JPH0587052U - 建設車両のラジオコントロール装置 - Google Patents

建設車両のラジオコントロール装置

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JPH0587052U
JPH0587052U JP3400592U JP3400592U JPH0587052U JP H0587052 U JPH0587052 U JP H0587052U JP 3400592 U JP3400592 U JP 3400592U JP 3400592 U JP3400592 U JP 3400592U JP H0587052 U JPH0587052 U JP H0587052U
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JP
Japan
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vehicle
control device
operator
signal
calculation
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Application number
JP3400592U
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English (en)
Inventor
博文 垣内
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設車両のラジオコントロール装置を、遠隔
操作に熟練する必要もなく、オペレータ一人で複数台の
車両を操縦し、複雑な操作も可能にして作業効率を向上
するするようにする。 【構成】 オペレータの乗車する車両1に操縦装置セン
サ11、送信ユニット23を装着し、制御装置20と接
続する。他のオペレータの乗車しない車両2に受信ユニ
ット24と制御装置20とを搭載する。オペレータが通
常運転と同様に車両1の操縦装置を操作すると、操縦装
置センサ11は信号を制御装置20に送り、演算してそ
の結果を駆動部13に制御信号として発信し、車両を作
動させる。同時に、送信ユニット23は演算結果を送信
し、車両2の受信装置24は演算結果を受けて制御装置
20で演算し、駆動部13に制御信号を発信して車両1
と同一の作動を行い、オペレータ一人で複数台の車両を
同時に作動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設車両のラジオコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の建設車両のラジオコントロール装置は、危険地帯等で作業する場合に、 オペレータの安全のために車両から離れた場所から遠隔操縦を行うことを目的と している。オペレータは発信機を備えた操縦用の操作盤を持ち、離れた場所から 車両を監視しつつ操作盤を操作して車両を操縦する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のごとく、従来は車両から離れた場所から車両を監視しながら操縦するた め、作業目標の詳細を目視することは難しく、微細な操作や複雑な操作を行うこ とは極めて困難であった。また、遠隔操作を行うには熟練を要し、しかもオペレ ータ一人で一台の車両しか運転できず、作業効率の向上はなされなかった。
【0004】 本考案は上記の問題点に着目してなされたもので、オペレータ一人で複数台の 建設車両を操縦し作業効率を向上するとともに、遠隔操作の熟練の必要もなく、 微細な操作や複雑な操作の行える建設車両のラジオコントロール装置を提供する ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本考案に係る建設車両のラジオコントロール装置の第1 の考案においては、少なくとも2台以上の複数台の建設車両群において、オペレ ータの乗車する1台の車両に、該車両の操縦装置に装着され、オペレータの操作 を検出するセンサと、前記センサの検出信号を受けて演算し、所要の駆動部に制 御信号を発信する制御装置と、前記制御装置の演算結果を発信する送信機とを備 え、オペレータの乗車しない他の車両に、前記演算結果を受信する受信機と、前 記受信機からの信号を受けて演算し、所要の駆動部に制御信号を発信する制御装 置とを備えたことを特徴としており、第2の考案においては、少なくとも2台以 上の複数台の建設車両群において、オペレータの乗車する1台の車両に、該車両 の操縦装置に装着され、オペレータの操作を検出するセンサと、前記センサの検 出信号を受けて演算し、所要の駆動部に制御信号を発信する制御装置と、前記制 御装置の演算結果を発信する送信機とを備え、オペレータの乗車しない他の車両 に、前記演算結果を受信する受信機と、前記受信機からの信号を受けて演算し、 所要の駆動部に制御信号を発信する制御装置と、前記演算結果を記憶する記憶装 置とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、第1の考案においては、オペレータの乗車する1台の車両 に、オペレータの操作を検出するセンサと、センサからの信号を受けて演算し、 駆動部に制御信号を発信する制御装置と、演算結果を発信する送信機とを備え、 オペレータの乗車しない他の車両に演算結果を受信する受信機と、信号を受けて 演算し、駆動部に制御信号を発信する制御装置とを備えたため、1台の車両をオ ペレータが操作し、或る動作を行わせると、他の車両は操作信号を受けて同時に 同一の動作を行う。
【0007】 第2の考案においては、第1の考案に加えてオペレータの乗車しない車両に記 憶装置を搭載したため、オペレータの乗車しない車両はオペレータの乗車した車 両の動作を記憶し、オペレータの指示により任意の時に記憶した動作を行うこと ができる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案に係る建設車両のラジオコントロール装置の実施例について、図 面を参照して説明する。図1は本装置の車両搭載時の概念図であり、オペレータ の乗車する車両(車両1)の操縦装置にはオペレータの操作状況を検出する操縦 装置センサ11が装着され、車体には送信ユニット23、制御装置20が装着さ れている。
【0009】 オペレータの乗車しない車両(車両2)には、送信ユニット23からの信号を 受信する受信ユニット24および制御装置20が装着され、受信した信号に従っ て車両が操作されるようになっている。
【0010】 図2は本装置の第1実施例のブロック図であり、車両1には操縦装置センサ1 1、および、オペレータが送信開始指令、送信終了指令、動作終了指令等の指令 を選択するモード設定スイッチ12が装着されており、演算回路21、駆動回路 22を備えた制御装置20と接続している。
【0011】 車両1には駆動部13、送信ユニット23、受信ユニット24が装着され、制 御装置20と接続している。受信ユニット24と制御装置20との間にはスイッ チ25が設けられて、回路は開いている。
【0012】 車両2には操縦装置センサ11およびモード設定スイッチ12が装着されてお り、演算回路21、駆動回路22を備えた制御装置20と接続している。操縦装 置センサ11と制御装置20との間にはスイッチ14が設けられて、回路は開い ている。
【0013】 車両2には駆動部13、送信ユニット23、受信ユニット24が装着され、制 御装置20と接続している。送信ユニット23と制御装置20との間にはスイッ チ26が設けられて、回路は開いている。
【0014】 次に作動について説明する。図3は操作データの送受信のフローを示すもので 、車両1においてステップ50でオペレータがモード設定スイッチ12を操作し て送信開始指令を送信すると、車両2においてはステップ53で送信開始指令を 受信する。車両1がステップ51でデータ送信を行うと、車両2はステップ54 でデータを受信し、オペレータがステップ52でモード設定スイッチ12を操作 して送信終了指令を送信すると車両2はステップ55で送信終了指令を受信し、 データ受信を終了する。
【0015】 図4は作動フローであり、ステップ61で車両1のオペレータがモード設定ス イッチ12により送信開始指令を送信し、例えば作業機のレバー操作(ブレード 上げ操作)を行うと、制御装置20の演算回路21はステップ62で操縦装置セ ンサ11からの信号を受けて演算し、ステップ63で駆動回路22で駆動信号に 変換し、ステップ64で駆動部13に制御信号を発信して作業機に動作A(ブレ ード上げ)を行わせる。
【0016】 同時に、送信ユニット23はステップ65で演算結果を送信し、車両2はステ ップ66で演算結果を受信し、ステップ67で演算した後、ステップ68で駆動 信号に変換し、ステップ69で駆動部に駆動信号を発信して作業機に、車両1と 同様の作業a(ブレード上げ)を行わせる。
【0017】 図5は本装置の第2実施例のブロック図であり、車両1には操縦装置センサ1 1、および、オペレータが動作開始指令、動作終了指令、動作繰り返し回数指令 、動作時間指令、動作モード指令等の指令を選択をするモード設定スイッチ32 が装着されている。制御装置30は演算回路21、駆動回路22および演算回路 21の演算結果を記憶するメモリ31を備えており、操縦装置センサ11および モード設定スイッチ12と接続している。
【0018】 車両1には駆動部13、送信ユニット23、受信ユニット24が装着され、制 御装置30と接続している。受信ユニット24と制御装置30との間にはスイッ チ25が設けられ、回路は開いている。
【0019】 車両2には操縦装置センサ11およびモード設定スイッチ32が装着され、演 算回路21、駆動回路22およびメモリ31を備えた制御装置30と接続してい る。操縦装置11と制御装置30との間にはスイッチ14が設けられ、回路は開 いている。
【0020】 車両2には駆動部13、送信ユニット23、受信ユニット24が装着され、制 御装置30と接続している。送信ユニット23と制御装置30との間にはスイッ チ26が設けられて、回路は開いている。
【0021】 次に作動について説明する。操作データの送受信フローについては第1実施例 と同一である。図6、図7は動作フローを示し、図6において、ステップ71で 車両1のオペレータが、例えば作業機のレバー操作(ブレード上げ)を行い操作 信号を入力すると、ステップ72で制御装置30は演算回路21で演算し、ステ ップ73で駆動回路22で駆動信号に変換し、ステップ74で駆動部13に制御 信号を発信して作業機に動作A(ブレード上げ)を行わせる。
【0022】 同時にステップ75で演算結果を送信し、車両2はステップ76で演算結果を 受信し、ステップ77で演算した後、ステップ78でメモリ31に演算結果(ブ レード上げの操作データ)を記憶する。
【0023】 図7においては、ステップ81で車両1のオペレータが、例えば動作開始指令 を選択すると、ステップ82で制御装置30は演算し、ステップ83で送信する 。車両2はステップ84で受信し、ステップ85で演算した結果、動作開始指令 であることを確認すると、ステップ86で演算回路21はメモリ31より記憶し ていた操作データ(ブレード上げ)を読み込み、ステップ87で演算し、ステッ プ88で駆動信号に変換し、ステップ89で駆動部13に制御信号を発信して作 業機に、動作a(ブレード上げ)を行わせる。
【0024】 なお、本実施例においては、オペレータの乗車していない車両2の台数は1台 であるが、2台以上であっても差し支えない。
【0025】
【考案の効果】 以上説明したごとく、第1の考案においては、複数台の建設車両群において、 オペレータの乗車する車両(車両1)の操縦装置にセンサを設け、センサからの 信号を受けて演算し、駆動部に制御信号を発信する制御装置と、演算結果を送信 する送信ユニットとを備え、オペレータの乗車しない車両(車両2)に受信ユニ ットと、信号を受けて演算し、駆動部に制御信号を発信する制御装置とを備えた ため、車両1のオペレータが操作すれば、車両2は操作データの信号を受け、全 く同一の作動を同時に行う。オペレータは乗車しているため、微細な操作や複雑 な操作が可能であり、遠隔操作に熟練する必要もなく、しかも、同時に複数台の 車両を作動させることができ、作業能率上も有利である。
【0026】 第2の考案においては、第1の考案の制御装置に、操作データを記憶するメモ リを設けたため、オペレータの意思により、車両2に、任意の時に記憶した作動 の操作データを呼び出させ、作動させることが可能となる。例えば、車両1で掘 削作業を行い、車両2に整地作業を行わせることも可能であり、作業効率向上の 上から、効果の大きい建設車両のラジオコントロール装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラジオコントロール装置の車両搭載時
の概念図である。
【図2】本考案のラジオコントロール装置の第1実施例
のブロック図である。
【図3】操作データの送受信のフローを示す図である。
【図4】第1実施例の動作のフローを示す図である。
【図5】本考案のチジオコントロール装置の第2実施例
のブロック図である。
【図6】第2実施例の操作データの記憶動作のフローを
示す図である。
【図7】第2実施例の動作のフローを示す図である。
【符号の説明】
11 操縦装置センサ 20 制御装置 23 送信ユニット 24 受信ユニット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2台以上の複数台の建設車両
    群において、オペレータの乗車する1台の車両に、該車
    両の操縦装置に装着され、オペレータの操作を検出する
    センサと、前記センサの検出信号を受けて演算し、所要
    の駆動部に制御信号を発信する制御装置と、前記制御装
    置の演算結果を発信する送信機とを備え、オペレータの
    乗車しない他の車両に、前記演算結果を受信する受信機
    と、前記受信機からの信号を受けて演算し、所要の駆動
    部に制御信号を発信する制御装置とを備えたことを特徴
    とする建設車両のラジオコントロール装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2台以上の複数台の建設車両
    群において、オペレータの乗車する1台の車両に、該車
    両の操縦装置に装着され、オペレータの操作を検出する
    センサと、前記センサの検出信号を受けて演算し、所要
    の駆動部に制御信号を発信する制御装置と、前記制御装
    置の演算結果を発信する送信機とを備え、オペレータの
    乗車しない他の車両に、前記演算結果を受信する受信機
    と、前記受信機からの信号を受けて演算し、所要の駆動
    部に制御信号を発信する制御装置と、前記演算結果を記
    憶する記憶装置とを備えたことを特徴とする建設車両の
    ラジオコントロール装置。
JP3400592U 1992-04-23 1992-04-23 建設車両のラジオコントロール装置 Pending JPH0587052U (ja)

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JP3400592U JPH0587052U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 建設車両のラジオコントロール装置

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JPH0587052U true JPH0587052U (ja) 1993-11-22

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ID=12402326

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JP3400592U Pending JPH0587052U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 建設車両のラジオコントロール装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095659A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 ヤンマー株式会社 複数台併走作業システム

Cited By (1)

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