JPH0589461A - 光学記録媒体の汚れ検出方法 - Google Patents

光学記録媒体の汚れ検出方法

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JPH0589461A
JPH0589461A JP24790991A JP24790991A JPH0589461A JP H0589461 A JPH0589461 A JP H0589461A JP 24790991 A JP24790991 A JP 24790991A JP 24790991 A JP24790991 A JP 24790991A JP H0589461 A JPH0589461 A JP H0589461A
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JP
Japan
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recording medium
optical recording
detection signal
detecting
dirt
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Application number
JP24790991A
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English (en)
Inventor
Noboru Sakamoto
昇 坂本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閾値レベルを予め設定する必要がなく、光学
記録媒体の経年劣化、光源の出力変動等の影響を受ける
ことなく、信頼性の高い汚れ検出を可能にする。 【構成】 光学記録媒体6に光を照射してその反射光を
検出することによって得られた検出信号7aと、遅延検
出信号7cとを比較してその差をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学記録媒体の表面
に付着して光学記録媒体のデータ再生,記録時に信頼性
を低下させるゴミやホコリ等の汚れ(表面に付けられた
キズも含む)を検出する光学記録媒体の汚れ検出方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平1−182965号
公報に開示された、光学記録媒体の従来の汚れ検出方法
を実施する構成を示す図であり、図において1は半導体
レーザ等の光源、2はこの光源1の前方に配置されて光
源1から出射された発散光を平行光にするためのコリメ
ートレンズ、3はこのコリメートレンズ2の前方に配置
されてその平行光を例えば90°偏光させるための偏光
ビームスプリッタ、4はこの偏光ビームスプリッタ3の
出入射側に配置され、偏光ビームスプリッタ3と共働し
てオプティカルアイソレータを構成するためのλ/4
板、5はこのλ/4板4の前方に配置され、後述する記
録膜上に集束光を照射するための対物レンズ、6はこの
対物レンズ5の前方に配置された光学記録媒体であっ
て、上述した記録膜6aおよびこの記録膜6a上に積層
された透明基板6bから成る。なお、6cは光学記録媒
体6、詳しくはその透明基板6b上のゴミ,ホコリ等の
汚れ若しくはキズである。そして7は偏光ビームスプリ
ッタ3の、λ/4板4とは反対側に配置されて記録膜6
aからの反射光を検出するための光検知器である。
【0003】上述した従来の汚れ検出方法では、光源1
より出射された発散光1aはコリメートレンズ2によっ
て平行光2aに整形された後に偏光ビームスプリッタ3
に入射される。入射された平行光は、その進行方向が偏
光ビームスプリッタ3によって光学記録媒体6の方向に
変えられ、λ/4板4を通った後に対物レンズ5に入射
される。この入射光は対物レンズ5によって集束光に変
換され、この集束光は透明基板6bを通して記録膜6a
を照射する。次に記録膜6aよりの反射光は再び対物レ
ンズ5およびλ/4板4を通して偏光ビームスプリッタ
3に入射されるが、λ/4板4を2回通過することによ
って偏光面が90°傾けられ、コリメートレンズ2の方
向へは戻らず直進して光検知器7に入射される。このと
き光学記録媒体6の透明基板6bの表面に汚れ等6cが
あれば、検出信号7aは図5のAに示すように、その信
号レベルが低下する。従ってこの信号レベルが所定の閾
値レベル7b以下に低下したことを検知することにより
図5のBに示すように汚れ等があると判定することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光学記録媒体の従来の
汚れ検出方法では、閾値レベルを予め設定しなければな
らず、光検知器の感度等の要因で閾値レベルを個々に調
整することが必要となり、また光学記録媒体の経年劣
化、光源の出力変動等に影響され、信頼性に劣るという
問題点があった。
【0005】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、閾値レベルの設定を省くことが
できるとともに、光学記録媒体の経年劣化,光源の出力
変動等による影響を受けない、光学記録媒体の汚れ検出
方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光学記録
媒体の汚れ検出方法は、光学記録媒体に光を照射してそ
の反射光を検出することにより得られた検出信号と、こ
の検出信号を遅延させた検出信号とを比較してその差を
とるものである。
【0007】また、この発明に係る光学記録媒体の汚れ
検出方法は、光学記録媒体の隣接する位置に少なくとも
2つの光学系路から光を照射してその反射光を検出する
ことによって得られた検出信号の1つを閾値レベルと
し、他の検出信号の各々と比較してその差をとるもので
ある。
【0008】
【作用】この発明では、検出信号の1つを閾値レベルと
し、他の検出信号と比較することにより閾値レベルを予
め設定することなく自動的に設定するようにしたの
で、、光学記録媒体の経年劣化、光源の出力変動等の影
響を受けない。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明に係る光学記録媒体の汚れ検
出方法の一実施例を一部ブロック図で示す説明図であ
り、図において1〜7aは図4において説明したものと
全く同じである。8は光検知器7の出力側に接続され、
その検出信号7aを遅延させるための遅延回路、そして
9は光検知器7の出力側に直接接続された入力端子およ
び遅延回路8を介して接続された入力端子を有する比較
回路であって、リアルタイムに検出された検出信号7a
と遅延された検出信号7cとを比較してその差をとるこ
とにより汚れ等の存在を示す信号7dを出力する。図2
は実施例1の動作説明用波形図である。
【0010】実施例1の汚れ検出方法でも、光源1が発
散光1aを出射してから光検知器7が検出信号7aを出
力するまでは従来技術と全く同じである。図2のAに示
す検出信号7aは遅延回路8および比較回路9の一方の
入力端子に印加される。図2のBに示す遅延された検出
信号7cは、リアルタイムに検出された検出信号7aに
比べて遅延時間tだけ先行していた反射光の受光状態を
示しており、比較回路9の他方の入力端子に印加され
る。そこでリアルタイムに検出された検出信号7aを従
来の技術で説明した閾値レベルとし、遅延回路8により
遅延された検出信号7cと比較回路9にて比較すれば、
汚れ等が存在する場合は図2のBに示すように信号レベ
ルが低下してこの部分における両信号のレベル差が大き
くなるため、比較回路9は図2のCに示すような信号7
dを生じ、この信号7dにより汚れ等があると判定でき
る。
【0011】なお、実施例1では、検出信号7aを閾値
レベルとして用いたので閾値レベルを特別に設定する必
要がなく、ドライブ装置(図示しない)のサーボ信号を
利用することも可能で、汚れ等の個数を数えるカウンタ
ー回路や、時間的な長さ(汚れ等の大きさ)を判別する
回路とを組み合わせることにより、使用者にクリーニン
グ時期を容易に知らせることができ、信頼性の低下を未
然に防止できる。
【0012】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
一部ブロック図で示す説明図であり、図1に示した光源
1、コリメートレンズ2、偏光ビームスプリッタ3、λ
/4板4、対物レンズ5および光検知器7からなる光学
系路11と、同様な光源1A、コリメートレンズ2A、
偏光ビームスプリッタ3A、λ/4板4A、対物レンズ
5Aおよび光検知器7Aからなる光学系路12とを光学
記録媒体6に対して隣接して設け、このうちいずれか一
方の光検知器例えば7からの検出信号を閾値レベルと
し、他方の光検知器7Aからの検出信号を比較回路9に
て比較することにより汚れ等を検出できる。なお、光学
系路を3系以上設け1系の検出信号を閾値レベルとし、
他系の各々の検出信号と比較するようにしても良い。こ
のような方法によっても、閾値レベルの設定は不要とな
り、また光源出力の変動等の影響も除去することができ
る。
【0013】なお、これら実施例では記録膜上に集束光
を照射する場合について説明したが、透明基板の表面に
集束光を照射するようにしてもよく、こうすることによ
り、検出感度をより向上させることができる。又信号処
理はアナログ信号の場合について説明したが、デジタル
信号により実施するようにしても同様の効果を生じる。
【0014】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明は、光
学記録媒体の検出信号とこの検出信号を遅延させた検出
信号とを比較してその差をとることにより、又は光学記
録媒体の隣接する位置からの少なくとも2つの検出信号
を比較してその差をとることにより汚れ等の存在を判定
するようにしたので、従来の技術のように閾値レベルを
予め設定したり再設定したりすることが不要となり、更
に光学記録媒体の経年劣化、半導体レーザ等の光源の出
力変動等の影響を受けることなく、信頼性の高い汚れ検
出方法を得るという効果を奏する。又、この発明に係る
汚れの検出方法は、簡単な遅延回路と比較回路、少なく
とも2つの光学系路と比較回路で容易に実施することが
できると言う効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を一部ブロック図で示す説
明図である。
【図2】この発明の実施例1の動作説明用波形図であ
る。
【図3】この発明の実施例2を一部ブロック図で示す説
明図である。
【図4】従来の光学記録媒体の汚れ検出方法を説明する
図である。
【図5】従来の汚れ検出方法に係る動作説明用波形図で
ある。
【符号の説明】
6 光学記録媒体 7,7A 光検知器 7a 検出信号 7c 遅延された検出信号 7d 汚れ等の存在を示す信号 8 遅延回路 9 比較回路 11,12 光学系路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学記録媒体に光を照射してその反射光
    を検出することにより得られた検出信号と、この検出信
    号を遅延させた検出信号とを比較してその差をとること
    により前記光学記録媒体に汚れやギズがあるかどうかを
    判定することを特徴とする光学記録媒体の汚れ検出方
    法。
  2. 【請求項2】 光学記録媒体の隣接する位置に少なくと
    も2つの光学系路から光を照射してその反射光を検出す
    ることにより得られた検出信号の1つを閾値レベルと
    し、他の検出信号の各々と比較してその差をとることに
    より前記光学記録媒体に汚れやギズがあるかどうかを判
    定することを特徴とする光学記録媒体の汚れ検出方法。
JP24790991A 1991-09-26 1991-09-26 光学記録媒体の汚れ検出方法 Pending JPH0589461A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005047936A3 (en) * 2003-11-14 2008-02-14 Lg Electronics Inc Method for evaluating anti-contamination level on a surface of optical recording medium, the apparatus and the optical recording medium
RU2503952C1 (ru) * 2012-04-23 2014-01-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Южно-Российский государственный университет экономики и сервиса" (ФГБОУ ВПО "ЮРГУЭС") Устройство обнаружения пылеотложения на печатных платах радиоэлектронной аппаратуры
RU2503951C2 (ru) * 2012-03-29 2014-01-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Южно-Российский государственный университет экономики и сервиса" (ФГБОУ ВПО "ЮРГУЭС") Способ обнаружения пылеотложения на печатных платах радиоэлектронной аппаратуры

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