JPH0587360B2 - - Google Patents

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JPH0587360B2
JPH0587360B2 JP7205486A JP7205486A JPH0587360B2 JP H0587360 B2 JPH0587360 B2 JP H0587360B2 JP 7205486 A JP7205486 A JP 7205486A JP 7205486 A JP7205486 A JP 7205486A JP H0587360 B2 JPH0587360 B2 JP H0587360B2
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JP
Japan
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stud
welding gun
cartridge
welding
housing
Prior art date
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JP7205486A
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JPS62227579A (ja
Inventor
Masao Muratani
Hideo Tanaka
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Japan Drive It Co Ltd
Original Assignee
Japan Drive It Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水中でアークスタツド溶接すること
ができる溶接ガンに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、水中で使用されるスタツド溶接用ガンと
して、特公昭53−62758号、実公昭57−146号、実
開昭57−199574号、実公昭59−50425号その他が
存在した。これらの溶接ガンは、全て大気中で使
用する溶接ガンをそのまま利用し、その銃口の先
端部にスポンジやゴム製のスカートを取りつけた
ものである。そして、このスカートの先端部を母
材表面に押圧してハウジング内にある水をエアー
や不活性ガスと置換することにより水中溶接を行
つていた。しかしながら、このような溶接ガン
は、水中でスタツド及びそのシールドを銃口に挿
入する作業が面倒であり、作業性に欠ける欠点が
あつた。
〔発明の目的及び構成〕
そこで本発明は、スタツドを内装したカートリ
ツジと溶接ガンとを着脱自在に連結できると共
に、該連結部を密閉状態としてそこに水が浸入す
ることを防止する手段を講じたものである。そし
てその構成は次のとおりである。
即ち、溶接ガン本体1の内部を水密に形成し、
その溶接ガン本体1の銃口部42端に嵌着部46
を形成する。そして、その嵌着部46にカートリ
ツジ43の後端が着脱自在に嵌着されるものとす
る。なおこのカートリツジ43には、スタツド保
持体4の後端が水密に且つ移動自在に貫通するも
のである。次に、カートリツジ43の嵌着により
閉塞された銃口部42内の空間には給気口47、
排気口48が連通する。さらに、銃口部42内に
スタツド駆動軸39を設け、それがその軸方向へ
移動自在に且つ水密になるように構成する。そし
て、スタツド駆動軸39の先端にホルダ嵌着部4
9を形成し、該ホルダ嵌着部49に前記スタツド
保持体4の後端が嵌着されるように構成したもの
である。
従つて、本溶接ガンによれば、スタツドを有す
るカートリツジ43と、溶接ガン本体1とを別体
に構成できると共に、両者を着脱自在に連結でき
る。そして、その連結部空間に気体を流通させる
ことにより連結部を水密に構成できるから、作業
性の良い溶接ガンを提供できる。
〔発明の実施例〕
次に図面に基づいて本発明の実施例につき説明
する。
第1図は本溶接ガンの要部縦断面図であり、第
2図はその開口に着脱自在に且つ水密に取り付け
られるスタツド用のカートリツジ43の縦断面図
である。そして第3図は該カートリツジ43に内
装される支持リング15の軸方向から見たもので
ある。この実施例では第1図から明らかなように
溶接ガン本体1の内部が水密に形成され、その外
周から内部にエアーチユーブ44及び電力ケーブ
ル32が貫通する。このエアーチユーブ44は一
例として4本から成り、夫々の一端が流体制御装
置27に連結されると共に、他端がエアーシリン
ダー22及びスタート用バルブ29に連結されて
いる。また電力ケーブル32の一端は通電路35
を介してケーブル41、駆動軸39に連結されて
いる。それと共に、電力ケーブル32の他端が溶
接電流制御装置26に連結され、この溶接電流制
御装置26と流体制御装置27との間及び溶接電
流制御装置26と電源33との間がケーブルによ
り電気的に連結されている。次に溶接ガン本体1
の銃口部42には前記した駆動軸39が水密に且
つ軸方向に移動自在に取り付けられている。この
駆動軸39の一端はエアーシリンダー22のピス
トンロツド40に連結されている。そして駆動軸
39の先端部は、筒状に形成されると共にその放
射方向にスリ割り部が形成されて半径方向に弾性
的に拡開し得るように構成されている。そして、
この駆動軸39にカートリツジ43のスタツド保
持体4が着脱自在に嵌着される。なおこの溶接ガ
ン本体1の銃口部42にはパイプP及び多孔質マ
フラー31が連結され、銃口内に不活性ガスまた
は圧縮空気を流通させるように構成している。次
に、この銃口部42に嵌着されるカートリツジ4
3は第2図の如く形成されている。即ち、カート
リツジ43のハウジング2は一端が開口した筒状
に形成され、その先端部に、セラミツク製の取替
自在な開口保護部材38がOリング8を介して嵌
着される。さらに該部材38の内面にOリング7
を介して導電性キヤツプ5が着脱自在に被嵌され
ている。このキヤツプ5は底面が平坦な浅い鍋状
のものであつて、板厚が0.1mm〜1.6mm程のプレス
成形体からなり、外周に抜け止め用の僅かの突状
が環状に形成されている。そしてこの導電性キヤ
ツプ5の取り付けによりハウジング2内を水密又
は気密に構成できるものである。次にハウジング
2の後端の軸線上に貫通された孔内には、スタツ
ド保持体4が軸方向に移動自在に挿通され、両者
の摺動部にOリング9が介装されて水密構造を形
成する。このスタツド保持体4は後端が閉塞した
筒状に形成されると共に、その先端部に放射方向
にスリ割り状の欠切部が形成された割り溝部12
を有し、それによりスタツド保持体4先端部を弾
性的に拡縮自在に構成している。そして、スタツ
ド保持体4の筒状の中間部内には位置決めボルト
25が出入り自在に螺着されている。又ハウジン
グ2の内面積には内筒20及びシールドグリツプ
17が支持リング15を介して設けられている。
この支持リング15は第3図に示す如く外周に軸
方向のエアー抜き溝16が形成されている。次に
ハウジング2の外周先端にはゴム製のパツト1が
設けられその先端部が外方へ拡開している。又ハ
ウジング2の後部外周にはパイプ13,14が設
けられ、それらがハウジング2内部と連通してい
る。そしてパイプ13から流入したアルゴンガス
等の不活性ガスが孔34を介してハウジング2内
に流入すると共に、パイプ14からそれが流出す
るように構成されている。
〔作用〕
次に、本スタツド溶接装置の使用方法につき説
明する。先ず、地上にて第2図に示す如くカート
リツジ43のハウジング2内にスタツド3を挿入
し、その後端をスタツド保持体4に把持させる。
次に、シールドグリツプ17にセラミツクからな
るシールド18を支持させる。次いで、導電性キ
ヤツプ5をOリング7、開口保護部材38、Oリ
ング8を介してハウジング2の開口に水密に嵌着
する。即ち、導電性キヤツプ5は前記保護部材3
8のキヤツプ嵌着部6に着脱自在に嵌着される。
なお、このキヤツプ嵌着部6は第8図の如くハ
ウジング2の外面側に形成しても良い。このよう
にして第2図に示すように予め地上にて組み立て
られたハウジング2の内部はキヤツプ5の存在に
より気密状態にある。そこでハウジング2の後端
及びスタツド保持体4を第1図に示す如く溶接ガ
ン本体1の先端に嵌着する。そして溶接ガン本体
1先端のパイプPより圧縮空気を空間部に流入さ
せる。なお、ハウジング2と溶接ガン本体1との
着脱は水中で行う事もできる。次にハウジング2
の先端に被着した導電性キヤツプ5を第4図の如
く鋼板等からなる母材36に接触させる。そして
第1図の溶接ガン本体1後端に設けられたスター
ト用バルブ29を防水ゴム板30の外面から押し
込む。すると、スタート用バルブ29に連結され
た流体制御装置27を介し、圧縮空気がエアーシ
リンダー22に供給される。それと共に流体制御
装置27に連結された溶接電流制御装置26を介
し電源33の溶接電流が電力ケーブル32、通電
路35、ケーブル41を通り、スタツド3に供給
される。そして、該スタツド3から導電性キヤツ
プ5を介し母材36に溶接電流が流れる。その
時、流体制御装置27を介しエアーシリンダー2
2のピストンロツド40が後退する。すると、そ
れに伴つてスタツド3と導電性キヤツプ5との間
に放電が開始され該放電部の導電性キヤツプ5及
び母材36を溶して溶融池が形成される。次い
で、エアーシリンダー22のピストンロツド40
が前進し、スタツド3が溶融池内に押圧され、第
9図に示す如き溶着部37を形成する。そこで、
ハウジング2を引き抜くことにより、スタツド
3、導電性キヤツプ5が母材36に接合されると
共に、溶着部37の外周にシールド18が被着さ
れる。そこでシールド18をハンマー等で取り除
くことにより第9図の如きスタツド溶接を完成す
る。
次いで、予め水中に多数用意してある第2図の
如く組み立てられたハウジング2を溶接ガン本体
1先端に嵌着しつつ、順次多数のスタツド3を母
材36に溶接することができる。なお、ハウジン
グ2と溶接ガン本体1との接合は、大気中で行つ
ても良い。又、本溶接装置は水中及び水面の境界
部或いは水面上の母材にも溶接できることは言う
までもない。
なお、この実施例における溶接ガン及びそれに
連結された各装置の動作を第7図に基づいて説明
すると、まず、流体制御装置27の電源スイツチ
1SW及びガス用スイツト2SWをONする。かか
る状態で、第5図に於いて溶接ガン本体1のスタ
ート用バルブ29を手動でONすると、流体制御
装置27中の空電変換スイツチESAが動作する。
すると時限タイマー1TRの設定時間経過後に流
体制御装置27の指令を受けて溶接電流制御装置
26が動作して電源33より溶接電流が流れると
同時に、電磁ソレノイド1SOLが働きエアーシ
リンダー22を後退させてスタツド3を引き上げ
る。そして、スタツド3と導電性キヤツプ5との
間にパイロツトアークが発生し、それが成長す
る。次に時限タイマー2TRの設定時間が経過す
ると、電磁ソレノイド1SOLがOFFすると共に
電磁ソレノイド2SOLがONする。それにより、
スタツド3先端部が母材に押しつけられて両者が
接合される。そして時限タイマー2TRがOFFす
ると溶接電流がOFFされるものである。
〔発明の効果〕
本発明の溶接ガンは以上のような構成から成
り、次の効果を有する。
(1) 本溶接ガンは銃口部42端にカートリツジ4
3の後端が着脱自在に嵌着され、それにより閉
塞された銃口部42内の空間部に給気口47、
排気口48が連通するから、そこに圧縮空気等
を導入することにより両接続管に水が侵入する
ことを防止できる。即ち、銃口部42内のハウ
ジング2及びスタツド保持体4が移動すること
によりその空間部容積が変化しても、銃口部4
2内の内圧を一定に保つことができる。
(2) 従つて本溶接ガンによればスタツド3を着脱
自在に内装したカートリツジ43と溶接ガン本
体1とを完全に分離し且つ両者の接続部を密閉
状態にすることができるから、作業性の良い溶
接ガンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本溶接ガンの一実施例を示す要部縦断
面略図、第2図は同ガンの銃口部42に着脱自在
に装着されるスタツド用のカートリツジ43の縦
断面図、第3図はカートリツジ43の支持リング
15をその軸方向から見た図、第4図は本発明の
溶接ガンの使用状態を示す全体的説明図、第5図
は本溶接ガンの空気圧制御回路、第6図は溶接ガ
ンに連結された流体制御装置27の制御回路、第
7図は本溶接ガン及びその制御装置のタイムチヤ
ート、第8図は本溶接ガンに装着されたカートリ
ツジ43の他の実施例を示す要部縦断面図、第9
図は本溶接ガンによりスタツド3を母材36に溶
着させた状態を示す一部破断立面図、第10図は
溶接電流制御装置の制御回路、第11図は同タイ
ムチヤート。 1……溶接ガン本体、2……ハウジング、3…
…スタツド、4……スタツド保持体、5……導電
性キヤツプ、6……キヤツプ嵌着部、7……Oリ
ング、8……Oリング、9……Oリング、10…
…Oリング、11……パツト、12……割り溝
部、13……パイプ、14……パイプ、15……
支持リング、16……エアー抜き溝、17……シ
ールドグリツプ、18……シールド、19……ガ
ス抜き溝、20……内筒、21……止メ輪、22
……エアーシリンダー、23……コイルバネ、2
5……位置決めボルト、26……溶接電流制御装
置、27……流体制御装置、28……把持部、2
9……スタート用バルブ、30……防水ゴム板、
31……多孔質マフラー、32……電力ケーブ
ル、33……電源、34……孔、35……通電
路、36……母材、37……溶着部、38……開
口保護部材、39……駆動軸、40……ピストン
ロツド、41……ケーブル、42……銃口部、4
3……カートリツジ、44……エアーチユーブ、
46……嵌着部、47……給気口、48……排気
口、49……ホルダ嵌着部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部が水密に形成されたガン本体1と、該本
    体1の銃口部42端に形成され、スタツドホルダ
    4の後端が水密にかつ移動自在に貫通したカート
    リツジ43の後端を着脱自在に嵌着する嵌着部4
    6と、該カートリツジ43の前記嵌着により閉塞
    された前記銃口部42内の空間部に連通する給気
    口47、排気口48と、前記銃口部42内に軸方
    向へ移動自在に且つ水密に設けられたスタツド駆
    動軸39と、前記スタツドホルダ4の後端が嵌着
    されるように前記駆動軸39の先端に形成したホ
    ルダ嵌着部49と、を具備する水中スタツド溶接
    ガン。
JP7205486A 1986-03-28 1986-03-28 水中ア−クスタツド溶接ガン Granted JPS62227579A (ja)

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JPS62227579A JPS62227579A (ja) 1987-10-06
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