JPH0588378U - 屋内装飾用造花体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】運搬取扱い上便利で、花器本体の交換を容易に
行える。 【構成】造花６を支持させて立設した補助花器１に、花
器本体２の開口縁３に受支させる鍔部片４を突設してあ
る。そして、鍔部片４より下側の補助花器１部分を、前
記花器本体２に前記開口縁３を通じて挿入し得る程度の
外径幅としてある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は造花を主要部材として屋内を装飾するために用いる屋内装飾用造花体 に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

造花を花器へ飾り付ける場合、従来は造花を直接花器の開口部へ入れ、花器の 開口部付近あるいは底部付近で、造花を紐、針金又は接着剤等により、個々の造 花の向きや角度を調整し、固定させ飾り付けていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記の従来例のようにして花器へ飾り終えた造花を別の花器と取り替える場合 、造花を固定させていた部材を取り除いてから移し替え、再度飾り付けの作業を しなければならない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

造花を支持させて立設した補助花器に、花器本体の開口縁に受支させる鍔部片 を突設し、該鍔部片より下側の前記補助花器部分を、前記花器本体に前記開口縁 を通じて挿入し得る程度の外径幅とした構成としたものである。

【０００５】

【実施例】

図面は本考案に係る屋内装飾用造花体の一実施例を示し、図１は斜視図、図２ は要部の断面図である。

【０００６】 図中１は補助花器で、補助花器１は花器本体２に、該花器本体２の開口部２ａ を通じて挿入し得る程度の外径幅を備えた筒体で成り、上端には花器本体２の開 口縁３に受支させる鍔部片４を突設してある。

【０００７】 図示５は、この補助花器１に充填した支持材で、該支持材５に補助花器１の開 口部１ａを通じて挿入した造花６，６の下部を着脱可能に埋入させて支持させて ある。

【０００８】 しかして、造花６，６，６，…を補助花器１に支持させて造花体Ａを構成し、 この造花体Ａを実施例で示す花器本体２その他所望の花器本体と組付けて用いる のである。

【０００９】 なお、支持材５は発泡ウレタン樹脂で成り、これに造花６，６，６，…の下部 を突き刺して支持させるようにしているが、造花６，６，６，…の支持手段は任 意であり、かつ、補助花器１に固着しても良い。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は前記の通りの構成であるから、花器本体と無関係に本考案の物品を取 扱うことができ、従って、運搬にも便利であるし、花器本体の交換も容易に行え る屋内装飾用造花体を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図。

【図２】要部の断面図。

【符号の説明】

１ 補助花器 ２ 花器本体 ３ 開口縁 ４ 鍔部片 ５ 支持材 ６ 造花

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 造花を支持させて立設した補助花器に、
   花器本体の開口縁に受支させる鍔部片を突設し、該鍔部
   片より下側の前記補助花器部分を、前記花器本体に前記
   開口縁を通じて挿入し得る程度の外径幅とした、屋内装
   飾用造花体。