JPH0588162U - フレームレス回転電機 - Google Patents
フレームレス回転電機Info
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- JPH0588162U JPH0588162U JP2730792U JP2730792U JPH0588162U JP H0588162 U JPH0588162 U JP H0588162U JP 2730792 U JP2730792 U JP 2730792U JP 2730792 U JP2730792 U JP 2730792U JP H0588162 U JPH0588162 U JP H0588162U
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- JP
- Japan
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- bracket
- electric machine
- rotating electric
- stator core
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- Withdrawn
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームレス回転電機にあってブラケットと
の軸方向の精度を向上させたものである。 【構成】 積層された固定子鉄心の軸方向の溶接ビード
端面より盛り上げ、加工してブラケット当接面とした。
の軸方向の精度を向上させたものである。 【構成】 積層された固定子鉄心の軸方向の溶接ビード
端面より盛り上げ、加工してブラケット当接面とした。
Description
【０００１】
本考案は、軸方向の位置決め精度を向上したフレームレス回転電機に関する。
【０００２】
回転電機、例えばモータの現在の製品の多くは、フレーム付きであり、フレー ムの両端部を機械加工することによって軸方向精度及び径方向精度共要求に合致 させている。すなわち、図２に示すように固定子鉄心１を支えるフレーム２の軸 方向端面であってブラケット３との当接面４を機械加工によって高精度に加工す る必要があり、特に直結側ブラケット側ではユーザの要求にも応じて調整する必 要があって精度が要求される。
【０００３】 そして、このような精度が必要な小形モータにあってモータの更なる小形化の ためには、フレーム付きの構造では限界があり、また価格の低廉のためにもフレ ームが無いのが好ましい。
【０００４】 そこで、図３に示すように固定子鉄心１に直接ブラケット３を接合するフレー ムレスモータが提案されている。つまり、図２に示すフレームをなくして固定子 鉄心１の軸方向端面にてブラケット３と接合している。
【０００５】
ところが、上述の固定子鉄心１の端部を直接ブラケット３に接合するについて は、上述の精度が問題になる。この場合、径方向精度は固定子鉄心の抜型精度や 積層精度を向上すれば解決できるのであるが、軸方向精度は鉄鋼メーカの圧延精 度により決まり、薄板である冷間圧延鋼板では圧延時に幅方向部分に厚み偏差が 生じ、ＪＩＳにて板厚の１０％までの許容値が決まっているが、モータでは１０ ０枚とか２００枚の薄板の積層が行なわれるので、偏差の枚数分が加算されて大 きなバラツキが生じてしまう。 したがって、ブラケット３と接合したとき、フランジ面精度が悪化し実際の製 造としては使えないが現状である。
【０００６】 本考案は、上述の問題に鑑み、軸方向精度を向上させたフレームレス回転電機 の提供を目的とする。
【０００７】
上述の目的を達成する本考案は、固定子鉄心の軸方向に形成される溶接ビード を上記固定子鉄心端面より盛り上げ、この盛り上げ部分を切削してブラケットの 当接端面としたことを特徴とする。
【０００８】
溶接ビードの軸方向の盛り上がり端面をブラケットの位置決めに用い、このビ ードを切削加工することによって軸方向に精確なブラケット取付部を得ることが できる。
【０００９】
ここで、図１を参照して本考案の実施例を説明する。積層された固定子鉄心１ を相互に固定すべく、その外周複数箇所には軸方向にわたって溶接が施され、溶 接ビード１ａが形成されている。この溶接ビード１ａは積層鉄心との端面におい ては、図１（ｂ）に示す如く盛り上り軸方向に突出した構造となっている。 溶接ビード１ａの盛り上り端面は、固定子内径又は外径を基準として軸方向突 出量を調整するよう加工され、その表面が基準面となるように加工する。 したがって、溶接ビード１ａの加工後の盛り上り端面は、図１（ｃ）に示すよ うにブラケット３の軸方向位置決め端面となる。
【００１０】
以上説明したように本考案においては、固定子鉄心に対しブラケットを軸方向 に精度良く位置決め固定することができ、この結果フレームが不要となりコスト の低減となり、固定子鉄心の放熱効率が向上でき、ブラケットとの直接接合によ って振動、騒音も低減できる。
【図１】本考案の一実施例の構成図。
【図２】従来のフレーム付きのモータの構成図。
【図３】従来提案されたフレームレスモータの構成図。
１ 固定子鉄心 １ａ 溶接ビード ３ ブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】 固定子鉄心の軸方向に形成される溶接ビ
ードを上記固定子鉄心端面より盛り上げ、この盛り上げ
部分を切削してブラケットの当接端面としたフレームレ
ス回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2730792U JPH0588162U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | フレームレス回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2730792U JPH0588162U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | フレームレス回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588162U true JPH0588162U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12217432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2730792U Withdrawn JPH0588162U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | フレームレス回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0588162U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019049656A1 (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-14 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 鉄心とその鉄心を用いたモータ |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP2730792U patent/JPH0588162U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019049656A1 (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-14 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 鉄心とその鉄心を用いたモータ |
| CN109792171A (zh) * | 2017-09-11 | 2019-05-21 | 松下知识产权经营株式会社 | 铁芯和使用了该铁芯的马达 |
| JPWO2019049656A1 (ja) * | 2017-09-11 | 2019-11-07 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 鉄心とその鉄心を用いたモータ |
| EP3683930A4 (en) * | 2017-09-11 | 2020-12-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | IRON CORE AND MOTOR USING LEDIT IRON CORE |
| US11146126B2 (en) | 2017-09-11 | 2021-10-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Iron core and motor using iron core |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |