JPH058946A - 自動ワインダの糸継制御装置 - Google Patents
自動ワインダの糸継制御装置Info
- Publication number
- JPH058946A JPH058946A JP16063891A JP16063891A JPH058946A JP H058946 A JPH058946 A JP H058946A JP 16063891 A JP16063891 A JP 16063891A JP 16063891 A JP16063891 A JP 16063891A JP H058946 A JPH058946 A JP H058946A
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- JP
- Japan
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- yarn
- solenoid
- cam
- splicing
- memory
- Prior art date
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- Pending
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存設備に容易に採用でき、糸継回数の設定
を簡単に変更できる。 【構成】 糸継ミス回数を機械的にカウントして所定回
数で巻取ユニット1を停止させるメモリーカム16と、
該メモリーカム16を糸継ぎの成否により解除または続
行させるソレノイド17と、糸継ミス回数を電気的にカ
ウントして設定回数まで上記ソレノイド17を解除動さ
せるコントローラ24とを備えたことを特徴とする。
を簡単に変更できる。 【構成】 糸継ミス回数を機械的にカウントして所定回
数で巻取ユニット1を停止させるメモリーカム16と、
該メモリーカム16を糸継ぎの成否により解除または続
行させるソレノイド17と、糸継ミス回数を電気的にカ
ウントして設定回数まで上記ソレノイド17を解除動さ
せるコントローラ24とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸継回数を任意に変更
できるようにした自動ワインダの糸継制御装置に関す
る。
できるようにした自動ワインダの糸継制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の巻取ユニットを並設した自動ワイ
ンダにおいては、各巻取ユニットに糸継装置を有するタ
イプ、あるいは巻取ユニットに沿って糸継装置を有する
作業台車が走行するタイプ等が知られている。
ンダにおいては、各巻取ユニットに糸継装置を有するタ
イプ、あるいは巻取ユニットに沿って糸継装置を有する
作業台車が走行するタイプ等が知られている。
【0003】このような自動ワインダでは、走行中の糸
にスラブ等の欠陥部を検出した時に強制的に糸の切断を
行い、巻取パッケージ側の上糸と給糸ボビン側の下糸を
糸継ぎすることにより糸欠陥部を除去する。また、スラ
ブ以外のテンション切れや給糸ボビンの糸なし等の場合
にも、糸が走行していないことを検出することにより上
記と同様の糸継動作が行われる。
にスラブ等の欠陥部を検出した時に強制的に糸の切断を
行い、巻取パッケージ側の上糸と給糸ボビン側の下糸を
糸継ぎすることにより糸欠陥部を除去する。また、スラ
ブ以外のテンション切れや給糸ボビンの糸なし等の場合
にも、糸が走行していないことを検出することにより上
記と同様の糸継動作が行われる。
【0004】上記糸継動作によって糸継ぎが成功すれ
ば、再度通常の巻取りが開始され、設定回数の糸継動作
によっても糸継ぎが成功しない場合は、糸継不能の表示
を行って巻取りを停止し、オペレータの処理を待つよう
になっている。
ば、再度通常の巻取りが開始され、設定回数の糸継動作
によっても糸継ぎが成功しない場合は、糸継不能の表示
を行って巻取りを停止し、オペレータの処理を待つよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置では、
糸継ミス回数の記憶が機械式カム機構によりなされ、中
継パイプの1往復に連動してメモリーカムが1ピッチ回
動し、所定回数の糸継ミスによりメモリーカムが一定角
度回動した位置で糸継不能表示部材を作動させるように
なっている。
糸継ミス回数の記憶が機械式カム機構によりなされ、中
継パイプの1往復に連動してメモリーカムが1ピッチ回
動し、所定回数の糸継ミスによりメモリーカムが一定角
度回動した位置で糸継不能表示部材を作動させるように
なっている。
【0006】従って、糸継動作の繰返し回数の設定は上
記メモリーカムによって一定であり、設定回数の変更は
メモリーカム等の記憶部材を取替えることが必要で、面
倒な作業を要する。特に、多品種少量生産システムに伴
い、糸種の頻繁な変更により糸によっては糸継の困難な
もの、あるいは簡単なもの等があり、糸継設定回数も糸
種に応じて容易に変更可能な装置が要望されている。な
お、本出願人は、糸継ミス回数を電気的にカウントして
任意の設定回数で巻取ユニットを停止させる糸継制御装
置を先に出願したが(特開昭64-28179号)、これを既存
設備に採用する場合、大幅な変更を要する問題がある。
記メモリーカムによって一定であり、設定回数の変更は
メモリーカム等の記憶部材を取替えることが必要で、面
倒な作業を要する。特に、多品種少量生産システムに伴
い、糸種の頻繁な変更により糸によっては糸継の困難な
もの、あるいは簡単なもの等があり、糸継設定回数も糸
種に応じて容易に変更可能な装置が要望されている。な
お、本出願人は、糸継ミス回数を電気的にカウントして
任意の設定回数で巻取ユニットを停止させる糸継制御装
置を先に出願したが(特開昭64-28179号)、これを既存
設備に採用する場合、大幅な変更を要する問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、既存設備に容易
に採用でき、糸継回数の設定を簡単に変更できる自動ワ
インダの糸継制御装置を提供することにある。
に採用でき、糸継回数の設定を簡単に変更できる自動ワ
インダの糸継制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、糸継ミス回数を機械的にカウントして所定
回数で巻取ユニットを停止させるメモリーカムと、該メ
モリーカムを糸継ぎの成否により解除または続行させる
ソレノイドと、糸継ミス回数を電気的にカウントして設
定回数まで上記ソレノイドを解除動させるコントローラ
とを備えたことを特徴とする。
に本発明は、糸継ミス回数を機械的にカウントして所定
回数で巻取ユニットを停止させるメモリーカムと、該メ
モリーカムを糸継ぎの成否により解除または続行させる
ソレノイドと、糸継ミス回数を電気的にカウントして設
定回数まで上記ソレノイドを解除動させるコントローラ
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】巻取ユニットが糸継ミスを生じると、コントロ
ーラがその回数を電気的にカウントし、設定回数までソ
レノイドを解除動させる。従って、その間、メモリーカ
ムは働かず、それ以後の糸継ミス回数をメモリーカムが
カウントし、所定回数で巻取ユニットを停止させるよう
になる。
ーラがその回数を電気的にカウントし、設定回数までソ
レノイドを解除動させる。従って、その間、メモリーカ
ムは働かず、それ以後の糸継ミス回数をメモリーカムが
カウントし、所定回数で巻取ユニットを停止させるよう
になる。
【0010】既存の巻取ユニットにはソレノイドを有す
るメモリーカムを備えたものもあるので、そのような巻
取ユニットにはコントローラを付加するだけで足り、本
発明を既存設備に容易に採用することが可能であり、糸
継回数の設定を簡単に変更することができる。
るメモリーカムを備えたものもあるので、そのような巻
取ユニットにはコントローラを付加するだけで足り、本
発明を既存設備に容易に採用することが可能であり、糸
継回数の設定を簡単に変更することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述すると、図1において1は紙面垂直方向に複数並
設されて自動ワインダを構成する巻取ユニットである。
この巻取ユニット1において、下部の給糸ボビン2から
解舒される糸Yがバルーンブレーカ3、テンサ4、クリ
アラ(スラブキャッチャともいう)5を経て綾振ドラム
6により回転する上部の巻取パッケージ7に巻取られ
る。
て詳述すると、図1において1は紙面垂直方向に複数並
設されて自動ワインダを構成する巻取ユニットである。
この巻取ユニット1において、下部の給糸ボビン2から
解舒される糸Yがバルーンブレーカ3、テンサ4、クリ
アラ(スラブキャッチャともいう)5を経て綾振ドラム
6により回転する上部の巻取パッケージ7に巻取られ
る。
【0012】この時、糸条中の糸欠点をクリアラ5が検
出すると、クリアラ5に内蔵されたカッタが作動して走
行糸を強制的に切断し、巻取りが停止される一方、サク
ションマウス8が作動して巻取パッケージ7側の上糸を
糸継装置9に導き、中継パイプ10が給糸ボビン2側の
下糸を上記糸継装置9に導き、この糸継装置9によって
上糸と下糸が糸継ぎされ、糸継ぎが成功すれば再び巻取
りが開始される。
出すると、クリアラ5に内蔵されたカッタが作動して走
行糸を強制的に切断し、巻取りが停止される一方、サク
ションマウス8が作動して巻取パッケージ7側の上糸を
糸継装置9に導き、中継パイプ10が給糸ボビン2側の
下糸を上記糸継装置9に導き、この糸継装置9によって
上糸と下糸が糸継ぎされ、糸継ぎが成功すれば再び巻取
りが開始される。
【0013】上記巻取ユニット1には糸継動作用のカム
機構が設けられており、図2において円板カム11が上
記糸継動作と並行して実線位置から右回りに回転し始
め、346 °回ると、ばね12で付勢された第1レバー1
3の従動子13aがカム溝11aに係合して第1レバー
13が軸14を支点に右に回動し、その端部の長溝13
bに一端のピン15aが係合された第2レバー15が図
示しない軸を支点に右回り回動して他端の送り爪15b
を動かし、図3に示すメモリーカム16を右回りに1ピ
ッチ進ませる。次いで、第1レバー13の従動子13a
がカム突起11bに係合して第1レバー13が左に回動
し、送り爪15bを戻す。
機構が設けられており、図2において円板カム11が上
記糸継動作と並行して実線位置から右回りに回転し始
め、346 °回ると、ばね12で付勢された第1レバー1
3の従動子13aがカム溝11aに係合して第1レバー
13が軸14を支点に右に回動し、その端部の長溝13
bに一端のピン15aが係合された第2レバー15が図
示しない軸を支点に右回り回動して他端の送り爪15b
を動かし、図3に示すメモリーカム16を右回りに1ピ
ッチ進ませる。次いで、第1レバー13の従動子13a
がカム突起11bに係合して第1レバー13が左に回動
し、送り爪15bを戻す。
【0014】この時、綾振りドラム6は既に回転してお
り、糸継ぎが成功した場合、ソレノイド17はOFFを
維持し、ストッパ18が左方向に回動しているので、メ
モリーカム16がラッチされずに図示しないばねにより
元に戻る。糸継ぎが失敗した場合、逆にクリアラ5の糸
検知信号によりソレノイド17がONとなり、ストッパ
18が右方向に回動しているので、メモリーカム16が
1ピッチ送られた状態でラッチされる。
り、糸継ぎが成功した場合、ソレノイド17はOFFを
維持し、ストッパ18が左方向に回動しているので、メ
モリーカム16がラッチされずに図示しないばねにより
元に戻る。糸継ぎが失敗した場合、逆にクリアラ5の糸
検知信号によりソレノイド17がONとなり、ストッパ
18が右方向に回動しているので、メモリーカム16が
1ピッチ送られた状態でラッチされる。
【0015】糸継ぎが失敗すると、再度糸継ぎが行わ
れ、糸継ミスが所定回数、実施例では3回になると、メ
モリーカム16が図3の仮想線のように第3レバー19
の一端19aと係合し、この第3レバー13を軸20を
支点に左回りに回動させるので、第3レバー19の他端
19bによって糸継不能表示ボタン(黄ボタンともい
う)21が巻取ユニット1の前面から突出される。第3
レバー19にはその回動により支点を越えるばね22が
設けられているので、突出した黄ボタン21を押し戻さ
ない限り、その状態が保持される。また、第3レバー1
9の他端19bによってスイッチ23がOFFされ、こ
れにより巻取ユニット1が停止すると共に、ソレノイド
17もOFFとされるので、ストッパ18が左方向に回
動し、メモリーカム16はラッチされず、リセットされ
る。
れ、糸継ミスが所定回数、実施例では3回になると、メ
モリーカム16が図3の仮想線のように第3レバー19
の一端19aと係合し、この第3レバー13を軸20を
支点に左回りに回動させるので、第3レバー19の他端
19bによって糸継不能表示ボタン(黄ボタンともい
う)21が巻取ユニット1の前面から突出される。第3
レバー19にはその回動により支点を越えるばね22が
設けられているので、突出した黄ボタン21を押し戻さ
ない限り、その状態が保持される。また、第3レバー1
9の他端19bによってスイッチ23がOFFされ、こ
れにより巻取ユニット1が停止すると共に、ソレノイド
17もOFFとされるので、ストッパ18が左方向に回
動し、メモリーカム16はラッチされず、リセットされ
る。
【0016】このように構成された巻取ユニット1に
は、糸継ミス回数を電気的にカウントして設定回数まで
上記ソレノイド17を解除動(OFF)させるコントロ
ーラ24が設けられている。このコントローラ24の制
御回路は図5に示すように糸継動作終了後にクリアラ5
が糸を検知しないと励磁されるリレーコイル25を有
し、そのリレー接点25aの2次側にはシーケンサ26
を介してソレノイド17が接続されている。シーケンサ
26は半導体メモリーを利用して糸継回数の設定とカウ
ントが可能になっており、リレー接点25aが閉じると
これをカウントし、設定回数までその都度ソレノイド1
7をOFFさせるように構成されている。
は、糸継ミス回数を電気的にカウントして設定回数まで
上記ソレノイド17を解除動(OFF)させるコントロ
ーラ24が設けられている。このコントローラ24の制
御回路は図5に示すように糸継動作終了後にクリアラ5
が糸を検知しないと励磁されるリレーコイル25を有
し、そのリレー接点25aの2次側にはシーケンサ26
を介してソレノイド17が接続されている。シーケンサ
26は半導体メモリーを利用して糸継回数の設定とカウ
ントが可能になっており、リレー接点25aが閉じると
これをカウントし、設定回数までその都度ソレノイド1
7をOFFさせるように構成されている。
【0017】図6は上記ソレノイド17の作動タイミン
グを示している。従来のメモリーカムにおけるソレノイ
ドは円板カムが312 °回った時点でドラムスタートと共
に一旦OFFとされ、糸継ぎが成功するとそのままOF
Fを維持され、糸継ぎが失敗すると332 °の時点でクリ
アラ5の糸検知信号によりONとされ、メモリーカムが
1ピッチ進められてラッチ(メモリーセット)される。
これに対して、本案におけるソレノイド17は円板カム
11が312 °回った時点で一旦OFFとされのは上記と
同じであるが、ドラムスタート(綾振ドラム回転開始)
となる312 °の時点から332 °の間でクリアラ5に糸が
ないことにより糸継ミスと判断されると、332 °の時点
から略360 °の期間t強制的にOFFとされる。このソ
レノイド17の動作タイミングはシーケンサ26内のタ
イマにより制御される。従って、円板カム11が346 °
回った時点でメモリーカム16が送られても、ソレノイ
ド17がOFFとなっているためラッチされず、メモリ
ーカム16は進まない。
グを示している。従来のメモリーカムにおけるソレノイ
ドは円板カムが312 °回った時点でドラムスタートと共
に一旦OFFとされ、糸継ぎが成功するとそのままOF
Fを維持され、糸継ぎが失敗すると332 °の時点でクリ
アラ5の糸検知信号によりONとされ、メモリーカムが
1ピッチ進められてラッチ(メモリーセット)される。
これに対して、本案におけるソレノイド17は円板カム
11が312 °回った時点で一旦OFFとされのは上記と
同じであるが、ドラムスタート(綾振ドラム回転開始)
となる312 °の時点から332 °の間でクリアラ5に糸が
ないことにより糸継ミスと判断されると、332 °の時点
から略360 °の期間t強制的にOFFとされる。このソ
レノイド17の動作タイミングはシーケンサ26内のタ
イマにより制御される。従って、円板カム11が346 °
回った時点でメモリーカム16が送られても、ソレノイ
ド17がOFFとなっているためラッチされず、メモリ
ーカム16は進まない。
【0018】次に上記実施例の作動を図4のフローチャ
ートを参照しながら説明する。糸の巻取中に糸切れ等に
よりクリアラ5に糸がないことが検知されると(S
1)、糸継動作が行われ(S2)、ドラムスタートとな
る。次いで、クリアラ5に糸があるか否かが判断され
(S3)、ある場合にはメモリーカム16およびシーケ
ンサ26の電子メモリーがリセットされ(S4)、糸の
巻取りが開始続行される(S5)。
ートを参照しながら説明する。糸の巻取中に糸切れ等に
よりクリアラ5に糸がないことが検知されると(S
1)、糸継動作が行われ(S2)、ドラムスタートとな
る。次いで、クリアラ5に糸があるか否かが判断され
(S3)、ある場合にはメモリーカム16およびシーケ
ンサ26の電子メモリーがリセットされ(S4)、糸の
巻取りが開始続行される(S5)。
【0019】クリアラ5に糸がない場合には、電子メモ
リーに記憶された糸継回数のカウント数が設定回数か否
かが判断され(S6)、設定回数以下の場合、コントロ
ーラ24により期間tの間ソレノイド17が強制的にO
FFとされる(S7)と共に電子メモリーがカウントア
ップされる(S8)。設定回数を超えている場合には、
メモリーカム16に記憶された糸継回数のカウント数が
所定回数(3回)であるか否かが機械的に判断され(S
9)、所定回数でない場合、ソレノイド17が本来通り
ONとされると共にメモリーカム16がカウントアップ
される(S10)。メモリーカム16が所定回数である
場合には、メモリーカム16が所定回数にカウントアッ
プされる動作と連動して黄ボタン21が突出され(S1
1)、当該巻取ユニット1が停台となり、電子メモリ
ー、メモリーカム16が共にリセットされる(S1
2)。
リーに記憶された糸継回数のカウント数が設定回数か否
かが判断され(S6)、設定回数以下の場合、コントロ
ーラ24により期間tの間ソレノイド17が強制的にO
FFとされる(S7)と共に電子メモリーがカウントア
ップされる(S8)。設定回数を超えている場合には、
メモリーカム16に記憶された糸継回数のカウント数が
所定回数(3回)であるか否かが機械的に判断され(S
9)、所定回数でない場合、ソレノイド17が本来通り
ONとされると共にメモリーカム16がカウントアップ
される(S10)。メモリーカム16が所定回数である
場合には、メモリーカム16が所定回数にカウントアッ
プされる動作と連動して黄ボタン21が突出され(S1
1)、当該巻取ユニット1が停台となり、電子メモリ
ー、メモリーカム16が共にリセットされる(S1
2)。
【0020】このように巻取ユニット1が糸継ミスを生
じると、コントローラ24がその回数を電気的にカウン
トし、設定回数までソレノイド17を解除動させ、その
間、メモリーカム16は働かず、それ以後の糸継ミス回
数をメモリーカム16がカウントし、所定回数で巻取ユ
ニット1を停止させるようになる。従って、コントロー
ラ24とメモリーカム16の組合せにより糸継回数を任
意に設定することができると共に、コントローラ24の
電子メモリーの設定を変えることにより糸継回数の設定
を簡単に変更することができる。
じると、コントローラ24がその回数を電気的にカウン
トし、設定回数までソレノイド17を解除動させ、その
間、メモリーカム16は働かず、それ以後の糸継ミス回
数をメモリーカム16がカウントし、所定回数で巻取ユ
ニット1を停止させるようになる。従って、コントロー
ラ24とメモリーカム16の組合せにより糸継回数を任
意に設定することができると共に、コントローラ24の
電子メモリーの設定を変えることにより糸継回数の設定
を簡単に変更することができる。
【0021】また、既存の巻取ユニット1にはソレノイ
ド17を有するメモリーカム16を備えたものもあるの
で、そのような巻取ユニット1に対してはコントローラ
24を付加するだけで足り、本発明を既存設備に容易に
採用することができる。
ド17を有するメモリーカム16を備えたものもあるの
で、そのような巻取ユニット1に対してはコントローラ
24を付加するだけで足り、本発明を既存設備に容易に
採用することができる。
【0022】なお、実施例では例えば連続5回の糸継ミ
スで黄ボタン21を出す場合、最初にソレノイド17を
2回連続的にOFFさせるようにしたが、最初にメモリ
ーカム16による連続2回目の糸継ぎの終りのタイミン
グでソレノイド17をOFFさせるようにしてもよい。
スで黄ボタン21を出す場合、最初にソレノイド17を
2回連続的にOFFさせるようにしたが、最初にメモリ
ーカム16による連続2回目の糸継ぎの終りのタイミン
グでソレノイド17をOFFさせるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、既存の巻
取ユニットにはソレノイドを有するメモリーカムを備え
たものもあるので、そのような巻取ユニットにはコント
ローラを付加するだけで足り、本発明を既存設備に容易
に採用することができ、糸継回数の設定を簡単に変更で
きる。
取ユニットにはソレノイドを有するメモリーカムを備え
たものもあるので、そのような巻取ユニットにはコント
ローラを付加するだけで足り、本発明を既存設備に容易
に採用することができ、糸継回数の設定を簡単に変更で
きる。
【図1】巻取ユニットの概略構成を示す側面図である。
【図2】本発明に係る糸継制御装置の一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図3】メモリーカムを示す側面図である。
【図4】糸継動作を示すフローチャートである。
【図5】制御回路を示す図である。
【図6】ソレノイドの動作のタイミングを示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
1 巻取ユニット 16 メモリーカム 17 ソレノイド 24 コントローラ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 糸継ミス回数を機械的にカウントして所
定回数で巻取ユニットを停止させるメモリーカムと、該
メモリーカムを糸継ぎの成否により解除または続行させ
るソレノイドと、糸継ミス回数を電気的にカウントして
設定回数まで上記ソレノイドを解除動させるコントロー
ラとを備えたことを特徴とする自動ワインダの糸継制御
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16063891A JPH058946A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 自動ワインダの糸継制御装置 |
CN 92105266 CN1032684C (zh) | 1991-07-01 | 1992-07-01 | 自动络纱机的接头控制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16063891A JPH058946A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 自動ワインダの糸継制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058946A true JPH058946A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15719262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16063891A Pending JPH058946A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 自動ワインダの糸継制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058946A (ja) |
CN (1) | CN1032684C (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102031606A (zh) * | 2009-09-25 | 2011-04-27 | 上海凯利纺织五金有限公司 | 一种喷雾式空捻器及其捻接方法 |
CN103010843A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | 村田机械株式会社 | 纱线卷绕机及纱线卷绕单元 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103437012B (zh) * | 2013-08-20 | 2015-08-26 | 陕西华燕航空仪表有限公司 | 纺纱机自动接头装置 |
DE102018118654A1 (de) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Verfahren zum Betreiben einer Textilmaschine und Textilmaschine |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP16063891A patent/JPH058946A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-01 CN CN 92105266 patent/CN1032684C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102031606A (zh) * | 2009-09-25 | 2011-04-27 | 上海凯利纺织五金有限公司 | 一种喷雾式空捻器及其捻接方法 |
CN103010843A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | 村田机械株式会社 | 纱线卷绕机及纱线卷绕单元 |
CN103010843B (zh) * | 2011-09-21 | 2016-12-21 | 村田机械株式会社 | 纱线卷绕机及纱线卷绕单元 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1032684C (zh) | 1996-09-04 |
CN1069951A (zh) | 1993-03-17 |
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