JPH0586445B2 - - Google Patents

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JPH0586445B2
JPH0586445B2 JP62001854A JP185487A JPH0586445B2 JP H0586445 B2 JPH0586445 B2 JP H0586445B2 JP 62001854 A JP62001854 A JP 62001854A JP 185487 A JP185487 A JP 185487A JP H0586445 B2 JPH0586445 B2 JP H0586445B2
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JP
Japan
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pulverized coal
blast furnace
oxygen
gas
furnace
Prior art date
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JP62001854A
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English (en)
Other versions
JPS63171811A (ja
Inventor
Koichi Kimura
Yojiro Yamaoka
Yotaro Oono
Masahiro Matsura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0586445B2 publication Critical patent/JPH0586445B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/001Injecting additional fuel or reducing agents
    • C21B5/003Injection of pulverulent coal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) この発明は酸素高炉、特に微粉炭を使用する酸
素高炉の操業方法に関するものである。
(従来の技術) 現在、稼動している実用高炉の殆んどは若干の
酸素富化を行なうことはあてつも羽口からの送風
は1000〜1300℃の空気であるから送風中のO2
21〜30%程度であるから還元剤としてのコークス
の一部を微粉炭で置換して羽口から吹き込む量も
100Kg/Tを略限界とする。しかし近年、高炉の
生産性をより向上せしめるために酸素高炉の操業
が提案されている。最近の例では特開昭60−
159104号があり、羽口からは酸素が吹き込まれて
いる。この発明の実施例でも100Kg/T程度の微
粉炭が吹き込まれているが、酸素高炉の場合は羽
口先の酸素濃度最高の場合は従来の3倍程度に達
するので羽口先で使用する微粉炭の量も200〜300
Kg/Tまで使用することが可能である。然して従
来の高炉操業法でも微粉炭吹き込み装置のトラブ
ルにより一時的にせよ微粉炭の供給がストツプし
た場合には羽口先の温度、炉内の熱バランスにも
かなりの変化を来たすので、Cガスもしくは重油
でバクアツプすることが提唱されている。即ち微
粉炭吹込み設備におけるトラブルが長時間に亘る
ことが予想されるような場合に高炉の送風圧力を
通常時の3〜4Kg/cm2程度から0.5〜1Kg/cm2
度に低下し、羽口への微粉炭吹込みランスを引き
抜いて重油またはCガス吹込み用ランスを挿入設
定して重油などの吹込みをなすものである。
(発明が解決しようとする問題点) 然し上記したような酸素高炉の場合においては
上述のように微粉炭の吹込み量を相当に高くし高
炉操業に必要とされる還元材の半量程度にも達し
ているので、斯うした微粉炭吹込み系におけるト
ラブルの影響は従来の通常高炉での影響より!?か
に大きく、又急激であつて炉内の還元反応に大き
な変動を来すこととなる。送風圧力を低限し、ラ
ンスを引抜いて新しい重油などの吹込みランスを
挿入してからCガスや重油を吹込むようなことで
は酸素高炉の操業上甚だしい変調を来すこととな
らざるを得ない。
なお微粉炭吹込みパイプを利用して前記した重
油やCガスの吹込みをなすことも考えられるが、
重油の場合においては微粉炭供給系における故障
回復後において再び微粉炭の供給を開始するに当
たり悪影響を残す不利がある。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記したような従来のものの問題点を
解消すべく検討を重ねて創案されたものであつ
て、酸素−微粉炭バーナーを内包した高炉羽口を
使用する酸素高炉の操業において、高炉炉壁に設
けた水冷羽口に装入設定し得るバーナ部体に微粉
炭吹込口を囲繞したO2吹込域を形成すると共に
燃料供給系をも接続した吹込ガス管路の附設され
たものとして準備し、前記微粉炭吹込口からの供
給量が所定値以下となつたときに上記燃料供給系
から燃料を吹込んで操業を継続することを特徴と
する酸素高炉の操業方法。
(作用) 本発明において酸素高炉とは、羽口から酸素濃
度40%以上の常温のガスを吹き込み、且つシヤフ
トから予熱ガスを吹き込んで操業する高炉のこと
である。
水冷羽口に装入設定し得るバーナ部体に微粉炭
吹込口を囲繞したO2吹込域を形成することによ
り微粉炭吹込みをなす酸素高炉の操業に当り、微
粉炭とO2との混合を充分に行わしめバーナから
炉内に吹込まれた直後から微粉炭が有効に着火燃
焼せしめられる。又バーナ部体は水冷羽口に装入
設定されることにより炉内に対して開孔部が保護
され安定な吹込みをなすことができる。
前記バーナ部体に燃料供給系をも接続した吹込
ガス管路が附設されたものとして準備されること
により上記のように微粉炭の吹込みをなす酸素高
炉の操業に当つて羽口先温度調整ガスがこの吹込
ガス管路から導入され、羽口先における温度を一
定状態とした安定な操業を行わしめる。しかも微
粉炭吹込口からの供給量が所定値以下となつた微
粉炭吹込み系のトラブルに当つてはバーナ部体を
水冷羽口に設定したままで上記した燃料供給系か
らCガス、重油などの何れか一方または双方を供
給して吹込み、トラブル発生直後にこの燃料吹込
みによる酸素高炉操業を継続することができる。
即ち酸素高炉の微粉炭供給系に異常が発生し送炭
がストツプした場合においても炉況に対する変動
を最少限とした操業を適切に続行し得る。
本発明の適用に当つてはどの時点で最初の処置
としてのCガス切り替えを行うかが重要であるこ
とは明らかであるが、通常、高炉操業においては
炉内からの各種データに基づき微粉炭の供給量は
平均を100とした場合、単位時間当り80から120の
間で自動制御されるから、この上限、下限から外
側に一定時間連続して出るような場合はアラーム
を鳴らして要注意の操業をし、更に下限の危険ラ
インを突発した際に自動切り替え装置により微粉
炭供給バルブを閉じCガス供給バルブを開とする
自動制御機構を予めセツトしておくことが好まし
い、即ちこのようにすると、故障原因の確認、復
旧時間の推定、炉況の推移、Cガスの需給量の確
認等を短時間に解明し、予め計算してある微粉炭
量に相当するCガスもしくは重質油(重油もしく
はタール)の専焼もしくは混焼量を羽口もしくは
羽口近傍に送給することができる。尚、Cガス、
重質油ともその供給は微粉炭供給管と同一パイプ
とすることは故障復旧後の微粉炭の供給に悪影響
があることは前記の通りである。
(実施例) 本発明においては第1図に示すように炉体煉瓦
11中に設けられた水冷羽口10中に装入して設
定し得るバーナ部体1として別に第2図に仔細を
示すような構成のものを準備する。即ち微粉炭吹
込口2を形成するバーナ内筒3を囲繞して酸素吹
込域4が形成され、これら吹込口2および酸素吹
込域4の前端側に設けられた小羽口部体5には吹
込ガス管路6が連結開口されている。又この吹込
ガス管路6には蒸気供給管7、Cガス供給管8お
よび重油供給管9がそれぞれ連結され、これらの
供給管7,8,9にはそれぞれ流量調整弁15、
電磁弁16および手動ストツプバルブ17の如き
が配設されていてその供給を制御するように成つ
ている。
このような準備による具体的な操業としては、
例えば出銑量が5000T/dayの酸素高炉において、
コークス比を350Kg/Tとした装入条件でO2
290Nm3/T、微粉炭が200Kg/T、水蒸気を前記
供給管7から2Kg/Tとした基準条件に従い、
O2ガスを上記した酸素吹込域4、微粉炭を690
Kg/minの割合でバーナ内筒3から吹込むと共
に、蒸気を吹込んで操業をなしていたときにバー
ナ内筒からの微粉炭吹込量が690Kg/minから低
下し零状態となつたときに自動制御機構を作動さ
せてコークスガスを漸次供給し最終的に1100N
m3/minとして吹込むようにして操業した結果は
前記酸素高炉における炉況に大きな変動を与える
ようなことなしに安定な操業をなし得た。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは、微粉
炭を高炉操業に必要な還元材量の半分前後にも達
するような大量に吹込み使用せしめる如き設備
的、操業的に有利な酸素高炉を操業するに当つ
て、その枢要な微粉炭の吹込み装入系における不
可避的なトラブルに対し有効に対処せしめ、安定
した該酸素高炉操業を円滑に実施することができ
るものであつて、工業的にその効果の大きい発明
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本発明を実施する設備の全般的な関
係を示した断面図、第2図はそのバーナ部体につ
いての切断側面図である。 然してこれらの図面において、1はバーナ部
体、2は微粉炭吹込口、3はバーナ内筒、4は酸
素吹込域、5は小羽口部体、6は吹込ガス管炉、
7は蒸気供給管、8はCガス供給管、9は重油供
給管、10は水冷羽口、11は炉体煉瓦、15は
流量調整弁、16は電磁弁、17は手動ストツプ
バルブを示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 酸素−微粉炭バーナーを内包した高炉羽口を
    使用する酸素高炉の操業において、高炉炉壁に設
    けた水冷羽口に装入設定し得るバーナ部体に微粉
    炭吹込口を囲繞したO2吹込域を形成すると共に
    燃料供給系をも接続した吹込ガス管路の附設され
    たものとして準備し、前記微粉炭吹込口からの供
    給量が所定値以下となつたときに上記燃料供給系
    から燃料を吹込んで操業を継続することを特徴と
    する酸素高炉の操業方法。
JP185487A 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉の操業方法 Granted JPS63171811A (ja)

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JP185487A JPS63171811A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉の操業方法

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JP185487A JPS63171811A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉の操業方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5542841A (en) * 1994-10-03 1996-08-06 Kyc, Inc. Burner apparatus for use in a glass furnace

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62278836A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 Nec Corp 高速光バス

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JPS62278836A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 Nec Corp 高速光バス

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