき、次の水平ラインでは、逆に記憶回路22が
読み出し動作すると共に記憶回路24が書き込み動作す
る。このように、書き込みと読み出しの関係が1水平ラ
イン毎に交互する。
【0021】次に、本実施例の動作を説明する。
【0022】鏡像出力の場合、正像/鏡像切り換え信号
34をローにする。この水平ラインでは分周回路30の
Q出力がハイであるとする。このQ出力によりゲート1
6,18が開放され、反転Q出力によりゲート14,2
0が閉成される。これにより、A/D変換器12の出力
は、ゲート16及びデータ・バスD2を介して記憶回路
24のデータ入出力端子に接続し、他方、記憶回路22
のデータ入出力端子はデータ・バスD1及びゲート18
を介してD/A変換器26に接続する。
【0023】正像/鏡像切り換え信号34がローなの
で、オア・ゲート36は、分周回路30のQ出力(現
在、ハイ)をそのままアップダウン・カウンタ38のア
ップ/ダウン制御端子に印加する。これにより、アップ
ダウン・カウンタ38はアップ・カウンタとして機能
し、クロック42をアップ・カウントする。ゲート40
は正像/鏡像切り換え信号34により、常時ハイ出力に
なり、アップダウン・カウンタ38は水平同期信号32
によってクリアされない。
【0024】また、分周回路30のQ出力がハイである
ので、アンド・ゲート46の出力はクロック42と同じ
パルス信号になり、他方、アンド・ゲート44の出力は
クロック42に関わらずローである。これにより、クロ
ック42と同じパルスが記憶回路22の書き込み制御
(W)端子及び記憶回路24の読み出し制御(R)端子
に印加され、クロック42に同期して、記憶回路22
は、アップダウン・カウンタ38のカウント値の示すア
ドレスから記憶データをデータ・バスD1に読み出し、
記憶回路24はデータ・バスD2のデータを、アップダ
ウン・カウンタ38のカウント値の示すアドレスに書き
込む。
【0025】このようにして、入力端子10に入力する
画像信号はA/D変換器12によりディジタル化され、
ゲート16及びデータ・バスD2を介して記憶回路24
に書き込まれ、他方、記憶回路22に記憶される画像デ
ータはデータ・バスD1に読み出され、ゲート18を介
してD/A変換器26に印加され、アナログ信号に変換
されて出力端子28から出力される。後の説明から理解
できるように、記憶回路22からの読み出しは、直前の
水平ラインでの書き込み順とは逆のアドレス順序になっ
ており、左右反転された鏡像の画像信号が出力端子28
から出力される。
【0026】次の水平ラインでは、分周回路30のQ出
力はローになる。これにより、アップダウン・カウンタ
38はダウン・カウンタとして動作し、記憶回路22は
読み出し動作、記憶回路24は書き込み動作する。ま
た、ゲート14,20が開放し、ゲート16,18が閉
成する。ゲート14,16,18,20により、A/D
変換器12の出力は、ゲート14及びデータ・バスD1
を介して記憶回路22のデータ入出力端子に接続し、他
方、記憶回路24のデータ入出力端子はデータ・バスD
2及びゲート20を介してD/A変換器26に接続す
る。
【0027】これらの回路状態により、記憶回路22に
は、ダウン・アドレス方向に、入力端子10に入力する
画像信号のディジタル・データが書き込まれ、記憶回路
24からは、ダウン・アドレス方向(即ち、書き込み時
とは逆の方向)で記憶データが読み出される。この結
果、出力端子28から、入力端子10に入力する原画像
信号に比べて1水平ライン分遅延するが、当該原画像信
号を水平ライン単位で左右反転した画像信号(鏡像)が
出力される。
【0028】次に、正像出力時の動作を説明する。この
ときには、正像/鏡像切り換え信号34をハイにする。
ここで説明する水平ラインでは分周回路30のQ出力が
ハイであるとする。このQ出力により、鏡像出力時と同
様に、ゲート16,18が開放され、ゲート14,20
が閉成される。これにより、A/D変換器12の出力
は、ゲート16及びデータ・バスD2を介して記憶回路
24のデータ入出力端子に接続し、他方、記憶回路22
のデータ入出力端子はデータ・バスD1及びゲート18
を介してD/A変換器26に接続する。
【0029】正像/鏡像切り換え信号34がハイなの
で、オア・ゲート36の出力は分周回路30のQ出力に
かかわらずハイであり、アップダウン・カウンタ38は
常時アップ・カウンタとして動作し、クロック42をア
ップ・カウントする。ゲート40は正像/鏡像切り換え
信号34により、水平同期信号32をアップダウン・カ
ウンタ38のクリア端子に印加する。即ち、アップダウ
ン・カウンタ38は、どの水平ラインでも、クロック4
2をアップ・カウントすると共に、水平同期信号により
クリアされる。
【0030】また、分周回路30のQ出力がハイである
ので、鏡像出力時と同様に、この水平ラインでは、クロ
ック42に同期して、記憶回路22は、アップダウン・
カウンタ38のカウント値の示すアドレスから記憶デー
タをデータ・バスD1に読み出し、記憶回路24はデー
タ・バスD2のデータを、アップダウン・カウンタ38
のカウント値の示すアドレスに書き込む。
【0031】このようにして、入力端子10に入力する
画像信号はA/D変換器12によりディジタル化され、
ゲート16及びデータ・バスD2を介して記憶回路24
に書き込まれ、他方、記憶回路22に記憶される画像デ
ータはデータ・バスD1に読み出され、ゲート18を介
してD/A変換器26に印加され、アナログ信号に変換
されて出力端子28から出力される。アップダウン・カ
ウンタ38がどの水平ラインでもアップ・カウンタとし
て機能し、水平同期信号によりクリアされるので、記憶
回路22からの読み出しは、直前の水平ラインでの書き
込み順と同じアドレス順序になっており、入力端子10
に入力する原画像信号と同じ画像信号が、出力端子28
から出力される。
【0032】次の水平ラインでは、分周回路30のQ出
力はローになる。これにより、記憶回路22は読み出し
動作、記憶回路24は書き込み動作する。なお、アップ
ダウン・カウンタ38は水平同期信号によりクリアされ
るが、同じくアップ・カウンタとして動作する。また、
ゲート14,20が開放し、ゲート16,18が閉成す
る。ゲート14,16,18,20により、A/D変換
器12の出力は、ゲート14及びデータ・バスD1を介
して記憶回路22のデータ入出力端子に接続し、他方、
記憶回路24のデータ入出力端子はデータ・バスD2及
びゲート20を介してD/A変換器26に接続する。
【0033】これらの回路状態により、記憶回路22に
は、アップ・アドレス方向に、入力端子10に入力する
画像信号のディジタル・データが書き込まれ、記憶回路
24からは、書き込み時と同じアップ・アドレス方向で
記憶データが読み出される。この結果、出力端子28か
ら、入力端子10に入力する原画像信号に比べて1水平
ライン分遅延するが、当該原画像信号と同じ画像信号
(正像)が出力される。
【0034】図1の実施例では、正像出力時にも、鏡像
出力時と同様に1水平ライン遅延するので、鏡像表示と
正像表示の切り換え時に、表示の上下のずれは生じな
い。
【0035】次に、本発明の変更実施例を説明する。図
3は、その構成ブロック図を示す。図1と同じ構成要素
には同じ符号を付してある。本実施例では、分周回路3
0のQ出力を直接、アップダウン・カウンタ38のアッ
プ/ダウン制御端子に接続し、アップダウン・カウンタ
38を1水平ライン毎にアップ・カウンタ又はダウン・
カウンタとして動作させるようにした。
【0036】また、A/D変換器12とゲート14,1
6との間、及びゲート18,20とD/A変換器26と
の間にそれぞれスイッチ50,52を設け、スイッチ5
0,52の切り換えにより回路14,16,18,2
0,22,24,30,38,44,46からなる回路
部分を迂回するデータ・バスD3を設けた。この実施例
では、回路14,16,18,20,22,24,3
0,38,44,46からなる回路部分が、入力画像を
左右反転する鏡像形成回路として機能する。
【0037】更に、垂直同期信号54を1水平ライン遅
延する遅延回路56を設け、垂直同期信号54と当該遅
延回路56により1水平ライン遅延された垂直同期信号
とを選択するスイッチ58を設けた。スイッチ58は正
像/鏡像切り換え信号34により切り換えられる。スイ
ッチ58は、鏡像出力時には、遅延回路56の出力(b
接点)側に接続し、正像出力時には、入力する垂直同期
信号54(a接点側)に接続し、選択した信号を出力端
子60に出力する。出力端子60の信号は、出力端子2
8から出力される画像信号を表示する図示しないモニタ
装置の、表示制御用の垂直同期信号として利用される。
【0038】図3に示す実施例の動作を説明する。
【0039】鏡像出力の場合、正像/鏡像切り換え信号
34をローにする。この水平ラインでは分周回路30の
Q出力がハイであるとする。正像鏡像切り換え信号34
により、スイッチ50,52,58はb接点に接続す
る。分周回路30のQ出力によりゲート16,18が開
放され、反転Q出力によりゲート14,20が閉成され
る。これにより、A/D変換器12の出力は、スイッチ
50、ゲート16及びデータ・バスD2を介して記憶回
路24のデータ入出力端子に接続し、他方、記憶回路2
2のデータ入出力端子はデータ・バスD1、ゲート18
及びスイッチ52を介してD/A変換器26に接続す
る。アップダウン・カウンタ38は、分周回路30のQ
出力により、この水平ラインではアップ・カウンタとし
て機能し、クロック42をアップ・カウントする。
【0040】また、分周回路30のQ出力がハイである
ので、アンド・ゲート46の出力はクロック42と同じ
パルス信号になり、他方、アンド・ゲート44の出力は
クロック42に関わらずローである。これにより、クロ
ック42と同じパルスが記憶回路22の書き込み制御
(W)端子及び記憶回路24の読み出し制御(R)端子
に印加され、クロック42に同期して、記憶回路22
は、アップダウン・カウンタ38のカウント値の示すア
ドレスから記憶データをデータ・バスD1に読み出し、
記憶回路24はデータ・バスD2のデータを、アップダ
ウン・カウンタ38のカウント値の示すアドレスに書き
込む。
【0041】このようにして、入力端子10に入力する
画像信号はA/D変換器12によりディジタル化され、
スイッチ50、ゲート16及びデータ・バスD2を介し
て記憶回路24に書き込まれ、他方、記憶回路22に記
憶される画像データはデータ・バスD1に読み出され、
ゲート18及びスイッチ52を介してD/A変換器26
に印加され、アナログ信号に変換されて出力端子28か
ら出力される。後の説明から理解できるように、記憶回
路22からの読み出しは、直前の水平ラインでの書き込
み順とは逆のアドレス順序になっており、左右反転され
た鏡像の画像信号が出力端子28から出力される。
【0042】次の水平ラインでは、分周回路30のQ出
力はローになる。これにより、アップダウン・カウンタ
38はダウン・カウンタとして動作し、記憶回路22は
読み出し動作、記憶回路24は書き込み動作する。ま
た、ゲート14,20が開放し、ゲート16,18が閉
成する。ゲート14,16,18,20により、A/D
変換器12の出力は、スイッチ50、ゲート14及びデ
ータ・バスD1を介して記憶回路22のデータ入出力端
子に接続し、他方、記憶回路24のデータ入出力端子は
データ・バスD2、ゲート20及びスイッチ52を介し
てD/A変換器26に接続する。
【0043】これらの回路状態により、記憶回路22に
は、ダウン・アドレス方向に、入力端子10に入力する
画像信号のディジタル・データが書き込まれ、記憶回路
24からは、ダウン・アドレス方向(即ち、書き込み時
とは逆の方向)で記憶データが読み出される。この結
果、出力端子28から、入力端子10に入力する原画像
信号に比べて1水平ライン分遅延するが、当該原画像信
号を水平ライン単位で左右反転した画像信号(鏡像)が
出力される。
【0044】この1水平ラインの遅延を保証するため、
遅延回路56及びスイッチ58により、垂直同期信号5
4を1水平ライン遅延し、出力端子60から外部に出力
する。このように遅延した垂直同期信号を、出力端子2
8の画像信号と共に利用することにより、鏡像の1水平
ラインの遅延を補償でき、正像出力時と位相を合わせる
ことが出来る。
【0045】次に、正像出力時の動作を説明する。この
ときには、正像/鏡像切り換え信号34をハイにする。
正像/鏡像切り換え信号34により、スイッチ50,5
2,58はa接点に接続する。入力端子10に入力する
画像信号はA/D変換器12、スイッチ50、データ・
バスD3、スイッチ52及びD/A変換器26を介して
出力端子28に伝達される。出力端子28の画像信号
は、入力端子10の画像信号そのものである。また、出
力端子60には、入力する垂直同期信号54がそのまま
出力される。
【0046】図3の実施例では、鏡像出力時に垂直同期
信号を位相調整することにより、鏡像表示と正像表示の
切り換え時に、表示の上下のずれが生じないようにして
いる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、鏡像表示と正像表示の切り換え時
に、表示の上下のずれが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 従来例の基本構成ブロック図である。
【図3】 本発明の変更実施例の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10:原画像信号入力端子 12:A/D変換器 1
4,16,18,20:ゲート 22,24:記憶回路
26:D/A変換器 28:出力端子 30:1/2
分周回路 32:水平同期信号 34:正像/鏡像切り
換え信号 36:オア・ゲート 38:アップダウン・
カウンタ 40:ゲート 42:クロック 44,46:アンド・ゲート 50,52:スイッチ
54:垂直同期信号 56:遅延回路 58:スイッチ
80:鏡像形成回路 82,84:スイッチ D1,D2,D3:データ・バス
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/14 8943−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々少なくとも1水平ライン分の記憶容
    量を有する第1及び第2の記憶手段と、入力画像データ
    のサンプリング周波数のクロックを計数し、当該第1及
    び第2の記憶手段のアドレスを発生するアップダウン・
    カウンタと、当該第1及び第2の記憶手段の一方を書き
    込み動作で動作させると共に他方を読み出し動作で動作
    させ、水平周期毎に読み出し動作と書き込み動作を切り
    換える書き込み読み出し制御手段と、正像/鏡像切り換
    え信号に従い、正像出力時には当該アップダウン・カウ
    ンタを常時、同一計数方向に動作させ、且つ、水平同期
    信号に同期してカウント値をクリアし、鏡像出力時に
    は、水平周期毎に交互にアップ・カウンタ又はダウン・
    カウンタとして動作させるカウンタ制御手段とからなる
    ことを特徴とする像変換回路。
  2. 【請求項2】 入力画像を左右反転する鏡像信号に変換
    する鏡像形成手段と、当該鏡像形成手段及び当該鏡像形
    成手段の迂回路の一方を選択する選択手段と、垂直同期
    信号を所定期間遅延する遅延手段と、当該遅延手段の出
    力及び、当該遅延手段による遅延前の信号の何れか一方
    を選択するスイッチ手段とからなり、正像出力と鏡像出
    力の選択に従い、当該選択手段及び当該スイッチ手段を
    切り換えることを特徴とする像変換回路。
JP3181083A 1991-07-22 1991-07-22 像変換回路 Withdrawn JPH0591291A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245655A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd 通信端末及び通信システム
JP2006270987A (ja) * 2006-04-24 2006-10-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信装置

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JP2006270987A (ja) * 2006-04-24 2006-10-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信装置

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