JPH0585910B2 - - Google Patents

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JPH0585910B2
JPH0585910B2 JP63330112A JP33011288A JPH0585910B2 JP H0585910 B2 JPH0585910 B2 JP H0585910B2 JP 63330112 A JP63330112 A JP 63330112A JP 33011288 A JP33011288 A JP 33011288A JP H0585910 B2 JPH0585910 B2 JP H0585910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
light
hologram
scattering plate
projector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63330112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02173782A (ja
Inventor
Tomohisa Ishikawa
Juji Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP33011288A priority Critical patent/JPH02173782A/ja
Publication of JPH02173782A publication Critical patent/JPH02173782A/ja
Publication of JPH0585910B2 publication Critical patent/JPH0585910B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホログラムシートを利用した表示装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、ホログラフイツク表示装置として、参照
光と物体光で記録されたホログラムに光を照射し
て物体像を表示するもの、あるいはヘツドアツプ
デイスプレイ用のコンバイナーなど、反射型ホロ
グラムに表示情報を照射し、反射させることによ
つて表示するものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の表示装置は、前者にあつ
てはホログラムに記録された物体像以外には表示
することができず、後者にあつては視認できる範
囲が表示情報を照射するためのプロジエクター側
の極めて狭い範囲に限定されてしますなどの欠点
があつた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもの
で、プロジエクターから投射される各種の情報を
表示することがでのるばかりでなく、非常に広い
範囲から視認可能な新規のホログラフイツク表示
装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のホログラフイツク表示装置は、感材の
両側から、一方は参照光として、他方は、感材に
5mm以内に近接して配置するか、感材との間を微
小光路束で接続した散乱板を介して物体光として
照射し、干渉縞を記録したホログラムシートに、
プロジエクターから表示情報を投射するようにし
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
露光時に感材の両側からレーザー光を照射して
ホログラムを記録するに際して、物体光として、
感材に5mm以内に近接して配置するか、感材から
離隔させて配置する場合には感材との間を微小光
路束で接続した散乱板を介して照射させることに
より、散乱板の各微小エリアを透過した散乱光
が、これらの微小エリアに1:1で対応する、例
えば散乱板の各微小エリアの法線が交わる感材の
微小エリアに入射するので、散乱板像がホログラ
ムとして記録されるとともに、再生時に、露光時
のレーザー光の波長に近い光源(1次光源)を有
するプロジエクターから表示情報をホログラムシ
ートに投射すると、露光時の散乱板の共役位置、
すなわち、感材(ホログラム)に対して対称な位
置に、散乱板像全体ではなく表示情報のみが結像
し、反射像としてではなく2次光源として作用す
るので、プロジエクター側だけでなく、反対側に
おいても非常に広い範囲から表示情報が視認され
うる。
また、結像された表示情報部は露光時のレーザ
ー光波長近傍以外の波長の光を透過するので、背
後の明るさ、表示情報の明るさ等によつて程度の
差はあるが、表示情報の背後も視認可能でなり、
独自の表示装置として作用する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明
する。
第1図、第2図は、それぞれ本発明のホログラ
フイツク表示装置に好適なホログラムシートを作
製するための露光光学系を示す平面図、第3図は
再生時の実施例を示す要部概略図である。
実施例 1 すりガラス等の散乱板を感材に例えば5mm以内
に近接させて露光してホログラムシートを作製す
る例である。
(ホログラムシート作製) ポリエステルフイルム1上に感材2としての重
クロム酸ゼラチンを塗布して乾燥させたホログラ
ム原板をインデツクスマツチング液を介して無反
射ガラス3,3で挟持して、第1図に示すような
光学系により露光する。
514.5nmの波長の緑色光を発振するレーザー4
−1、457.8nmの波長の青色光を発振するレーザ
ー4−2、647.1nmの波長の赤色光を発振するレ
ーザー4−3から同時に3原色のレーザー光をハ
ーフミラー5−1,5−2,5−3を介して発振
させ、ビームスプリツタ6で2分割し、一方は反
射鏡7、凸レンズ8、凸レンズ9を介して参照光
として、他方は反射鏡10、凸レンズ11、散乱
板12を介して物体光として、それぞれ感材2を
照射、その後通常の方法により現像、定着処理を
行ないホログラムシート13を得る。
(再生) このようにして得られたホログラムシート13
を第3図に示すように、例えば建築用窓ガラス1
4に接着して屋内に配置したプロジエクター15
により表示情報をホログラムシート13に投射す
ると、露光時の散乱板の共役位置、すなわち屋外
側の点線で示した位置に結像し、屋内側はもとよ
り、屋外側からも少なくとも、θ=60°の範囲内
において表示像を目16により、視認することが
でき、同時に表示像の背後も併せて、視認するこ
とができた。
実施例 2 第2図に示すように、散乱板12を感材2から
L(mm)離隔させて、その間を光フアイバー等の
微小光路束17で接続した以外は実施例1と同じ
光学系により露光し、その後現像・定着処理を行
なつてホログラムシートを得る。
このようにして得られたホログラムシートを実
施例1と同様、窓ガラスに接着して再生すると、
結像位置は露光時の散乱板の共役位置、即ち屋外
側のホログラムシートからL(mm)離れた位置に
結像し、空間に浮かぶ表示像が、背後の透過光と
ともに、実施例1とほぼ同じ範囲から視認するこ
とができた。
以上、好適な実施例により説明したが、本発明
はこれらに限定されるもではなく種々の応用が可
能なものである。
ホログラムシート露光時に、散乱板と感材の間
に何も介在させない場合には、離隔距離は、5mm
以内の範囲で出来るだけ近接させた方がよく、微
小な光路束を介在させる場合には、離隔距離は特
に制限されない。この場合の微小光路束は光路径
が小さいと表示像の分解能が高くなり、好ましい
が1mm程度迄であれば充分実用に供しうるので光
フアイバーに限らず、格子状断面を全長にわたり
有するもので、通過する光が漏れないようにすれ
ば各種のものが使用可能である。また、散乱板の
形状は平面形状だけでなく曲面形状でもよく、そ
の場合には形状に応じて結像される。
露光時の光源は実施例のように3原色のレーザ
ーを用いるとカラー表示されるので好ましいが、
表示したい色によつて1〜2種のレーザーによつ
て露光してもよい。
プロジエクターはオーバーヘツドプロジエクタ
ー、映写機のように輝度の大きいものが好ましい
が、その他CRT、蛍光表示管などでもよい。
用途については、建築用窓、ガラス戸以外に
も、透明間仕切板、シヨーケース、乗物用の窓等
にホログラムシートを設けて伝達したい情報等の
表示用として用いうるばかりか、ヘツドアツプデ
イスプレイ用コンバイナーとしても使用可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明の表示装置はプロジエクターから投射さ
れる種々の情報を静的には勿論、動的にも表示さ
せることができるとともに、表示像を非常に広い
範囲から視認できるという著効を奏するものであ
る。
さらに、露光時に、散乱板と感材の離隔距離を
変えることによつて結像位置、すなわち2次光源
位置を自在に変えることができ、再生時にプロジ
エクターの輝度と表示像の背後の明るさを変える
ことにより、表示像と背後のコントラスト比を任
意に調整しうるので、表示像のみを視認すること
も、表示像と背後の透過光を同時に視認するよう
にすることも自在に出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、それぞれ本発明のホログラ
フイツク表示装置に好適なホログラムシートを作
製するための露光光学系を示す平面図、第3図は
再生時の実施例を示す要部概略図である。 2……感材、4−1,4−2,4−3……レー
ザー、12……散乱板、13……ホログラムシー
ト、15……プロジエクター、17……微小光路
束。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感材の両側から、一方は参照光として、他方
    は、感材に5mm以内に近接して配置するか、感材
    との間を微小光路束で接続した散乱板を介して物
    体光として照射し、干渉縞を記録したホログラム
    シートに、プロジエクターから表示情報を投射す
    るようにしたことを特徴とするホログラフイツク
    表示装置。
JP33011288A 1988-12-27 1988-12-27 ホログラフィック表示装置 Granted JPH02173782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33011288A JPH02173782A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 ホログラフィック表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33011288A JPH02173782A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 ホログラフィック表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02173782A JPH02173782A (ja) 1990-07-05
JPH0585910B2 true JPH0585910B2 (ja) 1993-12-09

Family

ID=18228931

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JP33011288A Granted JPH02173782A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 ホログラフィック表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110320738A (zh) * 2019-04-18 2019-10-11 周扬斌 透明投影膜、投影屏、投影系统及透明投影膜的制作方法

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JP2708668B2 (ja) * 1992-06-30 1998-02-04 セントラル硝子株式会社 リップマンホログラムの露光装置
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JPS582750A (ja) * 1981-06-16 1983-01-08 エフ・ホフマン−ラ・ロシユ・ウント・コンパニ−・アクチエンゲゼルシヤフト 血液凝固時間測定方法及び装置

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JPH02173782A (ja) 1990-07-05

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