JPH0590580A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JPH0590580A
JPH0590580A JP3245792A JP24579291A JPH0590580A JP H0590580 A JPH0590580 A JP H0590580A JP 3245792 A JP3245792 A JP 3245792A JP 24579291 A JP24579291 A JP 24579291A JP H0590580 A JPH0590580 A JP H0590580A
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groove
fet
grooves
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Toshiyuki Ochiai
利幸 落合
Akira Uchiyama
章 内山
Toshiyuki Iwabuchi
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 FETの小型化に伴うゲート長短縮で生じ
る、短チャネル効果とホットキャリアによる素子特性劣
化とを従来より低減すること。 【構成】 シリコン基板31にフィールド酸化膜35を
設けてある。アクテイブ領域33に、長手方向が当該F
ETのチャネル長方向Xに対し概ね直角の溝であってそ
の長さが当該FETのチャネル幅と概ね同一の溝37を
チャネル長方向に沿って複数並置して設けてある。これ
ら複数の溝37の内壁各々とアクティブ領域33表面と
にゲート絶縁膜39を設けてある。これら複数の溝37
の内壁各々とゲート絶縁膜39の所定部分上とにゲート
電極41を設けてある。アクティブ領域33の、複数の
溝37が形成された部分及びゲート電極41が形成され
た部分以外の部分にソース・ドレイン領域となる拡散層
43を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電界効果トランジスタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタは、それ単体とし
て、また、半導体集積回路を構成するうえの個別半導体
素子として、広く使用されている。
【0003】このような電界効果トランジスタの最も一
般的なものは、例えば文献(「超高速MOSデバイス」
培風館 (昭和61年)pp.6〜12)に開示されて
いる構造のMOSFETであった。以下、図15を参照
して従来のMOSFETの構造及び動作について説明す
る。ここで、図15は従来のMOSFETをそのチャネ
ル長方向に添って切って概略的に示した断面図である。
【0004】このMOSFETは、シリコン基板11
と、この基板11の所定部分に形成された素子分離用の
フィールド酸化膜13と、このフィールド酸化膜13に
よって囲まれているアクティブ領域15と、このアクテ
ィブ領域15の所定部分に形成されたゲート絶縁膜17
と、このゲート絶縁膜17上に形成されたゲート電極1
9と、このゲート電極19両側のアクティブ領域部分に
夫々形成されたソース・ドレイン領域となる拡散層21
とを具える構成とされている。そして、ゲート電極1
9、拡散層21などを具えた基板11上に中間絶縁膜2
3が設けられ、この中間絶縁膜23の拡散層21と対応
する部分に設けたコンタクトホール25を介しこの拡散
層21に例えばアルミ配線27が接続されている。
【0005】また、このMOSFETでは、これがNチ
ャネルのものである場合、一方の拡散層21(ソース領
域とする拡散層)がグランドレベルの電位になるように
また、他方の拡散層21(ドレイン領域とする拡散層)
がハイレベルの電位になるように電気的な接続をし、そ
して、ゲート電極17の電位を閾値電圧Vth以上の電位
にすると、ゲート電極17下の基板部分表面にチャネル
が形成されて電流がドレイン領域からソース領域に流れ
る。
【0006】半導体集積回路の高集積化・小型化を図る
ためには電界効果トランジスタの小型化が非常に重要と
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電界効
果トランジスタを小型化する場合比例縮小則の原則より
ゲート長も短くされるのでゲート長方向の電界が強くな
り、この結果、いわゆるホットキャリアによる素子特性
劣化が起こるという問題点があった。
【0008】また、ゲート長を短くすると、電界効果ト
ランジスタの駆動能力は増大するが、ゲート電極の電位
が閾値以下の電位においてリーク電流が増大してしま
う、いわゆる短チャネル効果が生じるという問題点があ
った。
【0009】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの発明の目的は小型化に伴う上述の
問題点が従来より生じにくい電界効果トランジスタを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の電界効果トランジスタによれば、半導体
基板に、トランジスタのアクティブ領域に相当する基板
部分を露出する窓を有する第1の絶縁膜を、設けてあ
り、前述のアクテイブ領域に相当する基板部分に、長手
方向が当該電界効果トランジスタのチャネル長方向に対
し概ね直角の溝であってその長さが当該電界効果トラン
ジスタのチャネル幅と概ね同一の溝を、前述のチャネル
長方向に沿って複数並置して設けてあり、該複数の溝の
内壁各々と前述のアクティブ領域に相当する基板部分表
面とに第2の絶縁膜を設けてあり、前述の複数の溝の内
壁各々と該第2の絶縁膜の所定部分上とにゲート電極を
設けてあり、前述のアクティブ領域に相当する基板部分
の、前述の複数の溝が形成された部分及びゲート電極が
形成された部分以外の部分にソース・ドレイン領域とな
る拡散層を設けてあることを特徴とする。
【0011】ここで、溝の長さ方向がチャネル長方向に
対し概ね直角とは真に直角の場合も勿論含む。また、溝
の長さがチャネル幅と概ね同一とは真に同一の場合も勿
論含む。
【0012】なおこの発明の実施に当たり、前述の複数
の溝のうちドレイン領域用拡散層に最も近い位置に設け
た溝の深さを他の溝の深さより深くするのが好適であ
る。
【0013】さらにこの発明の実施に当たり、半導体基
板の不純物濃度を基板表面から溝の底までの間において
違えておくのが好適である。
【0014】さらにこの発明の実施に当たり、前述の溝
の内壁に設けた第2の絶縁膜の溝底から基板表面までの
全部又は一部の膜厚を基板表面に設けた第2の絶縁膜の
厚さと違えておくのが好適である。
【0015】
【作用】この発明の構成によれば、ゲート電極の電位
(以下、ゲート電位ということもある。)がFETの閾
値以下の場合に生じるリーク電流は溝に沿って流れるた
め(図4(A)参照)、従来の平面的なFETであって
同一なゲート長を有するFET(例えば図15のもの。
以下、「従来のFET」という。)に比べその値は小さ
くなる。また、ゲート電位が閾値以上でかつ比較的低い
場合ドレイン電流は溝に沿って流れるので実効ゲート長
は従来のFETに比べて長くなる。このため従来のFE
Tに比べ短チャネル効果が起こりにくい。また、ゲート
電位が閾値以上でかつ比較的高くなると、溝間の基板部
分が空乏化しチャネルは溝間の基板部分をパスするよう
に形成される(図4(B)参照)ため、駆動能力は従来
のFETとほぼ同一になる。
【0016】また、複数の溝のうちのドレイン領域用拡
散層に最も近い位置に設けた溝の深さを他の溝の深さよ
り深くする構成とした場合、ドレイン近傍でのチャネル
は従来のFETよりゲート酸化膜から離れた位置に形成
される。したがって素子の微細化などでゲート長が短く
なりソース−ドレイン間の電界が上昇することでドレイ
ン近傍で高いエネルギーを持った電子(ホットキャリ
ア)は、ゲート酸化膜中に従来より入り込みにくくなる
(捕獲されにくくなる)。
【0017】また、半導体基板の不純物濃度を、該基板
表面から溝の底までの間において違える構成とした場合
は、例えばP型基板(Pウエルも含む)に形成された表
面チャネル型動作のNチャネルMOSFETの例で考え
ると以下のような作用が得られる。
【0018】この場合基板の不純物濃度が高くなると閾
値電圧が上昇する。このため、基板表面部分より溝底側
の基板部分の方が不純物濃度が高い(即ち溝底部分の方
が閾値が高い)場合でゲート電位が溝底部分の閾値以下
の場合(FETはオフ状態)には、溝に沿ってリーク電
流が流れるため従来のFETに比べリーク電流が少なく
なる。またこの構成においてゲート電位が溝底部分の閾
値以上(FETのオン状態)になった場合には、既に溝
間の基板部分では閾値以上であるのでチャネルが形成さ
れているため、従来のFETに比べ、スイッチング速度
が早くなる。またさらにゲート電位が上昇した場合には
溝間の基板部分が空乏化しチャネルは溝間の基板部分を
パスするように形成されるため、駆動能力は従来のFE
Tとほぼ同一になる。
【0019】一方、基板表面部分より溝底側の基板部分
の方が不純物濃度が低い場合でも、溝の寸法や溝間隔、
基板の不純物濃度を調整することで、ゲート電位が基板
表面部分の閾値以下の場合(オフ状態)には溝に沿って
リーク電流が流れると考えられるため、従来のFETに
比べリーク電流が少なくなる。また、この場合も、ゲー
ト電位が基板表面部分の閾値以上(オン状態)になった
場合には、既に溝底側の基板部分では閾値以上であるの
でチャネルが形成されているため、従来のFETに比
べ、スイッチング速度が早くなる。またさらにゲート電
位が上昇した場合には溝間の基板部分が空乏化しチャネ
ルは溝間の基板部分をパスするように形成されるため、
駆動能力は従来のFETとほぼ同一になる。
【0020】また、FETでは一般にゲート絶縁膜が厚
くなると閾値電圧が上昇するので、溝の内壁に設けた第
2の絶縁膜の溝底から基板表面までの全部又は一部の膜
厚を基板表面に設けた第2の絶縁膜の厚さと違える構成
とした場合、上記不純物濃度を違える場合と同様な作用
が得られる。即ち、溝内の方が基板表面より絶縁膜膜厚
が厚い場合には、基板表面部分より溝底側の基板部分の
方が不純物濃度が高い場合と同様な作用が得られ、その
逆の場合は基板表面部分より溝底側の基板部分の方が不
純物濃度が低い場合と同様な作用が得られる。
【0021】このように、上記不純物濃度を違える構成
及び第2の絶縁膜の膜厚を一部違える構成では、そうし
ない場合に比べ、スイッチング時間の短縮化が図れ、不
純物の違え方或いは絶縁膜の膜厚の違え方によってチャ
ネル経路を変化させ得るゲート電位を制御できるという
作用が得られる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の電界効果ト
ランジスタ(以下、「FET」と略称することもあ
る。)の各実施例について説明する。しかしながら、以
下の説明に用いる各図はこの発明を理解できる程度に各
構成成分の寸法、形状及び配置関係を概略的に示してあ
る。また、説明に用いる各図において、同様な構成成分
については同一の符号を付して示してあり重複する説明
は省略している。
【0023】1.第1実施例 1−1.構造説明 図1はこの発明の第1実施例のFETの構造を説明する
ための図であり、このFETをそのチャネル長方向に沿
って切って示した断面図である(以下の各実施例の構造
説明図において同様。)。
【0024】この第1実施例のFETでは、半導体基板
としての例えばシリコン基板31に、トランジスタのア
クティブ領域に相当する基板部分33を露出する窓35
aを有する第1の絶縁膜35を、設けてある。この第1
の絶縁膜35は素子分離のためのフィールド酸化膜にな
る。
【0025】さらにこの第1実施例のFETでは、アク
テイブ領域に相当する基板部分33に、長手方向が当該
電界効果トランジスタのチャネル長方向(この場合図1
にXを付した方向)に対し概ね直角の溝であってその長
さが当該電界効果トランジスタのチャネル幅と概ね同一
で然も断面形状が矩形の溝37を、チャネル長方向に沿
って複数(図示例では3個)並置して設けてある。な
お、溝の幅W、深さD及びピッチP(それぞれ図1参
照。)、溝の個数は設計に応じた寸法、個数にできる。
また、各溝37の間隔は設計によっては等間隔でなくと
も良い。
【0026】さらに、これら複数の溝37の内壁各々と
アクティブ領域に相当する基板部分33表面とに第2の
絶縁膜としてのゲート絶縁膜39を設けてある。
【0027】さらに、これら複数の溝37の内壁各々と
該第2の絶縁膜39の所定部分上とにゲート電極41を
設けてあり、さらに、前述のアクティブ領域に相当する
基板部分33の、前記複数の溝37が形成された部分及
びゲート電極41が形成された部分以外の部分にソース
・ドレイン領域となる拡散層43を設けてある。
【0028】そして、ゲート電極41、拡散層43形成
済みの試料上に中間絶縁膜45を設けてあり、この中間
絶縁膜45の拡散層43に対応する所定部分にはコンタ
クトホール47を設けてあり、このコンタクトホール4
7を介し配線49(例えばアルミ配線)を拡散層43に
接続してある。
【0029】1−2.製造方法の説明 図1を用いて説明した第1実施例のFETは、例えば以
下に説明するような方法により製造することができる。
図2(A)〜(C)及び図3(A)〜(C)はその説明
に供する製造工程図である。いずれの図も図1に対応す
る位置での断面図で示してある(以下の製造工程図にお
いて同様。)。
【0030】先ず、シリコン基板31に、例えば公知の
LOCOS(Local oxidation of silicon)法を用い、
トランジスタのアクティブ領域に相当する基板部分33
を露出する窓35aを有する第1の絶縁膜35を、形成
する(図2(A))。
【0031】次に、溝37を形成するためにアクティブ
領域に相当する基板部分33にこの基板部分33の溝3
7形成予定領域を選択的に露出するレジストパターン5
1を形成する(図2(B))。
【0032】次に、レジストパターン51形成済みの試
料に対し、例えばRIE(反応性イオンエッチング)法
により異方性のエッチングを行ない溝37を形成する
(図2C))。
【0033】次に、例えば熱酸化法により各溝37内
と、アクティブ領域に相当する基板部分33表面上とに
第2の絶縁膜39をそれぞれ形成する(図3(A))。
【0034】次に、第2の絶縁膜39形成済みの試料全
面上に例えばポリシリコン等のようなゲート電極材を形
成後これを公知のホトリソグラフィ技術及びエッチング
技術によって加工して、複数の溝37の内壁各々と該第
2の絶縁膜39の所定部分上とにゲート電極41を形成
する(図3(B))。
【0035】次に、ゲート電極41及び第1の絶縁膜3
5をイオン注入時のマスクとして用いてソース・ドレイ
ン用の拡散層43をセルフアライン的に形成する(図3
(C)。
【0036】その後、図示せずも、公知の方法により、
中間絶縁膜45の形成、コンタクトホール47の形成及
び配線49の形成をそれぞれ行なって、図1に示した第
1実施例のFETが得られる。
【0037】1−3.動作説明 この第1実施例のFETは以下に説明するように動作す
る。図4(A)及び(B)はその説明に供する図であ
る。
【0038】この第1実施例のFETでは、(a).ゲ
ート電極41の電位がこの第1実施例のFETの閾値以
下の場合、リーク電流は図4(A)に61で示すように
ソース領域である一方の拡散層43からドレイン領域で
ある他方の拡散層43に向かって第2の絶縁膜39(ゲ
ート絶縁膜)に沿って(溝37に接する基板部分に沿っ
て)流れる。また、(b).ゲート電位が閾値以上でか
つ比較的低い場合ドレイン電流は溝37に接する基板部
分に沿って流れるので実効ゲート長は従来のFETに比
べて長くなる。また、(c).ゲート電位が閾値以上で
かつ比較的高くなると、溝37間の基板部分(以下、
「基板の凸部分」と称することもある。)が空乏化する
ため、ドレイン電流は図4(B)に63で示すように基
板の凸部分をパスする形で基板31の溝37の底部分を
沿うように流れる。このため、従来とほぼ同様な駆動能
力が得られる。
【0039】1−4.第1実施例の他の例 図1を用いて説明した第1実施例のFETでは、溝37
をその断面形状が矩形のものとしていた。しかし、溝の
断面形状はこれに限られず、FETの設計に応じた任意
好適な形状とできる。ここでは、断面形状が山形(この
場合三角波形)の溝37を具えたFETについて説明す
る。図5(A)及び図6(A)は、このFETの構造及
び動作説明に供する図である。
【0040】断面形状が山形の溝37を具えた実施例の
FETにおいても、図1を用いて説明した実施例のFE
T同様に、ゲート電極41の電位がFETの閾値以下の
場合、リーク電流は図5(A)に65で示すように基板
31の溝37に沿う部分を流れ、また、ゲート電極41
の電位がFETの閾値以上でかつ比較的低い場合もドレ
イン電流は図5(A)に65で示した経路で流れ、ま
た、ゲート電極41の電位がFETの閾値以上でかつ比
較的高い場合は基板の凸部分が空乏化するため、ドレイ
ン電流は図5(B)に67で示すように基板の凸部分を
パスする形で基板31の溝37の底部分に沿って流れ
る。
【0041】なお、断面形状が山形の溝37を具えたこ
のFETの製造に当たっては、断面形状が矩形の溝を具
えた図1に示したFETの製造プロセスの図2(C)を
用いて説明した工程でのRIEのガス圧やRFパワーを
制御することにより、断面形状が山形の溝37を形成で
きる。溝形成工程以外の工程は断面形状が矩形の溝を具
えた図1に示したFETの製造工程と同様な工程で良
い。
【0042】2.第2実施例 第2実施例として複数の溝のうちの一部の溝の深さを違
えた例を説明する。図6(A)及び(B)はその一例と
して3つの溝37のうちの中央の溝の深さが他の溝の深
さより深くしてある場合のFETの構造及び動作の説明
図である。また、図7(A)及び(B)は他の例として
3つの溝37のうちのドレイン領域に最も近い位置の溝
の深さが他の溝の深さより深くしてある場合のFETの
構造及び動作の説明図である。
【0043】図6のもの図7のもの何れの場合も、第1
実施例のFETと同様に、ゲート電極41の電位がFE
Tの閾値以下の場合、リーク電流は図6(A)或いは図
7(A)に65で示すような経路で流れ、また、ゲート
電極41の電位がFETの閾値以上でかつ比較的低い場
合も図6(A)或いは図7(A)に65で示すような経
路で流れ、また、ゲート電極41の電位がFETの閾値
以上でかつ比較的高い場合、基板の凸部分が空乏化する
ため、チャネルは図6(B)或いは図7(B)に67で
示すように基板の凸部分をパスする形で基板31の溝3
7の底部分を沿うように形成される。したがって、ゲー
ト電位の大小により、基板でのチャネルの形成位置が変
わり電流経路の長さを変えることができる。さらに、両
者何れの場合も、第1実施例のものに比べ1つの溝の深
さを深くしてある分チャネルの経路を長くできる。この
ため、ゲート電位が低い場合高い場合何れの場合も第1
実施例或いは第2実施例のものに比べ短チャネル効果の
低減が図れると考えられる。また特に、図7を用いて説
明したFETでは、ドレイン領域近傍でのチャネルは基
板の深い部分に形成されるため、そうしない場合より、
ホットキャリが絶縁膜に取り込まれにくくなり、また駆
動能力が増加する。
【0044】この第2実施例のFETの製造方法の一例
について図6を用いて説明したFETを製造する例によ
り説明する。図8(A)〜(C)及び図9(A)及び
(B)はその説明に供する要部工程図である。
【0045】先ず、シリコン基板31に第1実施例と同
様のLOCOS法により第1の絶縁膜35を形成する
(図8(A))。
【0046】次に、第1の絶縁膜35形成済みのシリコ
ン基板31全面に好適な成膜方法によりシリコン窒化膜
71を形成し、次いでこのシリコン窒化膜71の、3つ
の溝のうちの中央の溝を形成する予定領域を露出するレ
ジストパターン73を公知のホトリソグラフィ技術によ
り形成する(図8(B))。
【0047】次に、レジストパターン73形成済みの試
料に対し、例えばRIE(反応性イオンエッチング)法
により異方性のエッチングを行ない3つの溝のうちの中
央の溝37aを形成する(図8(C))。
【0048】次に、シリコン窒化膜71の、3つの溝の
うちの右側及び左側の溝の形成予定領域を露出するレジ
ストパターン75を公知のホトリソグラフィ技術により
形成する(図9(A))。
【0049】次に、レジストパターン75形成済みの試
料に対し、例えばRIE(反応性イオンエッチング)法
により異方性のエッチングを行ない3つの溝のうちの両
端の溝37b及び37cを形成する(図9(B))。こ
の際のエッチング時間は中央の溝37a形成時の時間よ
り短くする。
【0050】その後は、図3(A)〜(C)を用いて説
明した方法と同様な方法で第2の絶縁膜39の形成、ゲ
ート電極41の形成、拡散層43の形成などを行なえば
良い。
【0051】なお、先に深さが浅い溝を形成しその後深
さが深い溝を形成する様にしても勿論良い。
【0052】また、この第3実施例では3つの溝のうち
の1つの溝が深い例を示しているが溝の深さの違え方は
この例に限られずFETの設計に応じた任意好適な違え
方にして良い。
【0053】3.第3実施例 第3実施例として、第1実施例の構成においてシリコン
基板31の不純物濃度を、該基板31表面から前記溝3
7の底までの間において違えてあるFETの例を説明す
る。図10(A)及び(B)はこの第3実施例のFET
の構造及び動作説明に供する図である。
【0054】図10(A)及び(B)に示したFETで
は、シリコン基板31の不純物濃度を、溝37の深さ方
向の中央部分をめどに基板表面側部分31aより溝底側
部分31bの方が濃くなるように設定してある。ただ
し、実際の不純物濃度プロファイルは図示の様にはっき
り境界81(図10参照)がでるものではないことは理
解されたい。
【0055】この第3実施例のFETを、P型シリコン
基板(Pウエルも含む)に形成された表面チャネル型動
作するNチャネルMOSFETと考えると、基板不純物
濃度が高い部分では低い部分に比べFETの閾値電圧が
高くなることから、この第3実施例のFETでは、基板
の溝底部側部分31bの方が基板表面側部分31aより
閾値電圧は高くなる。このため、ゲート電位が溝底部側
部分31bでの閾値以下の場合にはリーク電流は図10
(A)に65で示すように溝に沿う基板部分を流れるの
で従来のFETより電流経路が長くなりその分経路の抵
抗が増すのでリーク電流が従来より少なくなる。また、
ゲート電位が溝底部側部分31bでの閾値以上でかつ比
較的低い場合には、この電位になるまでにすでに溝表面
側部分31aの電位は閾値以上になっているのでこの部
分には反転層は形成されている。このため、ここでは溝
底部側部分に反転層が新たに形成されるだけでドレイン
電流が流れる。したがってトランジスタのスイッチング
時間が短くなる。なお、この場合の電流経路は図10
(A)に示すように溝に沿う経路である。また、ゲート
電位が溝底部側部分31bでの閾値以上でかつ比較的高
い場合には、溝間の基板部分(基板の凸部分)が空乏化
するため、ドレイン電流は図10(B)に67で示すよ
うに基板の凸部分をパスする形で基板31の溝37の底
部分に沿って流れる。このため、従来とほぼ同様な駆動
能力が得られる。
【0056】なお、図10に示した例では溝の深さ方向
のほぼ中央で不純物濃度を違えていたが、不純物濃度を
違える位置はこの位置に限られずFETの設計に応じた
位置にできることは明らかである。また、基板表面側、
溝底部側の各不純物濃度の違え方を上記実施例の逆とし
ても、閾値の大小関係が実施例の場合と逆にはなるが、
同様な効果を得ることができる。なお、不純物濃度を違
える位置は基板表面になるべく近い方が好適である。
【0057】この第3実施例のFETの製造方法の一例
について図11(A)〜(C)及び図12(A)〜
(C)を主に参照して説明する。なお、ここではp型シ
リコン基板にNチャネルMOSFETを形成する例を説
明する。
【0058】先ず、p型シリコン基板31に第1実施例
と同様のLOCOS法により第1の絶縁膜35を形成す
る(図11(A))。
【0059】次に、この第1の絶縁膜35をマスクと
し、アクティブ領域33にFETの閾値電圧制御用の不
純物イオン(例えばボロンB+ 等)83を注入すること
で深い第1の拡散層31bを形成する(図11
(B))。
【0060】次に、第1の拡散層31bを形成する際の
イオン注入条件より弱い条件でアクティブ領域33に不
純物イオン83を再び注入し浅い第2の拡散層31aを
形成する(図11(C))。その後、この試料を熱処理
し第1の拡散層31b及び第2の拡散層31aをそれぞ
れ活性化させる。
【0061】次に、第1及び第2拡散層31a,31b
形成済みのアクティブ領域33上にこれの溝形成予定領
域を露出するレジストパターン51を公知のフォトリソ
グラフィ技術により形成する(図12(A))。
【0062】次に、レジストパターン51形成済みの試
料に対し、例えばRIE(反応性イオンエッチング)法
により異方性のエッチングを行ない溝37を形成する
(図12(B))。
【0063】その後は、図3(A)〜(C)を用いて説
明した方法と同様な方法で第2の絶縁膜39の形成、ゲ
ート電極41の形成、拡散層43の形成などを行なえば
良い。なお、拡散層41を形成するための不純物として
はリン(P)や砒素(As)を用いれば良い。
【0064】4.第4実施例 第4実施例として、第1実施例の構成において前記溝3
7の内壁に設けた第2の絶縁膜(ゲート絶縁膜39)の
溝底から基板表面までの全部又は一部の膜厚を、基板表
面に設けた第2の絶縁膜の厚さと違えてあるFETの例
を説明する。図13(A)及び(B)はこの第4実施例
のFETの構造及び動作説明に供する図である。
【0065】図13(A)及び(B)に示したFETで
は、第2の絶縁膜39の、溝37内の部分39aの膜厚
の方が、基板表面の部分の膜厚より薄くしてある。この
膜厚の違え方の程度はFETの設計に応じ決定すれば良
い。
【0066】ゲート絶縁膜が薄いFETの閾値電圧はゲ
ート絶縁膜が厚い場合のそれより低くなることから、こ
の第4実施例のFETでは、基板の溝底部側部分の方が
基板表面側部分より閾値電圧は低くなる。
【0067】このため、この第4実施例のFETでは、
ゲート電位が基板側部分での閾値以下の場合にはリーク
電流は図13(A)に65で示すように溝に沿う基板部
分を流れるので従来のFETより電流経路が長くなりそ
の分経路の抵抗が増すのでリーク電流が従来より少なく
なる。また、ゲート電位が基板表面側部分での閾値以上
でかつ比較的低い場合には、すでに溝底部側部分の電位
は閾値以上になっているのでこの部分には反転層は形成
されている。このため、ここでは基板表面部分に反転層
が新たに形成されるだけでドレイン電流が流れる。ま
た、ゲート電位が基板表面側部分での閾値以上でかつ比
較的高い場合には、溝間の基板部分(基板の凸部分)が
空乏化するため、ドレイン電流は図13(B)に67で
示すように基板の凸部分をパスする形で基板31の溝3
7の底部分に沿って流れる。
【0068】なお、図13に示した例では溝内と基板表
面とで第2の絶縁膜の膜厚を違えていたが、溝37の深
さ方向の途中から膜厚を変えても勿論良い。また、溝3
7内の部分39aの膜厚を基板表面の部分の膜厚より厚
くした場合も、閾値の大小関係は実施例と逆にはなる
が、上述と同様な効果が得られる。
【0069】この第4実施例のFETの製造方法の一例
について図2(A)〜(C)及び図14(A)〜(C)
を主に参照して説明する。
【0070】先ず、第1実施例と同様に、シリコン基板
31にLOCOS法を用い第1の絶縁膜35を形成し
(図2(A))、次に、アクティブ領域に相当する基板
部分33にこれの溝37形成予定領域を選択的に露出す
るレジストパターン51を形成し(図2(B))、その
後、RIE(反応性イオンエッチング)法により異方性
のエッチングを行ない溝37を形成する(図2
(C))。
【0071】次に、例えば熱酸化法により各溝37内
と、アクティブ領域に相当する基板部分33表面上とに
第2の絶縁膜のうちの薄い絶縁膜39aを形成する(図
14(A))。
【0072】次に、溝37内に例えばシリコン窒化膜等
の耐酸化性の材料91を埋め込む(図14(B))。耐
酸化性材料91の溝37への埋め込みは、例えば、溝3
7形成済みの試料全面にシリコン窒化膜を溝37を埋め
込むに充分な厚さで堆積させ、このシリコン窒化膜上に
レジスト等表面の平坦化が可能な材料を堆積させ、その
後、レジストのエッチング速度とシリコン窒化膜のエッ
チング速度とが等しくなるようなエッチング条件で両者
を基板31表面の第2の絶縁膜表面が露出するまでエッ
チングすること(エッチバック法)により、行なえる。
【0073】次に、例えば熱酸化法により基板表面の第
2の絶縁膜部分にさらに絶縁膜を形成する。溝内の第2
の絶縁膜部分39aはシリコン窒化膜91で保護されて
いるのでこの熱酸化工程においてもその膜厚は薄いまま
であり、基板表面のみに溝内のものより厚い膜厚の絶縁
膜39bが形成できる(図14(C))。
【0074】次いで、シリコン窒化膜を例えば熱リン酸
等の好適なエッチング液により選択的に除去する。その
後は、図3(B)及び(C)を用いて説明した方法と同
様な方法でゲート電極41の形成、拡散層43の形成な
どを行なえば良い。
【0075】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明によれば、従来のFETに比べ、駆動能力はほぼ
同一でありながら、リーク電流が少なく短チャネル効果
(ホットキャリアによる素子特性劣化も含む)が発生し
にくいFETが得られる。
【0076】また、複数の溝のうちのドレイン領域用拡
散層に最も近い位置に設けた溝の深さを他の溝の深さよ
り深くする構成とした場合、ドレイン領域近傍でのチャ
ネルは基板の深い部分に形成されるため、ホットキャリ
アによる素子特性劣化をより防止でき駆動能力がより増
加する。
【0077】また、半導体基板の不純物濃度を、該基板
表面から溝の底までの間において違える構成とした場
合、若しくは、溝の内壁に設けた第2の絶縁膜の溝底か
ら基板表面までの全部又は一部の膜厚を基板表面に設け
た第2の絶縁膜の厚さと違える構成とした場合では、溝
のみを設けた構成(図1の構成)に比べスイッチング速
度の改善が図れ、また、チャネル経路を切り換えるゲー
ト電位を不純物濃度の違え方や絶縁膜膜厚の違え方によ
って制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のFETを概略的に示した断面図で
ある。
【図2】(A)〜(C)は第1実施例のFETの製造方
法例を示す工程図である。
【図3】(A)〜(C)は第1実施例のFETの製造方
法例を示す図2に続く工程図である。
【図4】(A)及び(B)は第1実施例のFETの動作
説明に供する図である。
【図5】(A)及び(B)は第1実施例のFETの他の
例及びその動作説明に供する図である。
【図6】(A)及び(B)は第2実施例のFETの一例
とその動作説明に供する図である。
【図7】(A)及び(B)は第2実施例のFETの他の
例とその動作説明に供する図である。
【図8】(A)〜(C)は第2実施例のFETの製造方
法例を示す要部工程図である。
【図9】(A)及び(B)は第2実施例のFETの製造
方法例を示す図8に続く要部工程図である。
【図10】(A)及び(B)は第3実施例のFETの構
造及び動作説明に供する図である。
【図11】(A)〜(C)は第3実施例のFETの製造
方法例を示す要部工程図である。
【図12】(A)及び(B)は第3実施例のFETの製
造方法例を示す図11に続く要部工程図である。
【図13】(A)及び(B)は第4実施例のFETの構
造及び動作説明に供する図である。
【図14】(A)〜(C)は第4実施例のFETの製造
方法例を示す要部工程図である。
【図15】従来の電界効果トランジスタの説明に供する
断面図である。
【符号の説明】
31:半導体基板 31a:基板表面側部分(31bより不純物濃度が低い
第2の拡散層) 31a:基板の溝底部側部分(31aより不純物濃度が
高い第1の拡散層) 33:アクティブ領域 35:第1の絶縁膜(フィールド酸化膜) 35a:アクティブ領域を露出する窓 37:溝 37a:中央部の溝(深さが他の溝より深い溝) 37b,37c:両端の溝 39:第2の絶縁膜(ゲート絶縁膜) 39a:第2の絶縁膜の薄い部分 39b:第2の絶縁膜の厚い部分 41:ゲート電極 43:拡散層(ソース・ドレイン領域用) 45:中間絶縁膜 49:配線 51:レジストパターン 71:シリコン窒化膜 73:レジストパターン 81:境界 83:不純物イオン 91:耐酸化性材料(例えばシリコン窒化膜)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に、トランジスタのアクティ
    ブ領域に相当する基板部分を露出する窓を有する第1の
    絶縁膜を、設けてあり、 前記アクテイブ領域に相当する基板部分に、長手方向が
    当該電界効果トランジスタのチャネル長方向に対し概ね
    直角の溝であってその長さが当該電界効果トランジスタ
    のチャネル幅と概ね同一の溝を、前記チャネル長方向に
    沿って複数並置して設けてあり、 該複数の溝の内壁各々と前記アクティブ領域に相当する
    基板部分表面とに第2の絶縁膜を設けてあり、 前記複数の溝の内壁各々と該第2の絶縁膜の所定部分上
    とにゲート電極を設けてあり、 前記アクティブ領域に相当する基板部分の、前記複数の
    溝が形成された部分及びゲート電極が形成された部分以
    外の部分にソース・ドレイン領域となる拡散層を設けて
    あることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電界効果トランジスタ
    において、 前記複数の溝のうちのドレイン領域用拡散層に最も近い
    位置の溝の深さを、他の溝の深さより深くしてあること
    を特徴とする電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電界効果トラン
    ジスタにおいて、 前記半導体基板の不純物濃度を、該基板表面から前記溝
    の底までの間において違えてあることを特徴とする電界
    効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電
    界効果トランジスタにおいて、 前記溝の内壁に設けた第2の絶縁膜の溝底から基板表面
    までの全部又は一部の膜厚を、基板表面に設けた第2の
    絶縁膜の厚さと違えてあることを特徴とする電界効果ト
    ランジスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100714307B1 (ko) * 2005-08-05 2007-05-02 삼성전자주식회사 활성영역 가장자리에 리세스영역을 갖는 반도체 장치 및 그형성방법

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