JPH0587523A - 変位測定装置 - Google Patents

変位測定装置

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JPH0587523A
JPH0587523A JP27623091A JP27623091A JPH0587523A JP H0587523 A JPH0587523 A JP H0587523A JP 27623091 A JP27623091 A JP 27623091A JP 27623091 A JP27623091 A JP 27623091A JP H0587523 A JPH0587523 A JP H0587523A
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detector
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light
displacement
signal
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JP27623091A
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Kenji Matsumaru
憲司 松丸
Hideto Kondo
秀人 近藤
Atsuro Tanuma
敦郎 田沼
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Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学式の変位測定装置において、反射光の受
光量レベルによって測定対象のエッジ部を正確に検出す
る。 【構成】 測定対象102から反射されてくる光スポッ
ト5をポジションセンサ上に集光し、該光スポットの移
動で測定対象の変位を検出する。この変位の方向と直交
するX方向に測定対象102が移動する時、測定対象1
02からの光スポット5を4個のディテクタA〜Dで検
出する。基準レベルをLとすると、次式で示す条件が成
立つ時にエッジ部であると判断する。 【数1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定対象からの反射光
をポジションセンサ上に集光させ、その光スポットの移
動によって得られる電気信号によって測定対象の変位を
測定する非接触式の変位測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は非接触式の変位測定装置の基本構
成を例示している。レーザダイオード100から放射さ
れた光は投光レンズ101で絞られて測定対象102に
入射する。測定対象102からの反射光は結像レンズ1
03により集光され、ポジションセンサ104上に光ス
ポットの像をつくる。この像は、前記測定対象102が
図中矢印y方向に移動すると、それに応じてポジション
センサ104上を矢印方向に動く。ポジションセンサ1
04からは光スポットの移動に対応した電気信号が取出
されるので、この信号を処理系105で処理することに
よって前記測定対象102の変位信号を得ることができ
る。
【0003】前記装置によれば、前記変位方向yと交差
する方向Xに測定対象102を相対的に移動させて表面
の変位測定を行なっていくことができる。この場合、ポ
ジションセンサ104の受光量レベルの増減によって測
定対象102のX方向のエッジ部を検出できる。
【0004】例えば本装置の測定範囲に測定対象102
がX方向に沿って入ってきた場合、図8に示すように、
光スポットの反射光によるポジションセンサ104の受
光量のレベルは測定対象102のエッジ部を境に徐々に
上昇していくので、ポジションセンサ104の受光レベ
ルに対して処理系105に一定のスレッシュホールドレ
ベルを設定しておけば、測定対象102のエッジ部を検
出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記装置からの光は前
述したように投光レンズ101で絞られたスポット状で
ある。従ってその光スポットの径は、y方向の測定範囲
内で一定にはなっていない。このため、図8に示すよう
に、測定対象102が測定範囲の中央にあるか、測定範
囲の端にあるかによって、ポジションセンサ104が受
ける受光量レベルに相違が生じ、エッジ信号にΔtの誤
差を生じてしまうという問題があった。また、測定対象
の表面状態によって反射光が不規則に増減することもあ
り、これによってもエッジ信号に誤差を生じてしまう。
【0006】本発明は、光学式の変位測定装置におい
て、反射光の受光量レベルによって測定対象のエッジ部
を正確に検出できるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の変位測定装置
は、測定対象で反射された光スポットのセンサ上での移
動から測定対象の変位を検出する変位測定装置におい
て、前記変位とは異なる方向に移動する前記測定対象で
反射された光スポットを少くとも3個のディテクタで検
出するディテクタ部と、前記ディテクタ部の各ディテク
タからの信号を処理して前記測定対象の移動方向につい
ての端部を検出する信号処理手段とを具備している。
【0008】
【作用】測定対象は変位測定装置に対して相対的に移動
していくが、そのエッジ部付近で反射された光スポット
は、ディテクタ部の各ディテクタに検出される。各ディ
テクタがそれぞれ出力する信号は、各ディテクタの配置
と測定対象の相対的な移動方向に合せて信号処理手段で
処理され、これによって測定対象のエッジ部を示す検出
信号が得られる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3によって説明
する。図1に示す本実施例の変位測定装置1は、変位測
定に関しては従来と同様の構成を有しており、当該部分
については図7と同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】レーザダイオード100と投光レンズ10
1の間には、レーザダイオード100からの光を平行光
線にして投光レンズ101に与えるレンズ2が設けられ
ている。このレンズ2と投光レンズ101の間には、光
軸に対して45°の角度でハーフミラー3が設けられて
いる。このハーフミラー3は測定対象102からの反射
光を図中左方へ反射し、ディテクタ部4に入力させるよ
うになっている。
【0011】図2に示すように、ディテクタ部4は互い
に独立した受光面積の等しい正方形状の4個のディテク
タA,B,C,Dを正方形状に配設したものである。そ
して、測定対象102の移動方向Xに対し、前記ディテ
クタ部4は一方の対角線を一致させる向きで配置されて
いる。即ち、測定対象102と光スポット5のX方向に
ついての相対的な移動によって測定対象102のエッジ
部6付近から光スポット5が反射してくると、この反射
光はまずディテクタAに入射し、次にディテクタD,C
に入射し、最後にディテクタBに入射する。
【0012】次に、前記ディテクタ部4による光スポッ
ト5の検出と、ディテクタ部4の各ディテクタA〜Dが
出力する信号の処理について説明する。図2に示すよう
に測定対象102のエッジ部6付近で反射された光スポ
ット5は、図3に示すようなタイミングで各ディテクタ
A〜Dに入力する。即ち、まずディテクタAが立上り、
ディテクタAの受光レベルが増大している途中でディテ
クタC,Dが立上る。次にディテクタC,Dの受光レベ
ルが増大している途中でディテクタAの受光レベルが飽
和し、これに続けてディテクタBが立上る。そしてディ
テクタC,Dが飽和した後に、ディテクタBも飽和す
る。
【0013】前記ディテクタA〜Dの各出力信号は図示
しない信号処理手段で次のように処理される。まず、エ
ッジ部6の移動方向を知るためにディテクタA,Bの各
出力から(A−B)を求め信号Eを得る。また光量を比
較してエッジ部6を決めるため、ディテクタA,B,
C,Dの各出力から(A+B)−(C+D)を求め信号
Fを得る。
【0014】次に、信号処理手段におけるコンパレータ
の波形整形レベルを+Rとした場合、前記信号Eを+R
及び−Rのレベルでそれぞれ整形して信号+G及び−G
を得る。
【0015】次に、前記信号FをOレベルで整形し、信
号Hを得る。そして、信号+GとHのアンドから信号+
Iを得、信号−Gの反転とHのアンドから信号−Iを得
る。このようにして得られた信号+Iの立下りと信号−
Iの立上りが測定対象102のエッジ部6を示してお
り、その検出時刻をt1 ,t2 、測定対象102の移動
速度をvとすれば、測定対象102を移動方向Xに測定
したエッジ部6からエッジ部6aへの幅Wは次のように
なる。
【0016】
【数1】
【0017】以上説明した信号処理によるエッジ部の判
断条件を論理式で示すと、基準レベルをLとすれば、次
のようになる。
【0018】
【数2】
【0019】以上説明した一実施例では、ディテクタ部
4が4個のディテクタA〜Dにより構成されていたが、
ディテクタA,B,C又はA,B,Dの3個でもほぼ同
様の信号処理でエッジ部を検出できる。
【0020】また、前述したような3個のディテクタか
らなるディテクタ部を構成する場合、各ディテクタの形
状は必ずしも正方形にする必要はない。例えば、図4に
示すように、3個のディテクタA,B,Cがそれぞれ中
心角120°の扇形であり、全体として円形でもよい。
また図5に示すように、ディテクタA,Bが正方形でデ
ィテクタCが直方体でもよい。但し、いずれの場合であ
っても、光スポットの移動方向についてディテクタA,
Bが境界線をはさんで並び、ディテクタCが同方向につ
いてディテクタA,Bの内側で両者の境界をまたいで配
置されるようになっている。
【0021】3個のディテクタA,B,Cが上述のよう
な配置であれば、エッジ部からの光スポットによる受光
レベル信号は、まずディテクタAが立上り、次にディテ
クタCが立上る。次にディテクタAが立下った後にディ
テクタBが立上る。そしてディテクタCが立下った後に
ディテクタBが立下る。このような信号が得られれば、
前述と同様の手法でこれら信号を処理することにより測
定対象のエッジ部を検出できる。
【0022】本実施例では、測定対象の移動方向に対し
て直交する方向の反射光を検出しているのでエッジ部の
検出精度が高い。しかしながら、エッジ部検出用の反射
光は、必ずしも本実施例のような方向からとらなくても
よい。例えば、図6(a)に示すように結像レンズ10
3とポジションセンサ104の間にハーフミラー7を置
いてディテクタ部4に反射光を導いてもよい。また、図
6(b)に示すように、ポジションセンサ104側とは
別個に測定対象102からの散乱光をひろって集光レン
ズ8でディテクタ部4に導いてもよい。
【0023】なお、前述した一実施例のようにディテク
タ部4が4個のディテクタA〜Dで構成されていれば、
図2におけるZ方向についてもエッジ部の検出を行なう
ことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、移動する測定対象のエ
ッジ部からの光スポットを、移動方向に対して所定の配
置で並べられた3個以上のディテクタで検出するように
したので、各ディテクタからの信号を処理することによ
って測定対象のエッジ部を正確に示す信号を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の全体構成図である。
【図2】同実施例におけるディテクタ部と光スポットと
測定対象の位置関係を示す図である。
【図3】同実施例におけるディテクタの出力信号及びエ
ッジ信号等を示す波形図である。
【図4】ディテクタ部の他の構成例を示す図である。
【図5】ディテクタ部の他の構成例を示す図である。
【図6】他の実施例を示す全体構成図である。
【図7】従来の変位測定装置の全体構成図である。
【図8】従来の変位測定装置におけるエッジ検出法を説
明するグラフである。
【符号の説明】
1 変位測定装置 4 ディテクタ部 5 光スポット 6 エッジ部 102 測定対象 104 ポジションセンサ A,B,C,D ディテクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象で反射された光スポットのセン
    サ上での移動から測定対象の変位を検出する変位測定装
    置において、前記変位とは異なる方向に移動する前記測
    定対象で反射された光スポットを少なくとも3個のディ
    テクタで検出するディテクタ部と、前記ディテクタ部の
    各ディテクタからの信号を処理して前記測定対象の移動
    方向についてのエッジ部を検出する信号処理手段とを具
    備する変位測定装置。
JP03276230A 1991-09-30 1991-09-30 変位測定装置 Expired - Fee Related JP3091276B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021067619A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 智責 山口 色識別方法

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