JPH0585631U - 化粧板 - Google Patents
化粧板Info
- Publication number
- JPH0585631U JPH0585631U JP033028U JP3302892U JPH0585631U JP H0585631 U JPH0585631 U JP H0585631U JP 033028 U JP033028 U JP 033028U JP 3302892 U JP3302892 U JP 3302892U JP H0585631 U JPH0585631 U JP H0585631U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic substrate
- transparent
- decorative board
- hologram
- transparent plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて美的趣きが高く、パチンコ機、パチス
ロ機等の遊技機や玩具などに使用することができる化粧
板を提供する。 【構成】 化粧板は、無色或いは着色した透明プラスチ
ック基材1又は透明特殊フィルム基材の裏面の一部若し
くは全面にホログラム層2を設けてなる。
ロ機等の遊技機や玩具などに使用することができる化粧
板を提供する。 【構成】 化粧板は、無色或いは着色した透明プラスチ
ック基材1又は透明特殊フィルム基材の裏面の一部若し
くは全面にホログラム層2を設けてなる。
Description
【0001】
本考案は、パチンコ機、パチスロ機等の遊技機や玩具などに使用する化粧板に 関するものである。
【0002】
周知のように、パチンコ店等に設置されるパチンコ機やアレンジボール、スマ ートボール、雀球機等には平面状の化粧板が使用され、パチスロ機や玩具として のスロットマシーンには回転ドラムに貼着して曲面状とした化粧板が使用されて いる。このような化粧板は、印刷された紙やフィルムの上にセルロイドフィルム やキャブロイドフィルム等の基材フィルムを積層して構成されるものであり、印 刷された種々の模様や図柄が遊技者の視覚を楽しませて遊技への意欲を励起させ るものであった。
【0003】
しかしながら、従来の化粧板には立体的な画像が描かれているものはなく、単 に汎用のインクを用いて得られる平面的な印刷画像に過ぎなかった。
【0004】 一方、その多くの遊技機において、化粧板の端縁や遊技機の一部に発光部材を 設けて点灯または点滅させたり(所謂「電飾」)、人やその他の物体を模した可 動部材を設けて作動させることにより、視覚的な面白さを演出することがなされ ている。しかし、これは遊技において或る特殊な賞球排出(可能)状態となった 場合にのみ点灯、点滅或いは作動させるものであり、通常の或いは遊技前の遊技 機における前述の問題を解決するものではなかった。
【0005】
本考案は上記に鑑み提案されたもので、無色或いは着色した透明プラスチック 基材又は透明特殊フィルムの裏面の一部若しくは全面にホログラム層を設けてな ることを特徴とする化粧板に関するものである。
【0006】 上記したように本考案の化粧板の基本構成は、通常の化粧板に使用される無色 或いは着色したセルロイドフィルム等の透明特殊フィルム基材やキャブロイドフ ィルム等の透明プラスチック基材の裏面にホログラム層を設けた以外は通常の化 粧板と全く同様であり、例えばホログラム層の形成方法等は特に限定するもので はない。
【0007】 周知のようにホログラムは、対象物に物体光と参照光という二種のレーザー光 を同時に当て、このとき光の位置のズレによって生ずる干渉縞を利用し、これを 特殊なフィルムやプラスチック板などの上に記録したものである。このホログラ ムでは、従来には不可能であった立体的な模様や像を表すことができ、美観を呈 するものや視覚的に優れたものなどを表現することができる。通常、市販されて いるホログラムは、紙、プラスチックフィルム、プラスチックシート、金属板、 或いはそれらに印刷を施したもの等の表面に2500Å程度の凹凸状の透明、半 透明、不透明のホログラム層を形成して(さらに必要に応じて100〜500Å のアルミ蒸着を施して)いる。また、そのホログラム層の表面には金属薄層が設 けられ、その金属薄層の屈折率と透明度により透明であったり、半透明であった り、不透明であったりする。このホログラムの作製方法としては、本出願人が提 案した特願平4−号を適用するようにしても良い。この方法は、市販のホログラ ムを版として利用するものであり、市販ホログラムの表面に紫外線硬化性樹脂組 成物または電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、支持基材と圧着した後、光照射し て硬化させ、その後、市販ホログラムを剥離し、支持基材の表面に市販ホログラ ムの凹凸を転写させたホログラム層を形成するものである。
【0008】 したがって、本考案の化粧板は、透明プラスチック基材又は透明特殊フィルム 基材を通して立体的なホログラム像とその下側に形成される通常印刷部分とを見 ることができるので、視覚的な面白さは極めて優れたものとなる。
【0009】 また、透明プラスチック基材又は透明特殊フィルム基材の一部若しくは全面に ホットスタンプタイプのホログラム箔にて熱転写して化粧板を作製するようにし ても良い。
【0010】 さらに、透明プラスチック基材又は透明特殊フィルム基材に部分または全面バ ックプリントし、その後、一部若しくは全面にホットスタンプタイプのホログラ ム箔を熱転写して化粧板を作製するようにしても良い。
【0011】
以下に本考案を図面の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0012】 実施例1 図1に示す化粧板は、まず、透明プラスチック基材1の表面に、他面に接着剤 層3を形成したホログラム層2を熱転写し、さらに種々の図柄や模様を印刷した 紙4を接着剤5で貼着したボード材6の上面に、定着させて化粧板を作製した。
【0013】 実施例2 図2に示す化粧板は、まず、透明プラスチック基材1’の表面に、印刷7を部 分的に施し、他面に接着剤層3’を形成したホログラム箔2’を熱転写し、さら に紙4’を接着剤5’で貼着したボード材6’の上面に、定着させて化粧板を作 製した。
【0014】
以上説明したように本考案によれば、化粧板表面の透明プラスチック基材又は 透明特殊フィルム基材の裏面にホログラム層を設けたので、およそ形状が平面状 に限定される化粧板に立体的な画像が描かれることとなり、極めて視覚的に優れ た化粧板とすることができる。したがって、この化粧板は例えばパチンコ機、パ チスロ機等の遊技機に使用することにより、遊技者の視覚を楽しませる。また、 従来の可動部材や電飾部材などと組み合わせることにより、遊技の面白さをより 一層増大させることも可能となる。
【0015】 また、本考案の化粧板は、ホログラム層と透明プラスチック基材(透明特殊フ ィルム基材)との間に通常の印刷層等を設けることにより、前述の視覚的効果が さらに向上し、極めて美的趣きの高い製品を作製することができる。
【図1】本考案の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の構成を示す断面図であ
る。
る。
1,1’ 透明プラスチック基材 2,2’ ホログラム層 4,4’ ホログラム箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/00 E 7344−4F B44C 3/02 Z 9134−3K G03H 1/18 8106−2K G09F 13/08 7319−5G
Claims (3)
- 【請求項1】 無色或いは着色した透明プラスチック基
材又は透明特殊フィルムの裏面の一部若しくは全面にホ
ログラム層を設けてなることを特徴とする化粧板。 - 【請求項2】 無色或いは着色した透明プラスチック基
材又は透明特殊フィルムの一部若しくは全面にホットス
タンプタイプのホログラム箔にて熱転写した化粧板。 - 【請求項3】 無色或いは着色した透明プラスチック基
材又は透明特殊フィルムに部分または全面バックプリン
トし、その後、一部若しくは全面にホットスタンプタイ
プのホログラム箔を熱転写した化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP033028U JPH0585631U (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP033028U JPH0585631U (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 化粧板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585631U true JPH0585631U (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=12375340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP033028U Pending JPH0585631U (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585631U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006326372A (ja) * | 2006-09-19 | 2006-12-07 | Takeya Co Ltd | パチンコ機 |
JP2013059935A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | 装飾品の製造方法 |
JP2017144040A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社たからセルロイド | 遊技機用化粧板 |
JP2018007739A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社たからセルロイド | 遊技機用化粧板 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03125646A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | 装飾部材 |
JPH03125647A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | 装飾部材 |
JPH04193600A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 家具等の装飾表面材 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP033028U patent/JPH0585631U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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