JPH0584512A - 極細線の線引き加工方法およびその装置 - Google Patents
極細線の線引き加工方法およびその装置Info
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- JPH0584512A JPH0584512A JP27476791A JP27476791A JPH0584512A JP H0584512 A JPH0584512 A JP H0584512A JP 27476791 A JP27476791 A JP 27476791A JP 27476791 A JP27476791 A JP 27476791A JP H0584512 A JPH0584512 A JP H0584512A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイス設置作業が容易で、且つ線引き作業の
高速化を円滑に行ない得るような極細線の線引き加工方
法およびこれに用いる装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 線材を潤滑油を充たした槽内に設置固定した
複数個のダイスのダイス孔を順次通過させることによっ
て極細線に線引き加工するに際し、ダイス設定時におい
ては潤滑油面をダイス孔が油面下に保たれるがダイスの
一部は油面より露出するような位置になるように設定
し、線引き作業時においては潤滑油面をダイスが完全に
水没するような位置になるように設定して線引き加工を
行なうことを特徴とする極細線の線引き加工方法および
これに用いる装置。
高速化を円滑に行ない得るような極細線の線引き加工方
法およびこれに用いる装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 線材を潤滑油を充たした槽内に設置固定した
複数個のダイスのダイス孔を順次通過させることによっ
て極細線に線引き加工するに際し、ダイス設定時におい
ては潤滑油面をダイス孔が油面下に保たれるがダイスの
一部は油面より露出するような位置になるように設定
し、線引き作業時においては潤滑油面をダイスが完全に
水没するような位置になるように設定して線引き加工を
行なうことを特徴とする極細線の線引き加工方法および
これに用いる装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC、トランジスター等
の回路接続に用いられる金、銅、アルミニウム等の極細
線を効率よく線引き加工する方法およびこれに使用する
装置に関するものである。
の回路接続に用いられる金、銅、アルミニウム等の極細
線を効率よく線引き加工する方法およびこれに使用する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにIC、トランジスター等の
回路接続に使用されるボンディングワイヤーには10〜
40μm程度の径の金、銅、アルミニウム等の極細線が
使用されている。
回路接続に使用されるボンディングワイヤーには10〜
40μm程度の径の金、銅、アルミニウム等の極細線が
使用されている。
【0003】一般にこれらの極細線の加工は、一定の口
径減少率にした複数個のダイスを潤滑油中に並列的に設
置し、線材を潤滑油中で順次ダイス孔を通過させて線径
を縮小させるようにする連続伸線(線引き)装置を使用
して行なわれる。
径減少率にした複数個のダイスを潤滑油中に並列的に設
置し、線材を潤滑油中で順次ダイス孔を通過させて線径
を縮小させるようにする連続伸線(線引き)装置を使用
して行なわれる。
【0004】ダイスの設定は通常は手作業により行なわ
れ、線材先端の細線化部分をダイス孔に通しながら該ダ
イスを順次線引き装置に設置したダイスホルダーに固定
していくのであるが、この際にダイス固定位置が完全に
潤滑油に没するような位置であるような場合には、ダイ
スを固定する手先が潤滑油中に漬されて汚れてしまうの
で、次段のダイス孔に極細線を通す作業や極細線をダイ
ス孔に通しやすくするためのしごき作業(指の爪で押え
て細線の先端部をさらに細くする作業)を行なうに際し
ての繊細な指先の動作に支障を来す恐れがあるので、潤
滑油面をダイス孔の僅か上方(図1破線の位置)に保
ち、ダイスの一部が潤滑油面上に露出するような位置に
調整しておいて線引き伸線作業を行なうのが一般的であ
った。
れ、線材先端の細線化部分をダイス孔に通しながら該ダ
イスを順次線引き装置に設置したダイスホルダーに固定
していくのであるが、この際にダイス固定位置が完全に
潤滑油に没するような位置であるような場合には、ダイ
スを固定する手先が潤滑油中に漬されて汚れてしまうの
で、次段のダイス孔に極細線を通す作業や極細線をダイ
ス孔に通しやすくするためのしごき作業(指の爪で押え
て細線の先端部をさらに細くする作業)を行なうに際し
ての繊細な指先の動作に支障を来す恐れがあるので、潤
滑油面をダイス孔の僅か上方(図1破線の位置)に保
ち、ダイスの一部が潤滑油面上に露出するような位置に
調整しておいて線引き伸線作業を行なうのが一般的であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
ように生産性の向上要求から伸線速度の高速化が行なわ
れてくると、図1に示されるキャプスタンの高速回転に
よって潤滑油面が波打って極細線に振動が発生して極細
線の断線の原因になったり、また潤滑油の飛沫によりダ
イス設定作業が阻害されたりする新たな問題を生じた。
ように生産性の向上要求から伸線速度の高速化が行なわ
れてくると、図1に示されるキャプスタンの高速回転に
よって潤滑油面が波打って極細線に振動が発生して極細
線の断線の原因になったり、また潤滑油の飛沫によりダ
イス設定作業が阻害されたりする新たな問題を生じた。
【0006】本発明は上記した問題点を解決し、ダイス
設定作業に支障なく線引き作業の高速化を円滑に行ない
得るような極細線の線引き加工方法およびこれに用いる
装置を提供することを目的とするものである。
設定作業に支障なく線引き作業の高速化を円滑に行ない
得るような極細線の線引き加工方法およびこれに用いる
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、線材を潤滑油を充たした槽内に設置固定し
た複数個のダイスのダイス孔を順次通過させることによ
って極細線に線引き加工するに際し、ダイス設定時にお
いては潤滑油面をダイス孔が油面下に保たれるがダイス
の一部は油面より露出するような位置になるように保持
し、線引き作業時においては潤滑油面をダイスが完全に
油面より没するような位置になるように保持して線引き
加工を行なうことを特徴とする極細線の線引き加工方
法、および給油管により潤滑油を満たした槽内に複数個
のダイスを設置固定するダイスホルダーと、該ダイスホ
ルダーの一側に設けられた極細線送り用キャプスタン
と、該ダイスホルダーの他側に設けられた補助キャプス
タンとを配設し、さらに槽内に潤滑油面を設置ダイスの
ダイス孔が油面下に保たれるがダイスの一部が露出する
ような位置に保持するための低位溢流管および潤滑油面
をダイスが完全に油面より没するような位置に保持する
ための高位溢流管とを設置して両溢流管を自動開閉弁に
よって連係作動させてなる極細線の線引き装置である。
の本発明は、線材を潤滑油を充たした槽内に設置固定し
た複数個のダイスのダイス孔を順次通過させることによ
って極細線に線引き加工するに際し、ダイス設定時にお
いては潤滑油面をダイス孔が油面下に保たれるがダイス
の一部は油面より露出するような位置になるように保持
し、線引き作業時においては潤滑油面をダイスが完全に
油面より没するような位置になるように保持して線引き
加工を行なうことを特徴とする極細線の線引き加工方
法、および給油管により潤滑油を満たした槽内に複数個
のダイスを設置固定するダイスホルダーと、該ダイスホ
ルダーの一側に設けられた極細線送り用キャプスタン
と、該ダイスホルダーの他側に設けられた補助キャプス
タンとを配設し、さらに槽内に潤滑油面を設置ダイスの
ダイス孔が油面下に保たれるがダイスの一部が露出する
ような位置に保持するための低位溢流管および潤滑油面
をダイスが完全に油面より没するような位置に保持する
ための高位溢流管とを設置して両溢流管を自動開閉弁に
よって連係作動させてなる極細線の線引き装置である。
【0008】
【作用】次に本発明の詳細およびその作用について述べ
る。図1は本発明の方法を実施するための極細線線引き
装置の構成例を示す概要斜視図、図2は上記例における
側断面図である。
る。図1は本発明の方法を実施するための極細線線引き
装置の構成例を示す概要斜視図、図2は上記例における
側断面図である。
【0009】図において1は極細線素材となる線材、
1′は得られた極細線製品である。2はモーター(図示
せず)に連動駆動する線材送り用キャプスタン、2′は
補助キャプスタンであり、潤滑油槽3内においてダイス
ホルダー4に左右対称に設置されている。5はダイスホ
ルダー4に並列的に設置固定された複数個のダイスであ
って、各ダイス5には順次所定の口径縮小率で線材を縮
径し極細線を得るためのダイス孔5′が設けられてい
る。6は低位溢流管、7は高位溢流管であり、それぞれ
潤滑油給油管8から槽内に供給された潤滑油の油面を管
開口面に規制する作用を有する。両溢流管は管底におい
て自動開閉弁9を設けた排油管10に連通しており、必
要に応じて自動開閉弁9を作動させて各溢流管6および
7の切換え使用が出来るようになっている。なお破線1
1は低位溢流管使用時の潤滑油面位置を、また実線12
は高位溢流管使用時の潤滑油面位置を示す。
1′は得られた極細線製品である。2はモーター(図示
せず)に連動駆動する線材送り用キャプスタン、2′は
補助キャプスタンであり、潤滑油槽3内においてダイス
ホルダー4に左右対称に設置されている。5はダイスホ
ルダー4に並列的に設置固定された複数個のダイスであ
って、各ダイス5には順次所定の口径縮小率で線材を縮
径し極細線を得るためのダイス孔5′が設けられてい
る。6は低位溢流管、7は高位溢流管であり、それぞれ
潤滑油給油管8から槽内に供給された潤滑油の油面を管
開口面に規制する作用を有する。両溢流管は管底におい
て自動開閉弁9を設けた排油管10に連通しており、必
要に応じて自動開閉弁9を作動させて各溢流管6および
7の切換え使用が出来るようになっている。なお破線1
1は低位溢流管使用時の潤滑油面位置を、また実線12
は高位溢流管使用時の潤滑油面位置を示す。
【0010】上記した装置を使用して極細線の線引き作
業を行なうには、線材1をダイス孔5′に通したダイス
5をダイスホルダー4に固定するに際しては、自動開閉
弁9を開放しておくことによって、潤滑油は低位溢流管
6中に溢流して自動開閉弁9を経て排油管10から排出
され、油面はダイス孔5′の僅か上方の低位潤滑油面1
1に保持されるので、ダイス5の一部は油面から露出し
た状態となるのでダイス固定作業が容易になり、また手
先を汚す心配もない。
業を行なうには、線材1をダイス孔5′に通したダイス
5をダイスホルダー4に固定するに際しては、自動開閉
弁9を開放しておくことによって、潤滑油は低位溢流管
6中に溢流して自動開閉弁9を経て排油管10から排出
され、油面はダイス孔5′の僅か上方の低位潤滑油面1
1に保持されるので、ダイス5の一部は油面から露出し
た状態となるのでダイス固定作業が容易になり、また手
先を汚す心配もない。
【0011】全てのダイス5の固定が終了した後、キャ
プスタン2、2′を作動させて線引きを開始すると、自
動開閉弁9が閉塞して潤滑油面は徐々に上昇を始め油面
が上位溢流管7の位置に達すると、潤滑油は上位溢流管
7から溢流して排油管10から排出するので、油面は上
位潤滑油面12の位置に保たれる。
プスタン2、2′を作動させて線引きを開始すると、自
動開閉弁9が閉塞して潤滑油面は徐々に上昇を始め油面
が上位溢流管7の位置に達すると、潤滑油は上位溢流管
7から溢流して排油管10から排出するので、油面は上
位潤滑油面12の位置に保たれる。
【0012】なお、図3はキャプスタンの回転速度(線
引き速度)と油面の振動(波立ち)が起こらない油面位
置の関係を示すものであり、縦軸は油面位置を横軸をキ
ャプスタン速度を表わす。図3から判かるようにキャプ
スタンの回転速度を当初の回転速度n1から徐々に増加
させて、潤滑油面が低位潤滑油面h1から高位潤滑油面
h2に到達したときに所定の線引き速度に適応した回転
速度n2に到達するように調整することによって油面の
振動を起こすことなく円滑な極細線の線引きを行なうこ
とができる。
引き速度)と油面の振動(波立ち)が起こらない油面位
置の関係を示すものであり、縦軸は油面位置を横軸をキ
ャプスタン速度を表わす。図3から判かるようにキャプ
スタンの回転速度を当初の回転速度n1から徐々に増加
させて、潤滑油面が低位潤滑油面h1から高位潤滑油面
h2に到達したときに所定の線引き速度に適応した回転
速度n2に到達するように調整することによって油面の
振動を起こすことなく円滑な極細線の線引きを行なうこ
とができる。
【0013】したがって、上記の図3に基づいて本発明
における装置における自動開閉弁9に線引き開始時には
弁が閉塞し、極細線の線引き終了時、つまり極細線が一
定の長さに達すると自動的に弁が開放するような構成を
設けてやれば、線引き開始時には油面はh1から次第に
増加してh2の位置に移行し、線引き作業終了時には油
面は次第に低下してh2からh1の位置に戻すことがで
きる。また、このような油面位置に応じて自動的にキャ
プスタンの回転速度を調整する機構を設け、油面のh1
からh2への移行に従って回転速度をn1からn2へ徐
々に増加させ、また油面のh2からh1への移行に伴っ
て回転速度をn2からn1へ徐々に減少させ、さらに加
工された極細線が所定の巻取り長さに達するとキャプス
タンの回転が停止するように調整しておけば、線引き作
業は効率的に行なわれる。
における装置における自動開閉弁9に線引き開始時には
弁が閉塞し、極細線の線引き終了時、つまり極細線が一
定の長さに達すると自動的に弁が開放するような構成を
設けてやれば、線引き開始時には油面はh1から次第に
増加してh2の位置に移行し、線引き作業終了時には油
面は次第に低下してh2からh1の位置に戻すことがで
きる。また、このような油面位置に応じて自動的にキャ
プスタンの回転速度を調整する機構を設け、油面のh1
からh2への移行に従って回転速度をn1からn2へ徐
々に増加させ、また油面のh2からh1への移行に伴っ
て回転速度をn2からn1へ徐々に減少させ、さらに加
工された極細線が所定の巻取り長さに達するとキャプス
タンの回転が停止するように調整しておけば、線引き作
業は効率的に行なわれる。
【0014】このようにして、線引きの開始時には油面
位置を低位潤滑剤面11から高位潤滑剤面に移行させ、
終了時には油面位置をもとの低位潤滑油面11に保持さ
れるようにし、且つキャプスタンの回転速度を油面位置
に応じて調整することによって、ダイスの取出しおよび
次のダイス設置作業を容易に行なうことができ、また線
引き作業を高速化することが可能となる。
位置を低位潤滑剤面11から高位潤滑剤面に移行させ、
終了時には油面位置をもとの低位潤滑油面11に保持さ
れるようにし、且つキャプスタンの回転速度を油面位置
に応じて調整することによって、ダイスの取出しおよび
次のダイス設置作業を容易に行なうことができ、また線
引き作業を高速化することが可能となる。
【0015】
【実施例】図1および図2に示した装置において、40
mmφのキャプスタンを使用して40μmの金細線を3
0μmの極細線に線引きした。線引きの当初、即ち金細
線を通したダイスのダイスホルダーへの固定時には潤滑
油面は図2の低位潤滑油面11の位置h1に、線引き作
業時には潤滑油面が高位潤滑油面12の位置h2になる
ように各溢流管を設置してh2−h1=30mmとなる
ようにして、線引き速度200m/分で線引きしたとこ
ろ潤滑油の波立ちや飛散を殆ど起こすことなく高速での
極細線の線引きを行なうことができた。なお線引き開始
時における線引き速度は約100m/分であった。
mmφのキャプスタンを使用して40μmの金細線を3
0μmの極細線に線引きした。線引きの当初、即ち金細
線を通したダイスのダイスホルダーへの固定時には潤滑
油面は図2の低位潤滑油面11の位置h1に、線引き作
業時には潤滑油面が高位潤滑油面12の位置h2になる
ように各溢流管を設置してh2−h1=30mmとなる
ようにして、線引き速度200m/分で線引きしたとこ
ろ潤滑油の波立ちや飛散を殆ど起こすことなく高速での
極細線の線引きを行なうことができた。なお線引き開始
時における線引き速度は約100m/分であった。
【0016】
【発明の効果】上記したように本発明によるときは、ダ
イスの設置作業に支障を来すことなく線引き作業を高速
化することができるので工業上優れた発明であるという
ことができる。
イスの設置作業に支障を来すことなく線引き作業を高速
化することができるので工業上優れた発明であるという
ことができる。
【図1】本発明の方法に使用する極細線線引き装置の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図2】図1に示す装置の側断面図である。
【図3】潤滑油面の位置と油面の振動(波立ち)なく線
引きを行ない得るキャプスタンの回転速度との関係を示
す図面である。
引きを行ない得るキャプスタンの回転速度との関係を示
す図面である。
1 線材(細線) 1′ 極細線 2 線材送り用キャプスタン 2′ 補助キャプスタン 3 線引き槽 4 ダイスホルダー 5 ダイス 5′ ダイス孔 6 低位溢流管 7 高位溢流管 8 給油管 9 自動開閉弁 10 排油管 11 低位潤滑油面 12 高位潤滑油面
Claims (3)
- 【請求項1】 線材を潤滑油を充たした槽内に設置固定
した複数個のダイスのダイス孔を順次通過させることに
よって極細線に線引き加工するに際し、ダイス設置作業
時においては潤滑油面をダイス孔が油面下に保たれるが
ダイスの一部は油面より露出するような位置になるよう
に保持し、線引き作業時においては潤滑油面をダイスが
完全に油面より没するような位置になるように保持して
線引き加工を行なうことを特徴とする極細線の線引き加
工方法。 - 【請求項2】 給油管により潤滑油を満たした槽内に複
数個のダイスを設置固定するダイスホルダーと、該ダイ
スホルダーの一側に設けられた極細線送り用キャプスタ
ンと、該ダイスホルダーの他側に設けられた補助キャプ
スタンとを配設し、さらに槽内に潤滑油面を設置ダイス
のダイス孔が油面下に保たれるがダイスの一部が露出す
るような位置に保持するための低位溢流管および潤滑油
面をダイスが完全に油面より没するような位置に保持す
るための高位溢流管とを設置して両溢流管を自動開閉弁
によって連係作動させてなる極細線の線引き装置。 - 【請求項3】 キャプスタンの回転速度を潤滑油面の位
置に応じて調整する機構を有する請求項2記載の極細線
の線引き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3274767A JP2611587B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 極細線の線引き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3274767A JP2611587B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 極細線の線引き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584512A true JPH0584512A (ja) | 1993-04-06 |
JP2611587B2 JP2611587B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=17546292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3274767A Expired - Fee Related JP2611587B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 極細線の線引き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2611587B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52158736U (ja) * | 1976-05-26 | 1977-12-02 | ||
JPH02144204U (ja) * | 1989-04-26 | 1990-12-06 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3274767A patent/JP2611587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52158736U (ja) * | 1976-05-26 | 1977-12-02 | ||
JPH02144204U (ja) * | 1989-04-26 | 1990-12-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2611587B2 (ja) | 1997-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |