JPH0588813U - 複合加工装置 - Google Patents

複合加工装置

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JPH0588813U
JPH0588813U JP3418792U JP3418792U JPH0588813U JP H0588813 U JPH0588813 U JP H0588813U JP 3418792 U JP3418792 U JP 3418792U JP 3418792 U JP3418792 U JP 3418792U JP H0588813 U JPH0588813 U JP H0588813U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーニング加工時において、第2スピンドル
軸のテーパ外面と第1スピンドル軸のテーパ内面との間
に発生した隙間からクーラント液や切削屑等が侵入する
のを防止する。 【構成】 第2スピンドル軸13の下端部には、支持部
材48がハウジング1に対向して外挿されており、この
支持部材48は第2スピンドル軸13の軸線方向の移動
に伴ってハウジング1に接近離間可能に支持されてい
る。ハウジング1と支持部材48との間には、軸線方向
に伸縮自在なジャバラ60が第1及び第2スピンドル軸
7,13の下端部の周囲を被包するように介装されてお
り、このジャバラ60は、その下端部が支持部材48に
液密に連結され、上端部がハウジング1に液密に連結さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークに一次加工と二次加工とを行う複合加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の複合加工装置としては、例えば、本出願人が特公昭60−52 883号公報に開示したものが知られている。
【0003】 この複合加工装置は、外周部がハウジングに回動可能に軸支された筒状の第1 スピンドル軸と、この第1スピンドル軸に同心に内挿された第2スピンドル軸と 、この第2スピンドル軸に同心に連結された加工ヘッドとを備えている。
【0004】 ハウジングは、第1スピンドル軸をその軸線を上下方向に向けて支持するとと もに、シリンダーによって上下方向に移動自在とされたスライドベースを介して フレームに設けられている。これにより、ハウジング及び第1スピンドル軸がス ライドベースとともに上下方向に移動可能になっている。
【0005】 第2スピンドル軸は、第1スピンドル軸に一体回動可能に内挿されるとともに 、第1のスピンドル軸に対して軸線方向に移動可能に設けられている。第2スピ ンドル軸の下端部外周面には、第1スピンドル軸の下端部内周面に形成されたテ ーパ内面に嵌合するテーパ外面が形成されている。なお、第2スピンドル軸は、 オシレーション機構により、第1スピンドル軸に対して上下方向に移動するよう になっている。
【0006】 加工ヘッドは、第2スピンドル軸の下端部に連結されており、その外周部には 、中ぐり加工用工具(一次加工用工具)及びホーニング加工用工具(二次加工用 工具)が配設されている。中ぐり加工用工具及びホーニング加工用工具の近傍に は、中ぐり加工用工具及びホーニング加工用工具にクーラント液を供給するため のクーラント液供給路が複数個設けられている。
【0007】 このように構成された複合加工装置は、中ぐり加工のとき、第2スピンドル軸 のテーパ外面が第1スピンドル軸のテーパ内面にテーパ嵌合され、ホーニング加 工のとき、第2スピンドル軸が第1スピンドル軸に対して下端側に移動して第2 スピンドル軸のテーパ外面が第1スピンドル軸のテーパ内面から下端側に離脱す るようになっている。
【0008】 すなわち、上記構成の複合加工装置を用いてワークの孔に中ぐり加工及びホー ニング加工を行うには、まず、両スピンドル軸をテーパ嵌合した状態でスライド ベースを降下させて加工ヘッドをワークの孔に接近させる。接近した状態におい ては、第1,2スピンドル軸及び加工ヘッドは一体となって回転している。従っ て、スライドベースをさらに降下させて加工ヘッドをワークの孔に挿通させるこ とにより、加工ヘッドに配置された中ぐり加工工具による孔の中ぐり加工が行わ れる。
【0009】 次いで、スライドベースをハウジング及び両スピンドル軸とともに所定のスト ローク分だけ上昇させた後、第2スピンドル軸を第1スピンドル軸に対して上下 方向に往復移動させる。これにより、加工ヘッドが上下方向に往復移動してホー ニング加工用工具による孔のホーニング加工が行われる。
【0010】 なお、ホーニング加工に際しては、上述したように、第2スピンドル軸のテー パ外面は第1スピンドル軸のテーパ内面から先端側に離脱して第2スピンドル軸 と第1スピンドル軸とのテーパ嵌合が解除される。
【0011】 上記構成の複合加工装置においては、中ぐり加工とホーニング加工とを同じス ピンドル軸で行うことができる。このため、ワークとスピンドル軸とを一回位置 決めしただけで、中ぐり加工及びホーニング加工の2種類の加工を順次連続的に 行うことができ、これらの加工を効率良く行うことができる。
【0012】 また、特に中ぐり加工時には、第2スピンドル軸に比較的大きな負荷が加わる ものの、この加工時には、第2スピンドル軸は第1スピンドル軸にテーパ嵌合さ れて両者が一体化されているので充分な剛性が確保される。
【0013】 ところで、上記中ぐり加工及びホーニング加工時においては、加工ヘッドに設 けられたクーラント液供給路に外部からクーラント液が供給され、このクーラン ト液がクーラント液供給路から各工具に供給されるようになっている。ところが 、上記構成の複合加工装置においては、ホーニング加工時に、第2のスピンドル 軸のテーパ外面が第1のスピンドル軸のテーパ内面から先端側に離脱してテーパ 外面とテーパ内面との間に隙間が発生してしまう。
【0014】 このため、この隙間にホーニング加工時に周囲に飛び散ったクーラント液や切 削屑等が侵入する。この結果、以後の中ぐり加工時において、両スピンドル軸の テーパ嵌合箇所にクーラント液や切削屑等が介在してそのテーパ嵌合が不完全な ものとなったり、装置が作動不良を起こす原因となっていた。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はかかる不都合を解消するためになされたものであり、第1スピンドル 軸と、これに同心に内挿した第2スピンドル軸とをテーパ嵌合した状態で一次加 工を行い、そのテーパ嵌合を解除した状態で二次加工を行う複合加工装置におい て、二次加工の際に両スピンドル軸間に生じる隙間からクーラント液や切削屑等 が侵入するのを防止することができる複合加工装置を提供することを目的とする 。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる目的を達成するために、先端部内周面に先端側に向かって拡 径するテーパ内面が形成された筒状の第1スピンドル軸と、該第1スピンドル軸 の外周部を回動可能に軸支するハウジングと、前記第1スピンドル軸に同心に一 体回動可能に内挿されるとともに、前記第1スピンドル軸に対して軸線方向に移 動可能に設けられ、先端部外周面に前記テーパ内面に嵌合するテーパ外面が形成 された第2スピンドル軸と、該第2スピンドル軸の先端部に連結され、その外周 部に一次加工用工具及び二次加工用工具が配設されるとともに、前記一次加工用 工具及び前記二次加工用工具にクーラント液を供給するためのクーラント液供給 路が設けられた加工ヘッドとを備え、一次加工のとき、前記第2スピンドル軸の 前記テーパ外面が前記第1スピンドル軸の前記テーパ内面にテーパ嵌合され、二 次加工のとき、前記第2スピンドル軸が前記第1スピンドル軸に対して先端側に 移動して前記第2スピンドル軸の前記テーパ外面が前記第1スピンドル軸の前記 テーパ内面から先端側に離脱するようになっている複合加工装置において、前記 ハウジングに対向して前記第2スピンドル軸の先端部に外挿され、前記第2スピ ンドル軸の軸線方向の移動に伴って前記ハウジングに接近離間可能に支持れた支 持部材と、前記ハウジングと前記支持部材との間に、前記第1及び第2スピンド ル軸の先端部の周囲を被包して介装されるとともに、その両端部が前記ハウジン グ及び支持部材に連結された伸縮自在のジャバラとを備えたことを特徴とするも のである。
【0017】 また、本考案は、前記ジャバラの伸縮を前記第1及び第2スピンドル軸の軸線 方向に案内するガイドロッドが、少なくとも前記ハウジング及び支持部材のいず れか一方から他方に向かって前記ジャバラの内周部に近接して突設されているこ とを特徴とするものである。
【0018】 さらに、本考案は、前記第2スピンドル軸の前記テーパ外面を被包し、前記両 スピンドル軸のテーパ嵌合状態で前記第1スピンドル軸の先端部に外挿可能に設 けられた筒状の保護部材が、前記ジャバラの内部で前記第2スピンドル軸の先端 部に固設されていることを特徴とするものである。
【0019】
【作用】
本考案の複合加工装置によれば、ハウジングに対向して第2スピンドル軸の先 端部に外挿され、第2スピンドル軸の軸線方向の移動に伴ってハウジングに接近 離間可能に支持された支持部材と、ハウジングと支持部材との間に、第1及び第 2スピンドル軸の先端部の周囲を被包して介装されるとともに、その両端部がハ ウジング及び支持部材に連結された伸縮自在のジャバラとを備えている。従って 、二次加工時に、第2のスピンドル軸のテーパ外面が第1のスピンドル軸のテー パ内面から先端側に離脱してテーパ外面とテーパ内面との間に隙間が発生しても 、この隙間から二次加工時に周囲に飛び散ったクーラント液や切削屑等が侵入す るのを防止することができる。
【0020】 また、ジャバラの伸縮を第1及び第2スピンドル軸の軸線方向に案内するガイ ドロッドを、少なくともハウジング及び支持部材のいずれか一方から他方に向か ってジャバラの内周部に近接して突設した場合には、ジャバラが径方向内方に弛 んで第1スピンドル軸のテーパ内面と第2スピンドル軸のテーパ外面との間の挟 まれるのを防止することができる。
【0021】 さらに、第2スピンドル軸のテーパ外面を被包し、両スピンドル軸のテーパ嵌 合状態で第1スピンドル軸の先端部に外挿可能に設けられた筒状の保護部材を、 ジャバラの内部で第2スピンドル軸の先端部に固設した場合には、万一、ジャバ ラが破損してジャバラ内にクーラント液等が侵入したときにおいても、上記隙間 からクーラント液や切削屑等が侵入するのを防止することができる。
【0022】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図5を参照して説明する。なお、本実施例で は、ワークWの孔Xに中ぐり加工とホーニング加工とを行う複合加工装置Hを例 に採る。図1は本考案の実施の一例である複合加工装置Hの要部断面図、図2は 図1のII−II線断面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は図1 のIV−IV線断面図、図5は複合加工装置のホーニング加工状態を示す要部断 面図である。
【0023】 この複合加工装置Hは、ハウジング1、第1スピンドル軸7、第2スピンドル 軸13、加工ヘッド22、支持部材48、ジャバラ60、ガイドロッド64及び 保護部材67を備えている。
【0024】 ハウジング1は、円筒状に形成されたものであり、ハウジング1の上下端部に は、フランジ部4が形成されている。これらのフランジ部4には、軸線方向に沿 って移動可能なロッド5が周方向に所定の間隔を以て複数挿通配置されている。 配置された状態においては、ロッド5は図示しないバネによって上方に付勢され ている。また、ロッド5の先端部には、径方向に貫通する貫通孔6が形成されて いる。このように構成されたハウジング1は、図1に示すように、スライドベー ス2を介してフレーム3に設けられている。なお、スライドベース2は、シリン ダー(図示せず。)によって上下方向に移動可能になっている。従って、スライ ドベース2の上下方向の移動に伴ってハウジング1も上下方向に移動するように なっている。
【0025】 第1スピンドル軸7は、長尺な円筒状に形成されたものであり、図1に示すよ うに、上下方向に長い小径部8と、この小径部8の下端部に形成された大径部9 とを有している。大径部9の内周面は、下方に向かって拡径するテーパ内面10 を形成している。このように構成された第1スピンドル軸7は、大径部9をハウ ジング1から下方に突出させた状態で、小径部8がハウジング1内に内挿され、 ベアリング11,12等を介してハウジング1内に回動可能に支持されている。 なお、支持された状態においては、第1スピンドル軸7は、ハウジング1と一体 となって上下方向に移動可能になっている。
【0026】 第2スピンドル軸13は、長尺な円筒状に形成されたものであり、図1に示す ように、上下方向に長い小径部14を有している。小径部14の下端部には、下 方に向けて拡径するテーパ部15が形成されており、このテーパ部15の外周面 がテーパ外面16をなしている。このテーパ外面16は、その形状が第1スピン ドル軸7のテーパ内面10に嵌合するようになっている。テーパ部15の下端部 には、大径部17が形成されている。大径部17の外周面には、クーラント液流 通路18の一端が周方向に所定の間隔をもって複数開口している。これらのクー ラント液流通路18の他端は、それぞれ大径部17の下端面に開口している。大 径部17の上端部には、フランジ部19が形成されている。このフランジ部19 の外径は、第1スピンドル軸7の大径部9の外径とほぼ同一になっている。なお 、第2スピンドル軸13の下端部内周面には、下方に向かって拡径するテーパ面 20が形成されている。
【0027】 このように構成された第2スピンドル軸13は、第1スピンドル軸7内に、こ れと同心に挿通配置されている。配置された状態においては、第2スピンドル軸 13の小径部14の外周面と第1スピンドル軸7の小径部8の内周面とはスプラ イン結合(図示せず。)されており、これにより、第2スピンドル軸13が第1 スピンドル軸7と一体回動可能になっている。
【0028】 また、第2スピンドル軸13の小径部14の外周面と第1スピンドル軸7の小 径部8の内周面との間には、メタルブッシュ21が配置されており、これにより 、第2スピンドル軸13が第1スピンドル軸7に対して上下方向に摺動可能にな っている。なお、第2スピンドル軸13の上端部には、オシレーション機構(図 示せず。)が連結されており、このオシレーション機構を作動させることによっ て、第2スピンドル軸13が第1スピンドル軸に対して上下方向に摺動するよう になっている。
【0029】 加工ヘッド22は、図1に示すように、ヘッド本体23と、このヘッド本体2 3の上端部に形成され、その外周部にプーリベルト24aが巻装された被動プー リ24と、この被動プーリ24の上端部に形成されたテーパ部25とを備えてい る。
【0030】 ヘッド本体23は、円筒状に形成されたものであり、その下端部には、外周面 にダイヤモンド等の硬質粒子(図示せず。)が付着された中ぐり加工用ホイール 26が嵌合固定されている(図3参照)。中ぐり加工用ホイール26の上方にお けるヘッド本体23の外周部には、図2及び図3に示すように、軸線に沿って延 びる溝部27が周方向に等間隔で6か所形成されている。溝部27の底面の中央 部及び上下縁部には、ヘッド本体23の内部まで貫通する貫通孔28及び貫通孔 29a,29bがそれぞれ形成されている。これらの溝部27及び貫通孔28, 29a,29bには、図2及び図3に示すように、荒ホーニング加工用砥石台3 0(以下、単に「荒用砥石台」という。)と仕上げホーニング加工用砥石台31 (以下、単に「仕上用砥石台」という。)が周方向に3個ずつ交互に嵌挿されて いる。
【0031】 詳述すると、荒用砥石台30及び仕上用砥石台31は、図3に示すように、共 に上下方向に長い胴部32と、胴部32の上下端部からそれぞれ直角方向に延出 する脚部33a.33bとによってコ字状に形成されたものであり、荒用砥石台 30の胴部32の外面には荒用砥石34が付着され、仕上用砥石台31の胴部3 2の外面には仕上用砥石35が付着されている。また、荒用砥石台30及び仕上 用砥石台31の各脚部33a,33bの先端部には、傾斜面36がそれぞれ形成 されている。
【0032】 このように構成された荒用砥石台30及び仕上用砥石台31は、各胴部32及 び脚部33a,33bが、それぞれ溝部27及び貫通孔29a,29bに径方向 に移動可能な状態で嵌挿されている。嵌挿された状態においては、脚部33a, 33bの傾斜面36がヘッド本体23の内部に突出している。これらの傾斜面3 6には、ヘッド本体23の内部に挿通配置された荒用砥石駆動軸37及び仕上用 砥石駆動軸38の各傾斜面39が当接した状態になっている。
【0033】 なお、荒用砥石駆動軸37及び仕上用砥石駆動軸38は、後述するように、独 立してその軸線方向を上下方向に移動可能になっている。従って、荒用砥石駆動 軸37(又は仕上用砥石駆動軸38)が、上述した当接状態から上方へ移動する と、傾斜面36,39同士のカム作用により荒用砥石台30(又は仕上用砥石台 31)が径方向外方に移動し、胴部32に付着された荒用砥石34(又は仕上用 砥石35)がヘッド本体23の外周部から突出する。
【0034】 一方、荒用砥石駆動軸37(又は仕上用砥石駆動軸38)が、上方から下方に 移動すると、傾斜面36,39同士のカム作用により荒用砥石台30(又は仕上 用砥石台31)が径方向内方に移動し、胴部32に付着された荒用砥石34(又 は仕上用砥石台35)がヘッド本体23の外周面より内方に没入する。
【0035】 なお、図2及び図3において符号40は、荒用砥石台30(仕上用砥石台31 )と荒用砥石駆動軸37(仕上用砥石駆動軸38)を連結する連結部材である。 連結部材40は、一端部が荒用砥石台30(仕上用砥石台31)の各胴部32の 中央部にボルト41を介して連結され、他端部が貫通孔28を貫通して荒用砥石 駆動軸37(仕上用砥石駆動軸38)に形成された傾斜溝42にスライド可能に 嵌め込まれている。この傾斜溝42は、傾斜面36,39の傾斜角に対応するよ うに延びており、従って、連結部材40は、荒用砥石台30(仕上用砥石台31 )の径方向の移動に連動するようになっている。
【0036】 また、図1に示すように、ヘッド本体23の壁部内には軸線方向に沿って延び るクーラント液流通路43が周方向に所定間隔を以て複数形成されている。クー ラント液流通路43の上端部は、被動プーリ24の上端面に開口しており、これ らの開口部43aは、第2スピンドル軸13の大径部17の下端面に開口するク ーラント液流通路18の開口部18aに対向するようになっている。また、クー ラント液流通路43の内周面には、クーラント液供給孔44の一端が複数開口し ており、これらのクーラント液供給孔44の他端は径方向外方に延びてヘッド本 体23の外周面に開口している。
【0037】 このように構成された加工ヘッド22は、テーパ部25が第2スピンドル軸1 3のテーパ面20に嵌合された状態で第2スピンドル軸13の下端部にボルト4 5等を介して連結されている。連結された状態においては、クーラント液流通路 43と第2スピンドル軸13内に形成されたクーラント液流通路18とは連通す るようになっている。
【0038】 また、上述した荒用砥石駆動軸37の上端部は、図1に示すように、第2スピ ンドル軸13の内部に挿通配置されたロッド46の下端部に連結部材47を介し て連結されている。ロッド46の上端部には、第1ピストンシリンダー機構(図 示せず。)に連結されている。この第1ピストンシリンダー機構を作動させるこ とによって、ロッド46が荒用砥石駆動軸37と一体となってその軸線方向を上 下方向に移動するようになっている。
【0039】 さらに、仕上用砥石駆動軸38の上端部は、ロッド46の内部に挿通配置され たロッド46aの下端部に連結部材47aを介して連結されている。ロッド46 aの上端部は、第2ピストンシリンダー機構(図示せず。)に連結されている。 この第2ピストンシリンダー機構を作動させることによって、ロッド46aが仕 上用砥石駆動軸38と一体となってその軸線方向を上下方向に移動するようにな っている。
【0040】 支持部材48は、円板状の底部49と、この底部49から上方に向かって延び る円筒状の壁部50と、この壁部50の上端部に形成されたフランジ部51とを 備えている。
【0041】 底部49は、その中央部に貫通孔52が形成されており、この貫通孔52は、 その孔径が第2スピンドル軸13の大径部17の外径より若干大径になっている 。また、貫通孔52の内周面には、環状溝53が形成されている。この環状溝5 3の底面には、クーラント液流通路54の一端が周方向に所定の間隔をもって複 数開口している。クーラント液流通路54の他端は、底部49内を径方向外方に 向かって延びている。
【0042】 壁部50は、その内径が第2スピンドル軸13のフランジ部19の外径より大 径になっている。壁部50内には、軸線方向に沿って延びるクーラント液流通路 55が、周方向に所定の間隔をもって複数形成されており、これらのクーラント 液流通路55の各一端は、クーラント液流通路54の各他端に連通している。
【0043】 フランジ部51は、その外径が軸受部1のフランジ部4の外径とほぼ同一にな っている。フランジ部51の外周面には、クーラント液流入孔56の一端が周方 向に所定の間隔をもって複数開口している。クーラント液流入孔56の他端は、 フランジ部51内を径方向内方に延びてクーラント液流通路55の他端に連通し ている。なお、クーラント液流入孔56の開口部56aには、一端がクーラント 液供給装置(図示せず。)に連結されたフレキシブルチューブ57等の他端が液 密に連結されるよになっている。
【0044】 フランジ部51の上端面には、クーラント液流入孔56内を通って下端面まで 貫通する貫通孔58が周方向に所定の間隔をもって複数形成されている。これら の貫通孔58の軸線は、ハウジング1のロッド5の軸線と一致するようになって おり、かつ、その孔径がロッド5の先端部の外径とほぼ同一になっている。
【0045】 このように構成された支持部材48は、底部49の貫通孔52が第2スピンド ル軸13の大径部17に外挿されている。外挿された状態においては、上述した ように、貫通孔52の孔径は大径部17の外径より若干大径になっているため、 第2スピンドル軸13は、貫通孔52の内周面に非接触の状態で回動可能になっ ている。これにより、第2スピンドル軸13が回動した際の貫通孔52と大径部 17の摩擦による発熱を防止している。また、クーラント液流通路54は、環状 溝53を介して第2スピンドル軸13のクーラント液流通路18に連通している 。さらに、フランジ部51の貫通孔58には、ロッド5の先端部が、貫通孔6を クーラント液流入孔56に連通させた状態でナット59等を介して連結されてい る。連結された状態においては、支持部材48は、底部49の上端面に第2スピ ンドル軸13のフランジ部19が当接した状態でロッド5のバネによって上方に 付勢されており、これにより、支持部材48が第2スピンドル軸13の上下方向 の移動に伴ってハウジング1に接近離間可能に支持されている。
【0046】 ジャバラ60は、図1に示すように、ハウジング1と支持部材48の間に介装 されており、上下方向に伸縮自在な円筒状に形成されている。ジャバラ60は、 その外径が支持部材48の壁部50の内径より小径になっている。また、ジャバ ラ60の内径は、第2スピンドル軸13のフランジ部19の外径より大径になっ ている。このように構成されたジャバラ60は、その上端部が軸受部1の下端面 にボルト61を介して液密に連結され、下端部が支持部材48の底部49の上端 面にボルト62及びリング部材63を介して液密に連結されている。連結された 状態においては、ジャバラ60は、第1及び第2スピンドル軸7,13の下端部 を被包した状態で支持部材48の上下方向の移動に伴って上下方向に伸縮するよ うになっている。
【0047】 ガイドロッド64は、ジャバラ60の内周部と第1及び第2スピンドル軸7, 13の下端部外周面との間に形成された空間に設けられたものであり、図1に示 すように、2本の棒部材65,66を備えている。棒部材65,66はともに同 一形状をなしており、棒部材65は、その一端部が支持部材48の底部49の上 端面に連結され、棒部材66は、その一端部が軸受部1の下端面に連結されてい る。連結された状態においては、図4に示すように、棒部材65,66の各軸線 は互いに離間して配置されており、これにより、棒部材65,66の各他端部ど うしが干渉することなく、支持部材48の上下方向の移動に伴ってその軸線方向 を上下方向に移動するようになっている。
【0048】 なお、棒部材65,66が連結された状態においては、棒部材65,66は、 その外周部がジャバラ60の内周部に近接するように配置されており、これによ り、ジャバラ60の伸縮を第1及び第2スピンドル軸7,13の軸線方向に案内 するとともに、ジャバラ60の内周部を支持してジャバラ60が径方向内方に弛 むのを防止するようになっている。このように構成されたガイドロッド64は周 方向に120°ピッチで3か所設けられている。
【0049】 保護部材67は、ガイドロッド64と第2スピンドル軸13のフランジ部19 との間の空間に設けられたものであり、図1に示すように、円筒状に形成されて いる。保護部材67の内部には、装着孔68と、上方に向けて拡径するテーパ孔 69とが、下端部から上端部にかけて順次形成されている。装着孔68の孔径は 、第2スピンドル軸13のフランジ部19の外径とほぼ同一になっている。この ように構成された保護部材67は、装着孔68が上記フランジ部19の外周面に ボルト70を介して嵌合固定されており、これにより、第2スピンドル軸13の テーパ外面16が保護部材67のテーパ孔69によって被包されている。なお、 このテーパ孔69は、第2スピンドル軸13がその軸線方向を上下方向に移動し たとき、第1スピンドル軸7の大径部9の外周面に挿脱可能になっている。
【0050】 このように構成された複合加工装置Hは、中ぐり加工のとき、図1に示すよう に、第2スピンドル軸13のテーパ外面16が第1スピンドル軸7のテーパ内面 10にテーパ嵌合され、ホーニング加工のとき、図5に示すように、第2スピン ドル軸13が第1スピンドル軸7に対して下方に移動して第2スピンドル軸13 のテーパ外面16が第1スピンドル軸7のテーパ内面10から下端側に離脱する ようになっている。
【0051】 上記構成の複合加工装置Hを用いてワークWの孔Xに中ぐり加工及びホーニン グ加工を行うには、まず、スライドベース2を下方に移動させて加工ヘッド22 を孔Xに接近させる。このとき、加工ヘッド22は、ハウジング1、第1,2ス ピンドル軸7,13及び支持部材48と一体となって下方に移動するとともに、 第1,2スピンドル軸7,13と一体となって回転している。従って、スライド ベース2をさらに下方に移動させて加工ヘッド22を孔Xに挿通させることによ り、ヘッド本体23に配置された中ぐり加工用ホイール26による孔Xの中ぐり 加工が行われる。なお、中ぐり加工に際しては、クーラント液流入孔56の開口 部56aからクーラント液が流入されており、このクーラント液は各クーラント 液流通路55,54,18,43を通ってクーラント液供給孔44に流れ込みヘ ッド本体23の中ぐり加工用ホイール26に供給される。
【0052】 中ぐり加工が終了したのち、ホーニング加工を行う。ホーニング加工を行うに は、まず、スライドベース2をホーニング加工のストローク分だけ上方へ移動さ せて、加工ヘッド22をホーニング加工位置にセットする。このとき、加工ヘッ ド22は第1,2スピンドル軸7,13と一体となって回転している。次に、第 1ピストンシリンダー機構を作動させて荒用砥石駆動軸37を上方に移動させ、 荒用砥石34をヘッド本体23の外周部から外方に突出させる。次に、オシレー ション機構を作動させて第2スピンドル軸13を第1スピンドル軸7に対して上 下方向に往復移動させる。これにより、加工ヘッド22が上下方向に往復移動し て荒用砥石34によるの孔Xの荒ホーニング加工が行われる。
【0053】 次に、第1ピストンシリンダー機構を作動させて荒用砥石駆動軸37を下方に 移動させ、荒用砥石34をヘッド本体23の外周部より内方に没入させる。この とき、加工ヘッド22は上述したホーニング加工位置にセットされている。次に 、第2ピストンシリンダー機構を作動させて仕上用砥石駆動軸38を上方へ移動 させ、仕上用砥石35をヘッド本体23の外周部から外方の突出させる。
【0054】 その後、荒ホーニング加工の場合と同様にして加工ヘッド22を上下方向に往 復移動させることにより、仕上用砥石による孔Xの仕上げホーニング加工が行わ れる。なお、荒ホーニング加工及び仕上げホーニング加工に際しては、中ぐり加 工の場合と同様にして、荒用砥石及び仕上用砥石にクーラント液が供給されるよ うになっている。
【0055】 次に、第2ピストンシリンダー機構を作動させて仕上用砥石駆動軸38を下方 に移動させ、仕上用砥石35をヘッド本体23の外周部より内方に没入させる。 その後、スライドベース2を上方へ移動させてワークWの孔Xから加工ヘッド2 2を抜き出す。これにより、ワークWの孔Xの中ぐり加工及びホーニング加工が 終了する。
【0056】 上記構成の複合加工装置Hにおいては、ハウジング1と支持部材48との間に 、軸線方向に伸縮自在なジャバラ60が、第1及び第2スピンドル軸7,13の 下端部を被包するように配置されており、このジャバラ60は、その下端部が支 持部材48の上端面に液密に連結され、上端部がハウジング1の下端面に液密に 連結されている。従って、荒及び仕上げホーニング加工時において、第2のスピ ンドル軸13のテーパ外面16が第1のスピンドル軸7のテーパ内面10から下 端側に離脱してテーパ外面16とテーパ内面10との間に隙間が発生しても、こ の隙間から荒及び仕上げホーニング加工時に周囲に飛び散ったクーラント液や切 削屑等が侵入するのを確実に防止することができる。この結果、以後の中ぐり加 工時において、従来の複合加工装置のように、第1及び第2スピンドル軸7,1 3のテーパ嵌合箇所等にクーラント液や切削屑等が介在してそのテーパ嵌合が不 完全なものとなったり、装置が作動不良を起こすことはない。
【0057】 また、ジャバラ60の内周部と第1及び第2スピンドル軸7,13の下端部外 周面との間に形成された空間には、ジャバラ60の伸縮を第1及び第2スピンド ル軸7,13の軸線方向に案内するガイドロッド64がその外周部をジャバラ6 0の内周部に近接させて配置されている。このため、ジャバラ60が径方向内方 に弛んで第1スピンドル軸7のテーパ内面10と第2スピンドル軸13のテーパ 外面16との間に挟まれるのを防止することができる。
【0058】 さらに、ガイドロッド64と第2スピンドル軸13のフランジ部19との間の 空間には、第2スピンドル軸13のテーパ外面16を被包する保護部材67が設 けられている。このため、万一、ジャバラ60が破損してジャバラ60内にクー ラント液等が侵入したときにおいても、上記隙間からクーラント液や切削屑等が 侵入するのを防止することができる。
【0059】
【考案の効果】
上記の説明から明らかなように、本考案の複合加工装置によれば、ハウジング に対向して第2スピンドル軸の先端部に外挿され、第2スピンドル軸の軸線方向 の移動に伴ってハウジングに接近離間可能に支持れた支持部材と、ハウジングと 支持部材との間に、第1及び第2スピンドル軸の先端部の周囲を被包して介装さ れるとともに、その両端部がハウジング及び支持部材に連結された伸縮自在のジ ャバラとを備えている。従って、二次加工時に、第2のスピンドル軸のテーパ外 面が第1のスピンドル軸のテーパ内面から先端側に離脱してテーパ外面とテーパ 内面との間に隙間が発生しても、この隙間から二次加工時に周囲に飛び散ったク ーラント液や切削屑等が侵入するのを防止することができる。この結果、以後の 中ぐり加工時において、従来の複合加工装置のように、第1及び第2スピンドル 軸のテーパ嵌合箇所等にクーラント液や切削屑等が介在してそのテーパ嵌合が不 完全なものとなったり、装置が作動不良を起こすことはない。
【0060】 また、ジャバラの伸縮を第1及び第2スピンドル軸の軸線方向に案内するガイ ドロッドを、少なくともハウジング及び支持部材のいずれか一方から他方に向か ってジャバラの内周部に近接して突設した場合には、ジャバラが径方向内方に弛 んで第1スピンドル軸のテーパ内面と第2スピンドル軸のテーパ外面との間の挟 まれるのを防止することができる。
【0061】 さらに、第2スピンドル軸のテーパ外面を被包し、両スピンドル軸のテーパ嵌 合状態で第1スピンドル軸の先端部に外挿可能に設けられた筒状の保護部材を、 ジャバラの内部で第2スピンドル軸の先端部に固設した場合には、万一、ジャバ ラが破損してジャバラ内にクーラント液等が侵入したときにおいても、上記隙間 からクーラント液や切削屑等が侵入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一例である複合加工装置の要部
断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】複合加工装置のホーニング加工状態を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、10…テーパ内面、7…第1スピンド
ル軸、16…テーパ外面、13…第2スピンドル軸、2
6…中ぐり加工用ホイール(一次加工用工具)、30…
荒ホーニング加工用砥石台(二次加工用工具)、31…
仕上げホーニング加工用砥石台(二次加工用工具)、4
4…クーラント液供給孔、22…加工ヘッド、48…支
持部材、60…ジャバラ、64…ガイドロッド、67…
保護部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部内周面に先端側に向かって拡径する
    テーパ内面が形成された筒状の第1スピンドル軸と、 該第1スピンドル軸の外周部を回動可能に軸支するハウ
    ジングと、 前記第1スピンドル軸に同心に一体回動可能に内挿され
    るとともに、前記第1スピンドル軸に対して軸線方向に
    移動可能に設けられ、先端部外周面に前記テーパ内面に
    嵌合するテーパ外面が形成された第2スピンドル軸と、 該第2スピンドル軸の先端部に連結され、その外周部に
    一次加工用工具及び二次加工用工具が配設されるととも
    に、前記一次加工用工具及び前記二次加工用工具にクー
    ラント液を供給するためのクーラント液供給路が設けら
    れた加工ヘッドと、 を備え、 一次加工のとき、前記第2スピンドル軸の前記テーパ外
    面が前記第1スピンドル軸の前記テーパ内面にテーパ嵌
    合され、 二次加工のとき、前記第2スピンドル軸が前記第1スピ
    ンドル軸に対して先端側に移動して前記第2スピンドル
    軸の前記テーパ外面が前記第1スピンドル軸の前記テー
    パ内面から先端側に離脱するようになっている複合加工
    装置において、 前記ハウジングに対向して前記第2スピンドル軸の先端
    部に外挿され、前記第2スピンドル軸の軸線方向の移動
    に伴って前記ハウジングに接近離間可能に支持された支
    持部材と、 前記ハウジングと前記支持部材との間に、前記第1及び
    第2スピンドル軸の先端部の周囲を被包して介装される
    とともに、その両端部が前記ハウジング及び支持部材に
    連結された伸縮自在のジャバラとを備えたことを特徴と
    する複合加工装置。
  2. 【請求項2】前記ジャバラの伸縮を前記第1及び第2ス
    ピンドル軸の軸線方向に案内するガイドロッドが、少な
    くとも前記ハウジング及び支持部材のいずれか一方から
    他方に向かって前記ジャバラの内周部に近接して突設さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の複合加工装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2スピンドル軸の前記テーパ外面を
    被包し、前記両スピンドル軸のテーパ嵌合状態で前記第
    1スピンドル軸の先端部に外挿可能に設けられた筒状の
    保護部材が、前記ジャバラの内部で前記第2スピンドル
    軸の先端部に固設されていることを特徴とする請求項1
    記載の複合加工装置。
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