JPH0585582U - プレス間ハンドリングロボットユニット - Google Patents
プレス間ハンドリングロボットユニットInfo
- Publication number
- JPH0585582U JPH0585582U JP3307092U JP3307092U JPH0585582U JP H0585582 U JPH0585582 U JP H0585582U JP 3307092 U JP3307092 U JP 3307092U JP 3307092 U JP3307092 U JP 3307092U JP H0585582 U JPH0585582 U JP H0585582U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presses
- press
- handling robot
- unit
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、ハンドリングロボットとその制御
装置を移動台車に組み付けてユニット化することによ
り、プレス間へ短時間に設置できて、プレス間とプレス
外とに迅速に位置変えできる。 【構成】 プレスラインを構成するプレス1の間の床に
プレス1間からプレス1外へ延出するガイドレール4を
設け、このガイドレール4に駆動機構7により進退され
る台車5を係合させ、該台車5にハンドリングロボット
8とその制御装置11とを搭載して接続することにより
ハンドリングロボットユニットAを構成させ、このユニ
ットAを前記台車5の移動により前記プレス1間とプレ
ス1外へ迅速に位置変えできるようにする。
装置を移動台車に組み付けてユニット化することによ
り、プレス間へ短時間に設置できて、プレス間とプレス
外とに迅速に位置変えできる。 【構成】 プレスラインを構成するプレス1の間の床に
プレス1間からプレス1外へ延出するガイドレール4を
設け、このガイドレール4に駆動機構7により進退され
る台車5を係合させ、該台車5にハンドリングロボット
8とその制御装置11とを搭載して接続することにより
ハンドリングロボットユニットAを構成させ、このユニ
ットAを前記台車5の移動により前記プレス1間とプレ
ス1外へ迅速に位置変えできるようにする。
Description
【0001】
本考案は、ハンドリングロボットとその制御装置を移動台車に搭載してロボッ トユニットを構成することにより、プレス間へ短時間に設置できて、プレス間と プレス外への位置変えも迅速にできるプレス間ハンドリングロボットユニットに 関する。
【0002】
プレスラインを構成するプレスの間にハンドリングロボットを配置し、このロ ボットにより前後のプレス間でハンドリングを行わせて作業を連続化することは 一般的に行われており、このハンドリングロボット13とその制御装置14は、 図4に示すように共にプレス15の間の床上へ据え付けるか、図5に示すように ハンドリングロボット13をブラケット16によりプレス15の上部へ取り付け 、制御装置14を床上へ据え付けるかしてプレス15の間に設置している。
【0003】 従って、ハンドリングロボット13とその制御装置14をプレス15間へ搬入 し、各々の据え付けを行ってから両者を接続してロボットが作動する状態にする 迄には20〜40分は掛かり、又、プレス15のムービングボルスター17が図 4、図5のように左右への移動式のものではなく、図1〜図3に示すように前後 への移動式や固定式である場合は、型を交換する都度、ハンドリングロボット1 3を据え付け位置から型の交換を妨げない位置まで移動させ、クレーンやフォー クリフトなどで型の交換をを行った後、ハンドリングロボットを据え付け位置へ 戻す操作を行わなければならないから、型の交換にも少なくても30〜60分は 掛かって、設置や型交換のためにプレスラインを休止させるための損失が大きく 、しかも、ハンドリングロボットは動かすとその精度の低下や変調、故障などを 生じ易い問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案が解決しようとする課題は、ハンドリングロボットと制御装置を個別に 据え付けて接続する場合は、設置に20〜40分もの時間が掛かり、型交換もハ ンドリングロボットを動かして行えば30〜60もの時間を要して、しかもロボ ットの移動によりその精度低下や変調、故障などを生じ易い点である。
【0005】
本考案は、プレスラインを構成するプレスの間にプレス間からプレス外へ延出 するガイドを設け、このガイドに駆動機構により進退される移動台車を係合させ 、該移動台車にハンドリングロボットとその制御装置とを搭載して接続すること によりハンドリングロボットユニットを構成させて、このユニットを前記台車の 移動により前記プレス間とプレス外に迅速に位置変えできるようにした構成によ り課題の解決を行うものである。
【0006】
本考案に係るプレス間ハンドリングロボットユニットは、ユニットの製造工場 においてプレスの間隔に適合する移動台車を製造して、この移動台車上へ図1に 示すように仮置き台を挟んで2基のハンドリングロホゲットを据え付けると共に 、これらハンドリングロボットの制御装置をも据え付けて、制御装置とハンドリ ングロボットとの接続を行ってハンドリングロボットユニットを構成し、そのハ ンドリングロボットを試運転して、各部の調整などを行い希望通りのハンドリン グが行われようにして置く。
【0007】 一方、プレス工場ではプレスラインを構成するプレスの間の床に、前記ユニッ トにおける台車の移動を案内させるガイドレールをプレスラインが休止する時間 などに設置して置き、前記ハンドリングロボットユニットが搬入されたら、これ を前記ガイドレールのプレス外の部分に載置してプレスの間へ移動させ、制御装 置をユニットの移動に対応するケーブルによって電源と接続すれば、ユニットの 搬入後、5〜10分程度でハンドリングロボットを運転して前、後のプレス間で ワークを受け渡すハンドリングを行わせることができるようになる。
【0008】 又、このユニットは、プレスが前後に動くムービングボルスターや、固定のボ ルスターを備えるために前側から型の交換を行わなければならない場合、プレス の間に位置するユニットを台車の移動によりプレスの外側へ速に位置変えして、 プレスの間を開放させてここへクレーン、又はフォークリフトを移動させ、プレ スから用済みの型を取り出して次に使う型を収める型の交換を行って、プレスの 外側に位置するユニットを台車の移動により速やかにプレス間へ戻せば、型の交 換を10〜15分程度で行うことができて、しかも、この型交換中にユニットに おいては次の加工に合わせてハンドリングロボットの段取り変えをして置けば、 ユニットのプレス間への復帰と同時に次の型による加工を開始することができる ものである。
【0009】 更に、このハンドリングロボットユニットは、プレス間とその外側とに位置変 えする操作を頻繁に繰り返しても、ロボットと制御装置が台車上に定置されてい るため移動による精度の低下や変調、故障なども生じず長期間に亘っり確実な動 作を行うものである。
【0010】
以下に本考案に係るプレス間ハンドリングロボットユニットの実施例を図面に 基づいて説明する。
【0011】 図1はプレス間ハンドリングロボットの実施例を示す正面図。図2は同上ユニ ットの平面図。図3は同上ユニットの移動によりプレスを開放して型交換を行う 状態の平面図である。
【0012】 図1〜図3に示すプレス間ハンドリングロボットユニットの実施例において1 は、プレスラインを構成する公知のプレスで、所定の間隔で並設して前のプレス 1から後のプレス1へワーク2を移して連続加工により製品を得るもので、これ らのプレス1は図3に示すように前後方向へ動くムービングボルスター3を備え るものと、図4、図5の従来例に示すプレスのように左右方向へ動くムービング ボルスターを備えるものと、固定のボルスターを備えるものなどがある。
【0013】 4は前記したプレス1、1間の床にこの部分から外側へ延出するように設けた ガイドレールで、このガイドレール4に台車5へ軸支した車輪6を係合させ、こ の車輪6を台車5に取り付けたモータなどの駆動手段7により一方へ回転させる と、台車5はガイドレール4に案内されてプレス1、1の間へ移動し、他方へ回 転させると台車5はプレス1、1の間から外側へ移動するため、台車5をプレス 1、1の間とその外側とに位置変えする操作が迅速に行われる。
【0014】 8は前記した台車5に仮置き台9を挟むように取り付けた2基の天井吊りのハ ンドリングロボットで、その一方8は前のプレス1の型10から加工済みのワー ク3を受けて仮置き台9へ置き、他方8は仮置き台9からワーク3を取って後側 のプレス1ヘ渡す動作を行うもので、このハンドリングロボット8、8は、図面 には示してないが公知の床置き式を用いてもよい。
【0015】 11は前記した台車5上に取り付けてハンドリングロボット8と配線により接 続した制御装置で、コンピュータ、シーケレンサなどにより多種のプログラムを 組み、このプログラムに従ってハンドリングロボット8に所要の運動を所定順序 で行わせ、様々に変化するワーク3に対して確実なハンドリングが行われるよう にしてある。
【0016】 Aは前記した台車5と、この上に設置して配線、配管などで接続したハンドリ ングロボット8と制御装置11とにより構成したハンドリングロボットユニット で、このユニットAを構成することにより、ハンドリングロボット8と制御装置 11とを台車5の移動によって、プレス1、1の間とプレス1、1の外側とに迅 速に位置変えできるようにしたものである。
【0017】 従って、この実施例は、台車5上にハンドリングロボット8と制御装置11と を定置して接続したハンドリングロボットユニットAを構成する間に、プレスラ インの休止する間を利用してプレス1、1間の床にガイドレール4を設置して置 き、ハンドリングロボットユニットAが完成したらこれを前記ガイドレール4の プレス1、1より外側に載置して、駆動手段7により車輪6をプレス1、1間へ 向うように回転させれば、ユニットAは迅速にプレス1、1の間へ位置付けされ るため、制御装置11を移動に対応する長さのケーブルにより電源に接続すれば 、ユニットAの搬入後、数分でハンドリングロボット8、8を運転しプレス1、 1間のハンドリングを行わせることができた。
【0018】 しかも、この実施例では、前後に移動するムービングボルスター3や固定のボ ルスター(図面省略)を備えるため、型10の交換を前側から行わなければなら ないプレス1、1の場合、台車5の移動によりユニットAをプレス1、1間から 外側へ迅速に移動させ、プレス1、1の間へ天井クレーン12やフオークリフト (図面省略)を移動させて型10の交換を行い、これが済めば台車5の移動によ りユニットAをプレス1、1間へ戻すようにすると、型10の交換を約10分で 行うことができた。
【0019】 尚、前記実施例においては、台車5上に仮置き台9を挟んで2基のハンドリン グロボット8、8を配設したが、台車5上の中央に1基のハンドリングロボット 8を取り付けることにより、前のプレス1の型10からワーク2を受けて後のプ レス1の型10へ渡すこともできるが、この実施例に付いての図面並びに詳細な 説明は省略する。
【0020】
前述した通り本考案に係るプレス間ハンドリングロボットユニットは、プレス 間への設置を従来のハンドリングロボットの1/4程度の時間で行えて、しかも 、前側から型交換を行う場合でもユニットの迅速な移動により型交換を1/3以 下の時間で行えるから、プレスラインの休止による損失が著しく低減されるだけ でなく、ユニット化したハンドリングロボットは、位置変えを頻繁に行っても精 度の低下や変調、故障などを生じないという格別な効果を奏するものである。
【図1】本考案に係るプレス間ハンドリングロボットユ
ニットの実施例を示す正面図である。
ニットの実施例を示す正面図である。
【図2】同上ユニットの平面図である。
【図3】同上ユニットの移動によりプレス間を開放して
型交換を行う状態の平面図である。
型交換を行う状態の平面図である。
【図4】従来の床置き式ハンドリングロボットの設置状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図5】従来のプレス固定式ハンドリングロボットの設
置状態を示す正面図である。
置状態を示す正面図である。
1 プレス 4 ガイドレール 5 台車 7 駆動機構 8 ハンドリングロボット 11 制御装置 A ハンドリングロボットユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 プレスラインを構成するプレスの間の床
にプレス間からプレス外へ延出するガイドを設け、この
ガイドに駆動機構により進退される台車を係合させ、該
台車にハンドリングロボットとその制御装置とを搭載し
て接続することによりハンドリングロボットユニットを
構成させ、このユニットを前記台車の移動により前記プ
レス間とプレス外へ迅速に位置変えできるようにしたこ
とを特徴とするプレス間ハンドリングロボットユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3307092U JPH0585582U (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | プレス間ハンドリングロボットユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3307092U JPH0585582U (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | プレス間ハンドリングロボットユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585582U true JPH0585582U (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=12376469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3307092U Pending JPH0585582U (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | プレス間ハンドリングロボットユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585582U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014108487A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Yaskawa Electric Corp | ロボット |
JP2019535539A (ja) * | 2016-10-21 | 2019-12-12 | バイストロニック レーザー アクチェンゲゼルシャフト | 位置決め可能なロボットセル、製造装置及び位置決め可能なロボットセルを有する製造設備、並びにそのような位置決め可能なロボットセルを操作する方法 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP3307092U patent/JPH0585582U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014108487A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Yaskawa Electric Corp | ロボット |
JP2019535539A (ja) * | 2016-10-21 | 2019-12-12 | バイストロニック レーザー アクチェンゲゼルシャフト | 位置決め可能なロボットセル、製造装置及び位置決め可能なロボットセルを有する製造設備、並びにそのような位置決め可能なロボットセルを操作する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100965098B1 (ko) | 다차종 패널 세팅용 로봇 행거 | |
US5127569A (en) | Method and apparatus for assembling vehicle body | |
CN112041112B (zh) | 汽车白车身组件的组焊或拼接生产线 | |
JP4584900B2 (ja) | 加工ステーションと車体を製造する方法 | |
JPH09216029A (ja) | トランスファプレス | |
JPH05277848A (ja) | 車体支持装置 | |
JP2000177663A (ja) | 車体組立方法および車体組立装置 | |
CN213051340U (zh) | 一种自动涂装治具 | |
JPH0585582U (ja) | プレス間ハンドリングロボットユニット | |
JPH047863Y2 (ja) | ||
JP2006198764A (ja) | セル生産方法及びセル生産設備 | |
CN111376044B (zh) | 一种晾衣机自动生产线 | |
CN217596328U (zh) | 一种登高车曲臂臂体焊接产线系统 | |
KR100460907B1 (ko) | 용접용 로봇의 로봇 행거 | |
JP4149652B2 (ja) | 治具交換装置 | |
CN214350424U (zh) | 一种用于防护型车辆的车身组合焊接系统 | |
JP2593236B2 (ja) | ヘミングダイ交換装置 | |
KR100507076B1 (ko) | 용접공정용 이송대차 시스템 | |
JP2004050259A (ja) | プレス金型搬送台車 | |
JP2549036Y2 (ja) | 部品供給装置 | |
KR100873861B1 (ko) | 대차 공급 스토리지 장치 | |
JPH05329722A (ja) | 部品供給組立装置 | |
JP4121009B2 (ja) | ワークの移載装置 | |
JP3698479B2 (ja) | 自動モーション復帰装置 | |
KR20030082230A (ko) | 대차용 클램핑 장치 |