JPH0590953A - 半導体論理回路 - Google Patents
半導体論理回路Info
- Publication number
- JPH0590953A JPH0590953A JP3252362A JP25236291A JPH0590953A JP H0590953 A JPH0590953 A JP H0590953A JP 3252362 A JP3252362 A JP 3252362A JP 25236291 A JP25236291 A JP 25236291A JP H0590953 A JPH0590953 A JP H0590953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- flip
- input
- ffl1
- flop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はプリスケーラの分周数を変更するモー
ド切替え信号を同プリスケーラに出力するモジュラス回
路の動作速度を向上させ、かつ消費電力を低減すること
を目的とする。 【構成】多数段のフリップフロップ回路FFL1〜FF
Lnを直列に接続し、初段のフリップフロップ回路FF
L1に入力された入力信号fpを各フリップフロップ回
路FFL1〜FFLnで順次分周して出力する分周回路
の前記初段のフリップフロップ回路FFL1の出力信号
FO1を反転させてNAND回路7の一方の入力端子に
入力し、初段以外のフリップフロップ回路FFL2〜F
FLnの出力信号FO2〜FOnをOR回路6に入力
し、前記OR回路6の出力信号を反転させて前記NAN
D回路7の他方の入力端子に入力して構成する。
ド切替え信号を同プリスケーラに出力するモジュラス回
路の動作速度を向上させ、かつ消費電力を低減すること
を目的とする。 【構成】多数段のフリップフロップ回路FFL1〜FF
Lnを直列に接続し、初段のフリップフロップ回路FF
L1に入力された入力信号fpを各フリップフロップ回
路FFL1〜FFLnで順次分周して出力する分周回路
の前記初段のフリップフロップ回路FFL1の出力信号
FO1を反転させてNAND回路7の一方の入力端子に
入力し、初段以外のフリップフロップ回路FFL2〜F
FLnの出力信号FO2〜FOnをOR回路6に入力
し、前記OR回路6の出力信号を反転させて前記NAN
D回路7の他方の入力端子に入力して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はPLLシンセサイザ回
路等を構成するプリスケーラに関するものである。
路等を構成するプリスケーラに関するものである。
【0002】PLLシンセサイザ回路に内蔵されるプリ
スケーラは分周数を切替え可能としたパルス・スワロー
型で構成されている。このようなプリスケーラでは分周
数を切り換えるためのモード切替え信号を生成するため
のモジュラス部の動作の高速化及び低消費電力化が要請
されている。
スケーラは分周数を切替え可能としたパルス・スワロー
型で構成されている。このようなプリスケーラでは分周
数を切り換えるためのモード切替え信号を生成するため
のモジュラス部の動作の高速化及び低消費電力化が要請
されている。
【0003】
【従来の技術】PLLシンセサイザ回路で使用される従
来のプリスケーラを図4に従って説明すると、フリップ
フロップ回路FF1〜FF3で構成される直接帰還型プ
リスケーラ1には入力クロック信号fcが入力バッファ
回路2を介して入力され、その入力クロック信号fcを
分周してカウンタ回路から出力する。また、フリップフ
ロップ回路FF3に入力されるモード切替え信号Mに基
づいて例えば分周数を1増加するように動作する。
来のプリスケーラを図4に従って説明すると、フリップ
フロップ回路FF1〜FF3で構成される直接帰還型プ
リスケーラ1には入力クロック信号fcが入力バッファ
回路2を介して入力され、その入力クロック信号fcを
分周してカウンタ回路から出力する。また、フリップフ
ロップ回路FF3に入力されるモード切替え信号Mに基
づいて例えば分周数を1増加するように動作する。
【0004】直接帰還型プリスケーラ1の出力信号fp
は多数段のフリップフロップ回路FFL1〜FFLnが
直列に接続されたカウンタ回路3に出力され、同カウン
タ回路3は前記出力信号fpをフリップフロップ回路F
FL1〜FFLnの段数に応じて分周して出力信号FO
1〜FOnとして出力する。
は多数段のフリップフロップ回路FFL1〜FFLnが
直列に接続されたカウンタ回路3に出力され、同カウン
タ回路3は前記出力信号fpをフリップフロップ回路F
FL1〜FFLnの段数に応じて分周して出力信号FO
1〜FOnとして出力する。
【0005】前記カウンタ回路3の各出力信号FO1〜
FOnはモジュラス回路4を構成するOR回路に入力さ
れ、そのOR回路の出力信号が前記モード切替え信号M
としてフリップフロップ回路FF3に入力される。
FOnはモジュラス回路4を構成するOR回路に入力さ
れ、そのOR回路の出力信号が前記モード切替え信号M
としてフリップフロップ回路FF3に入力される。
【0006】そのモジュラス回路4を構成するOR回路
の一例を例えば6入力OR回路として図5に従って説明
すると、ECL回路を構成するNPNバイポーラトラン
ジスタTr1〜Tr7は各エミッタが活性化トランジスタT
r8及び抵抗R1を介して低電位側電源Vssに接続されて
いる。トランジスタTr1のコレクタは出力端子Toutに
接続されるとともに、抵抗R2を介して高電位側電源V
ccに接続され、ベースには基準電圧信号Vref1が入力さ
れている。
の一例を例えば6入力OR回路として図5に従って説明
すると、ECL回路を構成するNPNバイポーラトラン
ジスタTr1〜Tr7は各エミッタが活性化トランジスタT
r8及び抵抗R1を介して低電位側電源Vssに接続されて
いる。トランジスタTr1のコレクタは出力端子Toutに
接続されるとともに、抵抗R2を介して高電位側電源V
ccに接続され、ベースには基準電圧信号Vref1が入力さ
れている。
【0007】トランジスタTr2〜Tr7のコレクタは抵抗
R3を介して電源Vccに接続され、ベースは前記フリッ
プフロップ回路FFL1〜FFL6の出力信号FO1〜
FO6が入力される。このような構成により、出力信号
FO1〜FO6の少なくともいずれか一つがHレベルと
なると出力信号OUTはHレベルとなり、出力信号FO
1〜FO6がすべてLレベルとなると、出力信号OUT
はLレベルとなる。
R3を介して電源Vccに接続され、ベースは前記フリッ
プフロップ回路FFL1〜FFL6の出力信号FO1〜
FO6が入力される。このような構成により、出力信号
FO1〜FO6の少なくともいずれか一つがHレベルと
なると出力信号OUTはHレベルとなり、出力信号FO
1〜FO6がすべてLレベルとなると、出力信号OUT
はLレベルとなる。
【0008】そして、出力信号OUTがHレベルとなる
と、前記プリスケーラ1は入力クロック信号fcを1/
4分周し、出力信号OUTがLレベルとなると前記プリ
スケーラ1は入力クロック信号fcを1/5分周するよ
うに動作する。
と、前記プリスケーラ1は入力クロック信号fcを1/
4分周し、出力信号OUTがLレベルとなると前記プリ
スケーラ1は入力クロック信号fcを1/5分周するよ
うに動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなモジュラ
ス回路4ではフリップフロップ回路FFL1〜FFL6
の出力信号FO1〜FO6を入力するトランジスタTr2
〜Tr7が並列に接続されているため、各トランジスタT
r2〜Tr7のコレクタ・ベース間に寄生する容量が増大す
る。この結果、トランジスタTr1〜Tr7のオン・オフ動
作時において過渡状態にある時間が長くなって動作速度
が低下するとともに各トランジスタTr1〜Tr7に流れる
消費電流が増大する。
ス回路4ではフリップフロップ回路FFL1〜FFL6
の出力信号FO1〜FO6を入力するトランジスタTr2
〜Tr7が並列に接続されているため、各トランジスタT
r2〜Tr7のコレクタ・ベース間に寄生する容量が増大す
る。この結果、トランジスタTr1〜Tr7のオン・オフ動
作時において過渡状態にある時間が長くなって動作速度
が低下するとともに各トランジスタTr1〜Tr7に流れる
消費電流が増大する。
【0010】一方、プリスケーラ1が使用されるPLL
シンセサイザ回路では低消費電力化も要請されているた
め、前記フリップフロップ回路FFL1〜FFL6も低
消費電力型で負荷駆動能力も必要最小限となっている。
このため、フリップフロップ回路FFL1〜FFL6の
出力信号FO1〜FO6に対するモジュラス回路の動作
速度が低下し、特にもっとも周波数の高い出力信号FO
1に対する動作速度が低下する。また、フリップフロッ
プ回路FFL1〜FFL6の負荷駆動能力を向上させる
と消費電力が増大するという問題点がある。
シンセサイザ回路では低消費電力化も要請されているた
め、前記フリップフロップ回路FFL1〜FFL6も低
消費電力型で負荷駆動能力も必要最小限となっている。
このため、フリップフロップ回路FFL1〜FFL6の
出力信号FO1〜FO6に対するモジュラス回路の動作
速度が低下し、特にもっとも周波数の高い出力信号FO
1に対する動作速度が低下する。また、フリップフロッ
プ回路FFL1〜FFL6の負荷駆動能力を向上させる
と消費電力が増大するという問題点がある。
【0011】この発明の目的は、プリスケーラの分周数
を変更するモード切替え信号を同プリスケーラに出力す
るモジュラス回路の動作速度を向上させ、かつ消費電力
を低減することにある。
を変更するモード切替え信号を同プリスケーラに出力す
るモジュラス回路の動作速度を向上させ、かつ消費電力
を低減することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、多数段のフリップフロップ回路F
FL1〜FFLnを直列に接続し、初段のフリップフロ
ップ回路FFLIに入力された入力信号fpを各フリッ
プフロップ回路FFL1〜FFLnで順次分周して出力
する分周回路の前記初段のフリップフロップ回路FFL
1の出力信号FO1を反転させてNAND回路7の一方
の入力端子に入力し、初段以外のフリップフロップ回路
FFL2〜FFLnの出力信号FO2〜FOnをOR回
路6に入力し、前記OR回路6の出力信号を反転させて
前記NAND回路7の他方の入力端子に入力した。
図である。すなわち、多数段のフリップフロップ回路F
FL1〜FFLnを直列に接続し、初段のフリップフロ
ップ回路FFLIに入力された入力信号fpを各フリッ
プフロップ回路FFL1〜FFLnで順次分周して出力
する分周回路の前記初段のフリップフロップ回路FFL
1の出力信号FO1を反転させてNAND回路7の一方
の入力端子に入力し、初段以外のフリップフロップ回路
FFL2〜FFLnの出力信号FO2〜FOnをOR回
路6に入力し、前記OR回路6の出力信号を反転させて
前記NAND回路7の他方の入力端子に入力した。
【0013】また、図3に示すように前記OR回路6及
びNAND回路7はバイポーラトランジスタによるEC
L回路で構成した。
びNAND回路7はバイポーラトランジスタによるEC
L回路で構成した。
【0014】
【作用】フリップフロップ回路FFL1〜FFLnの出
力信号FO1〜FOnのOR論理出力がNAND回路5
から出力され、初段のフリップフロップ回路FFL1の
出力信号FO1はOR回路6の入力寄生容量に影響され
ることなくNAND回路5に入力されるため、同出力信
号FO1によりNAND回路5が動作して同NAND回
路5から高速でOR論理が出力される。
力信号FO1〜FOnのOR論理出力がNAND回路5
から出力され、初段のフリップフロップ回路FFL1の
出力信号FO1はOR回路6の入力寄生容量に影響され
ることなくNAND回路5に入力されるため、同出力信
号FO1によりNAND回路5が動作して同NAND回
路5から高速でOR論理が出力される。
【0015】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図2
及び図3に従って説明する。なお、前記従来例と同一構
成部分は同一符号を付して説明する。
及び図3に従って説明する。なお、前記従来例と同一構
成部分は同一符号を付して説明する。
【0016】図2に示すように、この実施例はモジュラ
ス回路5を除いて前記従来例と同一構成となっている。
すなわち、モジュラス回路5はOR回路6とNAND回
路7とから構成され、モジュラス回路5に入力される各
フリップフロップ回路FFL1〜FFL6の出力信号F
O1〜FO6のうち初段のフリップフロップ回路FFL
1の出力信号FO1はNAND回路7の一方の入力端子
に反転されて入力され、その他の出力信号FO2〜FO
6はOR回路6に入力されている。そして、OR回路6
の出力信号が前記NAND回路7の他方の入力端子に反
転されて入力され、同NAND回路7の出力信号がモー
ド切替え信号Mとしてプリスケーラのフリップフロップ
回路FF3に入力される。
ス回路5を除いて前記従来例と同一構成となっている。
すなわち、モジュラス回路5はOR回路6とNAND回
路7とから構成され、モジュラス回路5に入力される各
フリップフロップ回路FFL1〜FFL6の出力信号F
O1〜FO6のうち初段のフリップフロップ回路FFL
1の出力信号FO1はNAND回路7の一方の入力端子
に反転されて入力され、その他の出力信号FO2〜FO
6はOR回路6に入力されている。そして、OR回路6
の出力信号が前記NAND回路7の他方の入力端子に反
転されて入力され、同NAND回路7の出力信号がモー
ド切替え信号Mとしてプリスケーラのフリップフロップ
回路FF3に入力される。
【0017】前記モジュラス回路5を構成するOR回路
6とNAND回路7の具体的構成を図3に従って説明す
ると、トランジスタTr1〜Tr7のベースには基準電圧信
号Vref1及び出力信号FO1〜FO6が入力されてい
る。そして、トランジスタTr1,Tr2でECL回路が構
成されてエミッタがトランジスタTr9のコレクタに接続
され、トランジスタTr9のベースには基準電圧信号Vre
f2が入力されている。
6とNAND回路7の具体的構成を図3に従って説明す
ると、トランジスタTr1〜Tr7のベースには基準電圧信
号Vref1及び出力信号FO1〜FO6が入力されてい
る。そして、トランジスタTr1,Tr2でECL回路が構
成されてエミッタがトランジスタTr9のコレクタに接続
され、トランジスタTr9のベースには基準電圧信号Vre
f2が入力されている。
【0018】トランジスタTr9とでECL回路を構成す
るトランジスタTr10 のコレクタはトランジスタTr2の
コレクタに接続され、ベースは前記トランジスタTr3〜
Tr7のエミッタに接続されるとともに活性化トランジス
タTr12 及び抵抗R5を介して電源Vssに接続されてい
る。前記トランジスタTr9,Tr10 のエミッタは活性化
トランジスタTr11 及び抵抗R4を介して電源Vssに接
続されている。また、前記トランジスタTr3〜Tr7のコ
レクタは電源Vccに接続されている。
るトランジスタTr10 のコレクタはトランジスタTr2の
コレクタに接続され、ベースは前記トランジスタTr3〜
Tr7のエミッタに接続されるとともに活性化トランジス
タTr12 及び抵抗R5を介して電源Vssに接続されてい
る。前記トランジスタTr9,Tr10 のエミッタは活性化
トランジスタTr11 及び抵抗R4を介して電源Vssに接
続されている。また、前記トランジスタTr3〜Tr7のコ
レクタは電源Vccに接続されている。
【0019】さて、上記のように構成されたモジュラス
回路5では活性化トランジスタTr11 ,Tr12 をオンさ
せた状態で、トランジスタTr2のベースに入力される入
力信号FO1がHレベルとなるとトランジスタTr2がオ
ンされて出力信号OUTがHレベルとなる。
回路5では活性化トランジスタTr11 ,Tr12 をオンさ
せた状態で、トランジスタTr2のベースに入力される入
力信号FO1がHレベルとなるとトランジスタTr2がオ
ンされて出力信号OUTがHレベルとなる。
【0020】また、トランジスタTr3〜Tr7のベースに
入力される入力信号FO2〜FO6の少なくともいずれ
か一つがHレベルとなると、トランジスタTr10 がオン
されることによりトランジスタTr1,Tr9がオフされて
出力信号OUTがHレベルとなる。
入力される入力信号FO2〜FO6の少なくともいずれ
か一つがHレベルとなると、トランジスタTr10 がオン
されることによりトランジスタTr1,Tr9がオフされて
出力信号OUTがHレベルとなる。
【0021】一方、入力信号FO1〜FO6がすべてL
レベルとなると、トランジスタTr1,Tr9がオンされて
出力信号OUTがLレベルとなる。以上のようにこのモ
ジュラス回路5では入力信号FO1〜FO6の少なくと
もいずれか一つがHレベルとなると出力信号がHレベル
となり、入力信号FO1〜FO6がすべてLレベルとな
ると出力信号OUTがLレベルとなって前記従来例と同
様な論理で動作する。そして、もっとも周波数の高い入
力信号FO1は他の入力信号FO2〜FO6が入力され
るトランジスタTr3〜Tr7と並列に接続されることなく
別個のECL回路を構成するトランジスタTr2のベース
に入力されているため、トランジスタTr3〜Tr7のコレ
クタ・ベース間に寄生する容量に関わらず入力信号FO
1でトランジスタTr2が高速に動作する。
レベルとなると、トランジスタTr1,Tr9がオンされて
出力信号OUTがLレベルとなる。以上のようにこのモ
ジュラス回路5では入力信号FO1〜FO6の少なくと
もいずれか一つがHレベルとなると出力信号がHレベル
となり、入力信号FO1〜FO6がすべてLレベルとな
ると出力信号OUTがLレベルとなって前記従来例と同
様な論理で動作する。そして、もっとも周波数の高い入
力信号FO1は他の入力信号FO2〜FO6が入力され
るトランジスタTr3〜Tr7と並列に接続されることなく
別個のECL回路を構成するトランジスタTr2のベース
に入力されているため、トランジスタTr3〜Tr7のコレ
クタ・ベース間に寄生する容量に関わらず入力信号FO
1でトランジスタTr2が高速に動作する。
【0022】従って、このモジュラス回路5の動作が高
速化され、特に入力信号FO1〜FO6がすべてLレベ
ルとなったとき出力信号OUTの立ち下がりが急峻とな
ってプリスケーラ1の分周数の切替えが高速化される。
速化され、特に入力信号FO1〜FO6がすべてLレベ
ルとなったとき出力信号OUTの立ち下がりが急峻とな
ってプリスケーラ1の分周数の切替えが高速化される。
【0023】また、動作速度が高速化されることにより
入力信号FO1〜FO6の切り換わり時において各トラ
ンジスタTr1〜Tr7が過渡状態にある時間が短縮されて
各トランジスタTr1〜Tr7に流れる消費電流が低減さ
れ、特にトランジスタTr1,Tr2からトランジスタTr
9,Tr11 に流れる消費電流が低減される。
入力信号FO1〜FO6の切り換わり時において各トラ
ンジスタTr1〜Tr7が過渡状態にある時間が短縮されて
各トランジスタTr1〜Tr7に流れる消費電流が低減さ
れ、特にトランジスタTr1,Tr2からトランジスタTr
9,Tr11 に流れる消費電流が低減される。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はプリス
ケーラの分周数を変更するモード切替え信号を同プリス
ケーラに出力するモジュラス回路の動作速度を向上さ
せ、かつ消費電力を低減することができる優れた効果を
発揮する。
ケーラの分周数を変更するモード切替え信号を同プリス
ケーラに出力するモジュラス回路の動作速度を向上さ
せ、かつ消費電力を低減することができる優れた効果を
発揮する。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例のプリスケーラを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】一実施例のモジュラス回路を示す回路図であ
る。
る。
【図4】従来例のプリスケーラを示すブロック図であ
る。
る。
【図5】従来例のモジュラス回路を示す回路図である。
6 OR回路 7 NAND回路 FFL1〜FFLn フリップフロップ回路 FO1〜FOn 出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 功二 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴイエルエスアイ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 多数段のフリップフロップ回路(FFL
1〜FFLn)を直列に接続し、初段のフリップフロッ
プ回路(FFL1)に入力された入力信号(fp)を各
フリップフロップ回路(FFL1〜FFLn)で順次分
周して出力する分周回路の前記初段のフリップフロップ
回路(FFL1)の出力信号を反転させてNAND回路
(7)の一方の入力端子に入力し、初段以外のフリップ
フロップ回路(FFL2〜FFLn)の出力信号をOR
回路(6)に入力し、前記OR回路(6)の出力信号を
反転させて前記NAND回路(7)の他方の入力端子に
入力したことを特徴とする半導体論理回路。 - 【請求項2】 前記OR回路(6)及びNAND回路
(7)はバイポーラトランジスタによるECL回路で構
成したことを特徴とする請求項1記載の半導体論理回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252362A JPH0590953A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 半導体論理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252362A JPH0590953A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 半導体論理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590953A true JPH0590953A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17236243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3252362A Withdrawn JPH0590953A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 半導体論理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590953A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6067339A (en) * | 1997-09-18 | 2000-05-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Frequency divider with lower power consumption |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3252362A patent/JPH0590953A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6067339A (en) * | 1997-09-18 | 2000-05-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Frequency divider with lower power consumption |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |