JPS621217Y2 - - Google Patents
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- JPS621217Y2 JPS621217Y2 JP1981098579U JP9857981U JPS621217Y2 JP S621217 Y2 JPS621217 Y2 JP S621217Y2 JP 1981098579 U JP1981098579 U JP 1981098579U JP 9857981 U JP9857981 U JP 9857981U JP S621217 Y2 JPS621217 Y2 JP S621217Y2
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- Japan
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- pipe
- heat medium
- distribution
- heat
- tube
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- Expired
Links
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- 239000000571 coke Substances 0.000 claims description 6
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- 239000002918 waste heat Substances 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に既設炉への適用が容易で且つ構造
的に安定したコークス炉上昇管の排熱回収装置に
関するものである。
的に安定したコークス炉上昇管の排熱回収装置に
関するものである。
コークス炉上昇管の新しい排熱回収装置として
は、例えば第2図に示す如くジヤケツト方式があ
る。これは耐火ライニング11された内筒12と
外筒13との間に仕切板14がラセン状に形成さ
れ、熱媒体は下部入口15から上部出口(図示せ
ず)へ流す如くなす。
は、例えば第2図に示す如くジヤケツト方式があ
る。これは耐火ライニング11された内筒12と
外筒13との間に仕切板14がラセン状に形成さ
れ、熱媒体は下部入口15から上部出口(図示せ
ず)へ流す如くなす。
このタイプの問題点としては、
内筒と外筒との熱膨張を吸収するために伸縮
管16が必要であり、又、後述する蛇管式に比
べ熱応力的に不安定。
管16が必要であり、又、後述する蛇管式に比
べ熱応力的に不安定。
内部に耐火ライニングがあるため熱交換性能
が低下。
が低下。
仕切板と外筒とのスキ間寸法が熱交換性能に
影響しスキマ寸法を小さくするためには製作上
の理由によりコスト高となる。
影響しスキマ寸法を小さくするためには製作上
の理由によりコスト高となる。
その外、コークス炉上昇管の排熱回収装置の別
の態様としては第3図に示す如く蛇管式がある。
これは外筒13の内側に蛇管14を設け、更に、
その内方に耐火ライニング11を設けて、熱媒体
は、下部入口15より入り、蛇管14を上昇し、
上部出口17より出る。(その際、蛇管14の支
持は、上下2個所となつている。)その問題点と
しては、 蛇管の内側にライニングがあるため、熱交換
性能が悪るい。
の態様としては第3図に示す如く蛇管式がある。
これは外筒13の内側に蛇管14を設け、更に、
その内方に耐火ライニング11を設けて、熱媒体
は、下部入口15より入り、蛇管14を上昇し、
上部出口17より出る。(その際、蛇管14の支
持は、上下2個所となつている。)その問題点と
しては、 蛇管の内側にライニングがあるため、熱交換
性能が悪るい。
既設の炉への適用が極めて難つかしい。
ジヤケツト方式よりも良いが、蛇管が上下2
点支持であるためまだ熱応力的に不安定。
点支持であるためまだ熱応力的に不安定。
そこで本考案はこれら問題点を解決せんがため
熱媒体流通用パイプ(以下蛇管と呼ぶ)を頂部1
点支持の内挿型にしたのである。
熱媒体流通用パイプ(以下蛇管と呼ぶ)を頂部1
点支持の内挿型にしたのである。
以下図面に基づく実施例により本考案を説明す
る。
る。
第1図に示す如く、本考案の排熱回収装置は蛇
管タイプの伝熱管1,1′と、入側及び出側熱媒
体を伝熱管1,1′へ分配、収集する集配筒4
と、該集配筒4を支持体として前記伝熱管を吊り
支持すると共に集配筒と伝熱管の熱媒体流路を連
結する分配支管2及び集合支管2′と、上部蛇管
と下部蛇管を吊り構造体としてかつ熱媒体流路と
して連結する連結支管3,3′と、蛇管の自由伸
びを拘束する捕強板5とにより構成されている。
管タイプの伝熱管1,1′と、入側及び出側熱媒
体を伝熱管1,1′へ分配、収集する集配筒4
と、該集配筒4を支持体として前記伝熱管を吊り
支持すると共に集配筒と伝熱管の熱媒体流路を連
結する分配支管2及び集合支管2′と、上部蛇管
と下部蛇管を吊り構造体としてかつ熱媒体流路と
して連結する連結支管3,3′と、蛇管の自由伸
びを拘束する捕強板5とにより構成されている。
上記伝熱管1,1′は往路側管1と復路側管
(戻り管)1′の2列並びにコイル巻きされてお
り、最下端で両者は結合されている。なお、熱媒
体の入口E及び出口Oは共に上部に設けられてい
る。又この伝熱管1,1′は、上昇管竪管6とベ
ンド管7の連結部をコークス炉発生ガスの流路と
して確保するため上、下2割となつている。
(戻り管)1′の2列並びにコイル巻きされてお
り、最下端で両者は結合されている。なお、熱媒
体の入口E及び出口Oは共に上部に設けられてい
る。又この伝熱管1,1′は、上昇管竪管6とベ
ンド管7の連結部をコークス炉発生ガスの流路と
して確保するため上、下2割となつている。
集配筒4は第1図bに示す如く、その内部は2
分割4,4′に仕切られており、熱媒体は入口E
より集配筒4の一方の室4より分配支管2を通つ
て伝熱管往路側管1へ入る。又戻つて来た熱媒体
は集合支管2′より再び集配筒4の他方の室4′を
通り、出口Oを介して出て行く。
分割4,4′に仕切られており、熱媒体は入口E
より集配筒4の一方の室4より分配支管2を通つ
て伝熱管往路側管1へ入る。又戻つて来た熱媒体
は集合支管2′より再び集配筒4の他方の室4′を
通り、出口Oを介して出て行く。
分配支管2、集合支管2′は集配筒4と伝熱管
1,1′を吊り構造として、又熱媒体流路として
連結するものであるが、内部に熱媒体が通るた
め、水冷管としての機能も兼ねそなえている。従
つて、本排熱回収装置が設置される雰囲気温度
(800〜1200℃)にも普通鋼又はステンレス鋼で十
分耐え得る。
1,1′を吊り構造として、又熱媒体流路として
連結するものであるが、内部に熱媒体が通るた
め、水冷管としての機能も兼ねそなえている。従
つて、本排熱回収装置が設置される雰囲気温度
(800〜1200℃)にも普通鋼又はステンレス鋼で十
分耐え得る。
さらに、連結支管3,3′は伝熱管1,1′の上
部、下部を吊り構造として、又熱媒体流路として
連結するものであるが、前者と同様水冷管として
の機能もそなえ、又伝熱管としての機能も有す。
尚、この連結支管3,3′は半円周にしか設置さ
れていない、従つて残り半円周が発生ガスの通過
路となつている。
部、下部を吊り構造として、又熱媒体流路として
連結するものであるが、前者と同様水冷管として
の機能もそなえ、又伝熱管としての機能も有す。
尚、この連結支管3,3′は半円周にしか設置さ
れていない、従つて残り半円周が発生ガスの通過
路となつている。
以上の様に本考案の排熱回収装置は、完全な吊
り構造体であるため、既設上昇管への適用性に優
れ、且つ、従来式に比べ諸々の利点を有す。
り構造体であるため、既設上昇管への適用性に優
れ、且つ、従来式に比べ諸々の利点を有す。
第1図は本考案装置の説明図であり、aは上昇
管部分の縦断面図、bはa図のA−A断面図、c
はaのB−B断面図、dはa図のX部拡大図であ
る。第2図は本考案に先立つ排熱回収装置の例を
示すもので、aは縦断面図、bは部分拡大図、第
3図は第2図の他の例を示すもので、aは縦断面
図、bはa図のA−A断面図である。 1,1′……伝熱管、2……分配支管、2′……
集合支管、3……往路側管、3′……復路側管、
4……集配筒、5……補強板、6……上昇管竪
管、7……上昇管ベンド管。
管部分の縦断面図、bはa図のA−A断面図、c
はaのB−B断面図、dはa図のX部拡大図であ
る。第2図は本考案に先立つ排熱回収装置の例を
示すもので、aは縦断面図、bは部分拡大図、第
3図は第2図の他の例を示すもので、aは縦断面
図、bはa図のA−A断面図である。 1,1′……伝熱管、2……分配支管、2′……
集合支管、3……往路側管、3′……復路側管、
4……集配筒、5……補強板、6……上昇管竪
管、7……上昇管ベンド管。
Claims (1)
- コークス炉上昇管内に熱媒体流通用パイプを配
設し、系外に設けた熱交換器と連通せしめて排熱
を回収する如くなした装置において、上昇管頂部
に熱媒体の集配筒を形成すると共に、前記上昇管
内の熱媒体流通用パイプは往路側管と復路側管を
同一巻直径で往復2系路を並行にコイル状に形成
し、且つ下端で連結し、前記集配筒と熱媒体流通
用パイプを集配支管を介して連結し、吊り構造に
て支持せしめたことを特徴とするコークス炉上昇
管の排熱回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9857981U JPS587847U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | コ−クス炉上昇管の排熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9857981U JPS587847U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | コ−クス炉上昇管の排熱回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS587847U JPS587847U (ja) | 1983-01-19 |
JPS621217Y2 true JPS621217Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=29893336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9857981U Granted JPS587847U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | コ−クス炉上昇管の排熱回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587847U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102686922B (zh) * | 2009-10-09 | 2014-04-16 | 新日铁住金株式会社 | 隔离阀 |
JP5652209B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2015-01-14 | 新日鐵住金株式会社 | 高温炉内用ガス仕切弁 |
JP5263214B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-08-14 | 新日鐵住金株式会社 | 高温炉内用ガス仕切弁 |
KR101891199B1 (ko) * | 2017-05-30 | 2018-08-23 | 주식회사 포스코 | 가스 처리 장치 및 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4026956Y1 (ja) * | 1964-11-20 | 1965-09-20 | ||
JPS5524617B2 (ja) * | 1975-12-15 | 1980-06-30 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524617U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-18 | ||
JPS55127747U (ja) * | 1979-03-05 | 1980-09-09 |
-
1981
- 1981-07-03 JP JP9857981U patent/JPS587847U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4026956Y1 (ja) * | 1964-11-20 | 1965-09-20 | ||
JPS5524617B2 (ja) * | 1975-12-15 | 1980-06-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS587847U (ja) | 1983-01-19 |
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