JPH0589274A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JPH0589274A
JPH0589274A JP3248938A JP24893891A JPH0589274A JP H0589274 A JPH0589274 A JP H0589274A JP 3248938 A JP3248938 A JP 3248938A JP 24893891 A JP24893891 A JP 24893891A JP H0589274 A JPH0589274 A JP H0589274A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バーコードを照明する照明装置の光量を適正な
光量に簡単且つ正確に調整できるようにすること。 【構成】出力レベル判定回路6は、照明装置1により照
明されたバーコード2を撮像する撮像カメラ3からの映
像信号を受け、その出力レベルを所定の上限値及び下限
値と比較することにより、照明装置1の照明光量の過
剰,適正,不足を判定し、その結果を光量レベル表示部
7に出力して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明装置により照明さ
れたバーコードを撮像手段を用いて読み取るバーコード
読取装置に係り、特に、照明装置の光量を適正に調整で
きるようにしたバーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バーコード読取装置として、バー
コードをテレビカメラで撮像して読み取る装置が使用さ
れるようになってきた。
【0003】そのようなバーコード読取装置は、従来、
図4に示す如く、照明装置1により荷物等に貼られたバ
ーコード2を照明し、CCDカメラ等の撮像カメラ3に
てそのバーコード2の映像を取りこみ、その映像信号を
二値化回路4にて二値化処理して、認識回路5にてバー
コード2の情報内容を解読するように構成されている。
【0004】このような構成のバーコード読取装置に於
いては、撮像カメラ3の撮像素子上の明るさは、照明装
置1とバーコード2間の距離、撮像カメラ3の撮像倍
率、レンズ3aのFナンバ、バーコード2の反射率、等
により変化する。撮像カメラ3の撮像素子上の明るさ
は、これらの当該バーコード読取装置の使用状態に応じ
て、最適の明るさになるように調整されなければなら
ず、そのため上記照明装置1には一般に、調光のための
手動調整機構が備えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような照明装置
1に於ける調光は、バーコード位置での照度を測定して
行うのが普通である。ところが、バーコード読取装置の
ような近距離撮影に於いては、レンズ3aの有効Fナン
バは、撮影倍率によって大きく変わってしまう(Fe=
F(1+m)、Fe:有効Fナンバ、F:呼称Fナン
バ、m:撮影倍率)。従って、調光を行なうためには、
操作者は、バーコード位置での必要照度を、その撮影倍
率)を使ってその有効Fナンバから計算し始めなければ
ならないという不便がある。
【0006】また、バーコード2の反射率が基準の値と
異なっているときも必要照度を計算する必要があり、特
に、古くなって汚れたバーコード等では極端に反射率が
落ちてしまい、反射率の値も不明で、計算することもで
きなくなるということも起こる。
【0007】以上のように、従来の照明光の調整は、例
え照度計を使用したとしても不便なものであり、場合に
よっては必要照度を計算することもできなくなることも
ある。また、一般には照明計が手元にない場合が多く、
照明が不適正になった時、調光ができなくなることすら
ある。さらには、操作者の知らない間にランプ等の劣化
により光量が低下して、読み取り不能になったような場
合には、その読み取り不能の原因がわからず、対策に手
間取ったりするという不便もある。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、照明光の調整上の不便を解決し、照度計等がなくて
も適正な光量に簡単且つ正確に調整できるようにするこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のバーコードリーダ読取装置は、バーコー
ドを照明する照明手段と、前記照明手段により照明され
たバーコードを撮像する撮像手段と、前記撮像手段から
の映像信号を受け、その出力レベルを所定の上限値及び
下限値と比較することにより、前記照明手段の照明光量
の過剰,適正,不足を判定する光量判定手段と、前記光
量判定手段にて判定した結果を表示する表示手段とを具
備することを特徴としている。
【0010】また、上記表示手段に代えて、あるいはさ
らに前記光量判定手段にて判定した結果に基づいて、前
記照明手段の光量を自動調整する光量調整手段を備える
ようにしても良い。
【0011】
【作用】即ち、本発明のバーコード読取装置では、撮像
手段からの映像信号の出力レベルを検定することにより
照明光量の適正,不適正を判断し、その結果を表示する
ことを特徴とする。このことにより、照明装置と撮像手
段の間に存在する光学系の状態による照度換算を不要と
し、また、照度計をも不要とする。さらに、読取装置の
操作中に於いて、光量変化が発生して、光量不適正とな
った場合でも、操作者は表示手段の表示によってこれを
認知して、速かに光量調整に対処できる。また、光量の
判定結果に基づいて、自動的に照明装置の光量を調整で
きるようにすれば、操作者は調光操作を行なう必要もな
くなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例のブロック構成図
であり、従来と同様のものには同じ参照番号を付してあ
る。
【0013】照明装置1は、荷物等に貼られたバーコー
ド2を照明する。バーコード2から反射した光は、レン
ズ3aによって撮像カメラ3の撮像素子(図示しない)
上に結像する。撮像素子からの映像信号は、二値化回路
4により二値化され、認識回路5にてバーコードが解読
され、図示しないコンピュータに送られて管理される。
【0014】一方、撮像カメラ3からの映像信号は、出
力レベル判定回路6へも入力される。この出力レベル判
定回路6は、映像信号の出力レベルを、上限値a及び下
限値bと比較し、光量の適正,過剰,不足を判定する。
【0015】ここで、図2の(A)乃至(C)を参照し
て、この光量の適正,不適正を判断する原理を説明す
る。これらの図は、撮像カメラ3からの映像信号の出力
レベルと、光量適正の上限値a及び下限値bとの関係を
示している。
【0016】図2の(A)は、光量が適正の場合の出力
レベルを示す。この図に示すように、映像信号VSのピ
ークがすべて上限値aと下限値bの間に含まれている場
合は、出力レベル判定回路6は、光量適正と判定する。
また、図2の(B)に示す如く、映像信号VSのピーク
がすべて上限値aを超えている場合は、出力レベル判定
回路6は、光量オーバー(過剰)と判定する。
【0017】そして、図2の(C)に示すの如く、映像
信号VSのピークがすべて下限値bに達しない場合に
は、出力レベル判定回路6は、光量アンダー(不足)と
判定する。
【0018】ここで、これらの上限値a並びに下限値b
は、撮像素子からの映像信号SVが、上記二値化回路4
によって二値化され、上記認識回路5によって支障なく
解読されるようなレベルに設定すると良い。
【0019】このようにして、出力レベル判定回路6は
光量の適正,過剰,不足を判定し、その結果を光量レベ
ル表示部7へ出力する。光量レベル表示部7は、この出
力レベル判定回路6の判定結果に基づいて、光量の適
正,過剰,不足を表示する。
【0020】従って、このバーコード読取装置の操作者
は、この光量レベル表示部7の表示に基づいて照明装置
1の光量を調節し、簡単に適正光量にすることができ
る。よって、照度計等の光量測定器がなくても適正光量
に照明光を調節できる。また、撮像素子上の明るさを直
接測っていることになるので、撮像カメラ3の撮影倍
率、バーコード2の反射率を考慮することなく、適正光
量に照明光を調節できる。さらには、バーコード読取装
置の作動中にも光量変化が表示されるので、光量変化に
よる動作不良がすぐ確認できる。
【0021】なお、上記光量レベル表示部7の例として
は、3つのLEDランプを備え、それぞれ光量レベル適
正,過剰,不足に対応させて点灯する方法、あるいは2
つのLEDで過剰,不足を表示し、両ランプが消えてい
れば適正とする方法、文字板にて表示する方法、等が考
えられる。図3は、本発明の第2の実施例の構成を示す
図である。図1と同様の部分には、同じ参照番号を付
し、その説明を省略する。
【0022】本第2の実施例は、第1の実施例に自動調
光機構をさらに付加したものである。即ち、出力レベル
判定回路6からの出力は、光量レベル表示部7に送られ
ると同時に、調光ドライバ8にも送られる。この調光ド
ライバ8は、上記出力レベル判定回路6によるレベル判
定に従い、照明装置の1光量調節を行ない、自動的に適
正光量に制御する。
【0023】このように自動調光すれば、上記第1の実
施例の効果に加えて、操作者は調光操作のわずらわしさ
から解放され、照明装置1のランプの劣化等による光量
低下や、周囲の明るさの変化による不具合にも自動的に
対処できることになり非常に便利である。なお、上記出
力レベル判定回路6に於ける光量の判定は、映像信号の
ピークの平均値を計算して、上限値a及び下限値bと比
較しても良い。
【0024】さらには、多数決で判定するようにしても
良い。即ち、上限値aを越えたピークの数と、上限値a
と下限値bの間にあるピークの数と、下限値bに達しな
いピークの数とを比較して、例えば上限値aを越えたピ
ークの数が一番多ければ、光量過剰というように判定す
る。また、(上限値aを越えたピークの数)/(総ピー
ク数)という演算を行い、この割合が一定以上の場合に
光量過剰と判定するという手法も採用できる。
【0025】さらには、上限値aを越えたピークの数が
所定数以上であれば、光量過剰と判定するという判定方
法も可能である。但し、上限値aを越えたピークの数が
所定数以上と判定するためには、総ピーク数が予め分か
っていることが必要となる。そのため、例えば、総ピー
ク数が予め分かっている任意のバーコードパターンを用
意して、これを使って初期調整すれば、このパターンの
総ピーク数が予めわかるので、単に上限値aを越えたピ
ーク数とこの調整用パターンの総ピーク数に応じて設定
された所定数とを比較すれば、光量過剰判定できるよう
になる。
【0026】なお、バーコードの読み取り手段として撮
像カメラを説明してきたが、その代わりにLED光ある
いはレーザ光をスキャンするタイプの読み取り手段であ
っても良い。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
照明光の調整上の不便を解決し、照度計等がなくても適
正な光量に簡単且つ正確に調整できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るバーコード読取装
置のブロック構成図である。
【図2】(A)乃至(C)はそれぞれ図1中の出力レベ
ル判定回路に於ける判定動作を説明するための線図で、
(A)は光量適正時、(B)は光量過剰時、(C)は光
量不足時を示している。
【図3】本発明の第2の実施例に係るバーコード読取装
置のブロック構成図である。
【図4】従来のバーコード読取装置のブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
1…照明装置、2…バーコード、3…撮影カメラ、3a
…レンズ、4…二値化回路、5…認識回路、6…出力レ
ベル判定回路、7…光量レベル表示部、8…調光ドライ
バ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを照明する照明手段と、 前記照明手段により照明されたバーコードを撮像する撮
    像手段と、 前記撮像手段からの映像信号を受け、その出力レベルを
    所定の上限値及び下限値と比較することにより、前記照
    明手段の照明光量の過剰,適正,不足を判定する光量判
    定手段と、 前記光量判定手段にて判定した結果を表示する表示手段
    と、 を具備してなることを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】 バーコードを照明する照明手段と、 前記照明手段により照明されたバーコードを撮像する撮
    像手段と、 前記撮像手段からの映像信号を受け、その出力レベルを
    所定の上限値及び下限値と比較することにより、前記照
    明手段の照明光量の過剰,適正,不足を判定する光量判
    定手段と、 前記光量判定手段にて判定した結果に基づいて、前記照
    明手段の光量を自動調整する光量調整手段と、 を具備してなることを特徴とするバーコード読取装置。
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