JPH0589392A - 現場機器の巡視・点検支援装置 - Google Patents

現場機器の巡視・点検支援装置

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JPH0589392A
JPH0589392A JP3251709A JP25170991A JPH0589392A JP H0589392 A JPH0589392 A JP H0589392A JP 3251709 A JP3251709 A JP 3251709A JP 25170991 A JP25170991 A JP 25170991A JP H0589392 A JPH0589392 A JP H0589392A
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Application number
JP3251709A
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English (en)
Inventor
Yuuko Ii
ゆう子 伊井
Hiroko Furuyama
裕子 古山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、巡視・点検時の作業効率の向上を
図り、巡視・点検時間及び巡視員の手間を軽減すること
のできる現場機器の巡視・点検支援装置を提供するも
の。 【構成】 巡視員が現場巡視・点検の際持参する無線式
の可搬式端末には入力装置、表示装置および伝送装置と
を備え一方、制御室に設置された巡視・点検支援用計算
機には伝送装置、診断装置、知識ベース、監視データ、
処置ガイダンス、追加巡視・点検項目データを記憶する
記憶部とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変電機器、産業機器等
の現場機器の巡視・点検業務を支援する巡視・点検支援
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代社会において、電力は不可欠なもの
であり、停電がしばしば社会問題化しているように、電
力の安定供給に対する要求は、今後とも増大する傾向に
ある。また、機器に事故が発生した場合、その影響は非
常に大きなものとなる可能性があることから、事故に至
る前の前兆現象を事前にとらえて、事故の発生を未然に
防止することが重要である。このため、変電所において
は一般に、1カ月または数カ月に1回程度の割合で巡視
・点検を行い、各機器に関する各種データを収集し、そ
の異常の有無を判断している。
【0003】また、近年、電力需要の増大と共に、275k
V 、500kV といった高電圧大容量のガス絶縁開閉装置の
ような、隠べい化された機器が、変電所に設置されるよ
うになってきた。このため、事故・異常の早期発見が難
しくなってきている。従来、この様な変電所における巡
視・点検作業は、巡視員が各機器を順次回ることによっ
て行われており、機器の異常の有無は、巡視・点検結果
から人間が診断していた。最近では、知識工学を応用し
て機器の監視データと巡視・点検結果をもとに診断知識
を使って診断を行うエキスパートシステムも開発されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
巡視員が機器の巡視・点検を終えて、現場から制御室に
帰ってきた後、巡視・点検結果を機器診断支援装置へ入
力することによって、機器診断を行っていた。このた
め、その診断結果によって機器に異常が発見された場合
には、再度巡視に行き、巡視・点検を行った上で異常内
容を判断し、処置を行う必要があった。このように、従
来は、異常の検出、確定に時間がかかっていた。
【0005】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解消するために提案されたもので、その目的は、巡視
・点検時の作業効率の向上を図り、巡視・点検時間及び
巡視員の手間を軽減する効率のよい現場機器の巡視・点
検支援装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段を、以下、図1を参照して説明する。図1は本発
明の変電所巡視・点検支援装置の構成例である。
【0007】機器の巡視・点検時に、変電所現場でハン
ディー・ターミナル等の無線式の可搬式端末3を使って
巡視員により入力された巡視・点検結果を無線により変
電所の制御室に設置された巡視・点検支援用計算機2に
送信する。巡視・点検支援用計算機2は送信された巡視
・点検結果23と変電機器1の監視データ21と巡視・点検
結果診断に使用する知識ベース22に基づき機器診断を行
う。ここで得られた診断結果により、更に巡視・点検が
必要であれば、追加巡視・点検項目データ24から作成す
る追加巡視・点検項目を診断結果に付加した診断結果
(1)を、また、追加巡視・点検が必要なければ、処置
ガイダンスデータ23から作成する処置ガイダンスを付加
した診断結果(2)を可搬式端末3に送信する。更に追
加巡視・点検項目に対する巡視・点検結果25を再度、巡
視・点検支援用計算機2に送信し、異常箇所を限定する
ための診断を行い、この結果に処置ガイダンスデータ23
から作成した処置ガイダンスを付加した診断結果(3)
を可搬式端末3に送信する。29は監視データ21追加巡視
・点検項目データ24を格納する記憶部である。本発明は
以上の構成からなる変電所巡視・点検支援装温である。
【0008】
【作用】本発明の変電所巡視・点検支援装置によれば、
巡視・点検項目を現場の可搬式端末3に設けられた表示
装置33で見ることができ、またそれに対する巡視・点検
結果も現場の入力装置から入力できる。また、エキスパ
ートシステムによる機器の診断結果を現場の表示装置で
見ることができ、診断結果によって更に巡視が必要な場
合は追加巡視項目が送られ、現場で見ることができる。
このため、現場と制御室を往復することなく現場で適切
な処置ができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。
【0010】図1は本発明の変電所巡視・点検支援装置
の構成例である。図1において、1は巡視・監視対象の
変電機器である。2は変電所の制御室に設置された巡視
・点検支援用計算機、3は変電所現場で使う可搬式端末
(ハンディーターミナル)である。
【0011】21は変電機器の監視データ、22は変電機器
の巡視・点検結果診断の知識ベース、23は診断結果の異
常内容に対する処置ガイダンスを作成する処置ガイダン
スデータである。24は診断結果から追加巡視・点検項目
を作成する追加巡視・点検項目データである。25は可搬
式端末3から伝送されてきた巡視・点検結果である。26
は監視データ21と知識ベース22と巡視・点検結果25と追
加巡視・点検項目データ24と処置ガイダンスデータ23を
基に診断処理を行う診断手段である。27は診断手段26に
よって出力された診断結果である。診断の結果、追加巡
視が必要な場合は追加巡視・点検項目データ24あるい
は、異常に対する処置ガイダンスデータ23を元に診断結
果27を作成する。28、31は巡視・点検結果25及び診断結
果27を現場の可搬式端末3と巡視・点検支援用計算機2
間で無線で送受信するための伝送手段である。
【0012】32は変電機器1を巡視員が巡視・点検して
きた結果を入力するためのキーボード等の入力装置であ
る。33は巡視・点検項目、及び診断結果を表示する画面
装示装置である。本発明の処理内容について図1の構成
例及び図2のフローチャートを参照して以下に説明す
る。
【0013】まず、制御室に設置された巡視・点検支援
用計算機2(以下ホストとする)から、変電機器の巡視
・点検項目を送信する(ステップS11) 。現場の巡視員
が携行している可搬式端末3(以下端末とする)は、ホ
スト2から送信された巡視・点検項目を受信し、表示装
置33に表示する(ステップS21、S22)。巡視員は表示
された巡視・点検項目に従って変電機器の巡視・点検を
行い、結果を入力する(ステップS23)。結果入力終了
後、端末する(ステップS23)。結果入力終了後、端末
3から、ホスト2に巡視・点検結を送信する(ステップ
S24)。ホスト2は端末3から巡視・点検結果を受信し
(ステップS12)、巡視・点検結果と変電機器の監視結
果と知識ベース22からの情報に基づいて変電機器の異常
の有無の診断及び、診断結果により更に巡視・点検が必
要であれば、追加巡視・点検項目データ24をもとに巡視
項目の作成を行い、また追加巡視・点検が必要ない場合
は処置ガイダンスデータ25をもとに異常に対する処置ガ
イダンスを作成する(ステップS13)。ここで得られた
変電機器の診断の結果及び追加巡視・点検項目、処置ガ
イダンスをホスト2は端末3に送信する(ステップS1
4)。端末3は診断結果及び追加巡視・点検項目、処置
ガイダンスを受信する(ステップS25)ここで、もし追
加巡視・点検項目が無ければ、診断結果及び処置ガイダ
ンスを表示して処理を終わる(ステップS26、S31)。
追加巡視・点検項目がある場合は、診断結果及び追加巡
視・点検項目を表示する(ステップS26、S27)。巡視
員は追加巡視・点検項目に従って再度、変電機器の巡視
・点検を行い、端末3に入力する。端末3は、この巡視
・点検結果をホスト2送信する(ステップS28、S2
9)。ホスト2は端末3から巡視・点検結果を受信し
(ステップS15)、再び知識ベース22からの情報と巡視
・点検結果、変電機器の監視結果を基に診断を行い、診
断の結果をもとに処置ガイダンスの作成を行う(ステッ
プS16)。ここで得られた診断結果及び処置ガイダンス
をホスト2は端末3に送信する(ステップS17)。端末
3は診断結果及び処置ガイダンスを受信し、それらを表
示装置33に表示して処理を終了する(ステップS30、S
31)。このようにして、巡視員は現地で異常の有無がわ
かり、なおかつその異常に対して適切な処置を行うこと
ができる。
【0014】尚、診断処置に使用する知識ベース22は、
巡視・点検結果と変電機器の監視結果を組み合わせて変
電機器の異常の有無と、更に異常箇所を特定するために
巡視・点検が必要かどうかの判断のもとになる情報であ
る。又追加巡視・点検項目の作成に使用するメッセージ
テーブルである。
【0015】図3は、知識ベース22から得られた診断結
果25と、追加巡視・点検項目データ24から得られた追加
巡視・点検項目を、表示装置33の表示画面に出力した結
果である。即ち、51は診断して得られた異常様相表示部
であり、52は追加巡視・点検項目を表示する部分であ
る。
【0016】以上述べた実施例によれば、可搬式端末を
現場の巡視員が使用し、データの送受信を無線で行うこ
とにより、巡視・点検項目を現場の表示装置で見ること
ができ、またそれに対する巡視・点検結果も現場の入力
装置で入力できる。また、エキスパートシステムによる
機器の診断結果を現場の表示装置で見ることができ、診
断結果によって、更に巡視が必要な場合は追加巡視項目
が送られる。そのため、現場と制御室間を往復すること
なく巡視・点検を速やかに完了でき、かつ診断結果で異
常が判明した時にはそれに対する処置ガイダンスを現地
で見る事ができるため、巡視・点検に要する時間が短縮
でき、異常に対する処置も迅速に行え、巡視員の作業が
軽減できる。また、巡視・点検項目に従って巡視・点検
を行うことによって非熟練者でも巡視・点検業務が可能
となる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、現場と制御室間を往復
することなく速やかに巡視・点検を完了でき、異常時に
は必要な処置が行えるため、巡視・点検に要する時間が
短縮でき、なおかつ異常に対する処置も迅速に行え、巡
視員の作業が軽減できる。また、巡視・点検項目に従っ
て巡視・点検を行うことによって非熟練者でも巡視・点
検業務が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変電所巡視・点検支援装置の一実施例
を示す構成図。
【図2】処理内容を示すフローチャート。
【図3】診断結果画面表示例説明図。
【符号の説明】
1…変電機器 2…巡視・点検支援用計算機 3…可搬式端末 21…監視データ 22…知識ベース 23…処置ガイダンスデータ 24…追加巡視・点検項目データ 25…巡視・点検結果 26…診断手段 27…診断結果 28…伝送手段 29…記憶部 31…伝送手段 32…入力装置 33…表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現場機器に関する監視データと機器の巡
    視・点検結果と機器診断の知識ベースからその状態を診
    断する診断手段をもつ巡視・点検支援装置において、診
    断結果及び巡視・点検項目を可搬式端末に無線で伝送す
    る伝送手段と、その伝送手段により現場から無線で伝送
    された機器の巡視・点検結果に基づいて機器状態を診断
    する上記診断手段とからなる計算機と、機器の巡視・点
    検データを入力する入力装置と、そのデータを計算機に
    無線で伝送する伝送手段と、計算機から無線で伝送され
    た巡視・点検項目、診断結果、及び処置ガイダンスを表
    示する表示装置とからなる可搬式端末から構成される現
    場機器の巡視・点検支援装置。
JP3251709A 1991-09-30 1991-09-30 現場機器の巡視・点検支援装置 Pending JPH0589392A (ja)

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JP3251709A JPH0589392A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 現場機器の巡視・点検支援装置

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JPH0589392A true JPH0589392A (ja) 1993-04-09

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ID=17226830

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002367062A (ja) * 2001-06-04 2002-12-20 Toshiba Eng Co Ltd 現場作業監視システム
JP2013145419A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Hitachi Ltd 保全作業ナビゲーションシステム
CN109460832A (zh) * 2018-09-21 2019-03-12 贵州电网有限责任公司 一种可穿戴式单兵智能巡检诊断装备

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JP2002367062A (ja) * 2001-06-04 2002-12-20 Toshiba Eng Co Ltd 現場作業監視システム
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