JPH058428A - サーマルヘツド駆動回路装置および印字装置 - Google Patents
サーマルヘツド駆動回路装置および印字装置Info
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- JPH058428A JPH058428A JP3162901A JP16290191A JPH058428A JP H058428 A JPH058428 A JP H058428A JP 3162901 A JP3162901 A JP 3162901A JP 16290191 A JP16290191 A JP 16290191A JP H058428 A JPH058428 A JP H058428A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】制御回路で印字データを2分する必要のない、
厚膜センタータイプのサーマルヘッドを提供すること。 【構成】サーマルヘッド側に、発熱抵抗体R1 〜RN と
同数のビットセルD1、…、DNを持つシフトレジスタ7
と、同数の記憶セルLA1 〜LAN を持つラッチ回路8
を設け、さらに、ラッチ回路8の出力側にゲート回路6
を設ける。ゲート回路6は、電源ラインC1 ,C2 の電
圧切り換えに応じて制御され、ラッチ回路8より先ず電
源ラインC1 に対するn個のデータを出力する。このn
個のデータについての印字が終われば、次に、電源ライ
ンC2 に対するn個のデータを出力する。
厚膜センタータイプのサーマルヘッドを提供すること。 【構成】サーマルヘッド側に、発熱抵抗体R1 〜RN と
同数のビットセルD1、…、DNを持つシフトレジスタ7
と、同数の記憶セルLA1 〜LAN を持つラッチ回路8
を設け、さらに、ラッチ回路8の出力側にゲート回路6
を設ける。ゲート回路6は、電源ラインC1 ,C2 の電
圧切り換えに応じて制御され、ラッチ回路8より先ず電
源ラインC1 に対するn個のデータを出力する。このn
個のデータについての印字が終われば、次に、電源ライ
ンC2 に対するn個のデータを出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はセンタータイプ用のサ
ーマルヘッド駆動回路装置および、このようなサーマル
ヘッド駆動回路装置を利用する印字装置に関する。
ーマルヘッド駆動回路装置および、このようなサーマル
ヘッド駆動回路装置を利用する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】センタータイプのサーマルヘッドを有す
る従来の印字装置は、例えば図4のような構成をしてい
る。すなわち、従来の印字装置は、センタータイプのサ
ーマルヘッドを有するサーマルヘッド駆動回路21と、
サーマルヘッド駆動回路21とは別に設置されサーマル
ヘッド回路21の動作を制御する制御回路31とで構成
される。また、サーマルヘッド駆動回路21は、N個の
発熱抵抗体R1 、R2 、…、RN がライン状に配列され
る発熱抵抗体列22と、発熱抵抗体列22の一端から各
発熱抵抗体の端部毎に1つおいて、発熱抵抗体列22の
ライン方向と直交する方向の一方側に導出されるリード
電極23-0、23-1、…、23-nと、これらのリード電
極23-0、23-1、…、23-nと交互に各発熱抵抗体の
端部からライン方向と直交する方向の他方側に導出され
るリード電極24-1、24-2、…、24-nと、それぞれ
ダイオードDを介してリード電極23-0、23-1、…、
23 -nに互いに1つおきに接続される一対の電源ライン
25-1、25-2と、他方のリード電極24-1、24-2、
…、24-nに、2値信号を出力するドライバ回路26と
で構成されている。
る従来の印字装置は、例えば図4のような構成をしてい
る。すなわち、従来の印字装置は、センタータイプのサ
ーマルヘッドを有するサーマルヘッド駆動回路21と、
サーマルヘッド駆動回路21とは別に設置されサーマル
ヘッド回路21の動作を制御する制御回路31とで構成
される。また、サーマルヘッド駆動回路21は、N個の
発熱抵抗体R1 、R2 、…、RN がライン状に配列され
る発熱抵抗体列22と、発熱抵抗体列22の一端から各
発熱抵抗体の端部毎に1つおいて、発熱抵抗体列22の
ライン方向と直交する方向の一方側に導出されるリード
電極23-0、23-1、…、23-nと、これらのリード電
極23-0、23-1、…、23-nと交互に各発熱抵抗体の
端部からライン方向と直交する方向の他方側に導出され
るリード電極24-1、24-2、…、24-nと、それぞれ
ダイオードDを介してリード電極23-0、23-1、…、
23 -nに互いに1つおきに接続される一対の電源ライン
25-1、25-2と、他方のリード電極24-1、24-2、
…、24-nに、2値信号を出力するドライバ回路26と
で構成されている。
【0003】ドライバ回路26は、n個のビットセルD
1 、…、Dn で構成され、印字すべきデータを記憶する
シフトレジスタ27と、同じくn個の記憶セルLA1 、
…、LAn を有し、このシフトレジスタ27の各ビット
セルの出力をラッチするラッチ回路28と、このラッチ
回路28の各記憶セルとイネーブル信号を入力に受ける
AND回路29-1、…、29-nと、このAND回路29
-1、…、29-nからのデータに応じてリード電極2
4-1、24-2、…、24-nを個別に駆動するNOT回路
(ドライブ素子)30-1、30-2、…、30-nから構成
されている。
1 、…、Dn で構成され、印字すべきデータを記憶する
シフトレジスタ27と、同じくn個の記憶セルLA1 、
…、LAn を有し、このシフトレジスタ27の各ビット
セルの出力をラッチするラッチ回路28と、このラッチ
回路28の各記憶セルとイネーブル信号を入力に受ける
AND回路29-1、…、29-nと、このAND回路29
-1、…、29-nからのデータに応じてリード電極2
4-1、24-2、…、24-nを個別に駆動するNOT回路
(ドライブ素子)30-1、30-2、…、30-nから構成
されている。
【0004】ここで、N個の発熱抵抗体R1 、…、RN
は、それぞれN個の印字ドットを形成しており、電源ラ
イン25-1、25-2からの電流が各発熱抵抗体に流れる
と、該当するドットが印字される。そして、発熱抵抗体
に電流が流れるか否かは、ドライバ回路26(NOT回
路)の出力値で決まり、ドライバ回路26の出力がLレ
ベルの場合は電源ラインからの電流が流れる。なお、こ
の図はN個の発熱抵抗体によって1列に印字ラインを形
成し、1個のイネーブル信号でドライブする場合を示し
ているが、一般には、N個の発熱抵抗体で1列の印字ラ
インを形成し、複数個のイネーブル信号でドライブして
いる。
は、それぞれN個の印字ドットを形成しており、電源ラ
イン25-1、25-2からの電流が各発熱抵抗体に流れる
と、該当するドットが印字される。そして、発熱抵抗体
に電流が流れるか否かは、ドライバ回路26(NOT回
路)の出力値で決まり、ドライバ回路26の出力がLレ
ベルの場合は電源ラインからの電流が流れる。なお、こ
の図はN個の発熱抵抗体によって1列に印字ラインを形
成し、1個のイネーブル信号でドライブする場合を示し
ているが、一般には、N個の発熱抵抗体で1列の印字ラ
インを形成し、複数個のイネーブル信号でドライブして
いる。
【0005】次に、制御回路31がどのように動作し
て、各発熱抵抗体R1、…、RN に電流を流すかを図5
に従って説明する。尚、図5に示すDI、CP、LAT
CH、C1、C2、ENABLEの各波形は、制御回路
31からサーマルヘッド駆動回路21に出力される信号
の動作タイミングを示したものである。つまり、DIは
シフトレジスタ27へ出力されるHまたはLレベルのデ
ータであり、CPはシフトレジスタ27に供給されるク
ロックパルスであり、LATCHはシフトレジスタ27
の各ビットデータをラッチ回路28に出力するラッチ信
号であり、またイネーブル信号はラッチ回路28のデー
タをNOT回路30-1、…、30-nに加えるためのイネ
ーブル信号である。
て、各発熱抵抗体R1、…、RN に電流を流すかを図5
に従って説明する。尚、図5に示すDI、CP、LAT
CH、C1、C2、ENABLEの各波形は、制御回路
31からサーマルヘッド駆動回路21に出力される信号
の動作タイミングを示したものである。つまり、DIは
シフトレジスタ27へ出力されるHまたはLレベルのデ
ータであり、CPはシフトレジスタ27に供給されるク
ロックパルスであり、LATCHはシフトレジスタ27
の各ビットデータをラッチ回路28に出力するラッチ信
号であり、またイネーブル信号はラッチ回路28のデー
タをNOT回路30-1、…、30-nに加えるためのイネ
ーブル信号である。
【0006】以下、N個の発熱抵抗体の処理について、
制御回路31とサーマルヘッド駆動回路21の動作を説
明する。制御回路31は、最初に、Nビットからなる印
字データを、電源ライン25-1に対するn(n=N/
2)ビットのデータと電源ライン25-2に対するnビッ
トのデータとに分離する。つまり、電源ライン25-1か
らの電流で動作するn個の発熱抵抗体(R4i、R4i+1と
R1 )に対するデータ(以下C1 データ群という)と、
電源ラインC2 からの電流で動作するn個の発熱抵抗体
(R4i-1、R4i-2とRN )に対するデータ(以下C2 デ
ータ群)に分離する(尚、ここでiは、i=1〜(N−
2)/4である)。そして、制御回路31は、クロック
パルスCPに同期して、C1 データ群(nビットのデー
タ)を、T 1 〜T2 のタイミングでシフトレジスタ27
に1ビットごとに出力する。この処理により、シフトレ
ジスタ27の各ビットセルにはnビットのC1 データ群
が記憶されることになる。その後、T3 で、制御回路3
1は、LATCH(ラッチ)パルスを出力するので、こ
のT3 のタイミングでシフトレジスタ27の各データが
ラッチ回路28の各記憶セルに入力される。次にT
4 で、制御回路31は、イネーブル信号ENABLEを
Hレベルにすると共に、電源ライン25-1に対して電源
電圧を供給する。すると、ラッチ回路28の出力信号は
ANDゲート29-1、…、29-nとNOT回路30-1、
…、30-nを介して、リード電極24-1、…、24-nに
加わるので、リード電極24-1、…、24-nの電圧がL
レベルであれば電源ライン25-1からの電流がリード電
極23-0、23-2、…、23n-1 、各ダイオードDを介
して流れ、電流の流れる発熱抵抗体の位置のドットが印
字される。
制御回路31とサーマルヘッド駆動回路21の動作を説
明する。制御回路31は、最初に、Nビットからなる印
字データを、電源ライン25-1に対するn(n=N/
2)ビットのデータと電源ライン25-2に対するnビッ
トのデータとに分離する。つまり、電源ライン25-1か
らの電流で動作するn個の発熱抵抗体(R4i、R4i+1と
R1 )に対するデータ(以下C1 データ群という)と、
電源ラインC2 からの電流で動作するn個の発熱抵抗体
(R4i-1、R4i-2とRN )に対するデータ(以下C2 デ
ータ群)に分離する(尚、ここでiは、i=1〜(N−
2)/4である)。そして、制御回路31は、クロック
パルスCPに同期して、C1 データ群(nビットのデー
タ)を、T 1 〜T2 のタイミングでシフトレジスタ27
に1ビットごとに出力する。この処理により、シフトレ
ジスタ27の各ビットセルにはnビットのC1 データ群
が記憶されることになる。その後、T3 で、制御回路3
1は、LATCH(ラッチ)パルスを出力するので、こ
のT3 のタイミングでシフトレジスタ27の各データが
ラッチ回路28の各記憶セルに入力される。次にT
4 で、制御回路31は、イネーブル信号ENABLEを
Hレベルにすると共に、電源ライン25-1に対して電源
電圧を供給する。すると、ラッチ回路28の出力信号は
ANDゲート29-1、…、29-nとNOT回路30-1、
…、30-nを介して、リード電極24-1、…、24-nに
加わるので、リード電極24-1、…、24-nの電圧がL
レベルであれば電源ライン25-1からの電流がリード電
極23-0、23-2、…、23n-1 、各ダイオードDを介
して流れ、電流の流れる発熱抵抗体の位置のドットが印
字される。
【0007】以上の処理でC1 データ群についての印字
が終わるが、C1 データ群についての印字がされている
間、制御回路31は、T3 以降、C2 データ群のnビッ
トのデータを順次シフトレジスタ27に出力している。
従って、C1 データ群についての印字が終わった後、制
御回路31は、T6 でラッチ信号LATCHを出力した
後、T7 〜T8 の間、電源ライン25-2とイネーブル信
号ENABLEをHレベルにしてC2 データ群のデータ
を印字する。
が終わるが、C1 データ群についての印字がされている
間、制御回路31は、T3 以降、C2 データ群のnビッ
トのデータを順次シフトレジスタ27に出力している。
従って、C1 データ群についての印字が終わった後、制
御回路31は、T6 でラッチ信号LATCHを出力した
後、T7 〜T8 の間、電源ライン25-2とイネーブル信
号ENABLEをHレベルにしてC2 データ群のデータ
を印字する。
【0008】以下の処理で1列の印字ラインの印字が終
わるが、1列の印字ラインの印字を複数のイネーブル信
号で順次時分割で印字する場合は、イネーブル信号毎に
上記と同様の処理をする。例えば1印字ラインが4個の
イネーブル信号で行われる場合は、1イネーブル信号に
対して上記したC1 データ群の印字とC2 データ群の印
字があり、この処理がイネーブル信号の切り換えによ
り、合計4回続くことになる。
わるが、1列の印字ラインの印字を複数のイネーブル信
号で順次時分割で印字する場合は、イネーブル信号毎に
上記と同様の処理をする。例えば1印字ラインが4個の
イネーブル信号で行われる場合は、1イネーブル信号に
対して上記したC1 データ群の印字とC2 データ群の印
字があり、この処理がイネーブル信号の切り換えによ
り、合計4回続くことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例の装置
の場合、制御回路31は、1印字ラインの印字をするた
めに電源ライン数(上記の例では2本)とイネーブル信
号の数を掛けた回数だけデータの転送処理をしなければ
ならず、しかも、送出するデータの組合わせがとびとび
のビット順であり、その組み分けを制御回路でやるとな
ると、その処理が煩雑である。そのため、サーマルヘッ
ドを使用して、プリンタ等を製作するメーカ側に負担を
かけることになり、センタータイプの採用が敬遠される
おそれがあり、発熱抵抗体数が同じ場合、エッジタイプ
よりもセンタータイプの方が印字品質が良いという、特
長を生かせ得ないという問題があった。
の場合、制御回路31は、1印字ラインの印字をするた
めに電源ライン数(上記の例では2本)とイネーブル信
号の数を掛けた回数だけデータの転送処理をしなければ
ならず、しかも、送出するデータの組合わせがとびとび
のビット順であり、その組み分けを制御回路でやるとな
ると、その処理が煩雑である。そのため、サーマルヘッ
ドを使用して、プリンタ等を製作するメーカ側に負担を
かけることになり、センタータイプの採用が敬遠される
おそれがあり、発熱抵抗体数が同じ場合、エッジタイプ
よりもセンタータイプの方が印字品質が良いという、特
長を生かせ得ないという問題があった。
【0010】また、高速の印字周期で印字装置を使用す
る場合、各発熱抵抗体に対して熱履歴制御が必要となる
が、上記のようにデータが2分されるので、熱履歴の為
の処理が複雑化する。ここで熱履歴制御とは、各発熱抵
抗体が過去数ラインの印字処理において、実際に発熱し
たか否か等を判定し、その結果に応じて各発熱抵抗体に
対する電源エネルギーの印加時間などを調整する制御を
いうが、従来のセンタータイプのサーマルヘッドでは、
電源ラインが切り替わるごとに、印字ラインから見て飛
び飛びのnビットのデータが入れ替わるので、サーマル
ヘッド21の側で熱履歴制御をすることが極めて困難で
ある。
る場合、各発熱抵抗体に対して熱履歴制御が必要となる
が、上記のようにデータが2分されるので、熱履歴の為
の処理が複雑化する。ここで熱履歴制御とは、各発熱抵
抗体が過去数ラインの印字処理において、実際に発熱し
たか否か等を判定し、その結果に応じて各発熱抵抗体に
対する電源エネルギーの印加時間などを調整する制御を
いうが、従来のセンタータイプのサーマルヘッドでは、
電源ラインが切り替わるごとに、印字ラインから見て飛
び飛びのnビットのデータが入れ替わるので、サーマル
ヘッド21の側で熱履歴制御をすることが極めて困難で
ある。
【0011】この発明は、上記問題点に鑑みなされたも
のであり、厚膜センタータイプのサーマルヘッドにおい
て、制御回路から1印字ライン分のデータを分割して送
出する必要がない、エッジタイプと同様に、1印字ライ
ン分を一挙に転送でき、センタータイプの印字品質の良
さが生かせるサーマルヘッド駆動回路装置及び印字装置
を提供することを目的とする。
のであり、厚膜センタータイプのサーマルヘッドにおい
て、制御回路から1印字ライン分のデータを分割して送
出する必要がない、エッジタイプと同様に、1印字ライ
ン分を一挙に転送でき、センタータイプの印字品質の良
さが生かせるサーマルヘッド駆動回路装置及び印字装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
のサーマルヘッド駆動回路装置は、複数個の発熱抵抗体
がライン状に配列されてなる発熱抵抗体列と、この発熱
抵抗体列の各発熱抵抗体のライン方向の両端よりライン
方向と直交する方向に1つおきに両側に導出されるリー
ド電極と、前記一方側のリード電極に、それぞれ1つお
きに共通的に接続される一対の電源ラインと、複数のビ
ットセルからなり、印字すべきデータを記憶するデータ
記憶回路と、前記他方のリード電極に対応して設けら
れ、前記データ記憶回路の各ビットセル出力を受けて前
記発熱抵抗体を駆動するドライブ素子とを備えるものに
おいて、前記データ記憶回路のビットセル数を前記発熱
抵抗体数と同数に設定するとともに、前記データ記憶回
路と前記ドライブ素子との間に、前記一対の電源ライン
の電圧によって制御され、各電源ラインに対する印字デ
ータを選択して出力するゲート回路を特徴的に備えてい
る。
のサーマルヘッド駆動回路装置は、複数個の発熱抵抗体
がライン状に配列されてなる発熱抵抗体列と、この発熱
抵抗体列の各発熱抵抗体のライン方向の両端よりライン
方向と直交する方向に1つおきに両側に導出されるリー
ド電極と、前記一方側のリード電極に、それぞれ1つお
きに共通的に接続される一対の電源ラインと、複数のビ
ットセルからなり、印字すべきデータを記憶するデータ
記憶回路と、前記他方のリード電極に対応して設けら
れ、前記データ記憶回路の各ビットセル出力を受けて前
記発熱抵抗体を駆動するドライブ素子とを備えるものに
おいて、前記データ記憶回路のビットセル数を前記発熱
抵抗体数と同数に設定するとともに、前記データ記憶回
路と前記ドライブ素子との間に、前記一対の電源ライン
の電圧によって制御され、各電源ラインに対する印字デ
ータを選択して出力するゲート回路を特徴的に備えてい
る。
【0013】また、請求項2記載の印字装置は、複数個
の発熱抵抗体がライン状に配列されてなる発熱抵抗体
列、この発熱抵抗体列の各発熱抵抗体のライン方向の両
端よりライン方向と直交する方向に1つおきに両側に導
出されるリード電極、前記一方側のリード電極に、それ
ぞれ1つおきに共通的に接続される一対の電源ライン、
複数のビットセルからなり、印字すべきデータを記憶す
るデータ記憶回路、及び前記他方のリード電極に対応し
て設けられ、前記データ記憶回路の各ビットセル出力を
受けて前記発熱抵抗体を駆動するドライブ素子とを備え
るサーマルヘッド駆動回路装置と、このサーマルヘッド
駆動回路装置に電源電圧、印字データ及び制御信号を供
給する制御回路とからなるものにおいて、前記データ記
憶回路のビットセル数を前記発熱抵抗体数と同数に設定
するとともに、前記データ記憶回路と前記ドライブ素子
との間に、前記一対の電源ラインの電圧によって制御さ
れるゲート回路を特徴的に備えている。
の発熱抵抗体がライン状に配列されてなる発熱抵抗体
列、この発熱抵抗体列の各発熱抵抗体のライン方向の両
端よりライン方向と直交する方向に1つおきに両側に導
出されるリード電極、前記一方側のリード電極に、それ
ぞれ1つおきに共通的に接続される一対の電源ライン、
複数のビットセルからなり、印字すべきデータを記憶す
るデータ記憶回路、及び前記他方のリード電極に対応し
て設けられ、前記データ記憶回路の各ビットセル出力を
受けて前記発熱抵抗体を駆動するドライブ素子とを備え
るサーマルヘッド駆動回路装置と、このサーマルヘッド
駆動回路装置に電源電圧、印字データ及び制御信号を供
給する制御回路とからなるものにおいて、前記データ記
憶回路のビットセル数を前記発熱抵抗体数と同数に設定
するとともに、前記データ記憶回路と前記ドライブ素子
との間に、前記一対の電源ラインの電圧によって制御さ
れるゲート回路を特徴的に備えている。
【0014】
【作用】請求項1のサーマルヘッド駆動回路装置は、デ
ータ記憶回路の各ビットセルに一行分の印字データが記
憶される。そして、ゲート回路は、一方の電源ラインに
電圧が供給されるタイミングに合わせて動作して、電圧
の供給された電源ラインに対するデータをデータ記憶回
路からドライブ素子に出力する。このnビットのデータ
は、印字データに応じHレベルまたはLレベルである
が、Lレベルの電圧を出力しているリード電極に対して
電源ラインからの電流が流れ、電流の流れる発熱抵抗体
に該当するドット位置が発熱により印字される。ここま
での処理によって、N=2n個のドットの半分の領域の
印字が終了する。
ータ記憶回路の各ビットセルに一行分の印字データが記
憶される。そして、ゲート回路は、一方の電源ラインに
電圧が供給されるタイミングに合わせて動作して、電圧
の供給された電源ラインに対するデータをデータ記憶回
路からドライブ素子に出力する。このnビットのデータ
は、印字データに応じHレベルまたはLレベルである
が、Lレベルの電圧を出力しているリード電極に対して
電源ラインからの電流が流れ、電流の流れる発熱抵抗体
に該当するドット位置が発熱により印字される。ここま
での処理によって、N=2n個のドットの半分の領域の
印字が終了する。
【0015】次に、ゲート回路は、もう一方の電源ライ
ンに電圧が供給されるタイミングに合わせ、その電源ラ
インに対するnビットのデータをデータ記憶回路回路か
らドライブ素子に出力する。すると、電圧レベルがLレ
ベルである発熱抵抗体のリード電極に対して、電源ライ
ンからの電流が流れ、電流の流れる発熱抵抗体に該当す
るドット位置が発熱により印字される。
ンに電圧が供給されるタイミングに合わせ、その電源ラ
インに対するnビットのデータをデータ記憶回路回路か
らドライブ素子に出力する。すると、電圧レベルがLレ
ベルである発熱抵抗体のリード電極に対して、電源ライ
ンからの電流が流れ、電流の流れる発熱抵抗体に該当す
るドット位置が発熱により印字される。
【0016】請求項2の印字装置の場合も同様である。
すなわち、制御回路は、発熱抵抗体数N=2n個に対す
る印字データをサーマルヘッド駆動回路装置内のデータ
記憶回路に転送する。次に、制御回路は電源ラインの一
方に対して電源電圧を供給するが、そのタイミングに合
わせて、ゲート回路も動作する。するとゲート回路は、
電圧の供給された電源ラインに対するnビットのデータ
をデータ記憶回路からドライバー素子に対して出力す
る。そして、該当する発熱抵抗体に電流が流れドットの
印字がされる。
すなわち、制御回路は、発熱抵抗体数N=2n個に対す
る印字データをサーマルヘッド駆動回路装置内のデータ
記憶回路に転送する。次に、制御回路は電源ラインの一
方に対して電源電圧を供給するが、そのタイミングに合
わせて、ゲート回路も動作する。するとゲート回路は、
電圧の供給された電源ラインに対するnビットのデータ
をデータ記憶回路からドライバー素子に対して出力す
る。そして、該当する発熱抵抗体に電流が流れドットの
印字がされる。
【0017】次に、制御回路は、他方の電源ラインに対
して電源電圧を供給するが、ゲート回路は、そのタイミ
ングに合わせて動作してドライバー素子に印字データを
出力する。そして、該当する発熱抵抗体に電流が流れド
ットの印字がされる。
して電源電圧を供給するが、ゲート回路は、そのタイミ
ングに合わせて動作してドライバー素子に印字データを
出力する。そして、該当する発熱抵抗体に電流が流れド
ットの印字がされる。
【0018】
【実施例】図1、は、この発明の一実施例を示すサーマ
ルヘッド駆動回路装置のブロック図である。このサーマ
ルヘッド駆動回路1は、N個の発熱抵抗体R1 、R2 、
…、RN がライン状に配列される発熱抵抗体列2と、発
熱抵抗体列2の一端から各発熱抵抗体の端部毎に1つお
いて、発熱抵抗体列2のライン方向と直交する方向の一
方側に導出されるリード電極3-0、3-1、…、3-nと、
これらのリード電極3-0、3 -1、…、3-nと交互に各発
熱抵抗体の端部からライン方向と直交する方向の他方側
に導出されるリード電極4-1、4-2、…、4-nと、それ
ぞれダイオードDを介してリード電極3-0、3-1、…、
3-nに互いに1つおきに接続される一対の電源ラインC
1 、C2 と、他方のリード電極4-1、4-2、…、4
-nに、2値信号を出力するドライバ回路6とで構成され
ている。
ルヘッド駆動回路装置のブロック図である。このサーマ
ルヘッド駆動回路1は、N個の発熱抵抗体R1 、R2 、
…、RN がライン状に配列される発熱抵抗体列2と、発
熱抵抗体列2の一端から各発熱抵抗体の端部毎に1つお
いて、発熱抵抗体列2のライン方向と直交する方向の一
方側に導出されるリード電極3-0、3-1、…、3-nと、
これらのリード電極3-0、3 -1、…、3-nと交互に各発
熱抵抗体の端部からライン方向と直交する方向の他方側
に導出されるリード電極4-1、4-2、…、4-nと、それ
ぞれダイオードDを介してリード電極3-0、3-1、…、
3-nに互いに1つおきに接続される一対の電源ラインC
1 、C2 と、他方のリード電極4-1、4-2、…、4
-nに、2値信号を出力するドライバ回路6とで構成され
ている。
【0019】ドライバ回路6は、N個のビットセル
D1 、…、DN で構成され、印字すべきデータを記憶す
るシフトレジスタ7と、同じくN個の記憶セルLA1 、
…、LA N を有し、このシフトレジスタ7の各ビットセ
ルの出力をラッチするラッチ回路8と、ゲート回路9
と、このゲート回路9の出力とイネーブル信号を入力に
受けるAND回路10-1、…、10-nと、このAND回
路10-1、…、10-nからのデータに応じてリード電極
4-1、4-2、…、4-nを個別に駆動するNOT回路(ド
ライブ素子)11-1、11-2、…、11-nから構成され
ている。
D1 、…、DN で構成され、印字すべきデータを記憶す
るシフトレジスタ7と、同じくN個の記憶セルLA1 、
…、LA N を有し、このシフトレジスタ7の各ビットセ
ルの出力をラッチするラッチ回路8と、ゲート回路9
と、このゲート回路9の出力とイネーブル信号を入力に
受けるAND回路10-1、…、10-nと、このAND回
路10-1、…、10-nからのデータに応じてリード電極
4-1、4-2、…、4-nを個別に駆動するNOT回路(ド
ライブ素子)11-1、11-2、…、11-nから構成され
ている。
【0020】このサーマル回路の特徴はゲート回路9に
あり、ゲート回路9は、n個のORゲートO1 〜On と
N個のANDゲードA1 〜AN とで構成されている。そ
して、各ANDゲートA1 〜AN の一方の入力端子には
ラッチ回路8のLA1〜LAnの出力が加わっており、ま
た他方の入力端子には、電源ラインC1 、C2 の電圧が
抵抗R1 〜R4 によって分圧された電圧値が加わってい
る。つまり、電源ラインC1 の電圧V1 は、R2 V1 /
(R1 +R2 )の値に分圧されてA4i、A4i+1(i=1
〜(N−2)/4)とA1 のn個のANDゲートの入力
端子に加わり、また、電源ラインC2 の電圧V2 は、R
4 V2 /(R3 +R4 )の値に分圧されて残りのn個の
ANDゲートに加わっている。また一対のANDゲート
A2j、A 2j-1(j=1〜N/2)のそれぞれの出力は、
ORゲートO1 〜On の2つの入力端子に接続され、O
Rゲートの出力は、AND回路10-1〜10-nの一方の
入力端子に供給される。
あり、ゲート回路9は、n個のORゲートO1 〜On と
N個のANDゲードA1 〜AN とで構成されている。そ
して、各ANDゲートA1 〜AN の一方の入力端子には
ラッチ回路8のLA1〜LAnの出力が加わっており、ま
た他方の入力端子には、電源ラインC1 、C2 の電圧が
抵抗R1 〜R4 によって分圧された電圧値が加わってい
る。つまり、電源ラインC1 の電圧V1 は、R2 V1 /
(R1 +R2 )の値に分圧されてA4i、A4i+1(i=1
〜(N−2)/4)とA1 のn個のANDゲートの入力
端子に加わり、また、電源ラインC2 の電圧V2 は、R
4 V2 /(R3 +R4 )の値に分圧されて残りのn個の
ANDゲートに加わっている。また一対のANDゲート
A2j、A 2j-1(j=1〜N/2)のそれぞれの出力は、
ORゲートO1 〜On の2つの入力端子に接続され、O
Rゲートの出力は、AND回路10-1〜10-nの一方の
入力端子に供給される。
【0021】なお、サーマルヘッド駆動回路1と、本体
部(制御回路)12は、図2に示すように接続され、制
御回路12から電源電圧C1 、C2 、イネーブル信号E
NABLE、ラッチ信号LATCH、クロック信号C
P、データDIが供給されるようになっている。次に、
上記実施例回路の動作を図3のタイミングチャートに従
って説明する。制御回路12は、クロックパルスCPに
同期して、N(=2n)ビットの印字データDIを1ビ
ットごとにシフトレジスタ7に出力する(図3のT1 〜
T2 の期間及び図1参照)。これにより、このN個の印
字データはシフトレジスタ7に記憶される。その後、T
3 のタイミングでラッチ信号LATCHが出力され、シ
フトレジスタ7のデータがラッチ回路8の各記憶セルL
A1 〜LAN に記憶される。そして、制御回路12は、
T4 で電源ラインC1 の電圧V1 を供給する。この電圧
は分圧されてゲート回路9に加わるので、A4i、A4i+1
(i=1〜(N−2)/4)とA1 のn個のANDゲー
トの入力端子はHレベルになる。するとHレベル電圧の
入力されているANDゲートはONして、そのANDゲ
ートの他方の入力端子に加わっている印字データが、O
RゲートO1 〜On を介してAND回路10-1〜10-n
に出力される。また、T4 のタイミングではイネーブル
信号INABLEもHレベルになるので、このAND回
路10-1〜10-nもONして発熱抵抗体R4i、R
4i+1(i=1〜(N−2)/4)とR1 が動作する。そ
して、T5 のタイミングになると、電源ラインC1 の電
圧V1 が遮断し、ゲート回路9の全てのANDゲートが
OFFとなる。
部(制御回路)12は、図2に示すように接続され、制
御回路12から電源電圧C1 、C2 、イネーブル信号E
NABLE、ラッチ信号LATCH、クロック信号C
P、データDIが供給されるようになっている。次に、
上記実施例回路の動作を図3のタイミングチャートに従
って説明する。制御回路12は、クロックパルスCPに
同期して、N(=2n)ビットの印字データDIを1ビ
ットごとにシフトレジスタ7に出力する(図3のT1 〜
T2 の期間及び図1参照)。これにより、このN個の印
字データはシフトレジスタ7に記憶される。その後、T
3 のタイミングでラッチ信号LATCHが出力され、シ
フトレジスタ7のデータがラッチ回路8の各記憶セルL
A1 〜LAN に記憶される。そして、制御回路12は、
T4 で電源ラインC1 の電圧V1 を供給する。この電圧
は分圧されてゲート回路9に加わるので、A4i、A4i+1
(i=1〜(N−2)/4)とA1 のn個のANDゲー
トの入力端子はHレベルになる。するとHレベル電圧の
入力されているANDゲートはONして、そのANDゲ
ートの他方の入力端子に加わっている印字データが、O
RゲートO1 〜On を介してAND回路10-1〜10-n
に出力される。また、T4 のタイミングではイネーブル
信号INABLEもHレベルになるので、このAND回
路10-1〜10-nもONして発熱抵抗体R4i、R
4i+1(i=1〜(N−2)/4)とR1 が動作する。そ
して、T5 のタイミングになると、電源ラインC1 の電
圧V1 が遮断し、ゲート回路9の全てのANDゲートが
OFFとなる。
【0022】その後、T6 のタイミングになると、制御
回路12は、電源ラインC2 に電圧V2 を出力する。こ
の電圧は分圧されてゲート回路9に加わわるので、今度
はA 4i-1、A4i-2(i=1〜(N−2)/4)とAN の
みがONして、該当する印字データがAND回路10-1
〜10-nに出力される。この状態で、イネーブル信号E
NABLEはHレベルのままであるから、AND回路1
0-1〜10-nもONして発熱抵抗体R4i-1、R4i-2(i
=1〜(N−2)/4)とRN が動作する。そして、T
7 のタイミングになると電源ラインC2 の電圧が遮断
し、同時にゲート回路6の全てのANDゲートがOFF
となってN個の発熱抵抗体に対する印字処理が終わる。
回路12は、電源ラインC2 に電圧V2 を出力する。こ
の電圧は分圧されてゲート回路9に加わわるので、今度
はA 4i-1、A4i-2(i=1〜(N−2)/4)とAN の
みがONして、該当する印字データがAND回路10-1
〜10-nに出力される。この状態で、イネーブル信号E
NABLEはHレベルのままであるから、AND回路1
0-1〜10-nもONして発熱抵抗体R4i-1、R4i-2(i
=1〜(N−2)/4)とRN が動作する。そして、T
7 のタイミングになると電源ラインC2 の電圧が遮断
し、同時にゲート回路6の全てのANDゲートがOFF
となってN個の発熱抵抗体に対する印字処理が終わる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、サーマルヘッド側に
発熱抵抗体数と同一ビット数を持つデータ記憶回路に印
字データを記憶し、電源ラインの電圧で制御されるゲー
ト回路でこのデータを2分するので、制御回路からはエ
ッヂタイプと同様のデータ供給方法でよく、またセンタ
ータイプのサーマルヘッドであっても、電源電圧以外は
特別の制御信号を必要としないので、制御回路側の処理
が簡単になる。また、従来きわめて困難であった熱履歴
制御も可能であり、必要があれば隣接ビットを絡めた熱
履歴制御をすることもできる。そのため、センタータイ
プの印字品質の良い点を生かし、このタイプのサーマル
ヘッドの採用を増加させるのに役立つ。
発熱抵抗体数と同一ビット数を持つデータ記憶回路に印
字データを記憶し、電源ラインの電圧で制御されるゲー
ト回路でこのデータを2分するので、制御回路からはエ
ッヂタイプと同様のデータ供給方法でよく、またセンタ
ータイプのサーマルヘッドであっても、電源電圧以外は
特別の制御信号を必要としないので、制御回路側の処理
が簡単になる。また、従来きわめて困難であった熱履歴
制御も可能であり、必要があれば隣接ビットを絡めた熱
履歴制御をすることもできる。そのため、センタータイ
プの印字品質の良い点を生かし、このタイプのサーマル
ヘッドの採用を増加させるのに役立つ。
【図1】本発明の一実施例を示すサーマルヘッド駆動回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
【図2】図1に示すサーマルヘッド駆動回路装置を採用
する印字装置の概略構成を示すブロック図である。
する印字装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】実施例装置の回路動作を説明するタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図4】従来のサーマルヘッド回路を示す回路図であ
る。
る。
【図5】図4の回路動作を説明するタイミングチャート
である。
である。
2 発熱抵抗体列
3-0〜3-n リード電極
4-1〜4-n リード電極
5-1、5-2 電源ライン
7 シフトレジスタ
8 ラッチ回路
9 ゲート回路
11-1〜11-n ドライブ素子を構成するNOT回路
R1 〜RN 発熱抵抗体
Claims (2)
- 【請求項1】複数個の発熱抵抗体がライン状に配列され
てなる発熱抵抗体列と、 この発熱抵抗体列の各発熱抵抗体のライン方向の両端よ
りライン方向と直交する方向に1つおきに両側に導出さ
れるリード電極と、 前記一方側のリード電極に、それぞれ1つおきに共通的
に接続される一対の電源ラインと、 複数のビットセルからなり、印字すべきデータを記憶す
るデータ記憶回路と、 前記他方のリード電極に対応して設けられ、前記データ
記憶回路の各ビットセル出力を受けて前記発熱抵抗体を
駆動するドライブ素子と、 を備えるサーマルヘッド駆動回路装置において、 前記データ記憶回路のビットセル数を前記発熱抵抗体数
と同数に設定するとともに、 前記データ記憶回路と前記ドライブ素子との間に、前記
一対の電源ラインの電圧によって制御され、各電源ライ
ンに対する印字データを選択して出力するゲート回路を
備えたことを特徴とするサーマルヘッド駆動回路装置。 - 【請求項2】複数個の発熱抵抗体がライン状に配列され
てなる発熱抵抗体列、この発熱抵抗体列の各発熱抵抗体
のライン方向の両端よりライン方向と直交する方向に1
つおきに両側に導出されるリード電極、前記一方側のリ
ード電極に、それぞれ1つおきに共通的に接続される一
対の電源ライン、複数のビットセルからなり、印字すべ
きデータを記憶するデータ記憶回路、及び前記他方のリ
ード電極に対応して設けられ、前記データ記憶回路の各
ビットセル出力を受けて前記発熱抵抗体を駆動するドラ
イブ素子を備えるサーマルヘッド駆動回路装置と、 このサーマルヘッド駆動回路装置に電源電圧、印字デー
タ及び制御信号を供給する制御回路とからなる印字装置
において、 前記データ記憶回路のビットセル数を前記発熱抵抗体数
と同数に設定するとともに、前記データ記憶回路と前記
ドライブ素子との間に、前記一対の電源ラインの電圧に
よって制御されるゲート回路を備え、 前記制御回路より、前記データ記憶回路に、発熱抵抗体
列で印字する印字データを連続的に一挙に入力し、電源
ラインの切替えに同期してその電源ラインに対する印字
データをドライバー素子に出力するようにしたことを特
徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162901A JPH058428A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | サーマルヘツド駆動回路装置および印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162901A JPH058428A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | サーマルヘツド駆動回路装置および印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058428A true JPH058428A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15763392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3162901A Pending JPH058428A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | サーマルヘツド駆動回路装置および印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058428A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5610650A (en) * | 1992-12-28 | 1997-03-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electronic parts, thermal head, manufacturing method of the thermal head, and heat sensitive recording apparatus |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3162901A patent/JPH058428A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5610650A (en) * | 1992-12-28 | 1997-03-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electronic parts, thermal head, manufacturing method of the thermal head, and heat sensitive recording apparatus |
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