JPH058908A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JPH058908A
JPH058908A JP3164772A JP16477291A JPH058908A JP H058908 A JPH058908 A JP H058908A JP 3164772 A JP3164772 A JP 3164772A JP 16477291 A JP16477291 A JP 16477291A JP H058908 A JPH058908 A JP H058908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
flexible member
roll paper
fluid
feeding device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3164772A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Goto
浩行 後藤
Junji Nakai
順二 中井
Takahiro Shinga
崇浩 信賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3164772A priority Critical patent/JPH058908A/ja
Publication of JPH058908A publication Critical patent/JPH058908A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、画像形成装置の給紙装置に関し、
複写紙の周囲に空気の層を作らないようにして、空気と
複写紙の間で水分の移動を起こらないようにすることが
でき、複写紙の平面性を良くして画像の白抜けやしわ等
の不具合を生じないようにすることができる画像形成装
置の給紙装置を提供することを目的とする。 【構成】 ロール状に巻かれてホルダ内に回動可能に軸
支されたロール紙を、一端より順次引き出しながら給紙
する画像形成装置の給紙装置において、流体を通さない
素材で形成され、かつ流体の注入、排出により変形する
とともに、該給紙装置にセットされた該ロール紙の周囲
に設けられた可撓性部材と、該可撓性部材へ流体を注
入、排出する注入/排出装置とを有するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の給紙装
置に係り、特にロール状に巻かれた用紙を使用する画像
形成装置の給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の給紙装置について
は、例えば実開平1−99841号公報に報告されたも
のがあり、ここでは、シート部材のロール紙の軸線方向
のシート幅をホルダの両側板間の幅に略等しくし、セッ
ト部材をセット位置に移動させた時に、シート部材がロ
ール紙の外周面の一部に圧接して露出部分を覆うように
したので、ロール紙を外部環境から保護し、微妙な温・
湿度制御を必要とせずに紙の波打ちを防止することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真複写機
に使用される複写紙においては、空気中に放置されると
複写紙と空気の間で水分の移動が起こり、この水分の移
動が不均一なために複写紙の平面性が失われて画像の白
抜けやしわ等の不具合が生じていた。また、上記した従
来の画像形成装置の給紙装置では、シート部材がロール
紙外周の一部に接して覆っているため、外気との遮断が
不完全であり、かつシート部材が接する面と接しない面
では複写紙の変化が異なるため副作用が生じると考えら
れる。
【0004】そこで、本発明では、複写紙の周囲に空気
の層を作らないようにして、空気と複写紙の間で水分の
移動を起こらないようにすることができ、複写紙の平面
性を良くして画像の白抜けやしわ等の不具合を生じない
ようにすることができる画像形成装置の給紙装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロール状に巻かれてホルダ内に回動可能に軸支されたロ
ール紙を、一端より順次引き出しながら給紙する画像形
成装置の給紙装置において、流体を通さない素材で形成
され、かつ流体の注入、排出により変形するとともに、
該給紙装置にセットされたロール紙の周囲に設けられた
可撓性部材と、該可撓性部材へ流体を注入、排出する注
入/排出装置とを有することを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記可撓性部材の内圧を制御す
る内圧制御手段を設けることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、上記請求項1乃至2記載の発明
の構成に加えて、前記可撓性部材内の流体の温度を制御
する温度制御手段を設けることを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明の構成に加えて、前記ロール紙と接する前記可撓
性部材表面に通気性を持たせることを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、流体の出し入れによ
り膨張・収縮する可撓性部材を用いているため、ロール
紙の周面を覆って外気を遮断させることができる。この
ため、温度、湿度による影響を防ぐことができ、画像の
白抜けやしわ等の不具合を抑えることができる。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明に更に可撓性部材の内圧を制御する手段を設け、こ
の内圧を適宜制御することができるため、空気の侵入を
より効果的に防止することができ好ましい。また、この
内圧制御手段を用いることにより、ロール紙と可撓性部
材間に摩擦力を発生させてロール紙の回転に制動を与え
ることができるため、ロール紙の緩みを防止することが
でき好ましい。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1乃至2
記載の発明に更に可撓性部材内の流体の温度を制御する
温度制御手段を設け、この温度制御手段で温度制御され
た流体を可撓性部材に注入し、その可撓性部材を介して
ロール紙周面の温・湿度制御を行うことができるため、
温・湿度制御の応答性を低下させることなく、均一な温
・湿度制御を行うことができ好ましい。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明に更にロール紙と接する可撓性部材表面に通気性を
持たせるようにしたため、ロール紙周面を被う温・湿度
制御用可撓性部材のロール紙との当接面で通気性を持た
せることができ、これにより湿度の制御性能を向上させ
ることができ好ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例に則した複写機の給紙装置の構成
を示す概略図であり、図2は本発明の一実施例に則した
複写機全体の構成を示す概略図である。図1、2におい
て、1は給紙トレイであり、この給紙トレイ1上方に開
閉可能な上蓋2が設けられている。3は給紙トレイ1上
に設けられ、ロールぺーパー5がスプールされたぺーパ
ースプール4を回動可能に軸支する支柱である。6は流
体を通さない素材で形成され、かつ流体の注入、排出に
より変形する可撓性部材であり、7は装置内の圧力を感
知する圧力センサーである。8はこの圧力センサー7で
感知された圧力データに基づき挿入管9を通して装置内
の空気を適宜圧縮するコンプレッサーであり、10は装置
内の空気を排出する排出管である。11、12はその間にカ
ッター13を挟むように設けられたローラ対であり、14は
上蓋2の開閉を感知する開閉検知センサーである。
【0013】ここでは、ぺーパースプール4にセットさ
れたロールぺーパー5を、給紙トレイ1上に設けられた
ぺーパースプール4を支持する支柱3に乗せ、次いで、
ロールぺーパー5をカッター13へ送るローラ対11にロー
ルぺーパー5の先端をくわえさせる。次いで、上蓋2を
閉じ、開閉検知センサー14により検知させ、この検知信
号によりコンプレッサー8を作動させ、挿入管9を通し
て可撓性部材6へ空気を充填する。この時、可撓性部材
6が膨張するため、ロールぺーパー5と給紙トレイ1間
の空間が埋め尽くされる。そして、コンプレッサー8の
作動停止は可撓性部材6の内部圧力を圧力センサー7で
検知し、この検知信号に基づいて適宜行う。
【0014】一方、使用されるロールぺーパー5はカッ
ター13によりカットされ、ロールぺーパー5を機械本体
へ送るためのローラ対12により順次機械本体へと送られ
る。この一連の動作によりロールぺーパー5の外径が小
さくなり、可撓性部材6の内部圧力が低下すると、圧力
センサー7により検知され、この検知信号によりコンプ
レッサー8が再び作動され、可撓性部材6の内部圧力が
予め定めた圧力になるまで空気の再充填が行われる。
【0015】そして、ロールぺーパー5の交換等により
上蓋2を開けると、開閉検知センサー14により検知さ
れ、この検知信号によりコンプレッサー8が作動され、
可撓性部材6に充満した空気が排出管10を通して吸引さ
れ、ロールぺーパー5の交換に備えられる。また、温度
上昇により可撓性部材6の内部圧力が、予め定めた圧力
を越えた時にも圧力センサー7により検知され、この検
知信号によりコンプレッサー8が作動され、空気の排出
により圧力を下げる。この予め定めた圧力により得られ
るロールぺーパー5と可撓性部材6間の摩擦力により、
ロールぺーパー5の緩みを防止することができる。
【0016】このように、本実施例では、流体の出し入
れにより膨張・収縮する可撓性部材6をロールぺーパー
5周囲に設けたため、ロールぺーパー5の周囲を覆って
外気を遮断させることができる。このため、温度、湿度
による影響を防ぐことができ、画像の白抜けやしわ等の
不具合を抑えることができる。また、本実施例では、可
撓性部材6の内圧を制御する内圧制御手段を設け、この
内圧を適宜制御することができるため、空気の侵入をよ
り効果的に防止することができる。
【0017】次に、本発明においては、図3に示すよう
に、可撓性部材6内の流体の温度を制御する温度センサ
ー15を設けて構成してもよい。具体的には、可撓性部材
6に設けた温度センサー15により可撓性部材6内の温度
を検知し、この検出信号によりコンプレッサー8から送
風される空気の温度を変化させ、可撓性部材6の内圧を
一定に保ちながら循環させることで可撓性部材6の温度
を一定に保つようにする。この場合、可撓性部材6を介
してロールぺーパー5周囲の温・湿度制御を行うことが
できるため、温・湿度制御の応答性を低下させることな
く、均一な温・湿度制御を行うことができる。
【0018】次に、本発明においては、図4に示すよう
に、ロールぺーパー5と接する可撓性部材6表面に通気
性を持たせるように例えば溝を形成して構成してもよ
く、この場合、ロールぺーパー5周囲を被う温・湿度制
御用可撓性部材6のロールぺーパー5との当接面で通気
性を持たせることができるため、湿度の制御性能を向上
させることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、複写紙の周囲に空気の
層を作らないようにして、空気と複写紙の間で水分の移
動を起こらないようにすることができ、複写紙の平面性
を良くして画像の白抜けやしわ等の不具合を生じないよ
うにすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に則した複写機の給紙装置の
構成を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施例に則した複写機全体の構成を
示す概略図である。
【図3】本発明に適用できる画像形成装置の給紙装置を
説明する図である。
【図4】本発明に適用できる画像形成装置の給紙装置を
説明する図である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 2 上蓋 3 支柱 4 ぺーパースプール 5 ロールぺーパー 6 可撓性部材 7 圧力センサー 8 コンプレッサー 9 挿入管 10 排出管 11、12 ローラ対 13 カッター 14 開閉検知センサー 15 温度センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれてホルダ内に回動可能に
    軸支されたロール紙を、一端より順次引き出しながら給
    紙する画像形成装置の給紙装置において、 流体を通さない素材で形成され、かつ流体の注入、排出
    により変形するとともに、該給紙装置にセットされた該
    ロール紙の周囲に設けられた可撓性部材と、該可撓性部
    材へ流体を注入、排出する注入/排出装置とを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
  2. 【請求項2】前記可撓性部材の内圧を制御する内圧制御
    手段を設けることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置の給紙装置。
  3. 【請求項3】前記可撓性部材内の流体の温度を制御する
    温度制御手段を設けることを特徴とする請求項1乃至2
    記載の画像形成装置の給紙装置。
  4. 【請求項4】前記ロール紙と接する前記可撓性部材表面
    に通気性を持たせることを特徴とする請求項3記載の画
    像形成装置の給紙装置。
JP3164772A 1991-07-05 1991-07-05 画像形成装置の給紙装置 Pending JPH058908A (ja)

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JPH058908A true JPH058908A (ja) 1993-01-19

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