JPH0586503A - ポリビニルアルコール繊維の製造方法 - Google Patents
ポリビニルアルコール繊維の製造方法Info
- Publication number
- JPH0586503A JPH0586503A JP26859191A JP26859191A JPH0586503A JP H0586503 A JPH0586503 A JP H0586503A JP 26859191 A JP26859191 A JP 26859191A JP 26859191 A JP26859191 A JP 26859191A JP H0586503 A JPH0586503 A JP H0586503A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinyl alcohol
- spinning
- water
- degree
- tensile strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 25℃以下の水に可溶で、3.5g/d以上の引張り
強度を具備するポリビニルアルコール繊維を製造する。 【構成】 ケン化度88〜94 mol%、重合度500 〜2000の
ポリビニルアルコールを濃度30〜65%の紡糸原液とし、
これを延伸率200 〜800 %、延伸−熱処理温度100 〜15
0 ℃で乾式又は半溶融紡糸する。25℃以下の水に可溶か
つ多湿雰囲気において寸法安定性良好で強度の高いポリ
ビニルアルコール繊維が得られる。
強度を具備するポリビニルアルコール繊維を製造する。 【構成】 ケン化度88〜94 mol%、重合度500 〜2000の
ポリビニルアルコールを濃度30〜65%の紡糸原液とし、
これを延伸率200 〜800 %、延伸−熱処理温度100 〜15
0 ℃で乾式又は半溶融紡糸する。25℃以下の水に可溶か
つ多湿雰囲気において寸法安定性良好で強度の高いポリ
ビニルアルコール繊維が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリビニルアルコール繊
維、特に3.5g/d以上の引張り強度を有し、25℃
以下の水に溶解可能で、更に多湿雰囲気において寸法安
定性が良好なポリビニルアルコール繊維の製造方法に関
する。
維、特に3.5g/d以上の引張り強度を有し、25℃
以下の水に溶解可能で、更に多湿雰囲気において寸法安
定性が良好なポリビニルアルコール繊維の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコールの溶解温度を下げ
るための従来より知られている方法としては、例えばポ
リビニルアルコールに結晶疎外基を重合法により導入し
て低下させる方法がある。すなわち、アリル変性ポリビ
ニルアルコール、イソプロペニル変性ポリビニルアルコ
ール、マレイン酸変性ポリビニルアルコール等となす方
法である。しかし、これらの低温溶解糸はいずれも低温
溶解性は良好であるが、引張り強度が劣り、また汗ばん
だ手で接触するとその部分が溶解してしまう等実用上問
題点が多く、利用面でかなりの制約を受ける。
るための従来より知られている方法としては、例えばポ
リビニルアルコールに結晶疎外基を重合法により導入し
て低下させる方法がある。すなわち、アリル変性ポリビ
ニルアルコール、イソプロペニル変性ポリビニルアルコ
ール、マレイン酸変性ポリビニルアルコール等となす方
法である。しかし、これらの低温溶解糸はいずれも低温
溶解性は良好であるが、引張り強度が劣り、また汗ばん
だ手で接触するとその部分が溶解してしまう等実用上問
題点が多く、利用面でかなりの制約を受ける。
【0003】また、ポリビニルアルコールを原料とする
水溶性繊維の検討も種々試みられているが(特公昭37
−2148号、特公昭37−2149号)、いずれも溶
解温度が90〜100℃と高いものであり、また糸条化
方法においても湿式紡糸であるため、残酢酸基を多くす
ると糸条の凝固が不充分になり、5mol%程度が上限
である。したがって高い引張り強度を有し、しかも低温
溶解性と多湿雰囲気における安定した糸物性という相反
した物性を具備したポリビニルアルコール繊維の製造は
極めてむずかしく、したがってこのような繊維も未だ市
場に見当たらない。
水溶性繊維の検討も種々試みられているが(特公昭37
−2148号、特公昭37−2149号)、いずれも溶
解温度が90〜100℃と高いものであり、また糸条化
方法においても湿式紡糸であるため、残酢酸基を多くす
ると糸条の凝固が不充分になり、5mol%程度が上限
である。したがって高い引張り強度を有し、しかも低温
溶解性と多湿雰囲気における安定した糸物性という相反
した物性を具備したポリビニルアルコール繊維の製造は
極めてむずかしく、したがってこのような繊維も未だ市
場に見当たらない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような物性を具
備したポリビニルアルコール繊維が得られるならば、種
々広い用途に供することができ実用上極めて有利であ
る。本発明の目的は、従来の水溶性ポリビニルアルコー
ル繊維に比し、著しく優れた低温溶解性を有し、かつ高
い引張り強度及び多湿雰囲気における寸法安定性の良好
なポリビニルアルコール繊維の製造方法を提供するにあ
る。
備したポリビニルアルコール繊維が得られるならば、種
々広い用途に供することができ実用上極めて有利であ
る。本発明の目的は、従来の水溶性ポリビニルアルコー
ル繊維に比し、著しく優れた低温溶解性を有し、かつ高
い引張り強度及び多湿雰囲気における寸法安定性の良好
なポリビニルアルコール繊維の製造方法を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
を達成するため鋭意研究の結果、所定範囲の低ケン化度
のポリビニルアルコールを特定条件下で乾式紡糸するこ
とにより、3.5g/d以上の引張り強度を有し、25
℃以下の水に溶解可能で、しかも多湿雰囲気において寸
法安定性が優れている水溶性ポリビニルアルコール繊維
が得られることを見出し本発明に到達した。すなわち本
発明は、ケン化度88〜94mol%、重合度500〜
2000のポリビニルアルコールを濃度30〜65%の
紡糸原液とし、これを延伸率200〜800%、延伸−
熱処理温度100〜150℃で乾式又は半溶融紡糸する
ことを特徴とする方法である。
を達成するため鋭意研究の結果、所定範囲の低ケン化度
のポリビニルアルコールを特定条件下で乾式紡糸するこ
とにより、3.5g/d以上の引張り強度を有し、25
℃以下の水に溶解可能で、しかも多湿雰囲気において寸
法安定性が優れている水溶性ポリビニルアルコール繊維
が得られることを見出し本発明に到達した。すなわち本
発明は、ケン化度88〜94mol%、重合度500〜
2000のポリビニルアルコールを濃度30〜65%の
紡糸原液とし、これを延伸率200〜800%、延伸−
熱処理温度100〜150℃で乾式又は半溶融紡糸する
ことを特徴とする方法である。
【0006】本発明において紡糸原液を調製するポリビ
ニルアルコールは低ケン化度のものであって、88〜9
4mol%、特に好ましくは90〜92mol%であ
る。ケン化度が88mol%未満のポリビニルアルコー
ルの場合、水溶液は粘性が強いためノズル周辺で粘着が
生じ、良好な紡糸が行い難い。また94mol%を超え
ると結晶疎外の効果が少なく目的とする製品の溶解温度
の低下が不充分となる。また、重合度が500未満のも
のでは、充分な引張り強度が発現されず、2000を超
えると原液粘度が高くなり、実際上乾式紡糸が困難とな
る。糸条が大気中で吸湿した場合の寸法安定性と紡糸安
定性から、延伸率の上限は800%であるが、好ましく
は600%である。延伸を全く行わないと寸法安定性は
いいが、反面繊維強力が極端に低くなるので少なくとも
200%は必要である。
ニルアルコールは低ケン化度のものであって、88〜9
4mol%、特に好ましくは90〜92mol%であ
る。ケン化度が88mol%未満のポリビニルアルコー
ルの場合、水溶液は粘性が強いためノズル周辺で粘着が
生じ、良好な紡糸が行い難い。また94mol%を超え
ると結晶疎外の効果が少なく目的とする製品の溶解温度
の低下が不充分となる。また、重合度が500未満のも
のでは、充分な引張り強度が発現されず、2000を超
えると原液粘度が高くなり、実際上乾式紡糸が困難とな
る。糸条が大気中で吸湿した場合の寸法安定性と紡糸安
定性から、延伸率の上限は800%であるが、好ましく
は600%である。延伸を全く行わないと寸法安定性は
いいが、反面繊維強力が極端に低くなるので少なくとも
200%は必要である。
【0007】延伸−熱処理温度は得られる繊維の水溶性
の面からはできるだけ低温の方が好ましいが、繊維の吸
湿による寸法安定性を考慮すると100〜150℃の加
熱は必要である。また原液濃度は30%に満たないとノ
ズルから吐出された原液のノズル離れが悪く紡糸性に影
響を及ぼすので好ましくない。また65%を超える高濃
度では経路内の圧力損失が大きく実用的でないので、原
液濃度は前記の範囲内から選ぶことが肝要である。
の面からはできるだけ低温の方が好ましいが、繊維の吸
湿による寸法安定性を考慮すると100〜150℃の加
熱は必要である。また原液濃度は30%に満たないとノ
ズルから吐出された原液のノズル離れが悪く紡糸性に影
響を及ぼすので好ましくない。また65%を超える高濃
度では経路内の圧力損失が大きく実用的でないので、原
液濃度は前記の範囲内から選ぶことが肝要である。
【0008】
【実施例】ケン化度92mol%、重合度1200のポ
リビニルアルコールを33%の原液に調製した。この原
液を0.1mmφ×50ホールのノズルで紡糸速度50
0m/min、延伸倍率5倍で延伸−熱処理温度135
℃で乾式紡糸を行った。得られた糸の物性として溶解温
度20℃、引張り強度4.5g/d、また多湿雰囲気に
おける寸法安定性のデータとして、20℃×65%RH
での平衡収縮率1.5%、平衡水分率7.0%であっ
た。また20℃×80%RHの平衡収縮率3.5%、平
衡水分率9.0%であった(表1参照)。この糸を素手
で取り扱ってもベタツキ、溶断もなく取り扱い性が良好
な糸であった。
リビニルアルコールを33%の原液に調製した。この原
液を0.1mmφ×50ホールのノズルで紡糸速度50
0m/min、延伸倍率5倍で延伸−熱処理温度135
℃で乾式紡糸を行った。得られた糸の物性として溶解温
度20℃、引張り強度4.5g/d、また多湿雰囲気に
おける寸法安定性のデータとして、20℃×65%RH
での平衡収縮率1.5%、平衡水分率7.0%であっ
た。また20℃×80%RHの平衡収縮率3.5%、平
衡水分率9.0%であった(表1参照)。この糸を素手
で取り扱ってもベタツキ、溶断もなく取り扱い性が良好
な糸であった。
【0009】
【実験例】紡糸条件を下記のように一定にしたときの、
ケン化度と糸物性及び紡糸性は表1に示すとおりであ
る。本発明の範囲内の実験例2〜5は本発明の目的を達
成し得ることが認められる。 紡糸条件 重合度1200のポリビニルアルコールを33%の濃度
に調製した。この原液を0.1mmφ×50ホールのノ
ズルで紡糸速度500m/min、延伸倍率5倍で延伸
−熱処理温度135℃で乾式紡糸した。
ケン化度と糸物性及び紡糸性は表1に示すとおりであ
る。本発明の範囲内の実験例2〜5は本発明の目的を達
成し得ることが認められる。 紡糸条件 重合度1200のポリビニルアルコールを33%の濃度
に調製した。この原液を0.1mmφ×50ホールのノ
ズルで紡糸速度500m/min、延伸倍率5倍で延伸
−熱処理温度135℃で乾式紡糸した。
【0010】
【表1】
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
得られる水溶性ポリビニルアルコール繊維は25℃以下
の水に溶解可能であり、しかも3.5g/d以上の引張
り強度を有し、かつ多湿雰囲気においては寸法安定性を
有するものであり、ケミカルレース用基布、無撚糸や弾
性糸の補強用、ニット製品のセパレーション用等に利用
して極めて好適であり、更に多方面への応用が期待さ
れ、省力化、コストダウン等に有益である。
得られる水溶性ポリビニルアルコール繊維は25℃以下
の水に溶解可能であり、しかも3.5g/d以上の引張
り強度を有し、かつ多湿雰囲気においては寸法安定性を
有するものであり、ケミカルレース用基布、無撚糸や弾
性糸の補強用、ニット製品のセパレーション用等に利用
して極めて好適であり、更に多方面への応用が期待さ
れ、省力化、コストダウン等に有益である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケン化度88〜94mol%、重合度5
00〜2000のポリビニルアルコールを濃度30〜6
5%の紡糸原液とし、これを延伸率200〜800%、
延伸−熱処理温度100〜150℃で乾式又は半溶融紡
糸することを特徴とする、3.5g/d以上の引張り強
度を有し、25℃以下の水に可溶で多湿雰囲気において
寸法安定性を有するポリビニルアルコール繊維の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26859191A JPH0586503A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ポリビニルアルコール繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26859191A JPH0586503A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ポリビニルアルコール繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586503A true JPH0586503A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17460664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26859191A Pending JPH0586503A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ポリビニルアルコール繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0586503A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0636716A1 (en) * | 1993-07-29 | 1995-02-01 | Kuraray Co., Ltd. | Water soluble polyvinyl alcohol-based fiber |
CN102605446A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 上海罗洋新材料科技有限公司 | 一种制备聚乙烯醇纤维的环吹风冷却凝固工艺方法 |
CN102605445A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 上海罗洋新材料科技有限公司 | 一种制备聚乙烯醇纤维的中心吹风冷却凝固工艺方法 |
CN102618945A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-08-01 | 上海罗洋新材料科技有限公司 | 一种制备聚乙烯醇纤维的侧吹风冷却凝固工艺方法 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP26859191A patent/JPH0586503A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0636716A1 (en) * | 1993-07-29 | 1995-02-01 | Kuraray Co., Ltd. | Water soluble polyvinyl alcohol-based fiber |
US5455114A (en) * | 1993-07-29 | 1995-10-03 | Kuraray Co., Ltd. | Water soluble polyvinyl alcohol-based fiber |
CN102605446A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 上海罗洋新材料科技有限公司 | 一种制备聚乙烯醇纤维的环吹风冷却凝固工艺方法 |
CN102605445A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 上海罗洋新材料科技有限公司 | 一种制备聚乙烯醇纤维的中心吹风冷却凝固工艺方法 |
CN102618945A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-08-01 | 上海罗洋新材料科技有限公司 | 一种制备聚乙烯醇纤维的侧吹风冷却凝固工艺方法 |
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