JPH0589203A - 半導体装置及び配線配置設計方法 - Google Patents

半導体装置及び配線配置設計方法

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JPH0589203A
JPH0589203A JP3246244A JP24624491A JPH0589203A JP H0589203 A JPH0589203 A JP H0589203A JP 3246244 A JP3246244 A JP 3246244A JP 24624491 A JP24624491 A JP 24624491A JP H0589203 A JPH0589203 A JP H0589203A
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JP
Japan
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wiring
wiring pattern
layer
patterns
semiconductor device
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Application number
JP3246244A
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English (en)
Inventor
Shogo Tajima
正吾 田島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、半導体装置及び配線配置設計方法に
関し、配線の高低を低減することにより、信頼性を向上
させ、配線のより微細化を可能にすることを目的とす
る。 【構成】基板30上に上下に隣合う上層配線パターン2
1、22と下層配線パターン11〜3、15とが形成さ
れ、上層配線パターン21、22の下層領域かつ下層配
線パターン11〜3、15とクロスしていない領域に、
両配線パターンと絶縁したダミー配線パターン41〜4
6が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及び配線配
置設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の大規模化、高集積化に
伴い、配線の微細化が進んでいる。
【0003】図4(A)は、配線パターン図であり、基
板側の第1配線層に第1層配線パターン11〜16が配
置され、第1配線層の上層の第2配線層に第2層配線パ
ターン21及び22が配置されている。図中、×印はC
ADで配線を配置設計する際にディスプレイユニットの
画面に表示されるグリッドであり、グリッドに沿って配
線することにより配線間隔がデザインルールを満たすよ
うになっている。
【0004】例えば第2層配線パターン22は、第1層
配線パターン11、13及び15とクロスしているの
で、その断面形状は図4(B)に示す如くなり、半導体
基板30に対する高さに高低が生ずる。このため、第2
層配線パターン22の屈曲部での、その表面に垂直方向
の厚さは、平坦な部分での厚さよりも小さくなり、エレ
クトロマイグレーション等により断線の虞が生ずる。ま
た、配線パターンを露光する際に光照射点が焦点深度外
となったりする。したがって、半導体集積回路装置の信
頼性が低下し、また、配線の微細化が妨げられる。
【0005】図中、31は絶縁膜である。また、互いに
隣合う配線パターン11と配線パターン13との間の上
方の配線パターン22の部分が平坦になっているのは、
最近の絶縁膜埋め込み技術による。
【0006】第1配線層の全未配線領域にダミー配線パ
ターンを配置すれば、第2層配線パターンの高低を防止
することができるが、配線容量が増加し過ぎたり、ダミ
ー配線と通常の配線との間に付着した塵等により短絡故
障が生じ易くなるという新たな問題点が生ずる。また、
特開平2−184035号公報には、ダミー配線が提案
されているが、これは、封止用モールド樹脂と半導体チ
ップの配線部の熱膨張率差により配線部に熱応力が加わ
って上層配線と下層配線とが短絡するのを防止するため
のものであり、配線の高低を低減するものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点に鑑み、配線の高低を低減することにより、信頼
性を向上させ、配線のより微細化を可能にした半導体装
置及びこれを得るための配線配置設計方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
る半導体装置及び配線配置設計方法を、実施例図中の対
応する構成要素の符号を引用して説明する。
【0009】この半導体装置は、例えば図1に示す如
く、基板30上に上下に隣合う上層配線パターン21、
22と下層配線パターン11〜13、15とが形成さ
れ、上層配線パターン21、22の下層領域かつ下層配
線パターン11〜13、15とクロスしていない領域
に、両配線パターンと絶縁したダミー配線パターン41
〜46が配置されている
【0010】このようにダミー配線パターンを配置すれ
ば、上層配線パターンの断面形状は、例えば図1(B)
に示す如く、高低なく平坦になる。このため、エレクト
ロマイグレーション等による断線の虞が低減する。ま
た、配線パターンを露光する際に光照射点が焦点深度外
となるのを防止することができる。したがって、半導体
集積回路装置の信頼性が向上し、また、配線をより微細
化することが可能となる。
【0011】本装置発明の第1態様では、上記ダミー配
線パターンは、例えば図3に示す如く、矩形パターン5
1〜60が並設されて構成されている。
【0012】この構成の場合、ダミー配線パターンの総
面積がより狭くなるので、矩形パターンを連ねた場合よ
りも配線容量の増加を抑えることができる。
【0013】上記半導体装置を得るために、本発明に係
る配線配置設計方法では、基板上の上下に隣合う上配線
層と下配線層にそれぞれ上層配線パターン及び下層配線
パターンを配置設計した後に、該上層配線パターンに沿
って該上層配線パターンの下層に、該下層配線パターン
と短絡しないようにダミー配線パターンを配置設計す
る。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0015】(1)第1実施例 図1(A)は半導体装置の配線パターン図であり、図1
(B)は(A)の1B−1B線断面図である。図4と同
一構成要素には、同一符号を付してその説明を省略す
る。なお、図1では第2配線層の配線パターン21及び
22を点線で表している。
【0016】この半導体装置では、第1配線層の未配線
領域のうち、第2配線層の配線の下方部のみダミー配線
を配置している。すなわち、第2層配線パターン21の
下方にダミー配線パターン41、42及び43を配置
し、第2層配線パターン22の下方にダミー配線パター
ン44、45及び46を配置している。これらダミー配
線パターン41〜46は通常の配線と短絡しないよう、
通常の配線ルールに従って配置されている。
【0017】このようなダミー配線により、例えば第2
層配線パターン22の断面形状は、図1(B)に示す如
く、高低なく平坦になる。このため、エレクトロマイグ
レーション等による断線の虞が低減する。また、配線パ
ターンを露光する際に光照射点が焦点深度外となるのを
防止することができる。したがって、半導体集積回路装
置の信頼性が向上し、また、配線をより微細化すること
が可能となる。
【0018】図2は、図1の配線の配置設計手順を示
す。この配置設計には、通常の配線のレイアウト設計に
用いられるCADが使用される。以下、括弧内の数値
は、図中のステップ識別番号を表す。
【0019】(70)第1配線層及び第2配線層の配線
を配置設計し、例えば、第1配線層の配線パターンデー
タを第1ファイルに格納し、第2配線層の配線パターン
データを第2ファイルに格納する。次に、これら第1フ
ァイル及び第2ファイルをオープンし、以下のステップ
72〜76の処理を行う。
【0020】(72)第2ファイルから読み出すべき配
線パターン配置データが終了していれば処理を終了し、
そうでなければ次のステップ74へ進む。
【0021】(74)第2ファイルから配線パターン配
置データを読み出す。
【0022】(76)読み出した第2配線層の配線パタ
ーンに沿って、第1配線層にダミー配線パターンを配置
する。この配置は、グリッドの格子点(第1図中の×
印)単位で第1層の通常配線と短絡しないように行う。
次に、上記ステップ72へ戻る。
【0023】(2)第2実施例 図3(A)は第2実施例の半導体装置の配線パターン図
であり、図3(B)は(A)の3B−3B線断面図であ
る。図1と同一構成要素には、同一符号を付してその説
明を省略する。
【0024】この第2実施例では、ダミー配線パターン
を配線片の集合で構成し、配線片の形状を、グリッドの
1格子点のみを含む正方形としている。ダミー配線パタ
ーンを配置する箇所は上記第1実施例と同一である。
【0025】すなわち、第2層配線パターン21の下方
の第1配線層に、ダミー配線パターン51〜55を配置
し、第2層配線パターン22の下方の第1配線層に、ダ
ミー配線パターン56〜60を配置している。
【0026】このように配置すれば、例えば第2層配線
パターン22の下方の配線の間隔は、図3(B)に示す
如く、絶縁層31の上面を平坦にするのに必要な間隔以
下となり、第2層配線パターン22を平坦に配置するこ
とが可能となる。また、ダミー配線の総面積が上記第1
実施例の場合よりも狭くなるので、第1実施例よりも配
線容量の増加を抑えることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る半導体
装置及び配線配置設計方法によれば、上層配線パターン
の断面形状が高低なく平坦になり、このため、エレクト
ロマイグレーション等による断線の虞が低減し、また、
配線パターンを露光する際に光照射点が焦点深度外とな
るのを防止することができ、したがって、半導体集積回
路装置の信頼性が向上し、また、配線をより微細化する
ことが可能となるという優れた効果を奏し、半導体集積
回路の大規模化、高集積化に寄与するところが大きい。
【0028】本装置発明の上記第1態様によれば、ダミ
ー配線パターンの総面積がより狭くなるので、矩形パタ
ーンを連ねた場合よりも配線容量の増加を抑えることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1実施例の配線配
置図であり、(A)は配線パターン図、(B)は(A)
の1B−1B線断面図である。
【図2】図1の配線の配置設計手順を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明に係る半導体装置の第2実施例の配線配
置図であり、(A)は配線パターン図、(B)は(A)
の3B−3B線断面図である。
【図4】従来の半導体装置の配線配置図であり、(A)
は配線パターン図、(B)は(A)の4B−4B線断面
図である。
【符号の説明】
11〜16 第1層配線パターン 21、22 第2層配線パターン 30 半導体基板 31 絶縁層 41〜46、51〜60 ダミー配線パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(30)上に上下に隣合う上層配線
    パターン(21、22)と下層配線パターン(11〜1
    3、15)とが形成され、該上層配線パターンの下層領
    域かつ該下層配線パターンとクロスしていない領域に、
    該両配線パターンと絶縁したダミー配線パターン(41
    〜46)が配置されていることを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ダミー配線パターンは、矩形パター
    ン(51〜60)が並設されて構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 基板(30)上の上下に隣合う上配線層
    と下配線層にそれぞれ上層配線パターン(21、22)
    及び下層配線パターン(11〜16)を配置設計した後
    に、該上層配線パターンに沿って該上層配線パターンの
    下層に、該下層配線パターンと短絡しないようにダミー
    配線パターンを配置設計することを特徴とする配線配置
    設計方法。
JP3246244A 1991-09-25 1991-09-25 半導体装置及び配線配置設計方法 Withdrawn JPH0589203A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6884670B2 (en) 1993-07-16 2005-04-26 Fujitsu Limited Dry etching with reduced damage to MOS device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19981203