JPH0586442U - 工作機械のパレット装置 - Google Patents

工作機械のパレット装置

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JPH0586442U
JPH0586442U JP3549692U JP3549692U JPH0586442U JP H0586442 U JPH0586442 U JP H0586442U JP 3549692 U JP3549692 U JP 3549692U JP 3549692 U JP3549692 U JP 3549692U JP H0586442 U JPH0586442 U JP H0586442U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
air
hole
clamp plate
air hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3549692U
Other languages
English (en)
Inventor
敬受 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3549692U priority Critical patent/JPH0586442U/ja
Publication of JPH0586442U publication Critical patent/JPH0586442U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パレット着座面を低製造コストと少量なエア
量により確実に清掃する。 【構成】 パレットクランププレート2の内部にエア穴
12を穿設し、テーブル本体3の中心軸4に設けたエア
穴11と連通して、エア源よりの空気を導く。パレット
1の中央下部内周面とパレットクランププレート2の外
周面間の隙間部には中心部にエア穴を穿設したスライド
ノズルが装着され、エア圧により下方に向けてスライド
可能としている。パレット1側の着座面にはエアブロー
穴を穿設し、スライドノズルの中心穴と連通可能とす
る。パレット1が搬入されて来ると、清掃用エアがエア
穴11から導入され、スライドノズルを押し下げエアブ
ロー穴から着座ブロック5の上面に吹き出し清掃を行な
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工作機械のパレット装置における着座面清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の工作機械のパレット装置におけるパレット着座面清掃装置の1例を図4 及び図5に示す。図4は装置の概略断面図、図5は同装置のエアー系統図である 。
【0003】 これらの図において1はパレット、2は同パレット1をクランプするためのパ レットクランププレート、3はテーブル本体、4はその中心軸、5はテーブル本 体上面に設けたパレット着座ブロックである。
【0004】 パレット着座ブロック5にはエアブロー穴9が穿設されており、該エアブロー 穴9はテーブル本体3に穿設したエアー穴10および中心軸4に穿設したエアー 穴11と連通している。
【0005】 そして図2に示すようにパレット着座面清掃用空気はエアー穴11,10を通 ってパレット着座ブロック5に穿設したエアブロー穴9よりエアブローの流れ2 0の方向に噴出し、着座面の清掃を行なっている。
【0006】 なお6は位置決めピン、7はパレットクランププレート2と連結するパレット クランプ用ピストン、8はガイドロッドである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
近年工作機械は、高精度で省人化,長時間の無人化運転を指向しているが、高 精度加工を維持するためには、パレット着座面が確実に清掃されていることが必 要である。
【0008】 ところが、前述のように従来のパレット着座面清掃装置では、テーブル本体の 着座ブロック側より上方へ向けてエアブローを行ない着座面の清掃を行なってお り、パレット下面側の清掃は容易であるが、テーブル本体の着座ブロック上面側 は切粉が堆積しやすい上に、エアブローもパレット面側よりのはね返りにより清 掃を行うので切粉が残る場合がある。(図2におけるエアブローの流れ20参照 )
【0009】 特にパレットが大きくなると着座ブロック面も広くなり一層切粉が残り易くな るので清掃が不完全となる不具合があり、これが着座精度を悪化させて加工精度 低下の要因になっている。
【0010】 さらにテーブル本体内に長いエアー用導入穴加工を行っているので製作コスト が高くなる不具合が有った。
【0011】 このような不具合を解消するため従来、清掃を確実に行なうために、エアブロ ー穴を増したり、噴出させるエアー量を増す手段も採用されているが、これらは いずれもエアー消費量が増加し、維持コストアップの要因になり不充分であった 。
【0012】 本考案は上記各不具合点を解決し、清掃用エアーの消費量を増さず、且つ着座 面の清掃を確実に行い、機械を安定させて使用させると共に、低コストで機械を 製作することを可能とした新たな工作機械のパレット装置を提供することを目的 としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための構成として本考案の工作機械のパレット装置は、テ ーブル本体に設けた下方側パレット着座ブロック上に、パレットクランププレー トによりパレットをクランプする工作機械のパレット装置において、前記パレッ トの中央部下部に嵌合するパレットクランププレートの内部にエアー穴を穿設す ると共に、該エアー穴をテーブル本体中心軸に穿設したエアー穴と連通し、さら に前記パレットクランププレートの内部に設けたエアー穴を、パレットクランプ プレートの外周と、前記パレットの下面内周との間に配設したスライドノズルの 上面部迄連通し、さらに該スライドノズルの中央部にエアー穴を穿設し、スライ ドノズル下降時該スライドノズル中央のエアー穴が、前記下方側のパレット着座 ブロックに対向する上方のパレット着座面側に穿設したエアブロー穴と連通する よう構成したことを特徴としている。
【0014】
【作用】
上述のように構成した本考案のパレット装置は、パレットがテーブル本体上の パレットクランププレート位置まで搬入されて来て、着座準備が完了すると、清 掃用エアーがテーブル中心軸に穿設したエアー穴から導入され、該清掃用エアー はパレットクランププレートに穿設したエアー穴を通り、図2に示すようにスラ イドノズル13を上方のパレット着座面側の上面へ押し下げる。
【0015】 この段階でスライドノズル13の中心に穿設したエアー穴はパレットの着座面 側に穿設したエアブロー穴15と連通し、テーブル本体に設けた下方側のパレッ ト着座ブロック5の上面に向けて図3に示すエアブローの流れ21のようにエア ブローを行なう。
【0016】 このようにエアブローを行なうと、エアーが下方の着座ブロック全面に直接当 るので、少量のエアーで切粉の除去が確実となる。
【0017】
【実施例】
以下図面により本考案の1実施例について説明する。 図1は本考案の1実施例に係る工作機械のパレット装置の断面図、図2は図1 のA部拡大図、図3は本考案装置のエアー系統図である。
【0018】 図1,図2においてテーブル本体3に設けたパレット着座ブロック5上に、パ レット1の着座面が当接するよう構成されている。
【0019】 パレット1の中央部下部にはパレットクランププレート2が係合可能に構成さ れ、該パレットクランププレート2にはその中心部下方にカイドロッド8および パレットクランププレート7が連結されている。
【0020】 ガイドロッド8はテーブル本体3の中心軸4内に嵌挿される。
【0021】 中心軸4には軸方向にエアー穴11が穿設されており、該エアー穴11は、ガ イドロッド8の中心に穿設した通孔と連結し、更にパレットクランププレート2 の内部に穿設したエアー穴12と連通している。
【0022】 図2に拡大して示しているようにパレット1の下面で、テーブル本体側のパレ ット着座ブロック5と対向し当接する当り面側にはエアブロー穴15が穿設され ており、またパレット1の内周面とパレットクランププレート2の外周面及びパ レット側着座ブロック位置の内側との間の隙間部にはスライドノズル13が挿入 配設されている。
【0023】 そして該スライドノズル13の中央部には透孔が穿設されると共に、該スライ ドノズル13はエアー圧によって下方に向けてスライド可能に構成されている。
【0024】 スライドノズル13の上面にはパレットクランププレート2に穿設したエアー 穴12が連通しており、該エアー穴12を通ったエアーはスライドノズル13の 上面に達し、該ノズル13を押圧する。
【0025】 14はスライドノズル13の下方側ストロークを制限するためのストッパー、 6はテーブル本体3上に設けた位置決めピンである。
【0026】 パレット1がクランプされると、パレットクランププレート2は下がり、図2 に示すスキマ22が0となり、その分スライドノズル13は上方に押し上げられ てパレット搬入時に先端がパレット1により引掛けられないように構成している 。
【0027】 次ぎに図3により清掃用エアーによるパレット着座面の清掃作用につき説明す ると、エアー源16よりエアー入切用バルブ17、エアー圧調整用減圧弁18、 エアー量調整用絞り弁19を経てエアー穴11より導入された空気はパレットク ランププレート2のエアー穴12を通ってスライドノズル13を押し下げるとと もに、該スライドノズル13の中心穴よりパレット1側の着座面に穿設したエア ブロー穴15より矢印図示のエアブローの流れ21の方向にテーブル本体3側に 設けたパレット着座ブロック5の上面に向けて噴射されて着座ブロック面上に堆 積する切粉を吹き飛ばし、該着座ブロック面の清掃を確実に行なう。
【0028】 以上本考案の1実施例につき縷々説明したが、本考案は上記実施例装置に限定 されるものでなく、本考案の技術思想の範囲内において種々設計変更し得るもの であり、それらは何れも本考案の技術的範囲に属するものである。
【0029】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の工作機械のパレット装置によれば次に示す効果が得 られる。 (1)本装置によりエアー導入穴加工を従来のようなテーブル本体に施すもの から、製作容易なパレットクランププレートの加工に変更出来ないので加工コス トが大幅に低減出来る。
【0030】 (2)更に本考案においては、エアブローをパレット側より、下方のテーブル 本体側のパレット着座ブロック面に吹きつけるので、少量のエアーで着座ブロッ ク面の清掃が確実に行える。
【0031】 (3)これらの結果機械の製作コストと維持コストを大幅に節減すると共に、 清掃能力を増加し、かつ高精度が維持出来るので、無人化対応の高精度マシンと して極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る工作機械のパレット装
置の断面図である。
【図2】図1のA部を拡大したエアブローノズル部の詳
細図である。
【図3】図1の装置におけるエアー系統図である。
【図4】従来のパレット装置の断面図である。
【図5】従来のパレット装置のエアー系統図である。
【符号の説明】
1 パレット 2 パレットクランププレート 3 テーブル本体 4 中心軸 5 パレット着座ブロック 6 位置決めピン 7 パレットクランプピストン 8 ガイドロッド 11,12 エアー穴 13 スライドノズル 14 ストッパー 15 エアブロー穴 16 エアー源 21 エアブローの流れ 22 スキマ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル本体に設けた下方側パレット着
    座ブロック上に、パレットクランププレートによりパレ
    ットをクランプする工作機械のパレット装置において、
    前記パレットの中央部下部に嵌合するパレットクランプ
    プレートの内部にエアー穴を穿設すると共に、該エアー
    穴をテーブル本体中心軸に穿設したエアー穴と連通し、
    さらに前記パレットクランププレートの内部に設けたエ
    アー穴を、パレットクランププレートの外周と、前記パ
    レットの下面内周との間に配設したスライドノズルの上
    面部迄連通し、さらに該スライドノズルの中央部にエア
    ー穴を穿設し、スライドノズル下降時該スライドノズル
    中央のエアー穴が、前記下方側のパレット着座ブロック
    に対向する上方のパレット着座面側に穿設したエアブロ
    ー穴と連通するよう構成したことを特徴とする工作機械
    のパレット装置。
JP3549692U 1992-04-30 1992-04-30 工作機械のパレット装置 Withdrawn JPH0586442U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3549692U JPH0586442U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 工作機械のパレット装置

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JP3549692U JPH0586442U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 工作機械のパレット装置

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JPH0586442U true JPH0586442U (ja) 1993-11-22

Family

ID=12443364

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JP3549692U Withdrawn JPH0586442U (ja) 1992-04-30 1992-04-30 工作機械のパレット装置

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JP (1) JPH0586442U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010120096A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Niigata Machine Techno Co Ltd パレット着座部の切粉除去機構
KR20160017184A (ko) * 2014-07-31 2016-02-16 현대위아 주식회사 자동 파레트 교환장치용 파레트 클램프 장치

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