JPH0590108A - コンデンサの製造方法及びその製造装置 - Google Patents
コンデンサの製造方法及びその製造装置Info
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- JPH0590108A JPH0590108A JP3251411A JP25141191A JPH0590108A JP H0590108 A JPH0590108 A JP H0590108A JP 3251411 A JP3251411 A JP 3251411A JP 25141191 A JP25141191 A JP 25141191A JP H0590108 A JPH0590108 A JP H0590108A
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- capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対の金属化フィルムを巻回して形成した素
子のフィルム間に隙間、空気を残さずにプレスするコン
デンサの製造方法、及びその製造装置を提供する。 【構成】 上下のプレス板間に弾力性を有する側板を介
装して密閉空間に形成されるインナーケースに、一対の
金属化フィルムを巻回して円柱状に形成した素子を収納
し、この素子を収納したインナーケース内を真空引きし
つつ、このケース内を加熱し、また同時にこのインナー
ケース外面全体に等方圧をかけて、インナーケースの上
下プレス板で前記素子の上下面をプレスし、且つ弾力性
を有する側板で側面をプレスする。
子のフィルム間に隙間、空気を残さずにプレスするコン
デンサの製造方法、及びその製造装置を提供する。 【構成】 上下のプレス板間に弾力性を有する側板を介
装して密閉空間に形成されるインナーケースに、一対の
金属化フィルムを巻回して円柱状に形成した素子を収納
し、この素子を収納したインナーケース内を真空引きし
つつ、このケース内を加熱し、また同時にこのインナー
ケース外面全体に等方圧をかけて、インナーケースの上
下プレス板で前記素子の上下面をプレスし、且つ弾力性
を有する側板で側面をプレスする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属化フィルムを巻回
して形成した素子をプレスするコンデンサの製造方法及
びその製造装置に関する。
して形成した素子をプレスするコンデンサの製造方法及
びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フィルムコンデンサは、誘電体
としての高分子フィルムにアルミニウム等の金属材料を
蒸着して電極を形成して金属化フィルムとし、この一対
の金属化フィルムを多重に巻回して素子を形成すると共
に、この素子を100℃〜200℃の熱プレス板にてプ
レスし、このプレスされた素子にメタリコン(金属溶
射)を行なって構成している。
としての高分子フィルムにアルミニウム等の金属材料を
蒸着して電極を形成して金属化フィルムとし、この一対
の金属化フィルムを多重に巻回して素子を形成すると共
に、この素子を100℃〜200℃の熱プレス板にてプ
レスし、このプレスされた素子にメタリコン(金属溶
射)を行なって構成している。
【0003】ところで、従来のフィルムコンデンサの製
造は、図8(A)に示す如く、ヒータ4を内設した上下
のプレス板1,2間にコンデンサ素子3を載置して、こ
れら上下のプレス板1,2にてコンデンサ素子3をプレ
スして行なっているが、この従来の方法によると図8
(B)に示すようにプレス板に接触しないI部とII部と
が半円状に未プレスの状態で残ってしまい、結局図9に
示す如く巻回された金属化フィルム間に隙間が残ってし
まっている。
造は、図8(A)に示す如く、ヒータ4を内設した上下
のプレス板1,2間にコンデンサ素子3を載置して、こ
れら上下のプレス板1,2にてコンデンサ素子3をプレ
スして行なっているが、この従来の方法によると図8
(B)に示すようにプレス板に接触しないI部とII部と
が半円状に未プレスの状態で残ってしまい、結局図9に
示す如く巻回された金属化フィルム間に隙間が残ってし
まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
フィルムコンデンサの製造方法では、一対の金属化フィ
ルムを巻回して形成した円柱状の素子を熱プレス板でプ
レスしているのみなので、プレス板に接触するのは上下
面のみであって両側面はプレスされないで半円状になっ
て巻回金属化フィルム間に隙間が残ってしまっている。
フィルムコンデンサの製造方法では、一対の金属化フィ
ルムを巻回して形成した円柱状の素子を熱プレス板でプ
レスしているのみなので、プレス板に接触するのは上下
面のみであって両側面はプレスされないで半円状になっ
て巻回金属化フィルム間に隙間が残ってしまっている。
【0005】このように金属化フィルム間に隙間が存在
すると、静電容量がばらつく、誘電正接が安定しない、
前記隙間にメタリコンが吹込むことによる絶縁抵抗の低
下、耐圧不良といった問題点が発生していた。
すると、静電容量がばらつく、誘電正接が安定しない、
前記隙間にメタリコンが吹込むことによる絶縁抵抗の低
下、耐圧不良といった問題点が発生していた。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、巻回された金属化フィルム間から空気を抜くと
共に隙間をなくして、静電容量を増加させると共に、誘
電正接を安定させ、耐圧を向上し、しかもフィルムの隙
間にメタリコンの吹込みがなくなることによって絶縁抵
抗の低下を防止したコンデンサの製造方法及びその製造
装置を提供することを目的としている。
もので、巻回された金属化フィルム間から空気を抜くと
共に隙間をなくして、静電容量を増加させると共に、誘
電正接を安定させ、耐圧を向上し、しかもフィルムの隙
間にメタリコンの吹込みがなくなることによって絶縁抵
抗の低下を防止したコンデンサの製造方法及びその製造
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1の発明によるコンデンサの製造方法は、上下の
プレス板間に弾力性を有する側板を介装して密閉空間に
形成されるインナーケースに、一対の金属化フィルムを
巻回して円柱状に形成した素子を収納し、この素子を収
納したインナーケース内を真空引きする工程と、前記イ
ンナーケース内を加熱する工程と、前記インナーケース
外面全体に等方圧をかけて、前記インナーケース内の素
子を真空中で上下のプレス板で上下面をプレスし、且つ
弾力性を有する側板で側面をプレスする工程と、を含ん
でいる。
請求項1の発明によるコンデンサの製造方法は、上下の
プレス板間に弾力性を有する側板を介装して密閉空間に
形成されるインナーケースに、一対の金属化フィルムを
巻回して円柱状に形成した素子を収納し、この素子を収
納したインナーケース内を真空引きする工程と、前記イ
ンナーケース内を加熱する工程と、前記インナーケース
外面全体に等方圧をかけて、前記インナーケース内の素
子を真空中で上下のプレス板で上下面をプレスし、且つ
弾力性を有する側板で側面をプレスする工程と、を含ん
でいる。
【0008】また、請求項2の発明によるコンデンサの
製造装置は、上下のプレス板間に弾力性を有する側板を
介装して密閉空間に形成され、一対の金属化フィルムを
巻回して円柱状に形成した素子を収納するインナーケー
スと、前記インナーケース内を真空引きする真空引き手
段と、前記インナーケース内を加熱する加熱手段と、前
記インナーケースを密閉状態で収納可能なアウターケー
スと、前記アウターケース内を加圧して収納したインナ
ーケースの外面全体の等方圧をかける加圧手段と、を備
えている。
製造装置は、上下のプレス板間に弾力性を有する側板を
介装して密閉空間に形成され、一対の金属化フィルムを
巻回して円柱状に形成した素子を収納するインナーケー
スと、前記インナーケース内を真空引きする真空引き手
段と、前記インナーケース内を加熱する加熱手段と、前
記インナーケースを密閉状態で収納可能なアウターケー
スと、前記アウターケース内を加圧して収納したインナ
ーケースの外面全体の等方圧をかける加圧手段と、を備
えている。
【0009】
【作用】このような構成では、上下のプレス板間に弾力
性を有する側板を介装して密閉空間に形成されるインナ
ーケースに、一対の金属化フィルムを巻回して円柱状に
形成した素子を収納し、この素子を収納したインナーケ
ース内を真空引きしつつ、このケース内を加熱し、また
同時にこのインナーケース外面全体に等方圧をかけて、
インナーケースの上下プレス板で前記素子の上下面をプ
レスし、且つ弾力性を有する側板で側面をプレスする。
性を有する側板を介装して密閉空間に形成されるインナ
ーケースに、一対の金属化フィルムを巻回して円柱状に
形成した素子を収納し、この素子を収納したインナーケ
ース内を真空引きしつつ、このケース内を加熱し、また
同時にこのインナーケース外面全体に等方圧をかけて、
インナーケースの上下プレス板で前記素子の上下面をプ
レスし、且つ弾力性を有する側板で側面をプレスする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0011】図1ないし図7は本発明の一実施例を示
し、図1はコンデンサ素子を真空状態で加熱加圧して製
造している様子を示すコンデンサ製造装置の説明図、図
2は上プレス板を外した状態を示すインナーケースの斜
視図、図3は図2のIII-III 線断面図、図4は上プレス
板を被着した状態のインナーケースの横断面図、図5は
インナーケースの横断面図、図6の(A)は圧をかける
前のインナーケースの説明図、(B)はインナーケース
外面に等方圧をかけている状態を示す説明図、図7はコ
ンデンサ素子を示し、(A)は一対の金属化フィルムを
巻回して円柱状に形成された素子を示す説明図、(B)
は予加圧してやや偏平状に形成した素子の説明図、
(C)は上下面及び側面を加圧して形成した素子の説明
図である。
し、図1はコンデンサ素子を真空状態で加熱加圧して製
造している様子を示すコンデンサ製造装置の説明図、図
2は上プレス板を外した状態を示すインナーケースの斜
視図、図3は図2のIII-III 線断面図、図4は上プレス
板を被着した状態のインナーケースの横断面図、図5は
インナーケースの横断面図、図6の(A)は圧をかける
前のインナーケースの説明図、(B)はインナーケース
外面に等方圧をかけている状態を示す説明図、図7はコ
ンデンサ素子を示し、(A)は一対の金属化フィルムを
巻回して円柱状に形成された素子を示す説明図、(B)
は予加圧してやや偏平状に形成した素子の説明図、
(C)は上下面及び側面を加圧して形成した素子の説明
図である。
【0012】図1に示すようにコンデンサ製造装置11
は、加圧装置12により内部に圧縮ガスを供給して内部
圧力を上昇できるよう密閉、且つ耐圧に形成されたアウ
ターケース13と、このアウターケース13内に収納さ
れ、下プレス板14上にシリコンゴム等の弾性を有する
材料により形成された側板(枠体)15を植立する一
方、この側板15上に取り外し自在に上プレス板16を
載置して、内部が密閉可態でコンデンサ素子17を横倒
状態で収納すると共に、図示しない保持装置により浮上
されて等方圧がかけられるインナーケース18と、この
インナーケース18にパイプ19を介して接続され、こ
のインナーケース18内を真空引きする真空引き装置2
0と、前記インナーケース18内部を加熱するようアウ
ターケース13内に配設したヒータ21及びファン22
からなる加熱装置23とを主要素として構成されてい
る。
は、加圧装置12により内部に圧縮ガスを供給して内部
圧力を上昇できるよう密閉、且つ耐圧に形成されたアウ
ターケース13と、このアウターケース13内に収納さ
れ、下プレス板14上にシリコンゴム等の弾性を有する
材料により形成された側板(枠体)15を植立する一
方、この側板15上に取り外し自在に上プレス板16を
載置して、内部が密閉可態でコンデンサ素子17を横倒
状態で収納すると共に、図示しない保持装置により浮上
されて等方圧がかけられるインナーケース18と、この
インナーケース18にパイプ19を介して接続され、こ
のインナーケース18内を真空引きする真空引き装置2
0と、前記インナーケース18内部を加熱するようアウ
ターケース13内に配設したヒータ21及びファン22
からなる加熱装置23とを主要素として構成されてい
る。
【0013】前記アウターケース13は、内設されるイ
ンナーケース18に対するコンデンサ素子17の出し入
れのため蓋体13aが開閉可能になっている。一方、イ
ンナーケース18は図2に示す如く、内部に一列状態で
横倒状態のコンデンサ素子17を多数収納するようにな
っている。また、素子収納室を形成している側板15の
長さ方向(図2上では左右)の端部には金属製等のスペ
ーサ24,24が介装されており、収納素子プレス時に
左右端部に位置する素子17がつぶれないよう間隙を保
持している。
ンナーケース18に対するコンデンサ素子17の出し入
れのため蓋体13aが開閉可能になっている。一方、イ
ンナーケース18は図2に示す如く、内部に一列状態で
横倒状態のコンデンサ素子17を多数収納するようにな
っている。また、素子収納室を形成している側板15の
長さ方向(図2上では左右)の端部には金属製等のスペ
ーサ24,24が介装されており、収納素子プレス時に
左右端部に位置する素子17がつぶれないよう間隙を保
持している。
【0014】前記コンデンサ製造装置11を用いてフィ
ルムコンデンサをプレスし製造する方法を説明する。
ルムコンデンサをプレスし製造する方法を説明する。
【0015】まず、一対の金属化フィルムを巻回して図
7(A)に示すように円柱状にコンデンサ素子17を形
成し、この素子17を予プレスして図7(B)に示す如
くやや偏平に成形する。そして、このやや偏平に予プレ
スした素子17を多数図1に示す如くインナーケース1
8内に収納して、このインナーケース18内を真空引き
装置20により真空引きする。この真空引きの状態で、
加熱装置23を作動させてインナーケース18内を加熱
しつつ、このインナーケース18を内設しているアウタ
ーケース13内に例えば圧縮空気を加圧装置12にて供
給し、前記インナーケース18の外面に等方圧をかけ
る。すると図6(B)に示す如く、上下のプレス板1
4,16が接近するよう加圧されて収納したコンデンサ
素子17の外周面を上下方向からプレスすると共に、同
時に側板も上下プレス板14,16の接近により上下方
向に収縮して素子17外周の両側面を横方向からプレス
することになる。さらに、併わせて、素子17が収納さ
れているインナーケース18内は真空引きされているの
で、このコンデンサ素子17の巻回した金属化フィルム
間の空気を排出してより素子17をプレスしやすくして
いると共に、前記のようにインナーケース18内が真空
引きされることにより、側板15に内側方向への撓みが
加わり、この撓みと前記上下方向への収縮とにより、素
子17には上下プレスのみならず側面プレスが加わるこ
ととなる。
7(A)に示すように円柱状にコンデンサ素子17を形
成し、この素子17を予プレスして図7(B)に示す如
くやや偏平に成形する。そして、このやや偏平に予プレ
スした素子17を多数図1に示す如くインナーケース1
8内に収納して、このインナーケース18内を真空引き
装置20により真空引きする。この真空引きの状態で、
加熱装置23を作動させてインナーケース18内を加熱
しつつ、このインナーケース18を内設しているアウタ
ーケース13内に例えば圧縮空気を加圧装置12にて供
給し、前記インナーケース18の外面に等方圧をかけ
る。すると図6(B)に示す如く、上下のプレス板1
4,16が接近するよう加圧されて収納したコンデンサ
素子17の外周面を上下方向からプレスすると共に、同
時に側板も上下プレス板14,16の接近により上下方
向に収縮して素子17外周の両側面を横方向からプレス
することになる。さらに、併わせて、素子17が収納さ
れているインナーケース18内は真空引きされているの
で、このコンデンサ素子17の巻回した金属化フィルム
間の空気を排出してより素子17をプレスしやすくして
いると共に、前記のようにインナーケース18内が真空
引きされることにより、側板15に内側方向への撓みが
加わり、この撓みと前記上下方向への収縮とにより、素
子17には上下プレスのみならず側面プレスが加わるこ
ととなる。
【0016】このような状態(真空引き、加熱、加圧)
で素子17をプレス処理することにより、素子17は、
左右の半円部がプレスされて平面化し図7(C)に示す
如く隙間が残らなくなる。このことにより静電容量が増
加すると共に、前記隙間にメタリコンが吹き込むことが
なくなるので、絶縁不良、耐圧不良が改善され、しか
も、金属化フィルム間の空気が抜けることにより、コロ
ナ誘電開始電圧が上がり、信頼性の高いコンデンサが得
られる。
で素子17をプレス処理することにより、素子17は、
左右の半円部がプレスされて平面化し図7(C)に示す
如く隙間が残らなくなる。このことにより静電容量が増
加すると共に、前記隙間にメタリコンが吹き込むことが
なくなるので、絶縁不良、耐圧不良が改善され、しか
も、金属化フィルム間の空気が抜けることにより、コロ
ナ誘電開始電圧が上がり、信頼性の高いコンデンサが得
られる。
【0017】尚、図1、図2の図示例ではインナーケー
ス18に素子17が複数個しか描かれていないが、実際
には多数(例えば20〜50個)収納される。
ス18に素子17が複数個しか描かれていないが、実際
には多数(例えば20〜50個)収納される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、巻
回された金属化フィルム間から空気を抜くと共に隙間を
なくすことができ、その結果静電容量を増加させると共
に、誘電正接を安定させ、耐圧を向上し、しかもフィル
ムの隙間にメタリコンの吹込みがなくなることによって
絶縁抵抗の低下を防止できる効果がある。
回された金属化フィルム間から空気を抜くと共に隙間を
なくすことができ、その結果静電容量を増加させると共
に、誘電正接を安定させ、耐圧を向上し、しかもフィル
ムの隙間にメタリコンの吹込みがなくなることによって
絶縁抵抗の低下を防止できる効果がある。
【図1】コンデンサ素子を真空状態で加熱加圧して製造
している様子を示すコンデンサ製造装置の説明図。
している様子を示すコンデンサ製造装置の説明図。
【図2】上プレス板を外した状態を示すインナーケース
の斜視図。
の斜視図。
【図3】図2のIII-III 線断面図。
【図4】上プレス板を被着した状態のインナーケースの
横断面図。
横断面図。
【図5】インナーケースの横断面図。
【図6】(A)は圧力をかける前のインナーケースの説
明図、(B)はインナーケース外面に等方圧をかけてい
る状態を示す説明図。
明図、(B)はインナーケース外面に等方圧をかけてい
る状態を示す説明図。
【図7】コンデンサ素子を示し、(A)は一対の金属化
フィルムを巻回して円柱状に形成された素子を示す説明
図、(B)は予加圧してやや偏平状に形成した素子の説
明図、(C)は上下面及び側面を加圧して形成した素子
の説明図。
フィルムを巻回して円柱状に形成された素子を示す説明
図、(B)は予加圧してやや偏平状に形成した素子の説
明図、(C)は上下面及び側面を加圧して形成した素子
の説明図。
【図8】(A)は従来の装置による素子のプレス方法を
示す説明図、(B)は素子の左右側部がプレスされない
で半円形に残ることを示す素子の説明図。
示す説明図、(B)は素子の左右側部がプレスされない
で半円形に残ることを示す素子の説明図。
【図9】従来方法により製造されたコンデンサを示す説
明図。
明図。
11…コンデンサ製造装置 12…加圧装置 13…アウターケース 14…下プレス板 15…側板 16…上プレス板 17…素子 18…インナーケース 20…真空引き装置
Claims (2)
- 【請求項1】 上下のプレス板間に弾力性を有する側板
を介装して密閉空間に形成されるインナーケースに、一
対の金属化フィルムを巻回して円柱状に形成した素子を
収納し、この素子を収納したインナーケース内を真空引
きする工程と、 前記インナーケース内を加熱する工程と、 前記インナーケース外面全体に等方圧をかけて、前記イ
ンナーケース内の素子を真空中で上下のプレス板で上下
面をプレスし、且つ弾力性を有する側板で側面をプレス
する工程と、 を含むことを特徴とするコンデンサの製造方法。 - 【請求項2】 上下のプレス板間に弾力性を有する側板
を介装して密閉空間に形成され、一対の金属化フィルム
を巻回して円柱状に形成した素子を収納するインナーケ
ースと、 前記インナーケース内を真空引きする真空引き手段と、 前記インナーケース内を加熱する加熱手段と、 前記インナーケースを密閉状態で収納可能なアウターケ
ースと、 前記アウターケース内を加圧して収納したインナーケー
スの外面全体に等方圧をかける加圧手段と、 を備えたことを特徴とするコンデンサの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251411A JPH0590108A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コンデンサの製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251411A JPH0590108A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コンデンサの製造方法及びその製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590108A true JPH0590108A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17222446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3251411A Pending JPH0590108A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コンデンサの製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590108A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014178135A1 (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-06 | 小島プレス工業株式会社 | 積層フィルムコンデンサ母材の加圧装置及び積層フィルムコンデンサ素子の製造方法 |
JPWO2014178132A1 (ja) * | 2013-05-01 | 2017-02-23 | 小島プレス工業株式会社 | フィルムコンデンサ及びフィルムコンデンサ素子並びにフィルムコンデンサ素子のエージング装置及びエージング方法 |
CN111546614A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-08-18 | 晋江市创科科技有限公司 | 一种用于电容器金属化薄膜的压平机器及其使用方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3251411A patent/JPH0590108A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014178135A1 (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-06 | 小島プレス工業株式会社 | 積層フィルムコンデンサ母材の加圧装置及び積層フィルムコンデンサ素子の製造方法 |
JPWO2014178132A1 (ja) * | 2013-05-01 | 2017-02-23 | 小島プレス工業株式会社 | フィルムコンデンサ及びフィルムコンデンサ素子並びにフィルムコンデンサ素子のエージング装置及びエージング方法 |
CN111546614A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-08-18 | 晋江市创科科技有限公司 | 一种用于电容器金属化薄膜的压平机器及其使用方法 |
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