JPH0586245U - 引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース - Google Patents

引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース

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JPH0586245U
JPH0586245U JP4105991U JP4105991U JPH0586245U JP H0586245 U JPH0586245 U JP H0586245U JP 4105991 U JP4105991 U JP 4105991U JP 4105991 U JP4105991 U JP 4105991U JP H0586245 U JPH0586245 U JP H0586245U
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敏昭 鈴木
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Suzuki Metal Industry Co Ltd
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Suzuki Metal Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き出しの前板のみを取り替えることによ
り、収納ケースのイメージを変更し、多アイテム化を図
ると共に、多アイテム化による金型コスト低減を図る。 受け棚と引き出しが繰り返しの摩擦により容易に磨
耗し辛い収納ケースを提供する。 底板が繰り返しの
摩擦により磨耗してしまったとき、磨耗した底板の一部
だけを簡単に取り替えられるようにする。以上の課題を
解決した引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及
び引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起
を形成した収納ケースを提供することをも目的としてい
る。 【構成】その引き出しの前板には、1又は複数の突起を
形成する。それぞれの突起に孔を形成する。今一つの前
板には、前記それぞれの孔に該当する数の突起を形成
し、その突起を前記引き出しの前板に形成した孔に着脱
自在に嵌め込む。以上のような構成の引き出しの前板を
着脱自在とした収納ケースである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板両側 端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケースに関するものである。 本考案は、ポリスチロール製の引き出しを有する収納ケースを念頭に置き考案し たものである。しかしポリスチロール製の引き出しを有する収納ケースに拘るこ となく、一般の合成樹脂製の引き出しを有する収納ケースにも施すことができる 。一つは、引き出しを共用とし、各種引き出しの前板を別途製造し、その前板を 引き出しの前板に着脱自在にし、即ち、今一つの前板を交換可能とすることによ り商品アイテムの多様化を図るものである。今一つは、引き出しと受け棚が磨耗 又は加重により、微粉末が発生したり、動き辛くなることを防止するための引き 出し底板両端下に突起又は筋状突起を形成したものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の1又は複数の引き出し付き収納ケースにおける引き出しでは、射出成形 により引き出しと、引き出しの底板両端下に形成した筋状突起で形成したものが あった。即ち、一回の射出成形で、引き出し全体を成形加工していた。従って、 1アイテム1金型であった。又、引き出しは、受け棚の上に直接載せて摺動して いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上に示した従来の収納ケースでは、 従来の引き出しの形成方法では、収納ケースのデザインは引き出しの前板 でほぼ決定してしまう。従って、アイテムを増やしたり、デザインを変更するた めには、金型全体を造り直す必要があった。 従来のポリスチロール製の引き出しを有する収納ケースでは、受け棚の上 に直接引き出しを載せるやり方をしていたので、引き出しの摺動の繰り返しによ り、引き出し下部と受け棚が摩擦により擦り減り、細かい粉末が発生し、その粉 末が下段の引き出し内に侵入して衣類等の収納物を汚すので困っていた。 の結果、引き出し下部と受け棚が摩擦により磨耗し、早々に摺動し辛く なって困っていた。合成樹脂製の引き出しの場合には、特にその磨耗の度合いが 早かった。 合成樹脂製の引き出しのときは、その引き出し内に書類等少し重いものを 収納した場合、新品の収納ケースであっても摺動し辛かった。
【0004】 本考案が解決しようとする課題は、 引き出しの前板のみを取り替えることにより、収納ケースのイメージを変 更し、多アイテム化を図ると共に、多アイテム化による金型コスト低減を図る。 受け棚と引き出しが繰り返しの摩擦により容易に磨耗し辛い収納ケースを 提供する。 底板が繰り返しの摩擦により磨耗してしまったとき、磨耗した底板の一部 だけを簡単に取り替えられるようにする。 少し重いものを収納しても摺動し易い引き出しの収納ケースとする。 以上の課題を解決した引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出 し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケースを提供する ことをも目的としている^
【0005】
【考案の構成】 【課題を解決するための手段】
この本考案に係わる引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し 底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケースは、以上のよ うな課題を解決するものであって、次のようなものである。 本体と、引き出しとで形成してある。本体は、天板と台座と支柱又は側板と受 け棚とで形成してある。引き出しは、前板と向こう板と両側板と底板とで形成し てある。このような構成の従来の収納ケースにおいて、 引き出しの前板と、今一つの前板とで形成し、その引き出しの前板には、1又 は複数の突起を形成する。それぞれの突起に孔を形成する。今一つの前板には、 前記それぞれの孔に該当する数の突起を形成し、その突起を前記引き出しの前板 に形成した孔に着脱自在に嵌め込む。以上のような構成の引き出しの前板を着脱 自在とした収納ケースである。
【0006】 このときの引き出しと今一つの前板とは、別個に形成する。従って、引き出し にも前板があるから、前板は2点あることになる。又、引き出しの前板は、全面 的に前板を構成している必要はなく、引き出し本体の前板に突出させた突起を構 成できる形状であれば、いかなる形状であっても良い。更に、突起とその突起に 形成した孔と、別途に成形した今一つの前板に突出した突起の形状も、その目的 は、引き出しと今一つの前板を着脱自在とすることが目的であるから、それらの 突起や孔を形成した場所や位置は、本考案で説明したものに拘ることはなく、引 き出しに、今一つの前板を着脱自在にできれば、いかなる形状であっても良い。
【0007】 引き出しの前板に1又は複数の蟻溝を形成する。今一つの前板に、前記蟻溝に 当する数の筋状突起を形成する。今一つの前板に形成した筋状突起を、前記引き 出しの前板に形成した蟻溝に摺動自在に嵌め込んだ請求項1記載の引き出しの前 板を着脱自在とした収納ケースである。
【0008】 このときの蟻溝と筋状突起の数や形状も、その目的は、先に詳説した目的と同 一であるから、本考案の実施例に拘ることなく、引き出しの前板に今一つの前板 が、着脱自在に嵌め込める形状であれば良い。従って、蟻溝が今一つの前板に、 筋状突起が引き出しの前板に形成してあっても良いのである。
【0009】 本体と、引き出しとからなる。本体は、天板と台座と支柱又は側板と受け棚と からなる。引き出しは、前板と向こう板と両側板と底板とからなる。以上のよう な構成の収納ケースにおいて、 引き出しと、突起又は筋状突起とからなる。引き出しには、その底板両端部に それぞれ1又は複数の孔を形成する。突起又は筋状突起には、前記のそれぞれの 孔に着脱自在に嵌め込める形状の突起を形成する。以上のような構成の引き出し 底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケースである。 尚、別個に形成した突起又は筋状突起に孔を形成し、引き出しの底板に突起を 突出させても良い。
【0010】 突起又は筋状突起の下部に、突起又は筋状突起を形成した請求項3記載の引き 出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケースである。 突起又は筋状突起の下部に、突起又は筋状突起を形成した突起の形状は、四面 体形状や半球状或は半円柱状に、又は、四面体形状の連続又は断続状や半球状の 連続又は断続状に、或は半円柱状の連続又は断続状に形成することもできる。 このような突起又は筋状突起の形状とする目的は、受け棚と突起又は筋状突起 の接触面積を少なくし、その抵抗力・摩擦力の低減にあるのだから、可能な限り 接触面積が小さくなれば良く、その形状には拘らないものである。
【0011】 突起又は筋状突起の上部に茸状突起を形成した請求項3又は請求項4記載の引 き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケースである 。その目的は、引き出しの摺動時に、引き出しの底板に形成した突起又は筋状突 起の脱落防止にあるから、実施例に示したような茸状突起に拘らず、この底板に 形成した突起又は筋状突起が外れ辛ければ、いかなる形状であっても良い。
【0012】
【作用】
引き出しの前板に孔を形成した突起や蟻溝を形成し、今一つの前板には、前記 の孔に嵌め込む突起や蟻溝に摺動自在に嵌め込む突起を形成したので、引き出し と今一つの前板を別々に造れるようになった。その結果、別途形成した種々の前 板を簡単に取り替えることができる。従って、前板の種類さえ増やせば、収納ケ ースのアイテムは無限に広がる。
【0013】 引き出し本体の底板両端部に孔を形成し、その孔に着脱自在に嵌め込める突起 のある突起又は筋状突起を形成し、突起又は筋状突起を形成した突起を、前記の 孔に着脱自在に嵌め込む。このように構成したので、突起又は筋状突起を別個に 造れるようになった。その結果、引き出し本体と突起又は筋状突起が摩擦により 磨耗したら、突起又は筋状突起のみを交換できるようになったと同時に、この突 起又は筋状突起のみの材質をポリプロピレン等の微粉末の出辛い材質や滑り易い 材質とすることができるようになった。
【0014】 突起又は筋状突起の下面形状を四面体形状や半球状或は半円柱状に形成し、或 は、四面体形状の連続又は断続状、又は半球状の連続又は断続状、或は半円柱状 の連続又は断続状に形成したので、受け棚と突起又は筋状突起の接触面積が少な くなり、その抵抗力・摩擦力の低減し、大変引き出しが滑り易い収納ケースが得 られた。
【0O15】 突起又は筋状突起の上部に茸状突起を形成したので、引き出しの摺動等により 外れ易い突起又は筋状突起が、外れ辛くなった。
【0016】
【実施例1】 以下図面に示す実施例により、本考案を詳細に説明する。 図1、図2、図3、図4に基づき実施例1を説明する。本体1と、引き出し2 とからなり、本体1は、天板1bと台座1cと支柱1d(又は側板、本考案では 支柱で説明する)と受け棚1eとからなる。引き出し2は、前板3と向こう板2 bと両側板2cと底板2dとからなる。このような構成の収納ケースにおいて、 引き出し2の前板3と、今一つの前板4とからなる。引き出し2の前板3には 、1又は複数の突起5を形成する。それぞれの突起5に1又は複数の孔6を形成 する。今一つの前板4には、前記それぞれの孔6に該当する数の突起7を形成す る。その突起7を前記引き出し2の前板3に形成した突起5の孔6に着脱自在に 嵌め込む。本実施例は、以上のように構成した引き出しの前板を着脱自在とした 収納ケースである。 従って、引き出し2と今一つの前板4は、別々に製造し、製造後に両者を嵌め 込むことになる。デザインの異なる今一つの前板4を種々製造すれば、引き出し 2のアイテムが増加し、収納ケースのアイテムも増加することになる。
【0017】
【実施例2】 図4に示す本考案の異なる実施例につき説明する。尚、本実施例以下の説明に 当たって、前記本考案の記載済み実施例と同一構成部分には、同一符号を付して 重複する説明は省略する。 実施例2を図4に基づいて説明する。前記本考案の実施例と主に異なる点は、 引き出し2の前板3の形状を、引き出し2の前板3に突出させた突起5の取り付 け部を残して切り欠き部8としたことである。引き出し2の前板3の形状を、こ のような形状としたことで、材料が削減でき、引き出し2の重量が軽くなった。
【0018】
【実施例3】 実施例3を図5に基づいて説明する。前記本考案の実施例と主に異なる点は、 引き出し2の前板3に、1又は複数の蟻溝9を形成し、今一つの前板4には、前 記蟻溝9に相当する数の筋状突起10を形成した。今一つの前板4に形成した筋 状突起10を、前記引き出し2の前板3に形成した蟻溝9に摺動自在に嵌め込ん だことである。 尚、蟻溝9と筋状突起10の位置を逆にし、前板3に筋状突起10を、今一つ の前板4に蟻溝9を形成しても良い。
【0019】
【実施例4】 実施例4を図6に基づいて説明する。前記本考案の実施例と主に異なる点は、 引き出し2の前板3に1又は複数の茸型突起11を突出して形成する。今一つの 前板4には、前記茸型突起11を挟み込むようにして嵌め込める形状の突起12 を形成し、その突起12の数は、前記茸型突起11の数と同一である。引き出し 2に今一つの前板4を着脱自在に嵌め込む。以上のように構成した引き出しの前 板を着脱自在とした収納ケースである。
【0020】 以上説明した本考案の実施例に拘ることなく、引き出し2に引き出し2の今一 つの前板4を着脱自在に嵌め込めれば、いかなる形状であっても良い。従って、 それらの着脱自在な嵌め込み方は、扉などに使われる肩と壷を応用したり、フッ クとフック受けにしたり、その他いろいろな形状で施しても良いのである。
【0021】
【実施例5】 実施例5を図7に基づいて説明する。前記本考案の実施例と主に異なる点は、 引き出し2と、突起又は筋状突起13とからなり、引き出し2には、その底板2 dの両端部にそれぞれ1又は複数の孔又は貫通孔14を形成する。突起又は筋状 突起13には、前記のそれぞれの孔又は貫通孔14に着脱自在に嵌め込める突起 15を形成する。以上のような構成の引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又 は筋状突起形成した収納ケースである。
【0022】 上記のように引き出し2の底板2dの両端下に、突起又は筋状突起13を着脱 自在に形成したので、突起又は筋状突起13を微粉末の出辛いポリプロピレン等 の材質で製造できるようになった。この突起又は筋状突起13のみを、磨耗し辛 い材質で製造することもできるようになった。 その上、引き出し2の下に、突起又は筋状突起13を着脱自在に形成したので 、引き出し2の摺動により、突起又は筋状突起13が磨耗したら、この突起又は 筋状突起13のみを交換すれば良い。 尚、孔又は貫通孔14とその孔又は貫通孔14に着脱自在に嵌め込める突起1 5の形状は、前記説明のと円柱形に拘ることなく、図8、図9に図示したよう な・△・□・☆等の形を始めとし、それらが着脱自在に嵌め込める形状に形成 してあれば、いかなる形状であっても良い。
【0023】
【実施例6】 実施例6を図10〜図15に基づいて説明する。前記本考案の実施例と主に異 なる点を図10で説明する。筋状突起13の下部に半球形の突起16を形成した ことである。このように筋状突起13の下部に半球形の突起16を形成したこと で、引き出し2と受け棚1eの接触面積が激減し、それらの摩擦による磨耗が最 小限となり、引き出し2の摺動が大変軽やかになった。接触面積が少ないから、 突起16の磨耗量も少ない。従って微粉末の発生量も激減した。
【0024】 尚、この突起16も図11のように三角形や図12の蒲鉾型としたり、それら の断続や連続(図15)とすることもできる。又図13、図14のように1又は 複数の細い筋状突起16とすることもできる。更に以上の例示に拘ることなく、 引き出し2と受け棚1eの接触面積が少なくなる形状であれば、いかなる形状で あっても良い。 又、図7〜図16は、底面から見た図として図示している。
【0025】
【実施例7】 実施例7を図16、図17に基づいて説明する。前記本考案の実施例と主に異 なる点は、突起(又は筋状突起、図16、図17では半球型突起)13の上部に 茸状突起17を形成したことである。このような茸状突起17を形成しので、突 起13が引き出し2の摺動等により底板2dから外れることがなくなった。 逆にして、引き出し2の底板2dに突起又は筋状突起13を突出し、その突起 又は筋状突起15を着脱自在に嵌め込める孔14を、突起又は筋状突起13に形 成することもできる。
【0026】 以下図18のA−A断面図とB−B断面図を使って実施例の概略を説明する。 図19と図20の組み合わせは、六面体の突起13の上に突起15を形成し、図 19と図21の組み合わせは、筋状突起13の上に突起15を形成している。図 22と図23の組み合わせは、半球状突起13の上に突起15を形成し、図22 と図24の組み合わせは、半球状突起13の上に突起15を形成し、その半球状 突起13の連続とした。図25と図26の組み合わせは、半円柱の突起13の上 に突起15を形成し、図25と図27の組み合わせは、蒲鉾状突起13の上に突 起15を形成している。図28と図29の組み合わせは、筋状突起13の上に茸 状突起17を形成し、その筋状突起13の下に断面三角形状の突起16を形成し 、図28と図30の組み合わせは、筋状突起13の上に茸状突起17を形成し、 その筋状突起13の下に断面三角形状の突起16を形成している。図31と図3 2の組み合わせは、半球状の突起13の上に茸状突起17を形成し、図31と図 33の組み合わせは、半円柱状突起13の上に茸状突起17を形成している。図 34と図35の組み合わせは、筋状突起13の上に茸状突起17を形成し、図3 4と図36の組み合わせは、筋状突起13の上に茸状突起17を形成している。 以上はあくまでも例示である。このような突起又は筋状突起の形状とする目的 は、受け棚と突起又は筋状突起の接触面積を少なくし、その抵抗力・摩擦力の低 減にあるのだから、可能な限り接触面積が小さくなれば良く、その形状には拘ら ないものである。 従って、それらの突起又は筋状突起と受け棚の接触面積の縮小だけでなく、こ れらの突起又は筋状突起の材質についても検討し、微粉末の出ない、抵抗力・摩 擦力の低い、即ち滑りの良い材質を使うことである。上記本考案の各種実施例に よる構成を取ったので、突起又は筋状突起を別途製造できるようになつた結果、 そのような材質の材料を使用することが出来るようになったのである。
【0027】
【考案の効果】
本考案に係わる引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板 両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起付き収納ケースを実施することにより、 以下に列記するような効果が得られた。 引き出し本体と引き出しの今1つの前板を別個に造ることにより、引き出 しの前板のみを取り替えることができるようになった。その結果として、収納ケ ースのイメージを変更し、多アイテム化を図ると共に、多アイテム化できるよう になったにも係わらず、低い金型コストで対応できた。 引き出し本体とは別個に底板に形成する突起又は筋状突起を造り、その突 起又は筋状突起を底板に着脱自在に取り付けたので、その突起又は筋状突起が引 き出しの摺動の繰り返しによる摩擦で磨耗しても、直ぐに取り替えられるように なった。 引き出し本体とは別個に底板に形成する突起又は筋状突起を造り、その突 起又は筋状突起を底板に着脱自在に取り付けたので、その突起又は筋状突起のみ を別の材料、即ちポリプロピレン等の微粉末の出辛い、且つ滑り易い材質で形成 できるようになり、その突起又は筋状突が磨耗しなくなると共に、大変滑り易く なった。 の結果、引き出し内に書類等少々重いものを収納しても、滑りが良いた め、引き出しの出し入れが容易になった。 以上の4点が、本考案の主だった効果であるが、下記のような効果も生じた。 引き出し本体の前板に、引き出しの今一つの前板を孔や蟻溝などを利用し て嵌め込んだので、即ち、別途形成した種々の前板を取り替え自在としたので、 引き出しの今一つ前板の種類さえ増やせば、収納ケースのアイテムは無限に広げ ることが出来るようになった。 突起又は筋状突起の上面形状を種々の形状とし、受け棚と突起又は筋状突 起の接触面積を少なくしたので、微粉末が出辛くなったと共に、その抵抗力・摩 擦力も低減し、大変引き出しが滑り易い収納ケースが得られた。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例を示す分解斜視図である。
【図2】 本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図3】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図4】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図5】 本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図6】 本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図7】 本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図8】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図9】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図10】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図11】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図12】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図13】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図14】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図15】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図16】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図17】 本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図18】 本考案の実施例の断面を示す斜視図であ
る。
【図19】 図18の要部拡大A−A断面図である。
【図20】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図21】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図22】 図18の要部拡大A−A断面図である。
【図23】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図24】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図25】 図18の要部拡大A−A断面図である。
【図26】 図I8の要部拡大B−B断面図である。
【図27】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図28】 図18の要部拡大A−A断面図である。
【図29】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図30】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図31】 図18の要部拡大A−A断面図である。
【図32】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図33】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図34】 図18の要部拡大A−A断面図である。
【図35】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【図36】 図18の要部拡大B−B断面図である。
【符号の説明】
1は、本体、 1bは、天板、 1cは、台座、 1d
は、支柱、 1eは、受け棚、 2は、引き出し、 2
bは、向こう板、 2cは、側板、 2dは、底板、
3は、前板、 4は、今一つの前板、 5は、突起、
6は、突起に形成した孔、 7は、今一つの前板に形成
した突起、 8は、前板に形成した切り欠き部、 9
は、前板に形成した蟻溝、 10は、今一つの前板に形
成した筋状突起、 11は、前板に突出した茸型突起、
12は、茸型突起に嵌め込める形状の今一つの前板に
形成した突起、 13は、突起又は筋状突起、 14
は、底板に形成した孔又は貫通孔、 15は、孔又は貫
通孔嵌め込める突起、 16は、突起又は筋状突起の下
部に形成した突起、 17は、突起又は筋状突起の上部
に形成した茸状突起。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、引き出しとからなり、本体は、天
    板と台座と支柱又は側板と受け棚とからなり、引き出し
    は、前板と向こう板と両側板と底板とからなる収納ケー
    スにおいて、 引き出しの前板と、今一つの前板とからなり、引き出し
    の前板には、1又は複数の突起を形成し、それぞれの突
    起に孔を形成し、今一つの前板には、前記それぞれの孔
    に該当する数の突起を形成し、その突起を前記引き出し
    の前板に形成した孔に着脱自在に嵌め込んだ引き出しの
    前板を着脱自在とした収納ケース。
  2. 【請求項2】引き出しの前板に、1又は複数の蟻溝を形
    成し、今一つの前板に、前記蟻溝に該当する数の筋状突
    起を形成し、今一つの前板に形成した筋状突起を、前記
    引き出しの前板に形成した蟻溝に摺動自在に嵌め込んだ
    請求項1記載の引き出しの前板を着脱自在とした収納ケ
    ース。
  3. 【請求項3】本体と、引き出しとからなり、本体は、天
    板と台座と支柱又は側板と受け棚とからなり、引き出し
    は、前板と向こう板と両側板と底板とからなる収納ケー
    スにおいて、 引き出しと、突起又は筋状突起とからなり、引き出しに
    は、その底板両端部にそれぞれ1又は複数の孔を形成
    し、突起又は筋状突起には、前記のそれぞれの孔に着脱
    自在に嵌め込める突起を形成した引き出し底板両側端下
    に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース。
  4. 【請求項4】突起又は筋状突起の下部に突起又は筋状突
    起を形成した請求項3記載の引き出し底板両側端下に着
    脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース。
  5. 【請求項5】突起又は筋状突起の上部に茸状突起を形成
    した請求項3又は請求項4記載の引き出し底板両側端下
    に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース。 【0001】
JP4105991U 1991-03-20 1991-03-20 引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース Pending JPH0586245U (ja)

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JP4105991U JPH0586245U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース

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JP4105991U JPH0586245U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 引き出しの前板を着脱自在とした収納ケース及び引き出し底板両側端下に着脱自在な突起又は筋状突起を形成した収納ケース

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