JPH0587753B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0587753B2
JPH0587753B2 JP11329486A JP11329486A JPH0587753B2 JP H0587753 B2 JPH0587753 B2 JP H0587753B2 JP 11329486 A JP11329486 A JP 11329486A JP 11329486 A JP11329486 A JP 11329486A JP H0587753 B2 JPH0587753 B2 JP H0587753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
tube
tank
heat transfer
parallel heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11329486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62268989A (ja
Inventor
Tsugio Hamada
Hisao Itasaka
Akira Meguro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Construction Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Construction Co Ltd filed Critical Hitachi Plant Construction Co Ltd
Priority to JP11329486A priority Critical patent/JPS62268989A/ja
Publication of JPS62268989A publication Critical patent/JPS62268989A/ja
Publication of JPH0587753B2 publication Critical patent/JPH0587753B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は被伝熱体用ジヤケツトに係り、特に液
体が充填されたタンクの表面での温度分布が均一
になるようにタンクを冷却または加熱する被伝熱
体用ジヤケツトに関する。
〔発明の背景〕
一般に、タンクの表面に伝熱管を巻く付け、こ
の伝熱管に冷媒を流すことによりタンクを冷却す
る場合、伝熱管の入口と出口における冷媒には温
度差が生じる。
従来、この種の方法でタンクを一定温度にて冷
却しようとすると、以下のような問題があつた。
すなわち、前記冷媒の温度差を小さく押さえよ
うとする場合、その流量(流速)を大きくする必
要があり、また、このためには管路を太くし、内
部流体の摩擦を小さくする必要がある。しかし、
この場合、伝熱管の径を大きくする必要があるか
ら、その費用並びに内部流体の充填量が多くなつ
てイニシヤルコストのアツプとなる。なお、冷媒
はエチレン系の溶液を使用するため高価である。
また、冷媒の流量を大きくする必要があるからラ
ンニングコストもアツプする。更に、管径を大き
くすると、材料の単位重量(若しくは広さ)当た
りの接触部が少なくなり、効率が悪い。
これに対し、1本の伝熱管をタンクに何重にも
巻き付ける場合には、伝熱管が重なり合い、ねじ
れの発生の虞もあり、施工に時間と費用がかか
る。また、このようにしても冷媒の出入口の温度
差に伴う不具合は完全には解消できない。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、液体が充填されたタンクの表面での温度分布
が均一になるようにタンクを冷却または加熱する
ことができる被伝熱体用ジヤケツトを提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は前記目的を達成するために、熱媒体を
流す伝熱管をその中央部で折り曲げ、該中央部を
境に往管と復管に区分し、前記往管と復管とを一
体結合し、この一体化された平行伝熱管を、液体
が充填されたタンクの表面に、隣接する平行伝熱
管同士を当接させて密の状態で敷設して成ること
を特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に従つて本発明に係る被伝熱体用
ジヤケツトの好ましい実施例を詳説する。
第1図は、本発明に係る被伝熱体用ジヤケツト
を構成する平行伝熱熱管1の平面図である。この
平行伝熱管1は、7本の伝熱管をその中央部1C
で折り曲げ、この中央部1Cによつて区分された
伝熱管(便宜上、往管1aと復管1Cという)を
一体結合することによつて構成されている。
第2図は、前記平行伝熱管1を蛇行させると共
に、隣接する平行伝熱管1,1…同士を固着させ
て一体のマツト状にしたものであり、第3図は第
2図のマツト状にした平行伝熱管1を、冷却され
る液体等が充填されているタンク2の表面に接着
剤若しくは機械的な方法で張りつけた場合に関し
て示している。また、往管1aの開口端部1d
は、冷媒送り主管3に接続され、復管16の開口
端部1eは、冷媒戻り主管4に接続される。
次に、往管1aの開口端部1d側から冷媒を流
した場合における冷媒の流れ及びその作用につい
て説明する。
第2図における矢印の方向は冷媒の流れる方向
を示す。なお、平行伝熱管1の入口から中央部1
cに至るまでの往管1a内の流れは実線の矢印で
示し、中央部1cから出口に至るまでの復管1b
内の流れは破線の矢印で示している。
この平行伝熱管1を流れる冷媒の温度は、入口
側が最も低く、被伝熱体2より熱を吸収した出口
側が最も高くなるが、これらの入口側(低温部)
と出口側(高温部)は当接して密の状態で配設さ
れているため、各々の温度が相殺される。また、
この関係は、入口側と出口側に限らず、平行伝熱
管1の出入口側から中央部1cの全長にわたつて
成立し、平行伝熱管1は見掛け上、一定温度とな
る。
このような状態下でタンク2を冷却するから、
タンク2全体を一定温度により冷却することにな
り、タンク2の表面での温度分布が均一となる。
なお、平行伝熱管1を第2図に示すように一体の
マツト状にしたのち、タンク2に張り付ける場合
は、現場での作業が少なくて済み、施工が簡単に
なるという利点がある。
第4図は平行伝熱管1をタンク2に敷設する他
の実施例を示す。すなわち、平行伝熱管1は、タ
ンク2の表面に、隣接する平行伝熱管1同士が当
接するように巻き付けられている。このように敷
設方法でも、上記と同様に敷設面全体を一定温度
により冷却することができる。
第5図は、第3図または第4図におけるタンク
2の縦断面図の一部を示すものである。同図にお
いて、伝熱管とタンク2の表面との間には空〓5
ができるが、伝熱をよくするため及び接触をよく
するために上記空〓にはセメント状のものは充填
するか、あるいは空〓を残さないように全肉とす
るとよい。
なお、本実施例では、平行伝熱管1に冷媒を流
してタンク2を冷却する場合について説明した
が、加熱媒体を流してタンク2を加熱する場合に
も本発明は適用できる。また、平行伝熱管1の敷
設方法も上記実施例に限らず、如何なる敷設方法
でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る被伝熱体用
ジヤケツトによれば、平行伝熱管同士を当接させ
て密の状態でタンクの表面に敷設するようにした
ので、熱媒体の流量を大きくすることなく、液体
が充填されたタンクを均一に加熱または冷却する
ことができる。また、タンクへの敷設も簡単にな
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る平行伝熱管の平面図、第
2図は体1図の平行伝熱管を蛇行させてマツト状
にした図、第3図は第2図のマツト状にした平行
伝熱管をタンクに張り付けた状態を示す図、第4
図は第1図の平行伝熱管をタンクに巻き付けた状
態を示す図、第5図は平行伝熱管が敷設されたタ
ンクの縦断面図である。 1…平行伝熱管、1a…往管、1b…復管、1
c…中央部、2…タンク、3…冷媒送り主管、4
…冷媒戻り主管、5…空〓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱媒体を流す伝熱管をその中央部で折り曲
    げ、該中央部を境に往管と復管に区分し、前記往
    管と復管とを一体結合し、この一体化された平行
    伝熱管を、液体が充填されたタンクの表面に、隣
    接する平行伝熱管同士を当接させて密の状態で敷
    設して成る被伝熱体用ジヤケツト。
JP11329486A 1986-05-16 1986-05-16 被伝熱体用ジヤケツト Granted JPS62268989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11329486A JPS62268989A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 被伝熱体用ジヤケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11329486A JPS62268989A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 被伝熱体用ジヤケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62268989A JPS62268989A (ja) 1987-11-21
JPH0587753B2 true JPH0587753B2 (ja) 1993-12-17

Family

ID=14608546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11329486A Granted JPS62268989A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 被伝熱体用ジヤケツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62268989A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796995B2 (en) * 2002-08-30 2004-09-28 Alsius Corporation Intravascular temperature control catheter
JP6283198B2 (ja) * 2013-10-24 2018-02-21 木村化工機株式会社 熱交換装置の製造方法
GB2544979A (en) * 2015-12-01 2017-06-07 Rolls Royce Plc A heat sink of source apparatus and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62268989A (ja) 1987-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2600265C (en) Helical coil-on-tube heat exchanger
JP4756585B2 (ja) 熱交換器用伝熱管
US3595299A (en) Apparatus for the evaporation of low-temperature liquefied gases
EP0153363B1 (en) A heat exchanger
US4958681A (en) Heat exchanger with bypass channel louvered fins
CA1235114A (en) Heat exchanger duct with heat exchange wiring
Ho et al. Performance of a compact, spiral coil heat exchanger
US2405722A (en) Heat exchange structure
JPH0587753B2 (ja)
GB2025599A (en) Waste-heat recovery method and apparatus
US4313490A (en) Heat exchanger
US3426840A (en) Space heater and heating units
US2022173A (en) Heat transfer apparatus
JPS621217Y2 (ja)
JPH07159073A (ja) 熱交換器
RU2084796C1 (ru) Теплообменник с естественной циркуляцией воздуха
JP3017596B2 (ja) 温水循環パイプ式加熱装置
JPS5811396A (ja) 熱交換器
RU2028555C1 (ru) Отопительное устройство "конрад-у"
JPS6222774Y2 (ja)
EP0680594B1 (en) Heat exchanger device and method of transferring heat
JPH0829081A (ja) 蓄熱体及びそれを用いた蓄熱装置
JPS58151009A (ja) 静止誘導電器巻線
SU1032323A1 (ru) Оребрение теплообменной трубы
JPS593260Y2 (ja) 熱交換器