JPH05872U - 締まり金物の安全装置 - Google Patents

締まり金物の安全装置

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JPH05872U
JPH05872U JP5585391U JP5585391U JPH05872U JP H05872 U JPH05872 U JP H05872U JP 5585391 U JP5585391 U JP 5585391U JP 5585391 U JP5585391 U JP 5585391U JP H05872 U JPH05872 U JP H05872U
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shoji
roller
stopper
vertical frame
strike
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JP5585391U
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Inventor
晃治 長野
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日本建鐵株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障子開放時のハンドル回転を規制してローラ
とストライキの衝突を防止し、ローラ、ストライキの傷
つきをなくす。 【構成】 障子5の閉鎖時に移動されて縦枠1に突設さ
れたストライキ3に係合することで、障子5を縦枠1に
施錠するローラ15を、障子5の開放時に移動不能に規
制する締まり金物の安全装置であって、障子5方向に向
かって突出する板状の当て座21を縦枠1に取り付け、
ローラ15側にスライドされた際、ローラ15の移動範
囲の中央に突出してローラ15の移動を規制するストッ
パ27を障子5にスライド自在に設け、ストッパ27を
突出状態に付勢するスプリング29をストッパ27と縦
框9側とに亘って設け、障子5の閉鎖時、当て座21に
当たり、障子5の閉鎖動によりストッパ27をローラ1
5の移動範囲から退避させる突起31をストッパ27に
形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、締まり金物の安全装置に関し、詳しくは、障子開放時のハンドル回 転を規制してローラとストライキの衝突を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
カーテンウォールに使用される縦滑り出しサッシには、縦枠と障子の縦框とに 亘って締まり金物が取り付けられる。
【0003】 図5は、締まり金物が取り付けられた縦滑り出しサッシを表す横断面図を示す 。
【0004】 縦枠1の内側にはストライキ3が突出して取り付けられ、ストライキ3が取り 付けられた縦枠1には障子5が開閉自在に支持されている。障子5の縦枠1側の 縁部にはハンドル7が設けられ、ハンドル7は障子5の縦框9に内設されたロッ ト棒11に図示しないギヤを介して連結されている。ロット棒11は縦框9に形 成された鉛直方向に延びる縦溝13に嵌入され、ハンドル7の回転操作により上 下に移動するようになっている。ロット棒11には縦枠1側に突出する小円筒状 のローラ15がカシメられて取り付けられ、ローラ15はハンドル7の回転操作 によりロット棒11を介して上下に移動されるようになっている。
【0005】 このように構成される締まり金物において、障子5が縦枠1に閉められ、ハン ドル7が90度回転されると、ロット棒11が下方に摺動し、ロット棒11に取 り付けられたローラ15が縦枠1に取り付けられたストライキ3に係合する。ロ ーラ15がストライキ3に係合し、更にハンドル7が回転されることで障子5が 縦枠1側に寄せられ、障子5と縦枠1とは密着する。この結果、障子5と縦枠1 とは風圧に対する保持力が向上し、気密性が確保されるようになっているのであ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の締まり金物はハンドル7が常時回転できるように構成されて いるため、障子5が閉じられた時のみハンドル7が回転されれば良いのであるが 、障子5が開いた状態でハンドル7が回転されると、ローラ15がストライキ3 の裏側で当接位置に移動され、この状態で障子5が閉じられるとローラ15とス トライキ3とが衝突し、ローラ15、ストライキ3に傷が付き、場合によっては 締まり金物自体が破損する虞れがあった。
【0007】 本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、障子が開いた状態ではハンドルが 回転しない締まり金物の安全装置を提供し、もって、ローラ、及びストライキの 傷つき防止を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案に係る締まり金物の安全装置の構成は、障子 の縦框に鉛直方向に移動自在に設けられ該障子の閉鎖時に移動されて縦枠に突設 されたストライキに係合することで前記障子を前記縦枠に施錠するローラを、前 記障子の開放時に移動不能に規制する締まり金物の安全装置であって、前記障子 に向かって突出する当て座を前記縦枠に突設し、前記ローラ側に摺動された際前 記ローラの移動範囲の略中央に突出して前記ローラの移動を規制するストッパを 前記障子に摺動自在に設け、該ストッパを前記突出状態に付勢するスプリングを 該ストッパと前記縦框側とに亘って配設し、前記当て座に当接して前記障子の閉 鎖動により前記ストッパを前記ローラの移動範囲の略中央から退避させる突起を 前記ストッパに形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
障子の閉鎖動により、ストッパの突起が当て座に当接し、更に障子が閉められ ることでスプリングが縮み、ストッパの一端がローラの移動範囲から退避する。 ストッパがローラの移動範囲から退避することで、ローラの移動規制が解除され 、ローラが鉛直方向に移動してストライキに係合することで、障子が縦枠に施錠 される。障子が開放されると、突起が当て座から離れ、スプリングの付勢力によ りストッパの一端側がローラの移動範囲の略中央に突出し、ローラはストッパに 移動が規制され、ハンドル操作によっても施錠位置へと移動されなくなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る締まり金物の安全装置の好適な一実施例を図面を参照して 詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案に係る締まり金物の安全装置が取り付けられた縦滑り出しサッシ の障子が閉められたときの状態を表す横断面図、図2は図1の障子が開放された ときの状態を表す横断面図、図3は図1のA−A矢視図、図4は図2のB−B矢 視図を示す。なお、図5に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複 する説明は省略する。
【0012】 図1に示すように、縦枠1のストライキ3近傍の内側には、ストライキ3と同 一方向に突出した板状の当て座21が取り付けられている。一方、障子5の縦框 9の端面(ローラ15が突出されている面)には、小形のケース23がロット棒 11に重ならない位置にネジ25で取り付けられている。ケース23は、ローラ 15の移動範囲の略中央に近接するように配置されている。ケース23内には棒 状のストッパ27が内設され、ストッパ27は障子5の厚み方向(ローラ15に 対して接近離反方向)に摺動自在になっている。ストッパ27はロット棒11側 に摺動された際、一端側がケース23から突出してローラ15の移動範囲の略中 央に突き出るようになっている(図4参照)。つまり、ストッパ27がローラ1 5側に突出している状態では、ローラ15はストッパ27に当接し、上下移動が 規制(ロック)されるようになっているのである。したがって、ローラ15の移 動が規制されることにより、ハンドル7の回転操作も不能となるのである。
【0013】 ケース23内にはローラ15の反対側にコイル状のスプリング29が内設され 、スプリング29はストッパ27を常にローラ15方向に付勢している。したが って、スプリング29による付勢状態では、ストッパ27はローラ15の移動範 囲の略中央に突き出されることになる。ストッパ27には縦枠1方向に突出する 突起31が形成され、突起31は障子5が閉められる直前に縦枠1の当て座21 に当接するようになっている。したがって、突起31が当て座21に当接した状 態で障子5が更に縦枠1側に閉められても、ストッパ27は現状の当接位置で停 止し、閉められる障子5と相対動することになるのである。つまり、現状位置で 停止するストッパ27に対して、障子5が更に閉められる(閉鎖動する)ことで 、ストッパ27はスプリング29に抗してケース23内に収納されるのである。 (図3参照)
【0014】 当て座21、ケース23、ストッパ27、スプリング29、突起31により本 実施例に係る締まり金物の安全装置33が構成される。
【0015】 このように構成される締まり金物の安全装置33において、障子5が閉められ ると、突起31が当て座21に当接し、スプリング29が縮み、ストッパ27の 一端がローラ15の移動範囲から退避してケース23内に収納される(図1、図 3参照)。ストッパ27がケース23内に収納されることで、ローラ15のロッ クが解除され、ハンドル7の回転操作が可能となる。一方、障子5が開かれると 、突起31が当て座21から離れ、スプリング29の付勢力によりストッパ27 の一端側がケース23から突き出される(図2、図4参照)。ストッパ27がロ ーラ15の移動範囲に突き出されることで、ローラ15はストッパ27に移動が 規制(ロック)され、ローラ15と連結されるハンドル7も回転操作が不能とな る。
【0016】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案に係る締まり金物の安全装置によれば、縦 枠に当て座を突設し、常にローラの移動範囲に突出するストッパを障子の閉鎖時 にのみ当て座を介してローラの摺動範囲から退避するようにしたので、障子が開 放されると突起が当て座から離れ、ストッパがローラの移動範囲に突出し、ロー ラの移動が規制されてハンドル操作が不能となる。この結果、障子が開いた状態 ではハンドルが回転せず、ローラとストライキとが当接位置になって衝突するこ とがなく、ローラ、ストライキの傷つき、及び締まり金物の破損を防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る締まり金物の安全装置が取り付け
られた縦滑り出しサッシの障子が閉められたときの状態
を表す横断面図である。
【図2】図1の障子が開放されたときの状態を表す横断
面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】締まり金物が取り付けられた縦滑り出しサッシ
を表す横断面図である。
【符号の説明】
1 縦枠 3 ストライキ 5 障子 9 縦框 15 ローラ 21 当て座 27 ストッパ 29 スプリング 31 突起

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 障子の縦框に鉛直方向に移動自在に設け
    られ該障子の閉鎖時に移動されて縦枠に突設されたスト
    ライキに係合することで前記障子を前記縦枠に施錠する
    ローラを、前記障子の開放時に移動不能に規制する締ま
    り金物の安全装置であって、前記障子に向かって突出す
    る当て座を前記縦枠に突設し、前記ローラ側に摺動され
    た際前記ローラの移動範囲の略中央に突出して前記ロー
    ラの移動を規制するストッパを前記障子に摺動自在に設
    け、該ストッパを前記突出状態に付勢するスプリングを
    該ストッパと前記縦框側とに亘って配設し、前記当て座
    に当接して前記障子の閉鎖動により前記ストッパを前記
    ローラの移動範囲の略中央から退避させる突起を前記ス
    トッパに形成したことを特徴とする締まり金物の安全装
    置。
JP1991055853U 1991-06-22 1991-06-22 締まり金物の安全装置 Expired - Lifetime JP2521284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055853U JP2521284Y2 (ja) 1991-06-22 1991-06-22 締まり金物の安全装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05872U true JPH05872U (ja) 1993-01-08
JP2521284Y2 JP2521284Y2 (ja) 1996-12-25

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ID=13010613

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241255U (ja) * 1988-09-13 1990-03-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241255U (ja) * 1988-09-13 1990-03-22

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JP2521284Y2 (ja) 1996-12-25

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