JPH0585798B2 - - Google Patents

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JPH0585798B2
JPH0585798B2 JP61269125A JP26912586A JPH0585798B2 JP H0585798 B2 JPH0585798 B2 JP H0585798B2 JP 61269125 A JP61269125 A JP 61269125A JP 26912586 A JP26912586 A JP 26912586A JP H0585798 B2 JPH0585798 B2 JP H0585798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
steel
crack
pipe
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61269125A
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English (en)
Other versions
JPS63120992A (ja
Inventor
Masatoshi Tsukamoto
Yoshiaki Kawaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はクラツクアレスター鋼管に関する。 〔従来の技術〕 天然ガス輸送用等のパイプラインには、100〜
300m/secの速度で不安定延性破壊に起因する管
軸長方向への亀裂伝播が生じることがある。 このため、所定長さの鋼管を順次突合せ溶接接
続してパイプラインを施設するに際して数本ない
し数十本おきに前記亀裂伝播を停止させる機能を
備える所謂クラツクアレスター鋼管が介設使用さ
れている。 ところで、前記クラツクアレスター鋼管として
従来用いられているものは、第3図ないし第5図
に示すようなものであつた。 すなわち、第3図に示すものは、所定長さの単
層肉厚鋼管Pの軸長方向の一部外周面に縒線ワイ
ヤあるいは棒鋼等の索条体Wを1又は複数回巻き
付けたものである。また、第4図に示すものは前
記索条体Wに替えて短尺の鋼製スリーブSを単層
肉厚鋼管Pの一部外周面に密に外嵌装着したもの
である。またさらに、第5図に示すものは、第6
図にその拡大縦断面図を示す如く、肉厚内部に管
周方向へ延在するスリツト空隙部Cが形成される
ように、その当接相互面が治金的に接合しない状
態で鋼板を複数回巻き、さらに環状熱間圧延する
ことによつて成形された多層短尺鋼管P3の両端
に所定長さの単層肉厚鋼管P1,P2を突合せ溶接
接続したものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前記第3図および第4図に示す
ものにあつては、軸長方向の一部にその外周面か
ら突出する付属物を有するものであるから、運搬
並びに現場施工時の取扱いを煩わしくするのに加
え、この付属物と鋼管本体との間の隙間腐食防止
対策を講じる必要があり、このための費用・工数
が嵩むという問題があつた。また、第5図に示す
ものにあつては、前二者のものにあつた問題はな
いが、肉厚内部に管周方向へ延在するスリツト空
隙部Cによる断面欠損があるため管軸長方向の強
度(引張りと曲げ強度)を確保・保証するうえで
難点があるのに加え、多層短尺鋼管P3と通常の
単層肉厚鋼管P1,P2との突合せ周溶接部wd,wd
(第6図参照)の品質保証上にも難点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上述従来のクラツクアレスター鋼管
にあつた全ての問題点を一挙に解決することので
きる新規なクラツクアレスター鋼管を提供する目
的でなされたもので、このため本発明では従来に
あつては母材鋼管の一部外周面に密に外嵌装着さ
れていた短尺の鋼製スリーブを、母材鋼管の肉厚
内部に母材鋼管と治金的に接合することのない密
圧着状態で内設することとした。 〔作用〕 本発明のクラツクアレスター鋼管では、母材鋼
管に亀裂伝播が発生した場合、この亀裂伝播が母
材鋼管に対して治金的に接合しない密圧着状態で
肉厚内部に内設される鋼製の環状体に到達する
と、その不連続性のため前記環状体を破断しえず
該部で停止される。 〔実施例〕 以下、本発明にかかるクラツクアレスター鋼管
につき添附図面にもとづき詳細に説明する。 第1図は本発明のクラツクアレスター鋼管の一
実施例を示し、同図イは全体図、同図ロは要部拡
大縦断面図である。図において1は単層肉厚の所
定長さを有する母材鋼管であり、2はこの母材鋼
管1の軸長方向中央部の1ケ所の肉厚内部に管軸
まわりに延在するように内設された鋼製の環状体
である。この環状体2は母材鋼管1の肉厚内部に
母材鋼管1と治金的に接合することのない密圧着
状態で設けられている。なお、環状体2は母材鋼
管1の材質と同材質あるいは異材質を用いること
ができ、いずれの材質を用いるかは得るべきアレ
スターとしての必要性能に応じて決定される。 また、環状体2の寸法(外径・肉厚・長さ)並
びに積層数についても用いる材質毎にアレスター
としての必要性能に応じて決定される。 さらに、この環状体2は所定長さの母材鋼管1
の軸長方向の複数個所に所要間隔をおいて内設す
ることもできる。 またさらに、本発明における前述した単層肉厚
の母材鋼管は、炭素鋼等にステンレス鋼等が治金
的に接合する所謂クラツド単層肉厚のものであつ
てもよい。 ところで、かかる本発明のクラツクアレスター
鋼管は、次に述べるような種々の手段によつて容
易に得ることができる。 所定長さのスラブの長さ方向中央部の肉厚中
央部にスラブ幅方向に貫通する孔を穿設し、こ
の穿設孔内に任意材質の鋼片を密に挿入充填し
てシール溶接等することなく加熱して後、熱間
圧延して前記挿入鋼片がスラブ母材に擬圧着し
た所定厚さの鋼板を得、該鋼板を素材として、
例えばUOE製管法により前記挿入鋼片の挿入
方向が管周方向になるよう曲成して両接合端縁
を縦シーム溶接して溶接クラツクアレスター鋼
管とする。 外周面にアルミナ粉等の離間材を塗布した任
意材質の棒状又は環状の鋼片を一部に鋳ぐるん
だ鋳片を得、これら鋳片を熱間圧延して前者棒
状鋼片鋳ぐるみ鋳片からは前記同様態様の鋼板
を得、また後者環状鋼片鋳ぐるみ鋳片からは軸
長方向の一部軸まわりに前記鋳ぐるみ環状鋼片
の内設された丸あるいは角ビレツトをそれぞれ
得、前者鋼板にあつてはこれを用いて前記と
同様にして縦シーム溶接された溶接クラツクア
レスター鋼管とし、後者ビレツトにあつては傾
斜ロール穿孔又はプレスロール穿孔PPMさら
には熱間押出し、熱間押抜きの各種継目無製管
法により継目無クラツクアレスター鋼管とす
る。 単層肉厚鋼管を2本準備し、一方の鋼管一端
面に第2図に示す凹環状溝Paを形成し、他方
の鋼管一端面に前記凹環状溝Paの深さよりそ
の突出寸法が小さい凸環状体Pbを突設形成し、
両管端の凹凸嵌合突合せに先立つて環状体Rを
凹環状溝Pa内に焼ばめ等の適宜手段により密
嵌挿入して後、その突合せ面を周溶接すること
によつて1本のクラツクアレスター鋼管とす
る。 ちなみに、本発明にかかるクラツクアレスター
鋼管と従来クラツクアレスター鋼管について軸方
向強度を比較した結果を示せば第1表の通りであ
る。なお、試験に供した各鋼管の材質はAPI−
X65相当の低炭素鋼製で、外径:1400mm、肉厚:
19mmのものであり、従来例中第3図構造のものは
鋼管と同一材質の外径6mmの棒鋼を軸長方向に約
1000mmにわたつて巻きつけたもの、第4図構成の
ものは鋼管と同一材質の外径1406mm、長さ約1000
mmのスリーブを密に外嵌装着したもの、第5図構
成のものは構成と同一材質の厚さ4mmの鋼板を5
回巻きし、2,3,4の各層に軸長方向に50mmピ
ツチで5mm間隙の管周方向に延在するスリツト空
隙部を形成した長さ500mmの5層短尺鋼管を用い
たものである。また、本発明例中、その1は前述
の方法により製造したもので環状体2は母材鋼
管と同一材質で長さ約500mm、外径約1390mm、肉
厚9mmのもの、その2のものは前述の方法によ
り製造したもので、その環状体Rが前記その1と
同一材質同一寸法のものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のクラツクアレス
ター鋼管は、アレスターたる環状体を鋼管肉厚内
部に治金的に接合しない密圧着状態で内設したも
のであるから、断面欠損を有せず軸長方向強度確
保が容易に得られ、また輸送等に際して通常の鋼
管と同様のハンドリングが可能となるばかりか、
隙間腐食防止対策等の特別な措置を講じる必要が
ないからパイプラインの施工作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるクラツクアレスター鋼
管の一実施例を示し、同図イは全体図、同図ロは
要部拡大縦断面図、第2図はその製造手段の一例
を示す拡大縦断面図、第3図ないし第5図は従来
のクラツクアレスター鋼管を示す全体図、第6図
は第5図の従来品の要部拡大縦断面図、第7図は
引張り試験法の説明図、第8図は曲げ試験法の説
明図で同図イは正面図、同図ロは同図イのA−A
線矢視図である。 1……母材鋼管、2……環状体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定長さの母材鋼管の軸方向の少なくとも1
    ケ所の肉厚内部に、管軸まわりに延在する鋼製環
    状体を少なくとも一層前記母材鋼管と治金的に接
    合しない密圧着状態で内設したことを特徴とする
    クラツクアレスター鋼管。
JP61269125A 1986-11-11 1986-11-11 クラツクアレスタ−鋼管 Granted JPS63120992A (ja)

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JPS63120992A JPS63120992A (ja) 1988-05-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125190A (ja) * 1988-10-31 1990-05-14 Sumitomo Metal Ind Ltd クラックアレスター鋼管及びその製造方法
JP5105275B2 (ja) * 2007-02-26 2012-12-26 西川産業株式会社 羽毛の分離選別方法及び装置

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