JPH0587332A - ガスバーナの制御装置 - Google Patents

ガスバーナの制御装置

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Publication number
JPH0587332A
JPH0587332A JP27715891A JP27715891A JPH0587332A JP H0587332 A JPH0587332 A JP H0587332A JP 27715891 A JP27715891 A JP 27715891A JP 27715891 A JP27715891 A JP 27715891A JP H0587332 A JPH0587332 A JP H0587332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
opening
air
gas
damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP27715891A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Kubota
伯一 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP27715891A priority Critical patent/JPH0587332A/ja
Publication of JPH0587332A publication Critical patent/JPH0587332A/ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 負荷信号αを受けた演算器7が、ガス制御弁
2の開度X1と空気制御ダンパ5の開度X2 とをそれぞ
れの流量特性に合致させて算出し、この算出された負荷
に対応する開度X1 とコントロールモータ3の現在の開
度位置Y1 とを調節器8が比較してコントロールモータ
3への開閉信号Z1 を出力し、また、負荷に対応して算
出された前記開度X2 とコントロールモータ6の現在の
開度位置Y2 とを調節器8が比較してコントロールモー
タ6への開閉信号Z2 を出力し、ガス制御弁2と空気制
御ダンパ5とを互いに独立して開閉制御する。 【効果】 負荷信号(負荷率)に見合った熱出力が容易
に得られ、空燃比の一定制御が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス吸収冷温水機やガ
スボイラーなどに用いるガスバーナの制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示した機構のガスバーナー
1が周知である。すなわち、ガス流路に設置したガス制
御弁2と空気流路に設けた空気制御ダンパ5とを、1台
のコントロールモータ3によって開閉制御するものであ
る。
【0003】しかし、上記従来のガスバーナの制御装置
においては、ガス制御弁2と空気制御ダンパ5とを1台
のコントロールモータ3の回転軸に機械的にリンケージ
して同時に連動して開閉制御する機構であるため、ガス
制御弁2、空気制御ダンパ5それぞれの弁の流量特性に
応じたリニアな供給制御が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のガス
バーナ制御装置においては、弁の開度に対する流量特性
がリニアでないため、負荷信号(負荷率)に見合った熱
出力にコントロールすることが困難であり、また、燃料
供給量と空気供給量の比、いわゆる空燃比を一定に制御
することも困難であったので、この点の解決が課題とさ
れていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、ガス制御弁と
空気制御ダンパとを負荷に応じて開閉し、燃料制御と空
燃比制御とを行う比例制御のガスバーナにおいて、ガス
制御弁を駆動する第1のコントロールモータと、空気制
御ダンパを駆動する第2のコントロールモータと、ガス
制御弁および空気制御ダンパの開度を負荷信号に基づい
て算出する演算器と、前記コントロールモータそれぞれ
の現在の開度位置と前記演算器が算出するガス制御弁お
よび空気制御ダンパの開度とをそれぞれ比較して前記コ
ントロールモータそれぞれに開閉信号を出力する調節器
とを備えたことを特徴とするガスバーナの制御装置を提
供することにより、前記した従来技術の課題を解決する
ものである。
【0006】
【作用】演算器が負荷信号に基づいてガス制御弁と空気
制御ダンパの開度をそれぞれの流量特性に合致させて算
出し、この算出された弁開度とコントロールモータの現
在の開度位置とを調節器によって比較し、開閉信号をそ
れぞれのコントロールモータに出力するので、負荷信号
(負荷率)に見合った熱出力(燃焼量)が容易に得ら
れ、空燃比を一定に制御することも容易に行われる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。ガスバーナ1のガス流路に設けたガス制御弁2
を開閉するため、第1のコントロールモータ3がガス制
御弁2の回転軸に直結して設けられ、送風機4によって
送風する空気の流路に設けた空気制御ダンパ5を開閉す
るため、第2のコントロールモータ6が空気制御ダンパ
5の回転軸に直結して設けられ、コントロールモータ3
と6を駆動制御するための演算器7と調節器8とが図1
のように連結されている。
【0008】演算器7は所要熱量などの負荷信号αを受
けてガス制御弁2の開度X1 と空気制御ダンパ5の開度
2 とをそれぞれの流量特性に合致させるように所定の
演算式(例えば、X=Aα2 +Bα+Cなどの二次式)
に基づいて算出する機能を備えたものであり、調節器8
は第1のコントロールモータ3の現在の開度位置Y1
前記演算器7が算出したガス制御弁2の負荷信号αに対
応する開度X1 とを比較してコントロールモータ3への
開閉信号Z1 を出力し、また、第2のコントロールモー
タ6の現在の開度位置Y2 と前記演算器7が算出した空
気制御ダンパ5の負荷信号αに対応する開度X2 とを比
較してコントロールモータ6への開閉信号Z2 を出力す
る機能を有するものである。図2はこの間の制御をフロ
ーチャートに示したものである。
【0009】負荷信号αを受けて演算により算出するガ
ス制御弁2の開度X1 と空気制御ダンパ5の開度X2
は、それぞれ図3、図4に例示したように全開から全閉
までの全開度に渡って使用するのではなく、制御可能な
中央部分、例えば5〜70度の範囲、10〜80度の範
囲などを適宜選択して使用する。なお、負荷信号αは、
この場合、負荷率0〜100%を4〜20mAの範囲の
電流に変換して演算器7に入力させている。
【0010】調節器8からコントロールモータ3に出力
する前記開閉信号Z1 は、前記演算器7が演算・算出し
たガス制御弁2の開度X1 とコントロールモータ3の現
在の開度位置Y1 との例えば差から求められる。すなわ
ち、具体的には開閉信号Z1=a(X1 −Y1 )として
求め、コントロールモータ3へ出力される(但し、aは
正)。したがって、X1 〉Y1 でZ1 の値が正のときに
はガス制御弁2の開度を増加させる方向にコントロール
モータ3が駆動され、X1 〈Y1 でZ1 の値が負である
ときにはコントロールモータ3がガス制御弁2の開度を
減少させる方向に駆動され、X1 =Y1 でZ1 の値が丁
度0のときにはコントロールモータ3は何れの方向にも
駆動されない。
【0011】コントロールモータ6に出力する開閉信号
2 も、上記開閉信号Z1 と同様に演算して求められ
る。
【0012】図5は変換時の制御特性を示したものであ
る。図中、上側の曲線は負荷信号α(4〜20mA)を
ガス制御弁2の開度X1 または空気制御ダンパ5の開度
2に変換する際の特性を示し、下側の曲線は弁開度
(コントロール開度)に対する流量特性を示している。
例えば、負荷率75%の負荷信号α(16mA)は演算
により弁開度X1,2 =40度に変換され、ガス制御弁2
または空気制御ダンパ5の開度がこの開度に一致するよ
うにコントロールモータ3または6が駆動され、この開
度に弁が調整されたときの流量は流量率75%であり、
制御がこのようにリニアに行われる結果、負荷に見合っ
た燃焼量を容易に得ることができる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、演算器7に入力する負荷信号αは実施
例に示した電流値の他にも電圧、磁気、圧力、光量など
の適宜の物理量に変換して入力することが可能である。
また、コントロールモータ3および6の設置は、ギヤ
ー、駆動ベルトなどを介してガス制御弁2、空気制御ダ
ンパ5に連結させても良い。
【0014】さらに、本発明で云うところの演算器と調
節器は、上記説明した演算機能を有する機器、手段など
を意味しているので外見上見分けがつく必要はない。し
たがって、一つのマイコンなどで上記演算を可能にした
ものが含まれることは当然のことである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明になるガスバ
ーナの制御装置は、ガス制御弁と空気制御ダンパとを負
荷に応じて開閉し、燃料制御と空燃比制御とを行う比例
制御のガスバーナにおいて、ガス制御弁を駆動する第1
のコントロールモータと、空気制御ダンパを駆動する第
2のコントロールモータと、ガス制御弁および空気制御
ダンパの開度を負荷信号に基づいて算出する演算器と、
前記コントロールモータそれぞれの現在の開度位置と前
記演算器が算出するガス制御弁および空気制御ダンパの
開度とをそれぞれ比較して前記コントロールモータそれ
ぞれに開閉信号を出力する調節器とを備えたガスバーナ
の制御装置であるので、演算器が負荷信号に基づいてガ
ス制御弁、空気制御ダンパそれぞれの流量特性(開度に
対する)に合った開度を算出し、この算出された弁開度
とコントロールモータの現在の開度位置とを調節器が比
較し、開閉信号をコントロールモータそれぞれに出力す
るため、負荷信号(負荷率)に見合った熱出力(燃焼
量)が容易に得られ、また、空燃比を一定に制御するこ
とも容易であるなど多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の装置を示す説明図である。
【図2】一実施例の制御のフローを示す説明図である。
【図3】負荷信号をガス制御弁の開度に変換する際の説
明図である。
【図4】負荷信号を空気制御ダンパの開度に変換する際
の説明図である。
【図5】負荷信号をガス制御弁または空気制御ダンパの
開度に変換し、これをさらに流量に変換する際の説明図
である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ガスバーナ 2 ガス制御弁 3 コントロールモータ 4 送風機 5 空気制御ダンパ 6 コントロールモータ 7 演算器 8 調節器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス制御弁と空気制御ダンパとを負荷に
    応じて開閉し、燃料制御と空燃比制御とを行う比例制御
    のガスバーナにおいて、ガス制御弁を駆動する第1のコ
    ントロールモータと、空気制御ダンパを駆動する第2の
    コントロールモータと、ガス制御弁および空気制御ダン
    パの開度を負荷信号に基づいて算出する演算器と、前記
    コントロールモータそれぞれの現在の開度位置と前記演
    算器が算出するガス制御弁および空気制御ダンパの開度
    とをそれぞれ比較して前記コントロールモータそれぞれ
    に開閉信号を出力する調節器とを備えたことを特徴とす
    るガスバーナの制御装置。
JP27715891A 1991-09-27 1991-09-27 ガスバーナの制御装置 Pending JPH0587332A (ja)

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JP27715891A JPH0587332A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ガスバーナの制御装置

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JP27715891A JPH0587332A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ガスバーナの制御装置

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JPH0587332A true JPH0587332A (ja) 1993-04-06

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ID=17579613

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JP27715891A Pending JPH0587332A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 ガスバーナの制御装置

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JP (1) JPH0587332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013087958A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Miura Co Ltd 熱媒ボイラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013087958A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Miura Co Ltd 熱媒ボイラ

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