JPH0585102B2 - - Google Patents

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JPH0585102B2
JPH0585102B2 JP62107288A JP10728887A JPH0585102B2 JP H0585102 B2 JPH0585102 B2 JP H0585102B2 JP 62107288 A JP62107288 A JP 62107288A JP 10728887 A JP10728887 A JP 10728887A JP H0585102 B2 JPH0585102 B2 JP H0585102B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばテレビジヨン受像機、デイス
プレイ装置等の陰極線管に直流高電圧を印加する
のに用いる高電圧発生装置に関する。
〔従来技術〕
従来、フライバツクトランスを使用した高電圧
発生装置のうち、同軸多層巻き型フライバツクト
ランスを用いた高電圧発生装置を、第7図、第8
図に基づき述べる。
まず、第7図は同軸多層巻き型フライバツクト
ランスを示す。同図において、1はフライバツク
トランスで、該フライバツクトランス1は、「コ」
字状コア部材を衝合することにより形成されたコ
ア2と、該コア2の一方の脚部に挿通して設けら
れた低圧ボビン3と、該低圧ボビン3の外周にセ
クシヨン巻きされた低圧コイル4と、前記低圧ボ
ビン3に外嵌するように設けられた高圧ボビン5
と、該高圧ボビン5の外周に層間紙6,6,…を
介して同軸多層に巻回された5層の高圧巻線層7
A,7B,…7Eからなる高圧コイル7と、高圧
巻線層7A,7B,…7Eと交互に直列接続され
た5本の高圧ダイオード8A,8B,…8Eから
なる高圧ダイオード8(ただし、8A〜8Eは図
示せず)とから大略構成されている。
また、第8図は全体の回路構成を示すもので、
第8図中で低圧コイル4、高圧コイル7は簡略し
て図示し、図中「・」は巻始め端を示している。
そして、低圧コイル4の高圧側端は水平偏向回路
9と接続されている。そして、該水平偏向回路9
はNPN型トランジスタからなる水平出力用トラ
ンジスタ10、共振コンデンサ11、ダンパダイ
オード12、偏向ヨークの水平偏向コイル13、
S字補正コンデンサ14等からなり、前記トラン
ジスタ10のコレクタ側は低圧コイル4の高圧端
側と接続され、エミツタは接地されている。ま
た、前記低圧コイル4の低圧端側は直流電圧EB
を印加するフライバツク電源15と接続されてい
る。一方、高圧コイル7はその最低圧側となる高
圧巻線層7AがABL回路(automatic
brightness limitter)、またはアースと接続され、
最高圧側は出力用の高圧ダイオード(8E)から
高電圧ケーブル16を介して陰極線管17のアノ
ード端子17Aと接続されている。なお、前記陰
極線管17のカソード端子17Bはアースされて
いる。
このように構成される高電圧発生装置において
は、トランジスタ10のベースに水平駆動回路
(図示せず)から基本パルスが印加されることに
より、該トランジスタ10のコレクタからコレク
タパルス(フライバツクパルス)が低圧コイル4
に出力される。この結果、高圧コイル7の各巻線
層7A〜7Eにはコイルターン数によつて定まる
高電圧が誘起され、高圧ダイオード8によつてこ
れら各高電圧を加算整流し、高電圧ケーブル16
から高圧出力電圧EH、高圧出力電流IHをもつた直
流高電圧を陰極線管17に出力する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然るに、上記のように構成される高電圧発生装
置においては、その実効出力が数十ワツトと大き
く、適切な設計、製造によるものでない場合に
は、発熱、発火等に起因した事故発生の恐れがあ
る。
これら事故発生の原因として、設計によるもの
は、第1にフライバツクトランス1のコア2、低
圧コイル4、高圧コイル7等の巻線の異常発熱が
あり、第2に低圧コイル4と高圧コイル7との
間、高圧コイル7の各層間等の耐圧不良等が考え
られる。一方、製造によるものは、第1に巻線時
のミスによる巻線シヨートがあり、第2に絶縁処
理ミスによる内部放電がある。
これらの種々の原因については十分に管理さ
れ、殆んど事故の可能性はないが、万一事故が起
きたときには、火災等の大事故に至つてしまうと
いう問題点がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、火災事故に対する安全性を高め、
信頼性のある高電圧発生装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明の高電圧
発生装置は、低圧コイルと、該低圧コイルに信号
が入力されることにより高圧出力を発生する高圧
コイルと、前記低圧コイルの低圧側端に設けられ
たフライバツク電源とから構成する。
そして、本発明が採用する構成の特徴は、前記
低圧コイルを流れる1次直流入力電流を電圧eB
して検出する第1の検出手段と、前記高圧コイル
を流れる高圧直流出力電流を電圧eHとして検出す
る第2の検出手段と、前記高圧コイルの低圧側端
に接続され、前記第1、第2の検出手段から検出
される電圧eB,eHに基づいて正常状態のときにeB
=eH+ESの関係にすべく設定された直流電圧ES
印加する直流電源と、前記電圧eBと電圧eH+ES
が入力され、前記1次直流入力電流が異常に増加
した異常状態のときに信号を出力する電圧比較手
段と、該電圧比較手段から信号が出力されたとき
には高電圧発生動作を永久に停止する動作停止手
段とから構成したことにある。
〔作用〕
上記構成により、低圧コイルを流れる1次直流
入力電流を第1の検出手段で電圧eBとして検出
し、高圧コイルを流れる高圧直流出力電流を第2
の検出手段で電圧eHとして検出手する。そして、
正常状態においては、直流電源から出力される直
流電圧ESにより、eB=eH+ESの関係となつている
から、高圧コイルからは高圧直流電流を出力する
ことができる。一方、1次直流入力電流が異常に
増加した異常状態においては、電圧比較手段に入
力される電圧の関係がeB>eH+ESとなるから、該
電圧比較手段から動作停止手段に信号が出力さ
れ、高電圧発作動作を永久的に停止させることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第6図を
参照しつつ詳細に述べる。なお、前述した従来技
術と同一構成要素には同一符号を付し、その説明
を省略する。
第1図、第2図は本発明の第1の実施例を示
す。
同図において、21はフライバツク電源15の
マイナス側端子とアースとの間に設けられた第1
の検出手段としての第1の検出用抵抗で、該抵抗
21と並列に交流成分バイパス用コンデンサ22
が接続されている。これにより、低圧コイル4を
流れる1次直流入力電流をIBとし、前記第1の検
出用抵抗21の抵抗値をR21とすると、該抵抗2
1の両端、即ち接続点aには、 eB=IB×R21 ……(1) として表わされる、完全に平滑された直流電圧成
分eB(真値は負電圧)が発生する。
23はフライバツク電源15のプラス側端子と
低圧コイル4の低圧側端との間に挿入された本発
明の動作停止手段を構成するヒユーズを示し、該
ヒユーズ23は後述するサイリスタ33が導通す
ることにより、フライバツク電源15からの電流
が該ヒユーズ23、サイリスタ33を介してアー
スに流れる間に溶断するように構成されている。
24は第2の検出手段として第2の検出用抵
抗、25は負の直流電圧ESを印加する直流電源と
しての定電圧電源を示し、該抵抗24の一端は高
圧コイル7の低圧側と接続され、その他端は定電
圧電源25のマイナス側端子と接続され、該定電
圧電源25のプラス側端子はアースと接続され、
全体として高圧コイル7とアースとの間に直列に
接続され、かつこの直列接続に対して並列に交流
成分バイパス用コンデンサ26が接続されてい
る。従つて、定電圧電源25から第2の検出用抵
抗24を介して高圧コイル7に向け高圧出力電流
IHが流れるから、該抵抗値をR24とすると、その
両端には、 eH=IH×R24 ……(2) として表わされる直流電圧成分eH(真値は負電圧)
が発生し、高圧コイル7の低圧側端との接続点b
には、 eHL=eH+ES ……(3) で表わされる直流電圧が発生している。
また、27は電圧比較手段を構成する差動増幅
回路で、該差動増幅回路27は反転入力端子側と
なるNPN型トランジスタ28と、非反転入力端
子側となる他のNPN型トランジスタ29と、負
の直流電源30とを含む公知の回路からなり、他
の直流電源31によつて吊られている。そして、
トランジスタ28のベースは接続点aと接続され
て直流電圧eBが印加され、他のトランジスタ29
のベースは接続点bと接続されて直流電圧eHL
印加されている。ここで、差動増幅回路27は、
後述するようにそのトランジスタ28に印加され
る直流電圧eBが大となることによつて遮断し、ラ
ツチ回路32側にトランジスタ28のコレクタ電
圧を出力信号として印加するようになつている。
さらに、32はヒユーズ23と共に本発明の動
作停止手段を構成するラツチ回路で、該ラツチ回
路32はサイリスタ33、該定電圧調整用の分圧
抵抗34、ノイズ除去用コンデンサ35から構成
されている。そして、前記サイリスタ33のアノ
ードはヒユーズ23と低圧コイル4との間の接続
点cと接続されると共にそのカソードはアースさ
れ、ゲートはツエナーダイオード36を介して差
動増幅回路27を構成するトランジスタ28のコ
レクタと接続され、かつ当該ゲート側とアースと
の間には分圧抵抗34、コンデンサ35が並列に
接続されている。ここで、ラツチ回路32はサイ
リスタ33のゲートに電圧が印加されてこれが導
通すると、ヒユーズ23を溶断するようになつて
いる。なお、前記ツエナーダイオード36はトラ
ンジスタ28のコレクタ電圧が所定のツエナー電
圧以上となつたときに、サイリスタ33を導通さ
せるべく、いわゆる動作点を高めるためのもので
ある。
本実施例はこのように構成されるが、次にその
作動について述べる。
まず、差動増幅回路27のトランジスタ28,
29にはそれぞれ接続点a,bからの電圧eB
eHLが印加されているから、該差動増幅回路27
が平衡し、ラツチ回路32に向け信号を発生しな
いための条件は、前記(1),(3)式から、 eB=eHL=eH+ES ……(4) となる必要がある。
一方、陰極線管17の輝度を零から順次明るく
していくと、1次直流入力電流IBと高圧出力電流
IHとは第2図に示す関係にあることが知られてい
る。即ち、1次直流入力電流IBは所定の電流値IBO
をもつた定数部分と、高圧出力電流IHに比例して
増加する比例部分iBとからなり、規定の所定最大
値iHnでは所定値ΔIBだけ増加する。従つて、1次
直流入力電流IBと高圧出力電流IHとは、次の(5)式
に示す関係にある。
IB=IBO+iB ……(5) iB=ΔIB/iHn×IH このことから、(1)式に(5)式を代入すると、 eB=(IBO+iB)×R21 =IBO×R21+iB×R21 ……(6) となり、(1)〜(4)式との関係から、 eB=IBO×R21+iB×R21 =ES+eH =ES+IH×R24 ……(7) として、 ES=IBO×R21 ……(8) eH=iB×R21=IH×R24 ……(9) となるように、各検出用抵抗21,24の抵抗値
R21,R24と、定電圧電源25の電圧値ESを定め
れば、(4)式が成立つことになる。
この際、(9),(5)式から、 iB=R24/R21×IH ……(10) =ΔIB/IHn×IH となり、定数をAとすれば、 A=R24/R21=ΔIB/IHn ……(11) として、各検出用抵抗21,24の抵抗値を所定
最大値IHn、所定増加値ΔIBに基づいて定めること
ができる。
かくして、(8)式を満足する定電圧電源25と、
(11)式を満足する検出用抵抗21,24を決定すれ
ば、(4)式が成立つことになり、差動増幅回路27
からラツチ回路32には出力信号は発生せず、従
つてサイリスタ33は遮断状態にある。この結
果、ヒユーズ23を流れる1次直流入力電流IB
全て低圧コイル4側に流れ、従来技術のものと同
様に正常状態で高圧出力を発生する。
さて、フライバツクトランス1内でシヨートが
発生し、当該シヨート部分で大量のエネルギ損失
を起すと、該フライバツクトランス1内に急激に
温度上昇を始める。これと同時に、エネルギ損失
のために1次直流入力電流IBの値も急激に上昇
し、第1の検出用抵抗21の両端には大きな負の
電圧eBが発生するとになる。
この結果、この電圧eBは差動増幅回路27のト
ランジスタ28のベースに印加されて、該トラン
ジスタ28が遮断すると共に、他のトランジスタ
29が導通する。このため、トランジスタ28の
コレクタ電圧は、出力電圧としてツエナーダイオ
ード36を介してラツチ回路32のサイリスタ3
3に印加され、該サイリスタ33を導通する。
かくして、低圧コイル4側の抵抗との関係か
ら、フライバツク電源15からの電流はヒユーズ
23、サイリスタ33を介してアースに流れ、こ
のときの過電流によつて該ヒユーズ23を溶断す
る。従つて、このようにフライバツクトランス1
内が温度上昇したときには、ヒユーズ23が溶断
して低圧コイル4側にはフライバツクパルスは永
久に発生せず、動作停止状態となつて火災等の大
事故を未然に防止することができる。
なお、1次直流入力電流IBは高圧出力電流IH
変化にのみ対応するものとして述べたが、実際の
フライバツクトランス1は各種の2次出力を導出
しており、また受像管装置側のバラツキもある。
そこで、ツエナーダイオード36を挿入し、トラ
ンジスタ28のコレクタ電圧がツエナー電圧値以
上となつたとき、サイリスタ33を導通させるこ
とにより、所望の遊びを持たせることができる。
また、第3図ないし第5図は本実施例の変形例
を示している。
まず、第3図は第1図のフライバツク電源15
に代えて、交流電源41、整流用ダイオードブリ
ツジ42、平滑コンデンサ43とからなり、直流
電圧EBを発生させるように構成した場合、第1
の検出用抵抗21、コンデンサ22を前記ダイオ
ードブリツジ42とアースとの間に設け、1次直
流入力電流IBを電圧eB(真値は負電圧)として検
出するようにしたことにある。
また、第4図は水平偏向回路9の水平出力用ト
ランジスタ10のエミツタとアースとの間に、第
1の検出用抵抗21、コンデンサ22を設け、入
力電流IBを電圧eB(真値は正電圧)として検出す
るようにしたものである。
さらに、第5図は陰極線管17のカソード端子
17Bとアースとの間に、第2の検出用抵抗2
4、コンデンサ26を設け、高圧出力電流IHを電
圧eH(真値は正電圧)として検出するようにした
ものである。
なお、第4図、第5図の場合、検出した電圧
eB,eHの極性が真値において正となつているが、
この場合には差動増幅回路27の構成をこれに対
応して変更すればよい。
次に、第6図は本発明の第2の実施例を示し、
第1の実施例と同一構成要素には同一符号を付
し、その説明を省略する。
然るに、第6図において、51は水平偏向回路
9の前段に設けられた水平駆動回路で、該水平駆
動回路51は駆動パルスが入力されるトランジス
タ52、正パルス出力用トランス53等からなる
公知の回路として構成されている。54は水平駆
動回路51を例えば110Vで吊るための直流電源、
55は該直流電源54と水平駆動回路51との間
に設けられたヒユーズで、該ヒユーズ55の水平
駆動回路51側の接続点dを、ラツチ回路32を
構成するサイリスタ33のアノードと接続する構
成としたことにある。
本実施例はこのように構成されるが、第1の実
施例と同様にしてフライバツクトランス1の温度
が上昇すると、サイリスタ33が導通する。これ
により、直流電源54からヒユーズ55、サイリ
スタ33を介してアースに過電流が流れ、該ヒユ
ーズ55を溶断し、水平駆動回路51の動作、即
ちフライバツクトランス1の動作を停止すること
ができる。
なお、前述の各実施例で水平偏向回路9に水平
偏向コイル13、S字補正コンデンサ14を設け
る構成としたが、これらが設けられていない形式
の水平偏向回路としてもよい。また、電圧比較手
段の具体例として差動増幅回路27を例示した
が、演算増幅器(オペアンプ)を用いて電圧比較
手段を構成してもよい。また、ヒユーズ23,5
5の接続位置は実施例の位置に限らないものであ
る。さらに、フライバツクトランスとしては同軸
多層巻き型に限らず、高圧ボビンの軸方向に高圧
コイルを分割巻きとした、いわゆるセクシヨン巻
き型フライバツクトランスに適用してもよいこと
は勿論である。
〔発明の効果〕
本発明に係る高電圧発生装置は以上詳細に述べ
た如くであつて、フライバツクトランス内でシヨ
ート等の事故が発生し、異常に温度上昇したとき
には1次直流入力電流の変化からこれを検出し、
動作停止手段によつて高電圧発生動作を永久的に
停止させる構成としたから、発火等の大事故に進
行する前に回路動作が行われなくなり、安全性を
著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1の実施例に係
り、第1図は本実施例による高電圧発生装置を示
す回路構成図、第2図は高圧出力電流と1次直流
入力電流との関係を示す特性線図、第3図は第1
の検出抵抗の配設位置変形例を示す要部回路構成
図、第4図は同じく第1の検出抵抗の配設位置の
他の配設位置変形例を示す要部回路構成図、第5
図は第2の検出抵抗の配設位置変形例を示す要部
回路構成図、第6図は本発明の第2の実施例に係
る高電圧発生装置を示す回路構成図、第7図、第
8図は従来技術に係り、第7図は同軸多層巻き型
フライバツクトランスの縦断面図、第8図は従来
技術による高電圧発生装置を示す回路構成図であ
る。 1…フライバツクトランス、2…コア、4…低
圧コイル、7…高圧コイル、8…高圧ダイオー
ド、9…水平偏向回路、15…フライバツク電
源、16…高電圧ケーブル、17…陰極線管、2
1…第1の検出用抵抗、23,55…ヒユーズ
(動作停止手段)、24…第2の検出用抵抗、25
…定電圧電源、27…差動増幅回路(電圧比較手
段)、32…ラツチ回路(動作停止手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 低圧コイルと、該低圧コイルに信号が入力さ
    れることにより高圧出力を発生する高圧コイル
    と、前記低圧コイルの低圧側端に設けられたフラ
    イバツク電源とからなる高電圧発生装置におい
    て、前記低圧コイルを流れる1次直流入力電流を
    電圧eBとして検出する第1の検出手段と、前記高
    圧コイルを流れる高圧直流出力電流を電圧eHとし
    て検出する第2の検出手段と、前記高圧コイルの
    低圧側端に接続され、前記第1、第2の検出手段
    から検出される電圧eB,eHに基づいて正常状態の
    ときにeB=eH+ESの関係にすべく設定された直流
    電圧ESを印加する直流電源と、前記電圧eBと電圧
    eH+ESとが入力され、前記1次直流入力電流が異
    常に増加した異常状態のときに信号を出力する電
    圧比較手段と、該電圧比較手段から信号が出力さ
    れたときには高電圧発生動作を永久に停止する動
    作停止手段とから構成したことを特徴とする高電
    圧発生装置。
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