JPH0584799A - 射出成形機の油圧駆動制御方法および装置 - Google Patents

射出成形機の油圧駆動制御方法および装置

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JPH0584799A
JPH0584799A JP27326891A JP27326891A JPH0584799A JP H0584799 A JPH0584799 A JP H0584799A JP 27326891 A JP27326891 A JP 27326891A JP 27326891 A JP27326891 A JP 27326891A JP H0584799 A JPH0584799 A JP H0584799A
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pump
pattern
inverter motor
discharge
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JP27326891A
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English (en)
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Shoji Yonehara
祥二 米原
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/5008Drive means therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 圧油ロスの少ない射出成形器の油圧駆動方式
とする。 【構成】 射出成形機における射出シリンダ24等の給
油ポートに方向切換弁を介して接続される油圧ポンプか
ら供給される作動油を流量制御弁42によって所定の流
量制御パターンに基づいて調整して射出シリンダ24等
駆動させ、その駆動速度を変更可能とした油圧駆動制御
装置である。油圧ポンプ定吐出型ポンプ36とするとと
もにこれを駆動するモータをインバータモータ34とす
る。インバータモータ34の回転制御をなすコントロー
ラ50を設け、流量制御弁42による制御流量パターン
より一定量加算した吐出駆動信号を前記インバータモー
タ34に出力するとともに制御流量パターンの増大変化
時に先行して前記インバータモータ34の回転数増大信
号を出力可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機の油圧駆動制
御方法および装置に係り、特に射出シリンダ等の作動速
度の変更に応じて必要な油量を効率的に供給するように
した射出成形機の油圧駆動制御方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形機における一般的な油圧装置
は、図4に示すように、圧油を吐出する油圧ポンプ1を
備えている。ポンプ1は電動機2により駆動されるもの
で、通常、定吐出ポンプおよび一定速回転の誘導電動機
によって構成される。ポンプ1の吐出側には射出シリン
ダからなるアクチュエータ3の速度を制御するための流
量制御弁4と、設定された管路圧力以上のときに圧力を
タンク側に逃すようにリリーフ弁5が設けられている。
また、アクチュエータ3との間に方向切換弁6が介装さ
れ、射出時に圧油をアクチュエータ3に導入し、これに
連動するスクリュウプランジャ等を駆動するようにして
いる。
【0003】このような油圧装置において、射出成形機
各部の作動速度を変更する場合には上記したように前記
流量制御弁4によって供給圧油量を加減することによっ
て行われる。例えば、射出シリンダではスクリュウプラ
ンジャを所定の速度パターンで駆動する必要があること
から、流量制御弁4は一定の駆動パターンにしたがって
開閉量が調整されるようになっている。
【0004】ところで、従来の方式では、アクチュエー
タ3に流入する圧油の流量を前記流量制御弁4で調整す
ることによって行っており、圧油の供給源として定吐出
ポンプ1を用いている。定吐出ポンプ1の容量は最大吐
出流量、換言すれば最大速度を十分にカバーできるもの
が選定され、ポンプ容量の範囲内で前記流量制御弁4に
よってアクチュエータ3への供給流量を制御して所望の
アクチュエータ速度を得るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式ではポンプ1から吐出量Q1と制御弁4によって調整
される吐出量Q2の関係は、図4(2)に示されるよう
になっており、ポンプ1からの吐出量Q1は常時一定と
なり、アクチュエータ3に供給される制御弁4からの吐
出量は、ポンプ吐出量Q1の範囲内で、速度パターンに
応じて変化するように調整される。このポンプ吐出量Q
1と制御弁吐出量Q2の差(Q1−Q2)はリリーフ弁5か
らタンクに戻されるもので、これがいわゆる圧油ロス
(図中ハッチング部分)となってしまう。したがって、
従来ではアクチュエータ3を低速駆動する場合でも高速
駆動に必要な吐出量を確保するため、最大速度に見合っ
た容量を持つ定吐出ポンプを使用しなければならず、圧
油ロスの大きいシステムとなってしまう問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に着目し、圧
油ロスを減少させ、駆動速度の変更に応じて必要な油量
を効率的に供給させることができる射出成形機の油圧駆
動制御方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る射出成形機の油圧駆動制御方法は、射
出成形機の射出シリンダ等に対し定吐出ポンプから供給
される圧油量を流量制御弁により流量制御パターンに基
づいて制御することにより駆動する油圧駆動制御方法に
おいて、前記定吐出ポンプをインバータモータにより回
転駆動制御してポンプの吐出流量を制御流量パターンよ
り一定量加算供給させるとともに、制御流量パターンの
増大変化時にはパターン変更時点に先行して前記定吐出
ポンプの吐出量を増大変化させるべく前記インバータモ
ータの回転制御をなすように構成した。
【0008】また、本発明に係る射出成形機の油圧駆動
制御装置は、射出成形機における射出シリンダ等の給油
ポートに方向切換弁を介して接続される定吐出油圧ポン
プと、当該油圧ポンプの給油路に介装され射出ポンプへ
の供給油量を所定の流量制御パターンに基づいて調整す
る流量制御弁を備え、前記油圧ポンプからの給油により
射出シリンダ等駆動させるとともにその駆動速度を変更
可能とした油圧駆動制御装置において、前記油圧ポンプ
を駆動するインバータモータを設けるとともに、このイ
ンバータモータの回転制御をなすコントローラを設けて
なり、前記コントローラは前記流量制御弁による制御流
量パターンより一定量加算した吐出駆動信号を前記イン
バータモータに出力するとともに制御流量パターンの増
大変化時に先行して前記インバータモータの回転数増大
信号を出力可能に構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ポンプには定吐出ポンプが
使用されるが、これを駆動するモータにインバータモー
タが用いられている。したがって、インバータモータの
回転制御によって供給吐出量を変更することができる。
そこで、制御弁によってアクチュエータに供給すべき油
量は速度パターンによって決定されるが、この速度パタ
ーンに対応する制御流量より常に一定量が加算されるよ
うにインバータモータを制御駆動することによって圧油
ロスを最小限に抑制することができる。そして、特に制
御流量の増大変化時には制御流量パターンの変化時に先
行してインバータモータに予め回転数増大信号がコント
ローラから出力されるので、ポンプ吐出量増大変化の応
答遅れを吸収することができ、制御流量に支障を与える
ことがない。逆に制御流量の減少変化時にはポンプの応
答遅れがあっても、制御流量が不足することがないの
で、減少変化に同期してポンプ吐出量を減少させるよう
インバータモータを駆動制御すればよい。これによっ
て、常時最適流量をポンプから吐出させることができ、
圧油ロスを大幅に低減することができるとともに、定吐
出ポンプを使用するので、構造が簡易で汚れに強いポン
プを採用でき、保守の管理も容易になる利点がある。
【0010】
【実施例】以下に本発明に係る射出成形機の油圧駆動制
御方法および装置を射出シリンダの駆動制御に用いた実
施例につき図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は実施例に係る射出成形機を駆動する
ための油圧駆動装置の構成図である。この図に示すよう
に、射出装置は金型10のゲート12に接続されるノズ
ル14が設けられた加熱シリンダ16を備え、このシリ
ンダ16内にスクリュウプランジャ18を内蔵してい
る。加熱シリンダ16には材料の供給ホッパ20が取付
けられており、このホッパ20からの材料はその自重に
よって加熱シリンダ16に落下し、スクリュウプランジ
ャ18の回転により混練されつつシリンダ16の先端部
に送られるようになっている。スクリュウプランジャ1
8を回転駆動するために、その後端部にはスクリュウ回
転駆動部22が取付けられている。加熱シリンダ16の
先端部に溶融材料が充填されることによりスクリュウプ
ランジャ18は材料の反力によって後方に移動し、図示
しないリミットスイッチ等によって後退移動量が規制さ
れ、スクリュウプランジャ18の回転を停止することに
よって計量を行うようにしている。
【0012】上記計量後にスクリュウプランジャ18を
前進させて射出を行わせるが、この射出動作のために、
射出シリンダ24が設けられている。この実施例では射
出シリンダ24はスクリュウプランジャ18と平行に設
置され、そのロッド26をスクリュウ回転駆動部22の
取付けプレート28に連結し、もってスクリュウプラン
ジャ18を軸方向に駆動可能としている。射出シリンダ
24の内部には前記ロッド26に連結されたピストン3
0が摺動可能に装着されており、これにより区画される
シリンダ室32A、32Bの一方32Bに作動油を供給
することにより射出動作を与えるようにしている。
【0013】このような構成において、前記射出シリン
ダ24を駆動するためにシリンダ室32Bにはモータ3
4によって駆動される油圧ポンプ36から作動油が供給
されるようになっているが、この実施例では特に前記モ
ータ34をインバータモータによって構成し、油圧ポン
プ36を定吐出ポンプによって構成している。すなわ
ち、インバータモータ34は交流モータにインバータ回
路を設け、一次電源周波数を可変としたもので、これに
よって駆動される定吐出ポンプ36の駆動速度を制御
し、吐出量を制御可能としたものである。
【0014】また、前記定吐出ポンプ36から射出シリ
ンダ24に至る油圧供給管路38の途中には電磁式方向
切換弁40が介装されており、射出時にポンプ36と射
出側シリンダ室32Bとを接続連通し、加熱シリンダに
材料を充填する場合にはポンプ36とシリンダ室32B
との接続を断つようにしている。
【0015】更に、前記吐出ポンプ36と方向切換弁4
0との間の油圧供給管路38には流量制御弁42が設け
られるとともに、管路38から分岐しタンク44に至る
分岐管路46が設けられ、これにはリリーフ弁48が介
装されている。前記流量制御弁42は射出シリンダ24
によって駆動されるスクリュウプランジャ18の射出速
度を変更するためのもので、通常は射出ストロークを3
〜4区画に分け、例えば溶融樹脂がゲートを通過し始め
る段階では射出速度を遅くし、キャビティ充填中は高速
にし、充填の終段では遅くするような速度制御が行われ
る。これは予め設定されたパターンに沿って制御される
もので、この速度パターンに対応するような流量制御パ
ターンに応じて前記制御弁42が電磁駆動されるように
なっている。また。リリーフ弁48は管路圧力が所定値
以上に達した時に作動しポンプ圧をタンク44に戻し、
射出圧力を設定可能としている。この実施例では当該リ
リーフ弁48は設定圧力が可変構造とされ、射出圧力を
任意に設定できるようにしている。これら流量制御弁4
2、リリーフ弁48には電気信号に応じてその設定値が
任意に変更できる電磁比例式のものを採用している。
【0016】また、上述したインバータモータ34およ
び流量制御弁42の設定値を各々調整することができる
ように、当該装置にはコントローラ50が設けられてい
る。このコントローラ50には射出シリンダ24に設け
られたストローク位置検出器52からの検出信号を取込
むようにしており、入力された位置信号に基づき前記イ
ンバータモータ34および流量制御弁42に駆動制御信
号を出力するようにしている。このコントローラ50の
具体的構成を図2に示す。
【0017】図示のように、コントローラ50にはスト
ローク位置設定器54と速度設定器56が備えられ、予
め射出シリンダ24の速度変更位置と各ストローク中の
速度を設定するようにしている。射出速度は成形材料の
種類やゲート、成形品形状等によって、それぞれの成形
品に応じた速度変更パターンを一義的に定めることがで
き、例えば図3(1)に示す設定パターン(v1−v2
3)が得られる。このパターンに適合するように前記
位置設定器54と速度設定器56によって設定値を入力
するが、これをメモリ58に入力して適宜読み出し可能
としている。
【0018】コントローラ50には前記メモリ58から
射出シリンダ24の各ストロークにおける設定速度信
号、速度変更位置信号、および前記射出シリンダ24に
設けられた位置検出器52からの検出信号を取込む演算
回路60が設けられている。そして、この演算回路60
ではメモリ58に格納されている制御速度パターンに基
づいて各ストロークにおける制御流量Q2(Q21−Q22
−Q23)を算出するようにしている。制御流量Q2は射
出シリンダ24の断面積と速度vが既知であるので容易
に算出できる。
【0019】また、コントローラ50には前記メモリ5
8から設定位置を取込むとともに、射出シリンダ24に
設けられた位置検出器52からの検出信号を取込んで両
信号を比較する位置比較器62が設けられ、それらの偏
差信号に基づいて速度変換開始位置信号を出力するよう
にしている。この位置比較器62の出力側には流量制御
弁駆動回路64が接続され、これには前記演算回路60
によって算出された制御流量Q2の信号も入力されるよ
うになっており、速度変換開始位置信号のタイミングで
設定制御流量パターンQ21−Q22−Q23となるように流
量制御弁42を開閉制御駆動するようにしている。
【0020】更に、前記演算回路60では制御流量Q2
の演算に加えて定吐出ポンプ36からの必要吐出流量Q
1を算出するようにしている。この吐出流量Q1は前記制
御流量Q2の変更パターンQ21−Q22−Q23に対応し、
この制御流量Q21−Q22−Q23に一定流量ΔQを加算し
た流量Q1(Q11−Q12−Q13)がポンプ36から吐出
されるように演算する。これは制御流量Q2と加算流量
ΔQの和として算出される。加算流量ΔQは制御流量Q
2に影響を及ぼさない任意の流量とすればよく、定数と
して加算演算させればよい。ポンプ36の駆動はインバ
ータモータ34に依っており、したがって演算回路60
ではポンプ36からの吐出流量が上記吐出パターンQ11
−Q12−Q13となるように回転数N(=f(Q1))を
算出し、これをインバータモータ34の駆動回路66に
出力するようにしている。したがって、駆動回路66か
らの駆動信号により、インバータモータ34の回転数が
制御されポンプ36は吐出パターンQ11−Q12−Q13
応じて圧油を吐出供給するのである。
【0021】ところで、インバータモータ34は電磁式
流量制御弁42と比較して応答性に劣る。そこで図3
(2)に示すごとく、流量制御弁42の応答性を損わな
いように、演算回路60では制御流量パターンの増大変
化時(Q21→Q22)にはパターン変更時点t2に先行す
る時点t1にて前記定吐出ポンプの吐出量を増大変化
(Q 11→Q12)させるべく前記インバータモータ34の
回転制御をなすようにしている。すなわち、ポンプ36
の回転数制御は
【0022】
【数1】Q11=Q21+ΔQ
【0023】
【数2】Q12=Q22+ΔQ となるように制御する。しかし、Q11→Q12のように吐
出流量を増加させるべく、インバータモータ34の回転
数を上昇させる場合、その応答遅れを見込んでΔt(SE
C)早く制御を開始させるのである。Δtは演算回路6
0にて、
【0024】
【数3】Δt=f(Q12−Q11) として算出すればよい。これは演算回路60から駆動回
路66に吐出流量の増大変換タイミング信号(t1)と
して出力され、吐出流量をQ11→Q12に増大させるよう
にインバータモータ34を駆動するのである。
【0025】一方、制御流量パターンの減少変化時(Q
22→Q23)には、インバータモータ34の応答遅れは流
量制御弁42の性能に関与しないので、Q22→Q23への
パターン変更時点t3に一致する時点で前記定吐出ポン
プ36の吐出量を減少変化(Q12→Q13)させるべく前
記インバータモータ34の回転制御をなすのである。
【0026】このように構成された射出シリンダの駆動
制御装置では、定吐出ポンプ36をインバータモータ3
4により回転駆動制御して、ポンプ36の吐出流量を制
御流量パターンQ21−Q22−Q23より常に一定量ΔQだ
け加算供給させ、流量制御パターンに対応する吐出パタ
ーンQ11−Q12−Q13として圧油を吐出供給することが
できる。そして、特に、制御流量パターンの増大変化時
(Q21→Q22)にはパターン変更時点t2に先行した時
点t1で前記定吐出ポンプ36の吐出量を増大変化(Q
11→Q12)させるべく前記インバータモータ34の回転
制御をなすことができる。したがって、圧油ロスは図3
(2)にてハッチングで示したように、大幅に低減さ
れ、ロスが極めて少なく省エネルギ型の油圧駆動システ
ムとすることができる。
【0027】また、ポンプ駆動用モータ34の回転数を
変化させるため、平均回転数を下げることができ、ポン
プ36およびモータ34の騒音も低減することができ
る。更に、余分の圧油をリリーフ弁48から逃す量も減
少するため、作動油の寿命が延びる利点も得られる。
【0028】なお、ポンプ36の構造が簡単な定吐出型
ポンプであるので、汚れに強く保守管理が容易になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る射出
成形機の油圧駆動制御方法および装置によれば、従来の
システムに比較して大幅に圧油ロスを減少させ、駆動速
度の変更に応じて必要な油量を効率的に供給させること
ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る射出成形機の油圧駆動制御装置の
構成図である。
【図2】同装置のコントローラの構成図である。
【図3】実施例装置による速度制御パターン、並びに制
御流量と吐出制御流量のパターンの説明図である。
【図4】従来例の装置構成図と流量パターンの説明図で
ある。
【符号の説明】
18 スクリュウプランジャ 24 射出シリンダ 34 インバータモータ 36 定吐出ポンプ 40 方向切換弁 42 流量制御弁 48 リリーフ弁 50 コントローラ 52 ストローク位置検出器 54 ストローク位置設定器 56 速度設定器 58 メモリ 60 演算回路 62 位置比較器 64 流量制御弁駆動回路 66 インバータモータ駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の射出シリンダ等に対し定吐
    出ポンプから供給される圧油量を流量制御弁により流量
    制御パターンに基づいて制御することにより駆動する油
    圧駆動制御方法において、前記定吐出ポンプをインバー
    タモータにより回転駆動制御してポンプの吐出流量を制
    御流量パターンより一定量加算供給させるとともに、制
    御流量パターンの増大変化時にはパターン変更時点に先
    行して前記定吐出ポンプの吐出量を増大変化させるべく
    前記インバータモータの回転制御をなすことを特徴とす
    る射出成形機の油圧駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 射出成形機における射出シリンダ等の給
    油ポートに方向切換弁を介して接続される定吐出油圧ポ
    ンプと、当該油圧ポンプの給油路に介装され射出ポンプ
    への供給油量を所定の流量制御パターンに基づいて調整
    する流量制御弁を備え、前記油圧ポンプからの給油によ
    り射出シリンダ等駆動させるとともにその駆動速度を変
    更可能とした油圧駆動制御装置において、前記油圧ポン
    プを駆動するインバータモータを設けるとともに、この
    インバータモータの回転制御をなすコントローラを設け
    てなり、前記コントローラは前記流量制御弁による制御
    流量パターンより一定量加算した吐出駆動信号を前記イ
    ンバータモータに出力するとともに制御流量パターンの
    増大変化時に先行して前記インバータモータの回転数増
    大信号を出力可能としていることを特徴とする射出成形
    機の油圧駆動制御装置。
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