JPH059010Y2 - - Google Patents

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JPH059010Y2
JPH059010Y2 JP7708389U JP7708389U JPH059010Y2 JP H059010 Y2 JPH059010 Y2 JP H059010Y2 JP 7708389 U JP7708389 U JP 7708389U JP 7708389 U JP7708389 U JP 7708389U JP H059010 Y2 JPH059010 Y2 JP H059010Y2
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scalp
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energizing
electrodes
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Description

【考案の詳細な説明】 〔作業上の利用分野〕 本考案は、育毛促進、脱毛予防の為に頭皮を刺
激する頭皮通電用ブラシに係り、より詳しくは、
頭皮を領域ごとに刺激できる様にした頭皮通電用
ブラシに関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、育毛促進、脱毛防止の為に頭皮を
刺激し、頭皮の血行を促進する等の手段が用いら
れ、上記頭皮を刺激する手段としては頭皮のマツ
サージ、育毛剤の使用等、種々の手段が考えられ
ているが、その内の一つとして頭皮通電用ブラシ
がある。
上記頭皮通電用ブラシは、パルス発振器と、導
線によつて接続された頭皮通電用ブラシ本体より
成り上記頭皮通電用ブラシ本体には、ピン状のブ
ラシ電極が複数植設され、上記頭皮通電用ブラシ
を頭皮に数秒〜数十秒押え付けることにより、頭
皮のある領域ごとに電気的刺激を与える。そして
その通電方法として、複数のブラシ電極に、+及
び−の電極を適宜な分布で配列させた対極式や、
取扱者の手をアースとする一極式等の方法が用い
られている。そして上記電気的刺激を調整する為
に、上記パルス発振器にはパルス電流の強弱、波
形、時間等を制御するツマミが設けられ、上記頭
皮通電用ブラシ本体には可変抵抗が設けられ、パ
ルス電流を総括的に制御し、頭皮への電気的刺激
を適切なものとしていた。さらに加えて、育毛促
進、脱毛防止の効果を高める為に育毛剤と併用す
ることもあつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記、従来の頭皮通電用ブラシでは、
頭皮通電用ブラシ全体としてパルス電流を制御し
頭皮のある領域ごとに、電気的刺激を与えてい
る。そこで上記頭皮のある領域に着目してみる
と、上記頭皮通電用ブラシは頭皮の凹凸によつて
接触が一様でなくなり、接触圧が均一でなくなる
ので接触圧が大きいほど、抵抗が小さくなる性質
によつて、そこに電流が集中して流れたり、空気
皮膜抵抗のようにある電圧値を越えると一点集中
的に電流が流れる現象等によつて、局部的な頭皮
への通電が起こり、痛みを感じたり、頭皮のある
領域全体に効果的な刺激を与えられない等の不具
合が生じていた。さらに加えて、育毛剤と併用し
た際、育毛剤は電解液であるので導電性があり、
ブラシ電極の先端が頭皮を刺激する前に電流がブ
ラシ電極の周面から流れてしまい、頭皮への刺激
が損なわれるという不具合が生じていた。
〔目的〕
本考案は、従来の技術の有する上述のような問
題的に鑑みてなされたものであり、その目的とす
る所は、頭皮通電用ブラシに植設された複数のブ
ラシ電極から、頭皮の凹凸に関係なく、頭皮のあ
る領域ごとに等しくパルス電流を流すことがで
き、しかも、育毛剤と併用した時にパルス電流が
ブラシ電極の周面から流れることのない頭皮通電
用ブラシを提供することにある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手
段を有する。
即ち、実施例に対応する添付図面に使用した符
号を用いて、これを説明すると、パルス発振器1
0、可変抵抗器4、ブラシ本体1に植設された複
数のブラシ電極3間を導線6によつて接続された
頭皮通電用ブラシに於て、上記可変抵抗器4の下
流に、上記複数のブラシ電極3を所定数のグルー
プに分け、各グループごとに限流リミツター8を
設け、さらに加えて上記複数のブラシ電極3の先
端を除く部分に絶縁モールド9を形成したことを
特徴とする頭皮通電用ブラシである。
〔作用〕
上記構成に基づくと、頭皮の凹凸による接触圧
のちがいによるパルス電流の局部集中や空気皮膜
抵抗に於けるある電圧値を越えた際に生じるパル
ス電流の一点集中などが起こり得る状況が生じた
としても、ブラシ電極3を所定数のグループに分
け、そのグループごとに限流リミツター8が設け
てある為、たとえあるグループにパルス電流が集
中して流れてきたとしても、その流れは制限され
ているので、他のグループへも流れ出すことにな
り、パルス電流の局部集中や、一点集中を防止す
ることができ、頭皮の痛みを無くすことはもちろ
ん、頭皮のある領域ごとに均一に刺激できるので
育毛促進、脱毛防止が広い範囲で有効となる。さ
らに加えてブラシ電極3の先端を除く部分に絶縁
モールド9を形成することにより、パルス電流の
流出部がブラシ電極3の先端に限られるので育毛
剤と併用した際に、パルス電流がブラシ電極3の
周面から流出してしまうことがないので、頭皮を
効果的に刺激することができる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を添付図面に従つて詳細に
説明する。
第1図は本考案の構成図、第2図は第1図に於
ける−′線断面組付図である。頭皮通電用ブ
ラシは、パルス発振器10と導線6によつて接続
された頭皮通電用ブラシ本体1より成る。
上記頭皮通電用ブラシ本体1には、ブラシ電極
3が複数植設されているプリント基板2がビス1
6によつて固定され、導線6′を介して可変抵抗
器4と接続されている。上記可変抵抗器4は支持
板5によつて頭皮通電用ブラシ本体1に固定され
導線6に接続され、プラグ7を通してパルス発振
器10からパルス電流を頭皮へ導くことができ
る。そして、その通電方法にはブラシ電極3に+
及び−の電極を適宜分布させ配列した対極式と取
扱者の手をアースとする一極式等の方法がある
が、本考案の実施例では対極式を用いた場合を示
している。上記プリント基板2に植設された複数
のブラシ電極3は所定数、本実施例では2本ごと
のグループに分けられ、第3図に示すように、可
変抵抗器4の下流側に各グループごとに限流リミ
ツター8が設けられている。そして、ブラシ電極
3から頭皮へ流れるパルス電流はパルス発振器1
0の波形選択ツマミ12、強弱調節ツマミ13、
タイマー14によつて制御され、さらに頭皮通電
用ブラシ本体1に設けられた可変抵抗器4の調節
ツマミ4′によつてパルス電流の微調整を可能と
している。さらに加えて第4図に示すように複数
のブラシ電極3各々の先端を除く部分に絶縁モー
ルド9が形成され、上記ブラシ電極3の先端以外
からのパルス電流の流出を防止している。
次に作動を説明する。
パルス発振器10の電源プラグ15を電源に差
し込み上記パルス発振器10へプラグ7を差し込
むことによつて、頭皮通電用ブラシ本体1が接続
され、頭皮通電用ブラシが構成される。上記パル
ス発振器10のスイツチ11をONにすることに
より、パルス電流が発せられる。上記パルス電流
は導線6を通つて可変抵抗器4へ流れ、さらに導
線6′を通つてプリント基板2に植設された複数
のブラシ電極3から頭皮へと通電され頭皮を刺激
する。そして上記パルス電流はパルス発振器10
の波形選択ツマミ12、強弱調節ツマミ13、タ
イマー14によつて制御され、さらに頭皮通電用
ブラシ本体1に設けられた可変抵抗器4の調節ツ
マミ4′によつて微調整すること、よつて頭皮へ
の刺激を適切なものとしている。
そして、上記可変抵抗器4の下流側に設けられ
た限流リミツター8によつて、頭皮の凹凸による
接触圧のちがいによるパルス電流の局部集中やあ
る電圧値を越えた際に生じるパルス電流の一点集
中を防止することができ、頭皮のある領域ごとに
均一に刺激することができる為、頭皮の痛みを防
止できることはもちろん育毛促進、脱毛防止が広
い範囲で有効となる。さらに加えて複数のブラシ
電極3各々の先端を除く部分に絶縁モールド9を
形成したことにより、パルス電流の流出部がブラ
シ電極3の先端に限られるので、育毛剤と併用し
た際、ブラシ電極3の周面からパルス電流が流れ
ることが防止され、頭皮を効果的に刺激すること
ができる。
尚、本実施例ではパルス電流の通電方法として
対極式を用いたがこれに限られるものではなく、
複数のブラシ電極3のグループ分けに於ては、本
実施例の数に限られず、単数を1グループと考え
てもよい。さらにパルス発振器10に於てもその
形状、機能を限定するものではない。
さらに、限流リミツター8として線材抵抗を用
いるのではなく第5図に示す様に層状の弾性を有
する導電性抵抗例えば導電性ゴム17を用いるこ
ともできる。即ち絶縁材料より成るセパレーター
18と上記導電性ゴム17を交互に積ね合わせ、
絶縁モールド9をほどこしたブラシ電極3を植設
し、頭皮通電用ブラシを形成することもできる。
この場合、第6図に示す様に、導電性ゴム17が
弾性変形することにより、頭皮の凹凸に応じた変
位が可能となり、接触圧を一様にすることがで
き、しかも、ブラシ電極3各々に限流リミツター
8が形成されることになるので、パルス電流の局
部集中を防ぐことができる。
〔効果〕
本考案は、上述の通り構成されているので、次
に記載する効果を奏する。
即ち、可変抵抗器の下流に複数のブラシ電極を
所定数のグループに分け、各グループごとに限流
リミツターを設けることにより、頭皮の凹凸に関
係なく頭皮のある領域ごとに均一にパルス電流を
流すことができるので、頭皮の痛みを無くすこと
はもちろん、育毛促進、脱毛防止が広い範囲で有
効となる。さらに加えてブラシ電極各々の先端を
除く部分に絶縁モールドを形成することにより、
パルス電流の流出部がブラシ電極の先端に限られ
るので、育毛剤と併用した際に、パルス電流がブ
ラシ電極の周面から流れ出すことがないので、頭
皮を効果的に刺激することができ、育毛促進、脱
毛防止の効果が増大する。さらにリミツターを設
けたり、絶縁モールドを形成する為に従来の頭皮
通電用ブラシに大きな改造を必要とせず、コスト
を可及的に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は頭
皮通電用ブラシの構成図、第2図は第1図に於け
る−′線断面組付図、第3図は、ブラシ電極
の出力微調整回路の回路図、第4図は第2図に於
ける−′線断面図、第5図は限流リミツター
として層状の弾性を有する導電性抵抗を使用した
場合のブラシ電極部の断面図、第6図は、第5図
の作動を示した断面図である。なお、図中符号
は、 1,1′……頭皮通電用ブラシ本体、2……プ
リント基板、3……ブラシ電極、4……可変抵抗
器、4′……調節ツマミ、5……支持板、6,
6′……導線、7……プラグ、8……限流リミツ
ター、9……絶縁モールド、10……パルス発振
器、11……スイツチ、12……波形選択ツマ
ミ、13……強弱調節ツマミ、14……タイマ
ー、15……電源プラグ、16……ビス、17…
…導電性ゴム、18……セパレーターを、それぞ
れ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パルス発振器10、可変抵抗器4、ブラジ本
    体1に植設された複数のブラシ電極3間を導線
    6によつて接続された頭皮通電用ブラシに於
    て; 上記可変抵抗器4の下流に上記複数のブラシ
    電極3を所定数のグループに分け、各グループ
    ごとに限流リミツター8を設けたことを特徴と
    する頭皮通電用ブラシ。 上記複数のブラシ電極3各々の先端を除く部
    分に絶縁モールド9を形成したことを特徴とす
    る請求項第1項記載の頭皮通電用ブラシ。
JP7708389U 1989-06-30 1989-06-30 Expired - Lifetime JPH059010Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7708389U JPH059010Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30

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JP7708389U JPH059010Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30

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JPH0316949U JPH0316949U (ja) 1991-02-20
JPH059010Y2 true JPH059010Y2 (ja) 1993-03-05

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JP5397975B2 (ja) * 2008-04-04 2014-01-22 株式会社ビーティフィック 育毛剤導入装置
JP2015027440A (ja) * 2013-06-28 2015-02-12 株式会社モリグチ クラスタープローブ装置
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JP6966812B1 (ja) 2020-08-06 2021-11-17 有限会社G.Mコーポレーション 皮膚刺激ブラシ
JP7084666B1 (ja) * 2021-10-12 2022-06-15 株式会社レーベン 生体電気刺激具

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