JPS6023692Y2 - 磁気コンパス - Google Patents
磁気コンパスInfo
- Publication number
- JPS6023692Y2 JPS6023692Y2 JP13430778U JP13430778U JPS6023692Y2 JP S6023692 Y2 JPS6023692 Y2 JP S6023692Y2 JP 13430778 U JP13430778 U JP 13430778U JP 13430778 U JP13430778 U JP 13430778U JP S6023692 Y2 JPS6023692 Y2 JP S6023692Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counting
- circuit
- magnetic north
- pulse
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は磁気コンパスの改良に関する。
船舶においては、安全航行の確保から自船の船首(進行
)方位と北方位は不可欠な情報であるとされている。
)方位と北方位は不可欠な情報であるとされている。
これに対処する比較的新規なものとしてデジタル的に処
理された技術(米国特許第3634946号)がある。
理された技術(米国特許第3634946号)がある。
すなわち、基準クロックを、抽出される船首方位パルス
から磁北パルスの間だけ計数し、該計数結果が自船の船
首方向に対する磁北方向の相対角に直接該当するように
なされたものである。
から磁北パルスの間だけ計数し、該計数結果が自船の船
首方向に対する磁北方向の相対角に直接該当するように
なされたものである。
しかし、係る磁気コンパスでは計数結果値を相対角とす
るから、回転機構部分の回転周期に正確さが要求される
ことになり、経年変化その他外来条件にり生ずる誤差を
考慮すれば信頼面で問題がない訳ではない。
るから、回転機構部分の回転周期に正確さが要求される
ことになり、経年変化その他外来条件にり生ずる誤差を
考慮すれば信頼面で問題がない訳ではない。
この考案は上記に鑑みてなされたもので、相対角を回転
1周期に対する比率で算出するようにし、回転部の回転
周期が変化しても、正確な相対角が求まるようにした磁
気コンパスを提供するものである。
1周期に対する比率で算出するようにし、回転部の回転
周期が変化しても、正確な相対角が求まるようにした磁
気コンパスを提供するものである。
尚、上記回転周期が1回転中に変化する如き急激な変化
に対しては従来技術同様な相対角を求めることは出来な
い。
に対しては従来技術同様な相対角を求めることは出来な
い。
以下、図面の実施例に基づいて説明する。
第1図において、1は回転軸(1点鎖線で示す)に対し
て対称且つN回重巻された、例えば四角形状の線輪で、
2は上記線輪の下方に設けられ、上記回転軸を中心に線
輪を同期回転せしめるモーターである。
て対称且つN回重巻された、例えば四角形状の線輪で、
2は上記線輪の下方に設けられ、上記回転軸を中心に線
輪を同期回転せしめるモーターである。
上記線輪1は回転運動により交流電圧(第2図a)を誘
起される。
起される。
Spは線輪1の両端に形成されたスリップリングで、線
輪1で誘起された交流電圧aはこのスリップリングSp
を介して増幅回路3へ送入される。
輪1で誘起された交流電圧aはこのスリップリングSp
を介して増幅回路3へ送入される。
4は上記増幅回路3の交流信号aを短形波に整形する(
第2図b)シュミット回路で、5及びDは上記短形波を
微分し且つ磁北・磁南に相当する出力パルスの内磁北パ
ルス(第2図C)のみ抽出するようになされた微分回路
及びダイオードである。
第2図b)シュミット回路で、5及びDは上記短形波を
微分し且つ磁北・磁南に相当する出力パルスの内磁北パ
ルス(第2図C)のみ抽出するようになされた微分回路
及びダイオードである。
7はそのクロック入力端アに送入される基準パルス(第
2図r)の計数を行う計数回路で、その計数値は2進化
川進コードで送出される。
2図r)の計数を行う計数回路で、その計数値は2進化
川進コードで送出される。
上記計数回路7は磁北パルスCがリセット入力端イに送
入される毎にそれまでの計数値をリセットすと共に再び
最初から計数動作を開始する。
入される毎にそれまでの計数値をリセットすと共に再び
最初から計数動作を開始する。
8はモーターの回転部の一部に被検出体9を取り付け、
上記回転部に近接し且つ船首方向に設けられ、回転中に
被検出体9が船首方向に位置した時、上記被検出体9を
、例えは光トランジスター等により検出しパルスを発生
する(第2図d)船首パルス発生回路である。
上記回転部に近接し且つ船首方向に設けられ、回転中に
被検出体9が船首方向に位置した時、上記被検出体9を
、例えは光トランジスター等により検出しパルスを発生
する(第2図d)船首パルス発生回路である。
10は上記船首パルスdが制御入力端つに送入された期
間のみ上記計数回路7のその瞬間における計数値を抽出
するラッチ回路である。
間のみ上記計数回路7のその瞬間における計数値を抽出
するラッチ回路である。
11は船首パルスdの一周期中にクロック入力端工に送
入される上記基準パルス発生回路6からの基準パルスe
の個数を計数する計数回路で、船首パルスdがリセット
入力端オに送入される毎に計数値は送出される。
入される上記基準パルス発生回路6からの基準パルスe
の個数を計数する計数回路で、船首パルスdがリセット
入力端オに送入される毎に計数値は送出される。
12は上記ラッチ回路10により抽出された計数値及び
計数回路11の計数値から相対角を求める演算回路であ
る。
計数回路11の計数値から相対角を求める演算回路であ
る。
すなわち、相対角θは、上記計数回路7の計数結果値を
nとすると、これを演算回路11でθ=2π・n 7m
mは計数回路11の計数結果値 なる演算を行い相対角θを求める。
nとすると、これを演算回路11でθ=2π・n 7m
mは計数回路11の計数結果値 なる演算を行い相対角θを求める。
13は演算回路12の出力情報に修正分を加減させる自
差修正回路で、14は修正後の角度情報を表示するため
の表示回路である。
差修正回路で、14は修正後の角度情報を表示するため
の表示回路である。
次に本考案装置による動作を説明する。
さて、角速度ωで回転する四角形状の線輪1の両端に発
生する起電力Eは E = (IJ B5N5in ωt ただし、Bは地磁気のその地点に於ける磁束密度で、S
は四角形状線輪1のループ面積。
生する起電力Eは E = (IJ B5N5in ωt ただし、Bは地磁気のその地点に於ける磁束密度で、S
は四角形状線輪1のループ面積。
これは第2図aに示す如く線輪1のループ面が磁北方向
と平行になった時、起電力E=Oであることを示す。
と平行になった時、起電力E=Oであることを示す。
又この時モータ2に取り付けられている被検出体9も正
確に磁北方向に位置するようにしである。
確に磁北方向に位置するようにしである。
すなわち、線輪1と被検出体9は位相が同期させである
。
。
今、便宜上磁北船首方向の相対角がθである場合につい
て考察する。
て考察する。
上述の如く誘起された交流電圧E(第2図aに相当)は
スリップリングSpを経て増幅回路3で増幅され、この
出力はE=0でレベル変化するように設定されたシュミ
ット回路4で短形波すに整形される。
スリップリングSpを経て増幅回路3で増幅され、この
出力はE=0でレベル変化するように設定されたシュミ
ット回路4で短形波すに整形される。
上記短形波すでは立上りが磁北方向に相当し、立上りが
磁南方向に相当する。
磁南方向に相当する。
この短形波すは、次に微分回路5で微分され且つ磁南に
相当する負極性パルスはダイオードDでアースに落され
て、結局磁北に相当する正極性パルスCのみ選出れる。
相当する負極性パルスはダイオードDでアースに落され
て、結局磁北に相当する正極性パルスCのみ選出れる。
上記パルスCがリセット入力端イに送入されると計数回
路7の計数値は零に復帰し、再び基準パルス発生回路6
からの基準パルスeの計数を開始する。
路7の計数値は零に復帰し、再び基準パルス発生回路6
からの基準パルスeの計数を開始する。
一方、モーター2が回転し磁北よりθだけ偏角した位置
に来ると、船首パルス発生回路8が被検出体9を検知し
て船首パルスdを発生腰これは計数回路11のリセット
入力端オに送られると共にラッチ回路10の制御入力端
つに送入される。
に来ると、船首パルス発生回路8が被検出体9を検知し
て船首パルスdを発生腰これは計数回路11のリセット
入力端オに送られると共にラッチ回路10の制御入力端
つに送入される。
上記ラッチ回路10は船首パルスdが制御入力端つに送
入された時の計数回路7のその時点の計数値を抽出し演
算回路12へ送り込む。
入された時の計数回路7のその時点の計数値を抽出し演
算回路12へ送り込む。
演算回路12ては計数回路11からの計数値に基づいて
上述した如き演算を実行し、その演算値θを表示回路1
4へ送出する。
上述した如き演算を実行し、その演算値θを表示回路1
4へ送出する。
この間には自差修正回路13が修正データーを演算結果
に加減して修正を行う。
に加減して修正を行う。
15は供給電流量を変化させてモーター2の回転速度を
変調させる、例えば電流供給源である。
変調させる、例えば電流供給源である。
尚、パルスモータの場合にあっては、パルス周期を変化
させれば良い。
させれば良い。
このように本案に於ては、相対角θを2?r×n 7m
の如く、回転1周期に対する比率に基づいて算出してい
るのでモーター2の回転速度が経年変化等で変化しても
n 7mは一定となるから相対角θには何等影響を及ぼ
さない。
の如く、回転1周期に対する比率に基づいて算出してい
るのでモーター2の回転速度が経年変化等で変化しても
n 7mは一定となるから相対角θには何等影響を及ぼ
さない。
又、モーターの回転速度を自動的に可変出来るようにし
ているので、他機器より発生される周期性電磁誘導の影
響を排除することも可能である。
ているので、他機器より発生される周期性電磁誘導の影
響を排除することも可能である。
第1図は本案実施例による回路図で、第2図はその波形
図を示す。 1・・・・・・線輪、2・・・・・・モーター、3・・
・・・・増幅回路、4・・・・・・シュミット回路、5
・・・・・・微分回路、6・・・・・・基準パルス発生
回路、7・・・・・・計数回路、8・・・・・・船首パ
ルス発生回路、9・・・・・・被検出体、10・・・・
・・ラッチ回路、11・・・・・・計数回路、12・・
・・・・演算回路、13・・・・・・自差修正回路、1
4・・・・・・表示回路、15・・・・・・電流供給源
、Sp・・・・・・スリツプリング、D・・・・・・ダ
イオード。
図を示す。 1・・・・・・線輪、2・・・・・・モーター、3・・
・・・・増幅回路、4・・・・・・シュミット回路、5
・・・・・・微分回路、6・・・・・・基準パルス発生
回路、7・・・・・・計数回路、8・・・・・・船首パ
ルス発生回路、9・・・・・・被検出体、10・・・・
・・ラッチ回路、11・・・・・・計数回路、12・・
・・・・演算回路、13・・・・・・自差修正回路、1
4・・・・・・表示回路、15・・・・・・電流供給源
、Sp・・・・・・スリツプリング、D・・・・・・ダ
イオード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 線輪が回転するとき地磁気によって該線輪に誘起される
電気信号を抽出、整形して磁北信号を得る手段と、 上記線輪と共に回転する被検出体を検出することにより
船首方位信号を得る手段と、 計数用クロック発生手段と、 上記磁北信号から船首方位信号発生までの間上記計数用
クロックを計数する第1の計数手段と、上記船首方位信
号の1周期間上記計数用クロックを計数する第2の計数
手段と、 上記第1、第2の計数手段結果値に基づいてθ 2Wn (nは第1の計数手段の計数結果値、mは第2の計数手
段の計数結果値)の計算を行う演算部と、上記線輪の回
転速度を変調する速度変調手段とから戒り、船首方向に
対する磁北方向の相対角θを得る磁気コンパス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13430778U JPS6023692Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 磁気コンパス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13430778U JPS6023692Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 磁気コンパス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549290U JPS5549290U (ja) | 1980-03-31 |
JPS6023692Y2 true JPS6023692Y2 (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=29103571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13430778U Expired JPS6023692Y2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 磁気コンパス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56138034U (ja) * | 1980-03-21 | 1981-10-19 |
-
1978
- 1978-09-29 JP JP13430778U patent/JPS6023692Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549290U (ja) | 1980-03-31 |
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