JPH058985Y2 - - Google Patents

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JPH058985Y2
JPH058985Y2 JP1988049865U JP4986588U JPH058985Y2 JP H058985 Y2 JPH058985 Y2 JP H058985Y2 JP 1988049865 U JP1988049865 U JP 1988049865U JP 4986588 U JP4986588 U JP 4986588U JP H058985 Y2 JPH058985 Y2 JP H058985Y2
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JP
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cushion
circular seat
seat
lumbar
waist
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JP1988049865U
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JPH01155430U (ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として長期就床患者の臀部の蓐瘡
の発生を防止するために使用される円座を改良し
た腰当てクツシヨン付き円座に関する。
[従来技術とその問題点] 一般に、長期就床患者の臀部の蓐瘡の発生を防
止するために使用される円座としては、ドーナツ
状に構成されたゴム製または布製の本体内に、ク
ツシヨン材としてエアー、発泡スチロール製ビー
ズまたは綿花等が充填されたもの、あるいは円座
全体が硬質製のスポンジ体からなるもの(実公昭
38−23891号公報)等がある。又、長期就床に際
して患者の腰痛を緩和する目的で円座の周側の一
部に腰枕を設けたものがある。(実開昭55−19620
号公報) しかしながら、これら従来の円座を長期間使用
すると、臀部の蓐瘡の発生は多少防止できるが、
通常の就床状態より臀部を常時上方へ持上げた状
態で就床させるため、腰部側の円座と接する部分
に圧迫感を感じさせるばかりでなく、円座と接す
る部分より身体の上方、すなわち腰部が体重で床
側へ沈もうとするため、患者を疲労させたり、腰
痛を発生させるという新たな問題点があつた。
また、腰枕や腰部に円座の一部を介装させる前
記公報記載の円座では、クツシヨン材が硬質スポ
ンジその他の弾性材であるため、腰枕や円座が当
接する腰部の体重の分散効果が劣り、従来の単な
る円座のみからなるものに比し蓐瘡の発生を防止
する効果、および腰痛緩和の効果は多少得られる
ものの、著しい効果は得られず、長期間同一姿勢
での使用に際しては蓐瘡の発生や腰痛の発生を防
止することは困難である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、円座に掛る患者の体重を有効に分散
させることにより、従来における上記問題点を解
決したもので、円座の周側の一部に腰当てクツシ
ヨンが一体に連設され、かつ円座と腰当てクツシ
ヨンのクツシヨン材がエアーであり、円座部と腰
当てクツシヨン部間が連通されるとともに、腰当
てクツシヨン部を含む円座の一部に給排気口が設
けられたこと、および円座と円座の周側の一部に
連設される腰当てクツシヨンが各別に構成され、
両者のクツシヨン材がエアーであり、かつ円座お
よび腰当てクツシヨンがカバーにより一体に形成
されたことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、別紙図面に基づいて本考案に係る腰当て
クツシヨン付き円座の実施例を説明する。
第1図は円座1と腰当てクツシヨン2が一体に
連設された腰当てクツシヨン付き円座Aが示され
ている。
すなわち、ゴム等の弾性気密材で構成されたド
ーナツ状の円座1の周側の略半円部分が延成され
て腰当てクツシヨン部2が形成され、円座1と腰
当てクツシヨン2が一体化されたエアーをクツシ
ヨン材とする腰当てクツシヨン付き円座Aが示さ
れている。
ここで、円座部分1と腰当てクツシヨン部2
は、第1図に示されるように、両者一体型に連通
して構成されるものの他、第2図に示される腰当
てクツシヨン付き円座Bのように、両者1,2を
溶着部1bを介して各別に構成し、両者各別に給
排気口を設けたり、連通孔1cを設けて一方にの
み給排気口1dを設けるようにしてもよい。
第3図は各別に構成された円座と腰当てクツシ
ヨンが、これらと着脱自在でかつ一体に構成され
た円座および腰当てクツシヨンカバーにより一体
に連設された腰当てクツシヨン付き円座Cが示さ
れている。すなわち、ゴム等の弾性気密材により
構成されかつエアーをクツシヨン材とした円座3
と、この円座3と同様、ゴム等の弾性気密材によ
り構成されかつエアーをクツシヨン材とする略長
方形に構成された腰当てクツシヨン4とが、円座
および腰当てクツシヨンカバー5により着脱自在
に装着されているものが用いられる。
ここで、円座および腰当てクツシヨンカバー5
としては、カバー上面5aとカバー下面5bとが
その全周においてフアスナー6で着脱自在に構成
されており、カバー下面5bの腰当てクツシヨン
収納部に腰当てクツシヨン4が載置されると共
に、カバー上面5aを円座3の中央の孔7から挿
通し、フアスナー6でカバー5の上下面5a,5
bを一体に係止することにより、円座3と腰当て
クツシヨン4とが着脱されるものが用いられてい
る。
図中6aはフアスナー6の開閉具を示す。
[効果] 本考案は上記したように、エアーをクツシヨン
材とする円座の周側の一部に、同じくエアーをク
ツシヨン材とする腰当てクツシヨンが設けられて
いるので、就床患者が円座に臀部を乗せて蓐瘡の
発生を防止するために使用する場合、腰部に腰当
てクツシヨンが当るため、体重が円座部分だけで
なく、腰当て部にも分散され、寝返りなどの体重
の移動に際して容易に順応、変形し、緩衝効果に
すぐれ、体重移動による部分的荷重が可及的に緩
和されるので、それだけ腰部の疲労や腰痛を防止
でき、長期就床患者にとつてきわめて有用であ
る。
また、円座と腰当てクツシヨンが一体に連設さ
れたものにおいては、円座と腰当てクツシヨンが
分離されないため、いずれか一方を紛失すること
もなく、取扱上便利であり、円座と腰当てクツシ
ヨンが各別に構成されて連設されたものにおいて
は、いずれか一方の汚毀損に際して、その汚毀損
部分のみの交換で当初の腰当てクツシヨン付き円
座としての効果を再生できて経済的てあり、各別
に構成された円座と腰当てクツシヨンが、これら
と着脱自在でかつ一体に構成された円座および腰
当てクツシヨンカバーにより一体に連設されたも
のにおいては、円座と腰当てクツシヨンを度々洗
濯しなくても、カバーのみをしばしば洗濯するこ
とにより、腰当てクツシヨン付き円座を常時清潔
に保つことができる等、長期就床患者にとつてす
ぐれた実用的諸効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る腰当てクツシヨン付き円座
の実施例を示すもので、第1図aは円座と腰当て
クツシヨンが一体に連設された腰当てクツシヨン
付き円座の側面図、bはその平面図、第2図aは
円座と腰当てクツシヨンが各別に構成され、連設
された腰当てクツシヨン付き円座の一部を切欠し
て示す側面図、bはその平面図、第3図は円座と
腰当てクツシヨンと円座および腰当てクツシヨン
カバーが各別に構成された腰当てクツシヨン付き
円座の例で、aは一部を切欠して示す円座の斜視
図、bは一部を切欠して示す腰当てクツシヨンの
平面図、cは円座カバーの一部を開き一部を切欠
して示す円座および腰当てクツシヨンカバーの平
面図である。 1,3……円座、1b……溶着部、1c……連
通孔、1d……給排気口、2,4……腰当てクツ
シヨン、5……円座および腰当てクツシヨンカバ
ー、A,B,C……腰当てクツシヨン付き円座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円座の周側の一部に腰当てクツシヨンが一体
    に連設され、かつ円座と腰当てクツシヨンのク
    ツシヨン材がエアーであり、円座部と腰当てク
    ツシヨン部間が連通されるとともに、腰当てク
    ツシヨン部を含む円座の一部に給排気口が設け
    られたことを特徴とする腰当てクツシヨン付き
    円座。 (2) 円座と、円座の周側の一部に連設される腰当
    てクツシヨンが各別に構成され、両者のクツシ
    ヨン材がエアーであり、かつ円座および腰当て
    クツシヨンがカバーにより一体に形成されたこ
    とを特徴とする腰当てクツシヨン付き円座。
JP1988049865U 1988-04-15 1988-04-15 Expired - Lifetime JPH058985Y2 (ja)

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JP1988049865U JPH058985Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15

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JP1988049865U JPH058985Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15

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JPH01155430U JPH01155430U (ja) 1989-10-25
JPH058985Y2 true JPH058985Y2 (ja) 1993-03-05

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ID=31275946

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557011B2 (ja) * 1992-06-04 1996-11-27 東洋羽毛工業株式会社 医療用緩衝部材
JP2539149Y2 (ja) * 1993-06-28 1997-06-25 千代恵 大西 ガードリング

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JPS5519620B2 (ja) * 1976-06-07 1980-05-27

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JPS5519620U (ja) * 1978-07-21 1980-02-07

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JPS5519620B2 (ja) * 1976-06-07 1980-05-27

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JPH01155430U (ja) 1989-10-25

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