JPH0588767B2 - - Google Patents

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JPH0588767B2
JPH0588767B2 JP62189901A JP18990187A JPH0588767B2 JP H0588767 B2 JPH0588767 B2 JP H0588767B2 JP 62189901 A JP62189901 A JP 62189901A JP 18990187 A JP18990187 A JP 18990187A JP H0588767 B2 JPH0588767 B2 JP H0588767B2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
rotating shaft
signal
voltage
coils
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62189901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6432111A (en
Inventor
Chihiro Masuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI KONPYUUTAA SOFUTO SAABISU JUGENGAISHA
Original Assignee
FUJI KONPYUUTAA SOFUTO SAABISU JUGENGAISHA
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Publication of JPS6432111A publication Critical patent/JPS6432111A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、地磁気を感知して方位を求める車載
用方位センサに関する。
従来技術 従来、地磁気を感知して方位を知るものとして
地磁気コンパスがあるが、例えばそれを自動車に
搭載して進行方向の方位を検知するような場合、
車体が振動したり、またその進行方向が高速で変
化したりして、方位を瞬時かつ正確に検知するこ
とが困難となつている。
目 的 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
自動車などに搭載しても、その移動や振動の影響
を受けることなく、刻々変化する自動車の進行方
向などの方位を瞬時かつ正確に検知することがで
きるようにした車載用方位センサを提供するもの
である。
構 成 本発明はその目的達成のため、定速回転する回
転軸に地磁気の磁界を切るように、その回転軸に
対して軸対称となるように取り付けられた一対の
コイルと、前記回転軸の予め設定された回転基準
位置を検出する位置検出手段と、前記一対のコイ
ルの各誘起電圧e1,e2の減算処理(e1−e2)をな
す信号処理手段と、検出された回転軸の回転基準
位置と減算処理された電圧信号のピーク点との時
間間隔を求めて、その時間間隔の大きさにしたが
つて方位をわり出す方位判定手段とによつて方位
センサを構成するようにしている。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例に
ついて詳述する。
本発明による車載用方位センサにあつては、第
1図に示すように、非磁性材からなるケース1に
軸受け2,3を介して垂直方向に取り付けられ、
かつモータ4によつてギヤ5,6を介して定速で
駆動される回転軸7と、その回転軸7に水平方向
の各アーム8,9を介して回転軸7に対して軸対
称となるように取り付けられた一対のコイル1
0,11と、その可動側の各コイル10,11の
出力信号をそれぞれ固定側に引き出すスリツプリ
ング121〜123およびブラシ131〜133
からなる信号引出し機構14と、回転軸7にアー
ム8方向に突出して設けられた突起15が回転軸
7の回転に応じてホトセンサ16の光をしや断す
ることによつて回転軸7の回転基準位置を検出す
る位置検出器17と、信号引出し機構14から引
き出された各コイル10,11の出力信号を処理
する信号処理部18と、その処理信号と位置検出
器17からの基準位置信号とにもとづいて方位を
わり出すマイクロコンピユータ19とによつて構
成されている。
2つのコイル10,11は、アーム8,9に対
する各巻回方向が同じで、回転軸7の回転に応じ
てそれぞれ地磁気の磁界を切つて、第2図に示す
ように、互いに180゜位相が異なる正弦波電圧e1
e2が誘起されるようになつている。そのときの各
コイル10,11における誘起電圧e1,e2の周波
数は、回転軸7の回転数に依存することになる。
信号処理部18は、第3図に示すように、各コ
イル10,11の誘起電圧e1,e2の減算処理(e1
−e2)をなす減算回路181と、その処理信号中
からノイズ成分を除去するローパスフイルタ18
2と、そのフイルタ出力を増幅する増幅器183
とからなつている。
いま例えば第4図に示すように、アーム8がN
(北)の基準方位に向いているときにコイル10
を通る地磁気の磁界Hによる順方向の鎖交磁束の
数が最大となるようにコイル10を設けた場合、
回転軸7が図中矢印で示すように回転することに
よつてコイル10に誘起される交流電圧e1が正方
向にピークになる時点におけるアーム8の方向が
Nの基準方位を示すことになる。また例えば、ア
ーム8がE(東)の基準方位に向いているときに
コイル10を通る地磁気の磁界Hによる順方向の
鎖交磁束の数が最大となるようにコイル10を設
ければ、そのコイル10に誘起される交流電圧e1
が正方向にピークになる時点におけるアーム8の
方向がEの基準方位を示すことになる。
したがつて、回転軸7を定速回転させたとき、
第5図に示すようにアーム8と同方向に突起15
が設けられた位置検出器17からパルス状の基準
位置信号Pが得られてからコイル10の誘起電圧
e1がピーク点に達するまでの時間間隔Tをみるこ
とにより、そのときの基準方位に体する相対的な
方位センサの設置方向を知ることができる。すな
わち、基準方位をNにとつた場合、位置検出器1
7から基準位置信号が得られてから回転軸7が1/
4回転したときにコイル10の誘起電圧e1がピー
ク点に達したとき、そのときこの方位センサの設
置方向(回転軸7からみたホトセンサ16の方
向)はW(西)の方位に向いていることになる。
なお、以上の関係はコイル11にあつても同様
である。
このような方位センサを自動車などに搭載した
場合、第6図に示すように、その自動車の移動
(移動方向を図中矢印で示す)によつても各コイ
ル10,11が地磁気の磁界Hを切つて、各コイ
ル10,11の誘起電圧e1,e2にそれぞれ直流分
が重畳されてしまう。いま、例えば、第6図の関
係において自動車が一定加速度をもつて移動した
ときの各コイル10,11の誘起電圧e1,e2は第
7図に示すようになり、各誘起電圧e1,e2にそれ
ぞれ一定の直流電圧VE分が重畳されてしまう。
同様に自動車の振動によつても各コイル10,1
1が地磁気の磁界Hを切つて、その分が各コイル
10,11の誘起電圧e1,e2に重畳されてしまう
ことになる。
したがつて、前述したように位置検出器17に
よつて基準位置信号Pが得られてからコイル10
(または11)の誘起電圧e1(またはe2)がそのピ
ーク点に達するまでの時間間隔Tにしたがつて方
位センサの設置方向の方位を判定する際に、その
方位センサを搭載する自動車自体の移動およびそ
の振動によつてコイル10(または11)の誘起
電圧e1(またはe2)に重畳される直流電圧VE分に
よつて誘起電圧e1(またはe2)のピーク点がずれ
たり、ふらついたりしてしまう。
そのため、信号処理部18の減算回路181に
おいて、2つのコイル10,11の各誘起電圧
e1,e2の減算処理(e1−e2)を行なわせ、それに
より同相の直流電圧VE分は相殺され、互いに逆
相となつている誘起電圧e1,e2が加算されて、各
誘起電圧e1,e2の大きさが同じの場合には実質的
に大きさが2倍になり、かつ位相がコイル10の
誘起電圧e1と全く同じの交流電圧e3が得られるよ
うにしている。
したがつて、その大きさが倍増された交流電圧
e3をローパスフイルタ182および増幅器183
により処理した信号をマイクロコンピユータ19
に与えて、そこでその信号のピーク点の検出を行
なわせたうえで、前述したように位置検出器17
から送られてくるパルス状の基準位置信号Pと信
号処理部18において処理された信号のピーク点
との間の時間間隔Tを計測するようにすれば、そ
のTの値に応じてそのときの基準方位に対する相
対的な方位センサの設置方向の方位を自動車自体
の移動および振動の影響を何ら受けることなく正
確にかつ瞬時に検知することができるようにな
る。
また、そのマイクロコンピユータ19から前述
のように計測された時間間隔Tに応じた信号をド
ライバ(図示せず)に与えてその時間間隔Tにし
たがう大きさの直流電圧を発生させ、そのドライ
バの出力電圧によつて第8図に示すような方位計
メータ20を駆動させて、そのときの検知方位を
指針によつて示すようにすることができる。
効 果 以上、本発明による車載用方位センサにあつて
は、回転軸の基準位置が検出されてからコイルの
誘起電圧がピーク点に達するまでのあいだの時間
間隔にしたがつて車両の進行方向の方位をわり出
すに際して、方位誤差の要因となる方位センサを
搭載する車両の移動および振動の影響を有効に除
去して、その方位を正確に、かつ瞬時に求めるこ
とができるという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車載用方位センサの一実
施例を示す正面図、第2図は同実施例における2
つのコイルの誘起電圧の特性図、第3図は同実施
例における信号処理部の一構成例を示すブロツク
図、第4図は地磁気の磁界内でのコイルの回転状
態を示す平面図、第5図は同実施例における回転
軸の基準位置信号とコイルの誘起電圧との相対的
な関係を示す特性図、第6図は地磁気の磁界内を
方位センサ自体が移動する状態を示す図、第7図
はコイルの誘起電圧に方位センサ自体の移動によ
る直流電圧分が重畳されたときの特性図、第8図
は方位計メータを示す正面図である。 4…モータ、7…回転軸、10,11…コイ
ル、14…信号引出し機構、17…位置検出器、
18…信号処理部、19…マイクロコンピユー
タ、181…減算回路、182…ローパスフイル
タ、183…増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 定速回転する回転軸に、地磁気の磁界を切る
    ように、その回転軸に対して軸対称となるように
    取り付けられた一対のコイルと、前記回転軸の予
    め設定された回転基準位置を検出する位置検出手
    段と、前記一対のコイルの各誘起電圧e1,e2の減
    算処理(e1−e2)をなす信号処理手段と、検出さ
    れた回転軸の回転基準位置と減算処理された電圧
    信号のピーク点との時間間隔を求めて、その時間
    間隔の大きさにしたがつて車両の進行方向の方位
    をわり出す方位判定手段とによつて構成された車
    載用方位センサ。
JP18990187A 1987-07-29 1987-07-29 Azimuth sensor Granted JPS6432111A (en)

Priority Applications (1)

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JP18990187A JPS6432111A (en) 1987-07-29 1987-07-29 Azimuth sensor

Applications Claiming Priority (1)

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JP18990187A JPS6432111A (en) 1987-07-29 1987-07-29 Azimuth sensor

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Publication Number Publication Date
JPS6432111A JPS6432111A (en) 1989-02-02
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JP18990187A Granted JPS6432111A (en) 1987-07-29 1987-07-29 Azimuth sensor

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098769A1 (ja) * 2008-02-07 2009-08-13 Pioneer Corporation ナビゲーション装置及びナビゲーション方法、並びにナビゲーション用プログラム
WO2009098768A1 (ja) * 2008-02-07 2009-08-13 Pioneer Corporation ナビゲーション装置及びナビゲーション方法、並びにナビゲーション用プログラム
WO2009107238A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置及びナビゲーション方法、並びにナビゲーション用プログラム
JP5784881B2 (ja) * 2010-02-19 2015-09-24 日本電産コパル電子株式会社 モータ付スリップリング

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JPS62126314A (ja) * 1985-11-27 1987-06-08 Toshiba Corp 進行方向表示装置

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