JPH0584140B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0584140B2 JPH0584140B2 JP59130729A JP13072984A JPH0584140B2 JP H0584140 B2 JPH0584140 B2 JP H0584140B2 JP 59130729 A JP59130729 A JP 59130729A JP 13072984 A JP13072984 A JP 13072984A JP H0584140 B2 JPH0584140 B2 JP H0584140B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- connection
- connection side
- same
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 230000017105 transposition Effects 0.000 claims description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 7
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002500 effect on skin Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/04—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
- H02K3/12—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、回転電機固定子巻線に関するもの
であり、とりわけ、端部転位接続を施したハーフ
コイル方式でなる回転電機固定子巻線に関するも
のである。
であり、とりわけ、端部転位接続を施したハーフ
コイル方式でなる回転電機固定子巻線に関するも
のである。
第1図〜第3図により従来のこの種の装置につ
いて説明する。従来、固定子巻線のハーフコイル
方式のものは、結線側で端部転位を行なつてい
た。すなわち、第1図、第2図は2ターンコイル
のハーフコイルを2個直列に接続した略図であ
り、それぞれ絶縁されたコイル素線1,2および
3,4がそれぞれにターンを形成する。ハーフコ
イルの上口コイル11と下口コイル12とはコイ
ルエンド部で接続片5で接続されている。7はコ
イル足である。端部転位はジヤンパー接続片6で
施されている。8は隣りコイルとの直列接続片で
ある。第2図における一点鎖線は隣りコイルを示
す。
いて説明する。従来、固定子巻線のハーフコイル
方式のものは、結線側で端部転位を行なつてい
た。すなわち、第1図、第2図は2ターンコイル
のハーフコイルを2個直列に接続した略図であ
り、それぞれ絶縁されたコイル素線1,2および
3,4がそれぞれにターンを形成する。ハーフコ
イルの上口コイル11と下口コイル12とはコイ
ルエンド部で接続片5で接続されている。7はコ
イル足である。端部転位はジヤンパー接続片6で
施されている。8は隣りコイルとの直列接続片で
ある。第2図における一点鎖線は隣りコイルを示
す。
第3図はコイルの断面を示し、各に独立して絶
縁されたコイル素線1〜4により上部ターン9と
下部ターン10が形成されている。
縁されたコイル素線1〜4により上部ターン9と
下部ターン10が形成されている。
実際には上記2個のコイルは相隣れるスロツト
に納められ隣りコイルとの接続片8も実機では第
2図のように接続片6とほぼ同じ場所に並んで位
置している。
に納められ隣りコイルとの接続片8も実機では第
2図のように接続片6とほぼ同じ場所に並んで位
置している。
一般に、大きな交流電流が流れる導体には表皮
効果が現われ、電流はその断面を均一には流れ
ず、表面に集中して流れようとする。
効果が現われ、電流はその断面を均一には流れ
ず、表面に集中して流れようとする。
また、交流発電機においては、回転磁極面から
固定子のスロツト内を半径方向に通る磁束と導体
とが鎖交することによつて導体内に渦電流を生ず
るが、上記の磁束は深さ方向によりその密度が異
なるため、スロツト内の各素線に発生する渦電流
の大きさも異なり、導体内での発生電圧間に差を
生じて損失を大きくすることになる。
固定子のスロツト内を半径方向に通る磁束と導体
とが鎖交することによつて導体内に渦電流を生ず
るが、上記の磁束は深さ方向によりその密度が異
なるため、スロツト内の各素線に発生する渦電流
の大きさも異なり、導体内での発生電圧間に差を
生じて損失を大きくすることになる。
この損失を軽減させるため、従来は各々のコイ
ル素線が平均的に同一磁束密度の部分を通るよう
にする目的で、結線側で端部転位を行なつてい
た。すなわち、第1図は全く同一に作られた2個
のコイルを2個直列に接続した図であるが、コイ
ル足側(結線側)端部転位用ジヤンパー接続片6
で図のように端部転位をさせると、例えば左側の
コイルでは最上段の素線を流れる電流は右側のコ
イルでは第2段目の素線2と同位の部分を流れ、
左側の実線で示す素線に流れる電流は右側のコイ
ルでは左側コイルの点線で示す部分を流れるよう
になり、第1図の2コイル直列で見た場合の実線
で示す素線がA−B間で切る磁束数と点線で示す
素線がA−B間で切る磁束数とでは同一となり、
導体内で発生する損失を軽減できるのである。
ル素線が平均的に同一磁束密度の部分を通るよう
にする目的で、結線側で端部転位を行なつてい
た。すなわち、第1図は全く同一に作られた2個
のコイルを2個直列に接続した図であるが、コイ
ル足側(結線側)端部転位用ジヤンパー接続片6
で図のように端部転位をさせると、例えば左側の
コイルでは最上段の素線を流れる電流は右側のコ
イルでは第2段目の素線2と同位の部分を流れ、
左側の実線で示す素線に流れる電流は右側のコイ
ルでは左側コイルの点線で示す部分を流れるよう
になり、第1図の2コイル直列で見た場合の実線
で示す素線がA−B間で切る磁束数と点線で示す
素線がA−B間で切る磁束数とでは同一となり、
導体内で発生する損失を軽減できるのである。
すなわち、第1図の左右2つのコイルにおい
て、実線と点線とが、全く置きかえられることに
より、A−B間で2つの素線、すなわち実線と点
線で示す素線に発生する電圧は同一になると見て
よく、これにより導体内に発生する損失が軽減さ
れる。
て、実線と点線とが、全く置きかえられることに
より、A−B間で2つの素線、すなわち実線と点
線で示す素線に発生する電圧は同一になると見て
よく、これにより導体内に発生する損失が軽減さ
れる。
しかし、従来のように、端部転位を結線側で施
すと、多ターンのハーフコイルの場合には第2図
のようにターン形成のための接続片5と、隣コイ
ルとの接続片5とが円周方向に交互に存在するた
め、作業スペースが小さくなり、そこへ、さらに
端部転位用のジヤンパー接続片6を接続するた
め、接続作業がやりにくく、テーピング作業も非
常にやりにくいという欠点があつた。
すと、多ターンのハーフコイルの場合には第2図
のようにターン形成のための接続片5と、隣コイ
ルとの接続片5とが円周方向に交互に存在するた
め、作業スペースが小さくなり、そこへ、さらに
端部転位用のジヤンパー接続片6を接続するた
め、接続作業がやりにくく、テーピング作業も非
常にやりにくいという欠点があつた。
また、結線側には位相リングを接続するなどの
作業があり、かつ、端部転位の接続をするため、
作業工数が大幅に多くなり、全体の巻線が完成す
るまでの日程が延びる要因となつていた。
作業があり、かつ、端部転位の接続をするため、
作業工数が大幅に多くなり、全体の巻線が完成す
るまでの日程が延びる要因となつていた。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、端部転位の接続
を従来の結線側から反結線側へ移行したものであ
り、これにより端部接続作業スペースが拡大さ
れ、作業性を向上させると共に、結線側の接続作
業も容易にし、全体の作業日程を短縮することが
できる回転電機固定子巻線を提供する。
除去するためになされたもので、端部転位の接続
を従来の結線側から反結線側へ移行したものであ
り、これにより端部接続作業スペースが拡大さ
れ、作業性を向上させると共に、結線側の接続作
業も容易にし、全体の作業日程を短縮することが
できる回転電機固定子巻線を提供する。
第4図に示す一実施例において、反結線側に取
付けられた端部転位のためのジヤンパー接続片6
は、従来の端部転位と同様の電気的作用を呈する
ものであるが、その占める位置を異にしている。
付けられた端部転位のためのジヤンパー接続片6
は、従来の端部転位と同様の電気的作用を呈する
ものであるが、その占める位置を異にしている。
その他の部分は第1図に示したものと同様であ
り説明を省略する。
り説明を省略する。
以上のように、隣りコイルの接続がない分だけ
結線側よりもスペースが広い反結線側で端部転位
を行うことにより、左右のコイルは実線で示す素
線と点線で示す素線とが完全に逆になつており、
このことはA−B間で見た場合2本の素線が切る
スロツト深さ方向の磁束数が平均化されることを
示しており、この点については従来のものと全く
同じ効果を得ることができる。
結線側よりもスペースが広い反結線側で端部転位
を行うことにより、左右のコイルは実線で示す素
線と点線で示す素線とが完全に逆になつており、
このことはA−B間で見た場合2本の素線が切る
スロツト深さ方向の磁束数が平均化されることを
示しており、この点については従来のものと全く
同じ効果を得ることができる。
しかも、端部転位の接続作業スペースが拡大さ
れ、かつ、これに伴い結線側も作業性が向上され
る。
れ、かつ、これに伴い結線側も作業性が向上され
る。
なお、上記実施例では、2ターンのハーフコイ
ルのものについて示したが、3ターン以上のもの
についても、同様に反結線側に端部転位の接続を
設けてもよく、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
ルのものについて示したが、3ターン以上のもの
についても、同様に反結線側に端部転位の接続を
設けてもよく、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
以上のように、この発明によれば、ハーフコイ
ル方式固定子巻線の端部転位を反結線側へ移行し
たので作業スペースが広くなり、接続およびテー
ピング作業が容易となり、かつ、結線側に集中し
ていた接続作業の一部を反結線側へ移行させたこ
とにより全体の巻線作業日程を短縮することがで
きる効果がある。
ル方式固定子巻線の端部転位を反結線側へ移行し
たので作業スペースが広くなり、接続およびテー
ピング作業が容易となり、かつ、結線側に集中し
ていた接続作業の一部を反結線側へ移行させたこ
とにより全体の巻線作業日程を短縮することがで
きる効果がある。
第1図〜第3図は従来の装置を示し、第1図は
一部結線図、第2図は一部斜視図、第3図は一部
横断面図である。第4図はこの発明の一実施例の
一部結線図である。 1〜4……コイル素線、5……上口コイル11
と下口コイル12との接続片、6……ジヤンパー
接続片、7……コイル足、8……隣コイルとの直
列接続片、9……上段ターン、10……下段ター
ン。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。
一部結線図、第2図は一部斜視図、第3図は一部
横断面図である。第4図はこの発明の一実施例の
一部結線図である。 1〜4……コイル素線、5……上口コイル11
と下口コイル12との接続片、6……ジヤンパー
接続片、7……コイル足、8……隣コイルとの直
列接続片、9……上段ターン、10……下段ター
ン。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。
Claims (1)
- 1 端部転位が外部で施されたハーフコイル方式
の回転電機固定子巻線において、ターン形成のた
めの接続および隣コイルとの接続の部位をなす結
線側と、この結線側に対向し端部転位接続の部位
をなす反結線側とを備えてなることを特徴とする
回転電機固定子巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13072984A JPS6110933A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 回転電機固定子巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13072984A JPS6110933A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 回転電機固定子巻線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6110933A JPS6110933A (ja) | 1986-01-18 |
JPH0584140B2 true JPH0584140B2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=15041232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13072984A Granted JPS6110933A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 回転電機固定子巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110933A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5319509B2 (ja) * | 2009-12-14 | 2013-10-16 | 三菱電機株式会社 | 可変速発電電動機の回転子コイルの交換方法 |
US12081067B2 (en) | 2019-06-05 | 2024-09-03 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Electric motor |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP13072984A patent/JPS6110933A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6110933A (ja) | 1986-01-18 |
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