JP2539149Y2 - ガードリング - Google Patents
ガードリングInfo
- Publication number
- JP2539149Y2 JP2539149Y2 JP1993045541U JP4554193U JP2539149Y2 JP 2539149 Y2 JP2539149 Y2 JP 2539149Y2 JP 1993045541 U JP1993045541 U JP 1993045541U JP 4554193 U JP4554193 U JP 4554193U JP 2539149 Y2 JP2539149 Y2 JP 2539149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- cut
- guard ring
- sewn
- taken out
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
〔0001〕 〔産業上の利用分野〕本考案は床づれ予防及び、生じた
床づれの保護治療のために用いる長期療養患者のための
介助用ガードリングに関するものである。 〔0002〕 〔従来の技術〕当目的に使用されている従来の市販品
は、ゴム製又は合成樹脂製のものが大部分をしめてい
た、これらの製品は吸湿性や通気性に乏しいため長時間
の使用で蒸れてベトつくため歓迎されなかった。一部に
布製のものがあったけれども、これらは単にドーナツ状
の座蒲団にすぎないため複雑な人体の各部の形状に沿わ
せて便利に且つ快適に利用できるものではなかった。 〔0003〕 〔考案が解決しようとする課題〕本考案は上記欠点を改
良する手段としガードリングの形状に変化を与えて通気
性を改善すると同時に、ガードリングの一部を必要に応
じて薄厚2段の形になるような構造を利用して患者の体
や手足の傾き具合や高さを微妙に調節する用具をつくる
ことを目標とした。 〔0004〕 〔課題を解決するための手段〕型紙〔図1〕の(イ)の
点線部分でカット、その(2)の部分を持ち出す形に布
を裁断する。布は斜目布〔図2〕、縦目布〔図3〕各2
枚づつ作る、そうして斜目布を上に縦目布を下に組み合
わせて筒状に縫製する〔図5〕内部の充填材にはそば殻
や合成樹脂成形物をもちうる、こうして円形座蒲団の一
部分が二重にかさねあわさったガードリング〔図4〕が
できあがる。なお、(2)の部分を付き合わせて楕円形
ガードリング〔図5〕とすることもできる。 〔0005〕 〔作用〕このガードリングは床擦れ防止の効果は勿論、
リング状の一端が切れているためと重ね合わせた時にで
きる隙間により通気性が良い。更に大きな特徴として患
者が寝返りをしたとき体や頭部を斜めに支えたり手足の
高さ調節したりする時に利用できる。斜目布と縦目布を
上下にかさね合わせて縫製することによりガードリング
の形状安定性が非常によくなり、広げたりしても皺がで
きず押し潰したりしても復元性がすぐれている。 〔0006〕 〔実施例〕綿布2枚を互いに45度傾け重ね合わせて
〔図1〕(ロ)・(ハ)の型紙のように裁断し筒状に縫
ってそば殻を充填して仕上げた。このガードリングは
(2)の部分を付き合わせて臀部に用いた。楕円形であ
るため体によく合い通気性がよいため長時間の使用にも
快適であった。 〔0007〕 〔実施例2〕タオル地をもちいて実施例1と同様に裁断
して筒状に縫ってそば殻7に対してウレタンフォーム3
ヲ混合して中にいれて仕上げた。このガードリングの
(2)を重ねて〔図4〕のように一部を分厚くして枕の
代わりに側頭部にもちいて顔面部分が高くなるようにす
ると、流動食などの食事でも口からこぼれなかった。な
お、このとき重ねた(2)の所を紐(7)でしばるため
のループ(6)を付けた。 〔0008〕 〔考案の効果〕寝たきり患者のように長期療養者の耳、
肘、尻、かがと、背中などにでき易い床ずれや蒸れによ
る汗も、ただれ等は本考案の特徴を活かして使うことに
よりかなり防止できる。
床づれの保護治療のために用いる長期療養患者のための
介助用ガードリングに関するものである。 〔0002〕 〔従来の技術〕当目的に使用されている従来の市販品
は、ゴム製又は合成樹脂製のものが大部分をしめてい
た、これらの製品は吸湿性や通気性に乏しいため長時間
の使用で蒸れてベトつくため歓迎されなかった。一部に
布製のものがあったけれども、これらは単にドーナツ状
の座蒲団にすぎないため複雑な人体の各部の形状に沿わ
せて便利に且つ快適に利用できるものではなかった。 〔0003〕 〔考案が解決しようとする課題〕本考案は上記欠点を改
良する手段としガードリングの形状に変化を与えて通気
性を改善すると同時に、ガードリングの一部を必要に応
じて薄厚2段の形になるような構造を利用して患者の体
や手足の傾き具合や高さを微妙に調節する用具をつくる
ことを目標とした。 〔0004〕 〔課題を解決するための手段〕型紙〔図1〕の(イ)の
点線部分でカット、その(2)の部分を持ち出す形に布
を裁断する。布は斜目布〔図2〕、縦目布〔図3〕各2
枚づつ作る、そうして斜目布を上に縦目布を下に組み合
わせて筒状に縫製する〔図5〕内部の充填材にはそば殻
や合成樹脂成形物をもちうる、こうして円形座蒲団の一
部分が二重にかさねあわさったガードリング〔図4〕が
できあがる。なお、(2)の部分を付き合わせて楕円形
ガードリング〔図5〕とすることもできる。 〔0005〕 〔作用〕このガードリングは床擦れ防止の効果は勿論、
リング状の一端が切れているためと重ね合わせた時にで
きる隙間により通気性が良い。更に大きな特徴として患
者が寝返りをしたとき体や頭部を斜めに支えたり手足の
高さ調節したりする時に利用できる。斜目布と縦目布を
上下にかさね合わせて縫製することによりガードリング
の形状安定性が非常によくなり、広げたりしても皺がで
きず押し潰したりしても復元性がすぐれている。 〔0006〕 〔実施例〕綿布2枚を互いに45度傾け重ね合わせて
〔図1〕(ロ)・(ハ)の型紙のように裁断し筒状に縫
ってそば殻を充填して仕上げた。このガードリングは
(2)の部分を付き合わせて臀部に用いた。楕円形であ
るため体によく合い通気性がよいため長時間の使用にも
快適であった。 〔0007〕 〔実施例2〕タオル地をもちいて実施例1と同様に裁断
して筒状に縫ってそば殻7に対してウレタンフォーム3
ヲ混合して中にいれて仕上げた。このガードリングの
(2)を重ねて〔図4〕のように一部を分厚くして枕の
代わりに側頭部にもちいて顔面部分が高くなるようにす
ると、流動食などの食事でも口からこぼれなかった。な
お、このとき重ねた(2)の所を紐(7)でしばるため
のループ(6)を付けた。 〔0008〕 〔考案の効果〕寝たきり患者のように長期療養者の耳、
肘、尻、かがと、背中などにでき易い床ずれや蒸れによ
る汗も、ただれ等は本考案の特徴を活かして使うことに
よりかなり防止できる。
〔0009〕
〔図1〕は本考案作成用基本型紙、リング(イ)を中心
の点線で切って(ロ)(ハ)に分けそれぞれに(2)の
部分を持ち出した平面図 〔図2〕は裁断した斜目布、繋ぎ合わせ前の本考案の表
部分の平面図 〔図3〕は裁断した縦目布、繋ぎ合わせ前の本考案の裏
部分の平面図 〔図4〕は本考案の先端部分を重ねあわせて縛った状態
斜視図 〔図5〕は本考案の先端を付き合わせた状態の斜視図 〔図6〕は本考案を身体各部に使用した状態説明図 〔0010〕 〔符号の説明〕 (1)切り離した一対の型紙 (2)持ち出し部分 (3)縫いしろ (4)斜目布をしめす (5)縦目布をしめす (6)ループ (7)重ね部分を縛る紐 (8)重ね部分
の点線で切って(ロ)(ハ)に分けそれぞれに(2)の
部分を持ち出した平面図 〔図2〕は裁断した斜目布、繋ぎ合わせ前の本考案の表
部分の平面図 〔図3〕は裁断した縦目布、繋ぎ合わせ前の本考案の裏
部分の平面図 〔図4〕は本考案の先端部分を重ねあわせて縛った状態
斜視図 〔図5〕は本考案の先端を付き合わせた状態の斜視図 〔図6〕は本考案を身体各部に使用した状態説明図 〔0010〕 〔符号の説明〕 (1)切り離した一対の型紙 (2)持ち出し部分 (3)縫いしろ (4)斜目布をしめす (5)縦目布をしめす (6)ループ (7)重ね部分を縛る紐 (8)重ね部分
Claims (1)
- 【請求項1】 上下の布の下になる方を縦目布に、上に
なる方を斜目布(バイアス布)になるようにしてドーナ
ツ状に裁断するに際し、ドーナツ状の一個所を切り離
し、その反対側の他方の切り口を持ち出し長めに裁断す
る、そして、持ち出さない方の切り口どうしを縫合わし
た後、更にそれぞれ対応する上下の布を縫い合わせて円
筒状にする。この円筒の中にそば殻、合成樹脂ビーズ等
のクッション材を充填してなす一端が開いたガードリン
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045541U JP2539149Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ガードリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045541U JP2539149Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ガードリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742312U JPH0742312U (ja) | 1995-08-04 |
JP2539149Y2 true JP2539149Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=12722237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993045541U Expired - Fee Related JP2539149Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ガードリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539149Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS618027U (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-18 | フデ 須藤 | 床ずれ用円座 |
JPH024658Y2 (ja) * | 1985-09-03 | 1990-02-05 | ||
JPS6373066U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-16 | ||
JPH058985Y2 (ja) * | 1988-04-15 | 1993-03-05 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP1993045541U patent/JP2539149Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742312U (ja) | 1995-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |