JP2003065813A - 設備診断作業支援システム - Google Patents

設備診断作業支援システム

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JP2003065813A
JP2003065813A JP2001261136A JP2001261136A JP2003065813A JP 2003065813 A JP2003065813 A JP 2003065813A JP 2001261136 A JP2001261136 A JP 2001261136A JP 2001261136 A JP2001261136 A JP 2001261136A JP 2003065813 A JP2003065813 A JP 2003065813A
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Hiroaki Nakano
弘明 仲野
Kanji Banda
寛治 番田
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工場に設置された監視センターと現地とのデー
タ授受が迅速かつ正確に行われ、点検時間の短縮と現地
作業報告書の作成が速やかに行える支援システムを提供
でき、作業効率の向上を図ることができるようにするこ
とにある。 【解決手段】現地に派遣した受変電設備等を診断点検す
る診断車2と、所定の診断データを格納している監視セ
ンター1と、診断車2と監視センター1との間で授受で
きる通信手段とを備え、診断車に搭載した診断点検結果
の収録手段は監視センター1に対して格納データの受信
をリクエストできるとともに、その回答結果が表示およ
び記録できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は受変電所等に設置さ
れている設備,機器の状態を診断するシステムに係わ
り、特に現地で診断車を用いて測定する際に好適な設備
診断作業支援システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】受変電所等に設置される変圧器,遮断器
等の各種設備,機器等において、近年新設されたもので
は、自動的に所定の測定ができるセンサを納入時点で各
種設備,機器に設置するようにしている。そしてこれら
の測定データを、通信回線を介して遠隔地の監視センタ
ーに伝送し、常時監視してトレンド管理を行うととも
に、異常が発生した場合には迅速に対応できるようにし
ている。 【0003】既設の古い設備,機器に対しては前述の自
動測定用のセンサが設置されておらず、常時監視はでき
ないため、定期点検を行う必要があり、現地に測定器と
試験器を持ち込み、測定および試験を行っている。この
場合には、点検作業者が測定値を読み取り、データシー
トに記入したり、予めパソコンに読み込んだフォーマッ
トシートを利用したりして、点検結果をシート化してい
る。 【0004】パソコンを使用する場合は、公共の通信回
線等を利用して、監視センターとデータのやり取りをす
る試みもなされているが、この方法では、点検作業者の
持っているパソコンと監視センターとの通信では、デー
タ容量に制限があり、トレンド情報等過去の情報を大量
に授受するには不便である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来技術は、点検作業
を行った場合に作業報告書を顧客に渡しているが、これ
は作業を行ったことを報告するに留まり、測定結果をま
とめた正式の報告書は、監視センターにある過去のデー
タ類をチェックした後に作成して報告しなければならな
いという問題点を有している。 【0006】また、現地において顧客から問い合わせを
受けた事項や、点検来歴,取扱説明書等のデータは、監
視センターに電話連絡してFAXで回答を得て対応せざ
るを得ず、さらには休日には監視センターとの連絡が取
れず、必要なときに必要な情報が取れない等の問題があ
る。 【0007】本発明は上記課題に対処してなされたもの
で、その目的とするところは工場に設置された監視セン
ターと現地とのデータ授受が迅速かつ正確に行われ、点
検時間の短縮と現地作業報告書の作成が速やかに行え作
業効率の向上を図ることができる設備診断作業支援シス
テムを提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、設備のある現
地に派遣され診断点検する診断車と、前記設備の診断デ
ータを格納している監視センターと、前記診断車と前記
監視センターとの間で授受できる通信手段とを備え、前
記診断車に診断点検結果を収録する手段を搭載し、この
収録手段は前記監視センターに対して前記格納データの
受信をリクエストできるとともに、その回答結果が表示
および記録できるようにしたことを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は本発明による設備診断作業
支援システムのブロック図である。 【0010】図1において、監視センター1のデスクト
ップパソコンPC1から、一般公共回線を利用し、診断
車2に搭載されている携帯電話を経由して通信可能に接
続し、データの授受を行う。診断車2に搭載される点検
機材は、データを処理するための計算機能を有し大容量
のデータを記憶できるメモリを内蔵したノートパソコン
PC2,測定した物理量を発信器で送信できる自動測定
対応可能型測定装置3,デジタルカメラ4,赤外線カメ
ラ5,パソコンへの音声入力ができる可般型設備診断装
置6とから構成される。 【0011】定期点検する設備のある受変電所の近くま
で診断車2を運転し、自動測定対応可能型測定装置3,
デジタルカメラ4,赤外線カメラ5,可般型設備診断装
置6を診断車2から降ろし、診断車2から離れた場所に
設置されている対象設備まで移動させる。点検作業は、
PHS(簡易携帯電話)を使用して点検作業者が所持す
るノートパソコンと診断車2のノートパソコンPC2と
の間で、データのやり取りをしながら点検を進める。 【0012】搭載測定器,試験器の詳細について述べ
る。まず、自動測定対応可能型測定装置3として、トラ
ンスの電圧タップ切替え用モータ電流測定器である電圧
タップ切替え用(LTC)モータの電流測定装置7と、
ガス絶縁開閉装置(以下、GISと称する)等の部分放
電を検出する部分放電検出装置8と、ノートパソコンP
C3,PC4とから構成する。 【0013】30は通信ケーブルで、ノートパソコンP
C2と各測定器,試験器との間でデータを授受するため
のもので、所定の長さを有し、診断車2から離れた対象
設備,機器まで引き伸ばせるようにしてある。 【0014】自動測定対応可能型測定装置3による測定
データの転送は、フロッピー(登録商標)ディスクを使
用して診断車2に搭載したノートパソコンPC2に転送
する。 【0015】デジタルカメラ4は対象機器の状況を撮影
するもので、例えば異常があった部分を写真撮影の代わ
りとして使用する。この撮像データはノートパソコンP
C2に転送する。 【0016】赤外線カメラ5は、例えば対象機器の発熱
部温度が異常に高い場合、これを視覚的に撮影するもの
で、ノートパソコンPC2にはメモリカードにてデータ
の転送を行う。 【0017】可般型設備診断装置6は、GISの6フッ
化イオウガス(SF )の漏れ有無を検出するSF
ガスチェッカー9,漏れがあった場合のガス漏れ量を測
定するSF ガスリーク量測定装置10,GIS内部
の放電音を収集するコロナマイク11,トランス内油中
の可燃ガスを分析する油中ガス分析装置12,アレスタ
(以下、ZLAと称する)からの漏れ電流を測定するZ
LA漏れ電流測定装置13,GIS等の絶縁端子からの
異常放電を検出する差動放電センサ14,GIS等の放
電音(微小放電音)を収集するスーパーフォン15,第
1から第40高調波を測定する高調波測定器16,遮断
器(CB)、および断路器(LS)の動作試験を行うC
B,LS動作試験装置17,継電器の特性試験を行う保
護継電器試験器18から構成されている。 【0018】前述の測定器の測定データは自動的に入力
されるが、試験器ではデータの入力が直接行えないので
点検作業者が自分で所持しているパソコンに音声を入力
すると、データは音声入力システムによりノートパソコ
ンPC2に自動的に入力されるようにしている。 【0019】図2は監視センター1におけるデータベー
スの一例構成を示したものである。 【0020】このデータベースは、診断車2に搭載のパ
ソコンPC2からデータを受信するエリアと、送信する
エリアとの二つの部分からなる。診断車2からデータ受
信するエリアには点検フォーマット20を、内部データ
には各点検時に記録する試験用紙が格納されたデータ
を、診断車2に搭載のノートパソコンPC2に保管でき
る。 【0021】このデータ受信は、監視センター1のデス
クトップパソコンPC1に格納されているデータベース
から、一般公共回線を利用して診断車2に搭載されてい
る携帯電話を経由して行う。過去の点検報告書21には
過去に診断車2で点検したデータが全て格納され、試験
器の取扱説明書には診断車2に搭載している試験器の取
扱説明書が格納され、機器取扱説明書には顧客の納入さ
れている機器の取扱説明書が格納され、それぞれ診断車
2に搭載のノートパソコンPC2から閲覧できる。 【0022】診断車運行予定表24には、診断車2の点
検工程表や作業予定人員等のデータや、技術資料25と
してGPT,VO,IO測定方法等の特殊試験における
試験方法等のデータがそれぞれ格納され、同様にノート
パソコンPC2から閲覧できる。 【0023】ノートパソコンPC2から監視センター1
へのデータ送信26では、点検時の報告書データ送信2
7に診断車2から送信されてきたデータを格納するエリ
ア,不具合等の映像(デジタルカメラで撮影した映像)
および計測データ28では、診断車2から送信されてき
た映像データや試験器で計測したデータを格納するエリ
アとして使用し、保管もしくは調査用の資料とする。 【0024】図3に点検フォーマットの一例として、変
圧器油中ガス分析結果の報告書を示す。 【0025】報告書自動作成システムにより、現地名お
よび製造番号で過去のデータを読み出すことができ、こ
のデータを作成選択画面内で、今回の点検必須事項であ
る採取時油温19とT.C.Gデータ20′を入力すれ
ば、自動で合否の判定を行い、考察21に結果が出力さ
れる。 【0026】 【発明の効果】本発明によれば、古い設備を定期点検す
る際、測定機器,通信機器,データを処理するための計
算機,大量のデータを記憶出来るメモリを搭載した診断
車を定期点検する設備(受変電所)の近くまで運転し、
監視センターに格納されている対象受変電所の過去のデ
ータ(測定データ,機器の事故例,修理の履歴等)を、
通信回線等を利用して診断車に搭載のメモリに移し、点
検作業者が診断車との間でデータのやり取りをしながら
点検を進めるようにしたため、診断車が監視センターの
サテライトのような機能を果たすので、点検作業者のパ
ソコンとの通信が非常に容易となる。その結果、工場に
設置された監視センターと現地とのデータ授受が迅速か
つ正確に行われ、点検時間の短縮と現地作業報告書の作
成が速やかに行え作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図。 【図2】 本発明のデータベース一例構成を示す図。 【図3】 点検フォーマットの一例である変圧器油中ガ
ス分析結果報告書を示す図。 【符号の説明】 1…監視センター、2…診断車、3…自動測定対応可能
型測定装置、4…デジタルカメラ、5…赤外線カメラ、
6…可般型設備診断装置、PC1…デスクトップパソコ
ン、PC2〜PC4…ノートパソコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F076 BA14 BC01 BD05 BD12 BD13 BE07 BE09 BE10 BE16 BE18 5H223 AA19 BB08 DD03 DD07 EE06 FF03 FF04 5K067 AA34 BB04 BB21 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】設備のある現地に派遣され診断点検する診
    断車と、前記設備の診断データを格納している監視セン
    ターと、前記診断車と前記監視センターとの間で授受で
    きる通信手段とを備え、前記診断車に診断点検結果を収
    録する手段を搭載し、この収録手段は前記監視センター
    に対して前記格納データの受信をリクエストできるとと
    もに、その回答結果が表示および記録できるようにした
    ことを特徴とする設備診断作業支援システム。
JP2001261136A 2001-08-30 2001-08-30 設備診断作業支援システム Pending JP2003065813A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007279888A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Daiwa House Ind Co Ltd 隠蔽空間点検システム及び隠蔽空間点検方法
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CN105068528A (zh) * 2015-07-10 2015-11-18 深圳市元征科技股份有限公司 汽车诊断系统的通讯装置
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