JPH05839Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05839Y2 JPH05839Y2 JP5229088U JP5229088U JPH05839Y2 JP H05839 Y2 JPH05839 Y2 JP H05839Y2 JP 5229088 U JP5229088 U JP 5229088U JP 5229088 U JP5229088 U JP 5229088U JP H05839 Y2 JPH05839 Y2 JP H05839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- protrusions
- vehicle
- inspection
- abnormal noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、自動車組立後、走行中に車室内で
異音が発生するか否かを検出するための異音検出
用タイヤに関するものである。
異音が発生するか否かを検出するための異音検出
用タイヤに関するものである。
自動車は、組立後、走行中において各種部品の
組付不良による異音が車室内で発生するか否かを
検出している。
組付不良による異音が車室内で発生するか否かを
検出している。
この検査は、適当な広さの敷地3内に、第3図
及び第4図に示す様に、50cm〜70cm程の間隔P1
を持たせて一定間隔毎に高さが20mm〜25mm程度の
突状部材、例えば不要となつた高圧電線1,1…
…を多数敷設して、適当な長さの波状路2を構成
しておく。そして、自動車4を前記波状路2を走
行させて、自動車4に小さな振動を与え、この走
行中に、乗員が異音の発生の有無並びに異音が発
生した場合にはその発生個所の特定を行つて検査
している。
及び第4図に示す様に、50cm〜70cm程の間隔P1
を持たせて一定間隔毎に高さが20mm〜25mm程度の
突状部材、例えば不要となつた高圧電線1,1…
…を多数敷設して、適当な長さの波状路2を構成
しておく。そして、自動車4を前記波状路2を走
行させて、自動車4に小さな振動を与え、この走
行中に、乗員が異音の発生の有無並びに異音が発
生した場合にはその発生個所の特定を行つて検査
している。
上記検査方法では、自動車4を走行させるため
の特殊な施設が必要で、設備費が非常に高くなつ
ていた。
の特殊な施設が必要で、設備費が非常に高くなつ
ていた。
即ち、波状路2を構成するための敷地3は、自
動車4を走行させる必要上、巾3m以上、長さ
100m以上必要で、比較的広い敷地を確保しなけ
ればならない。またこの広い敷地3に非常に多く
の突状部材1を設置せねばならず、しかも、突状
部材1は自動車4の通過によつて簡単に剥がれな
いように堅固に取付けねばならず、施工に多大な
時間と手間が必要で、材料も多く必要である。ま
た複数の自動車4を走らせて検査を行う場合、自
動車4を安全に走行させるために様々な通行標識
が必要で、付帯設備も多く必要であつた。
動車4を走行させる必要上、巾3m以上、長さ
100m以上必要で、比較的広い敷地を確保しなけ
ればならない。またこの広い敷地3に非常に多く
の突状部材1を設置せねばならず、しかも、突状
部材1は自動車4の通過によつて簡単に剥がれな
いように堅固に取付けねばならず、施工に多大な
時間と手間が必要で、材料も多く必要である。ま
た複数の自動車4を走らせて検査を行う場合、自
動車4を安全に走行させるために様々な通行標識
が必要で、付帯設備も多く必要であつた。
上記の理由により設備費が高くついていた。ま
た、検査を何度も繰り返すと、突状部材1が剥が
れたり、路面が荒れたりして、検査条件が損なわ
れるので、波状路2を常に最適な状態に維持する
ために、常に保持点検を行わねばならず、管理も
面倒で費用が高くついていた。
た、検査を何度も繰り返すと、突状部材1が剥が
れたり、路面が荒れたりして、検査条件が損なわ
れるので、波状路2を常に最適な状態に維持する
ために、常に保持点検を行わねばならず、管理も
面倒で費用が高くついていた。
そこでこの考案は、特別な設備が不要で、一般
路でも試験を行えるようにした、特殊な形状のタ
イヤを提供せんとするものである。
路でも試験を行えるようにした、特殊な形状のタ
イヤを提供せんとするものである。
この考案は自動車に装着するタイヤであつて、
タイヤのクラウン部の円周等配置の数個所に、半
径方向に突出する突起を一体に形成したものであ
る。
タイヤのクラウン部の円周等配置の数個所に、半
径方向に突出する突起を一体に形成したものであ
る。
上記構造のタイヤを装着して走行すると、タイ
ヤに形成された数個の突起が一定周期で路面を押
して、自動車を積極的に振動させ、部品の組付け
不良部分があれば、異音を発生させる。
ヤに形成された数個の突起が一定周期で路面を押
して、自動車を積極的に振動させ、部品の組付け
不良部分があれば、異音を発生させる。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
本考案におけるタイヤ10は、第1図に示す様
に、クラウン部11に、クラウン部11の全幅に
亘つて半径方向に突出する突起12,12……を
ピツチP2が50cm〜70cm程度の長さに設定して、
複数個一体に形成してある。前記突起12,12
……は高さが20mm〜25mm程度で、例えばタイヤ1
0の円周等配置の3個所に形成する。そして各突
起12,12……間のピツチ変更はタイヤ10の
外径寸法を変えることにより対処する。尚、タイ
ヤ10のクラウン部11には周方向に様々なトレ
ツドパターンで排水溝(図示せず)が形成され
る。また、上記タイヤ10の中実のドーナツ状に
形成する。
に、クラウン部11に、クラウン部11の全幅に
亘つて半径方向に突出する突起12,12……を
ピツチP2が50cm〜70cm程度の長さに設定して、
複数個一体に形成してある。前記突起12,12
……は高さが20mm〜25mm程度で、例えばタイヤ1
0の円周等配置の3個所に形成する。そして各突
起12,12……間のピツチ変更はタイヤ10の
外径寸法を変えることにより対処する。尚、タイ
ヤ10のクラウン部11には周方向に様々なトレ
ツドパターンで排水溝(図示せず)が形成され
る。また、上記タイヤ10の中実のドーナツ状に
形成する。
上記形状のタイヤ10を自動車に装着して走行
すると、タイヤ10のクラウン部11に形成され
た突起12,12……が一定周期毎に路面に当た
つて自動車を押し上げ、自動車を強制的に振動さ
せる。従つて、走行中に、部品の組付不良があれ
ば、当該部分で異音を発し、この異音を乗員が聞
き分けることにより、不良部分の有無を検査でき
る。
すると、タイヤ10のクラウン部11に形成され
た突起12,12……が一定周期毎に路面に当た
つて自動車を押し上げ、自動車を強制的に振動さ
せる。従つて、走行中に、部品の組付不良があれ
ば、当該部分で異音を発し、この異音を乗員が聞
き分けることにより、不良部分の有無を検査でき
る。
この考案によれば、検出用タイヤを自動車に装
着して平坦な路面上を走行するだけで、部品の組
付不良による異音の発生の有無を検出することが
でき、一般路でも検査を行え、従来のような特別
な設備が不要となり、通行規制のための標識等の
付帯設備も必要となり、設備費が大幅に低減され
る。また保守点検もタイヤの突起を見るだけでよ
く、突起の摩耗量が一定レベル以下になると、新
しいタイヤと交換して検査すればよく、保守点検
も簡単で、補修費も非常に安価となる。
着して平坦な路面上を走行するだけで、部品の組
付不良による異音の発生の有無を検出することが
でき、一般路でも検査を行え、従来のような特別
な設備が不要となり、通行規制のための標識等の
付帯設備も必要となり、設備費が大幅に低減され
る。また保守点検もタイヤの突起を見るだけでよ
く、突起の摩耗量が一定レベル以下になると、新
しいタイヤと交換して検査すればよく、保守点検
も簡単で、補修費も非常に安価となる。
第1図は本考案における検出用タイヤの一実施
例を示す斜視図、第2図はタイヤの側面図、第3
図は従来の検査設備の平面図、第4図の断面図で
ある。 10……検出用タイヤ、11……クラウン部、
12……突起。
例を示す斜視図、第2図はタイヤの側面図、第3
図は従来の検査設備の平面図、第4図の断面図で
ある。 10……検出用タイヤ、11……クラウン部、
12……突起。
Claims (1)
- タイヤのクラウン部の円周等配置の数個所に、
半径方向に突出する突起部を一体に形成したこと
を特徴とする自動車の異音検出用タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229088U JPH05839Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229088U JPH05839Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154007U JPH01154007U (ja) | 1989-10-24 |
JPH05839Y2 true JPH05839Y2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=31278291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5229088U Expired - Lifetime JPH05839Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05839Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP5229088U patent/JPH05839Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01154007U (ja) | 1989-10-24 |
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