JPH0583979A - 電磁回転機の速度制御方法 - Google Patents

電磁回転機の速度制御方法

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JPH0583979A
JPH0583979A JP3237646A JP23764691A JPH0583979A JP H0583979 A JPH0583979 A JP H0583979A JP 3237646 A JP3237646 A JP 3237646A JP 23764691 A JP23764691 A JP 23764691A JP H0583979 A JPH0583979 A JP H0583979A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した回転精度の得られる電磁回転機の速
度制御装置及び速度制御方法を提案する。 【構成】 電磁回転機100の回転速度Fに応じて発生
する速度信号に基づいて、回転機の加速度の大きさを制
御する制御信号を発生し、この制御信号をトルク発生手
段にフィードバックして電磁回転機を速度制御する方法
であって、速度信号の出力点から加速度信号の発生部の
入力との間に、電磁回転機の速度制御系のオープンルー
プの位相余裕とゲイン余裕を設定するための位相補償フ
ィルタ202を含む第1のフィードバックループと、電
磁回転機の速度制御系の外乱応答性を向上させるための
第2のループを形成し、第2のループの特性を、第1の
フィードバックループに設定したゲイン交点より高い帯
域に設定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ等の電磁回転機
のための速度制御方法に関し、特にこの制御回路におけ
るフィルタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、モータの回転位置検出装置と
して、モータの回転体の所定位置にマグネットを設け、
更にステータ側のこのマグネットと対向する固定的な位
置に、そのマグネットの磁気変化を検出するホール素子
等からなる磁気検出素子を用いてパルス信号を得て、回
転位相を検出する回転位置検出装置が知られている。図
面を参照の上で従来のモータ構成について説明する。図
1は、従来の3相ブラシレスモータの要部の破断平面図
であり、図2は図1のX−X矢視の断面図である。この
ような従来のブラシレスモータでは4つの磁気回路、即
ち、回転駆動力を発生させるための磁気回路、FG信号
を発生させるための磁気回路、回転位置信号を発生する
ための磁気回路、回転磁界を発生させるための励磁タイ
ミングを検出するための磁気回路が形成されている。
先ず、図2において3相ブラシレスモータの概略構成を
述べる。基板7は鉄など磁性材料などからなり、その中
心部分に含油ベアリング9を圧入する一方、外周端部に
回転位置検出手段であるホール素子14を配設してい
る。回転軸5は、軸固定部材6を介してロータヨーク4
と一体に設けられており、さらに、含油ベアリング9上
部に設けられたベアリング8のインナーレースと含油ベ
アリング9に嵌着されており、これによりロータヨーク
4,駆動マグネット1,FGマグネット2,位置検出用
マグネット13等の一体物が基板7に対して自在に回転
する。
【0003】ロータヨーク4の外縁部には駆動マグネッ
ト1(図1)が固定されており、周知のように、駆動マ
グネット1に対して回転磁界を作用させることによりロ
ータヨーク4を回転駆動を行わせる。このために駆動マ
グネット1は、図1に示すように、半径方向に16極に
多極着磁されると共に、ロータヨーク4の外縁部内側に
固着されている。
【0004】回転磁界を作用させるために、複数の駆動
コイル10がステータヨーク11の回りに捲着されて設
けられ、その一方、このステータヨーク11が回転軸5
の回りに放射状に複数形成されており、駆動コイルもヨ
ーク11上において周方向に複数分設けられている。こ
のステータヨーク11は、図示していないネジなどの固
定部材により鉄基板7上に固定されている。
【0005】以上の構成において、ステータヨーク11
は、駆動マグネット1、ロータヨーク4、駆動マグネッ
トヨーク3と共に閉じた磁気回路を形成している。尚、
駆動マグネット1が、ステータヨーク11の半径方向に
このヨーク11から離間して設けられているタイプのブ
ラシレスモータを周対向型モータと呼ぶ。ロータヨーク
4の外周面には切り欠き部4hが加工成形されており、
この切り欠き部4hに回転位相検出手段である位置検出
用マグネット13が埋設されている。このマグネット1
3によっても1つの磁気回路が構成されている。
【0006】更に、各相のコイル10の励磁タイミング
を検出するための複数のホール素子12a,12b,1
2cが基板7上の適切な位置に固着されている。駆動マ
グネット1からの磁界はこれらのホール素子12a,1
2b,12cを通るので、これらの素子12a,12
b,12cによりマグネット1からの磁界変化が検出さ
れて、ステータ11のコイル10が発生させるべき磁界
の、回転する駆動マグネット1の磁界に対する位相差が
検出され、適切なタイミングで駆動コイルの各相に電流
が流されて回転磁界が発生させられる。この回転磁界は
ロータ4を図1の矢印方向Aに回転させる。
【0007】一方、FGマグネット2は、ロータヨーク
4の最外周縁部に固着されており、全部で120極分が
着磁されている。このFGマグネット2と対向する鉄基
板7の表面部には、矩形形状の多数の発電線素7aが銅
パターンなどによりエッチング形成されている。以上の
構成により、ロータヨーク4が回転起動されると、発電
線素7aよりロータヨーク4の回転速度に応じた周波数
の正弦波が発生するので、不図示のコントロール回路に
より、定速回転制御が行われる。
【0008】このロータヨーク4が回転すると、前記ロ
ータヨーク4に固着されていたマグネット13も一体回
転するので、インデックス位置検出用ホール素子14に
よりマグネット13の磁界変化を感知して、ロータヨー
ク4が1回転に対して、1発のパルス状のいわゆる位置
検出信号を発生するようにしている。このパルス信号に
より回転体の回転位相等を検出できるようにしている。
【0009】一方、モータの速度制御回路として、FG
コイル等の速度信号発生装置の出力から速度コントロー
ル信号を作成し、積分器を通して電流ドライブ回路にフ
ィードバックしているものが知られている。図3は従来
の速度制御回路の構成を示す。図4は図3の速度制御回
路に用いられている積分器202の回路図であり、図5
はその積分器202の伝達特性である。また、図6は図
5の特性を有する積分器を図3の速度制御回路に適用し
たときの、その制御回路の伝達特性である。
【0010】図3において、モータ100は、1/(Js
+D)で表わされるロータ回転体40と、60/(2π)
の伝達特性を有する発電線素部7aと、Kの伝達特性を
有するトルク項(トルク発生部)101で等価される。
一方、速度制御回路200は発電線素部7aからの周波
数信号Fを電圧に変換するためのF−V変換部201
(ゲインG)と、ここから出力された電圧信号を安定化
させるための積分器202と、電圧を電流Iに変換して
トルク発生部101に出力するV−I変換部(ゲイン
g)とからなる。
【0011】図4の構成を有する積分器202の伝達関
数G(s)は、 で表わされる。図4のキャパシタや抵抗に具体的な値を
与えて、そのG(s)が、9.37×(4×10-2s +1)/(S×(4.23
×10-4 +1)) で表わされるときは、速度制御回路20
0の伝達特性は図6により示される。但し、図6(a)
はゲイン特性を、(b)は位相特性を示す。この特性の
モータはゲイン余裕10db以上、位相余裕30db以上を
目標にしている。図6(a)に示された制御回路200
の特徴は、低域のゲインを伸ばしている。また、(b)
に示すように、ゲインが0db(1倍)になる帯域におけ
る位相を保証することにより、発振を防ぎ、系を安定さ
せている。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述の従来の速度制御回路によると、以下のような問題点
があった。即ち、 (1)FGマグネットの径が小さいモータでは着磁の極
数が少ないために、コギング等の外乱が発生し易い。図
6に示された特性のモータでは、負荷変動やコギングト
ルク等の外乱を圧縮できるのはせいぜい30HZ までで
ある。周対向モータの場合、100HZ 近辺にコギング
が出る事が多い。また、100HZ 付近では、位相が1
80度近く回っているために、発振が起こり易く、その
ために回転精度を悪化させ、記録再生装置等に使用する
場合には、記録再生エラーを発生し易い。したがって、
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、安定した回転精度の得られる電
磁回転機の速度制御方法を提案するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】上述の課題を解
決し、目的を達成するために、本発明による電磁回転機
の速度制御方法は、電磁回転機の回転速度に応じて発生
する速度信号に基づいて、前記回転機の加速度の大きさ
を制御する制御信号を発生し、この制御信号をトルク発
生手段にフィードバックして前記電磁回転機を速度制御
する方法であって、前記速度信号の出力点から加速度信
号の発生部の入力との間に、前記電磁回転機の速度制御
系のオープンループの位相余裕とゲイン余裕を設定する
ための位相補償フィルタを含む第1のフィードバックル
ープと、前記電磁回転機の速度制御系の外乱応答性を向
上させるための第2のループを形成し、前記第2のルー
プの特性を、前記第1のフィードバックループに設定し
たゲイン交点より高い帯域に設定することを特徴とす
る。上述の制御方法によれば、速度制御系の、ゲインが
0dbをクロスするゲイン交点(30HZ付近)から上の
帯域の外乱に対する圧縮率を向上する事により、速度制
御系オープンループのゲイン交点より上の帯域の外乱抑
圧特性を向上できる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の好
適な実施例を3つ上げて説明する。第1実施例 図7は、図3のモータ100と、このモータ100に本
発明を適用した回転制御装置200の構成とを説明した
ブロック図である。図3と同じ番号を有する要素は同じ
ものである。図7と図3とを対比すれば分るように、こ
の第1実施例の制御装置200は、積分器202とV−
I変換器203との間に、ローパスフィルタ(LPF)
を用いてフィードバックループを構成した点に特徴があ
る。ここで、h205は整数であり、前向き伝達関数と
言う。図8は、LPF204の1例であり、ボルテージ
・コントロールド・ボルテージソース・タイプのバタワ
ースフィルタを用いている。図7において、G201,
積分器(位相補償用のフィルタ)202,前向き伝達関
数h205,g203等はフィードバックループを形成
し、LPF204は第2の(フィードバック)ループを
形成する。
【0015】このLPF204の伝達関数G(s)は、 であり、減衰定数ζは、 である。図9(a)は、図8のLPF204のゲイン特
性を示し、(b)は位相特性を示す。同図によると、L
PF204の共振周波数は71HZ 、減衰率ζは0.0
5である。図10図の(a)に、図8のLPFを使用し
たときの。図7の系のオープンループ時のゲイン特性
を、(b)に位相特性を示す。ここで、オープンループ
特性とは、図7においてトルク外乱入力点とトルク発生
項101の間をカットしたときの、トルク外乱からK1
01までのトータルな伝達関数である。このオープンル
ープ特性は、ゲイン交点での位相余裕(180度までの
余裕)、位相が180度回った位置でのゲイン余裕(0
dbをどの程度下まわったか)を表わし、安定性圧縮率を
評価する目安となる。図10の(a)の特性は、50〜
100Hz付近で位相が戻り、ゲインも変化して、外乱
圧縮率を上げていることが分る。これは、g203と積
分器202の間に、LPF204をフィードバックルー
プ構成で付加したことによる効果である。
【0016】図11の(a)及び図12の(a)に、夫
々、従来の速度制御回路200をモータ100に接続し
てテストしたときの回転変動のパワースペクトルを、図
12の(b)及び図12の(b)に、夫々、図7の速度
制御回路200をモータ100に接続してテストしたと
きのそれらを示す。尚、ジッタは250KHZ の信号を
再生したときのものである。従来の速度制御回路による
テスト結果と本実施例の速度制御回路によるテスト結果
とを比較して解るように、本手法によれば、回転変動に
ついては50〜100Hz付近の変動成分が少なくなっ
ている。また、ジッタ成分については、3.8%から
2.9%に減少し、回転精度が向上している事がわか
る。
【0017】第2実施例 図13は、図7に示した速度制御回路200を若干変更
して、積分器202を前向き伝達関数とし、LPF20
4をフィードバック伝達関数としたときの速度制御系4
00のブロック図を示す。図13のLPF204も図8
の構成を有する。図14に、第2実施例の制御回路40
0のオープンループ特性のシミュレーション結果を示
す。この第2実施例の特性は、第1実施例と同じ傾向が
みられる事から、同等の効果が期待できる。
【0018】第3実施例 図15に第3実施例の速度制御回路500を示す。この
第3実施例の回路は、従来の制御回路(図3)に比し
て、積分器202の出力とVI変換器203の間に、ハ
イパスフィルタ206(HPF)を、ゲインが整数hで
ある伝達関数を持つ回路部分205に並列に付加するよ
うにしたものである。図16は同回路500に用いられ
ているHPF206の回路例である。同例の伝達関数G
(s)は、 であり、減衰定数ζは、 である。同HPFは、ボルテージ・コントロールド・ボ
ルテージソース・タイプのバタワース・フィルタであ
り、その減衰定数はζ=0.05、共振周波数は約90
Hzである。図17(a)はHPF206のゲイン特性
を示し、(b)は位相特性を示す。図18(a),
(b)に、夫々、制御回路206のゲイン及び位相のオ
ープンループ特性を示す。この第3実施例も、第1実施
例と同じ傾向がみられる事から、第1実施例と同等の効
果が期待できる。尚、図18にはh=1の場合を示し
た。
【0019】上記実施例は本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。例えば、上記3つの実施例
は、本発明を回転位置検出装置を有したスピンドルモー
タであって周対向型のスピンドルモータに適用したもの
であったが、本発明はそれに限定されず、面対向型のモ
ータに適用が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電磁回
転機の回転速度に応じて発生する速度信号に基づいて、
前記回転機の加速度の大きさを制御する制御信号を発生
し、この制御信号をトルク発生手段にフィードバックす
ることにより第1のフィードバックループを形成して前
記電磁回転機を速度制御する方法であって、前記速度信
号の出力点から加速度信号の発生部の入力との間に、前
記第1のフィードバックループのオープンループの位相
余裕とゲイン余裕を設定するための位相補償フィルタを
含む第2のループを形成し、前記位相補償フィルタの特
性を、第1のフィードバックループのオープンループ特
性のゲイン交点より高い帯域において外乱を抑制するよ
うに設定することを特徴とする。
【0021】上述の制御方法によれば、速度制御系の、
ゲインが0dbをクロスするゲイン交点(30HZ付近)
から上の帯域の外乱に対する圧縮率を向上する事によ
り、速度制御系オープンループのゲイン交点より上の帯
域の外乱抑圧特性を向上できる。特に、例えば、記録デ
ータの再生に信頼性の向上を達成することができ、ま
た、頑強な電磁回転機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に係る3相ブラシレスモータFG着
磁方法を説明するためのロータの平面図。
【図2】 図1のモータの部分断面図。
【図3】 従来の速度制御装置の構成を示すブロック
図。
【図4】 従来の位相補償用の積分器の回路構成を示す
図。
【図5】 図4の積分器の特性を示すグラフ。
【図6】 図3の制御回路の特性を示す図。
【図7】 第1実施例の速度制御回路の構成を示すブロ
ック図。
【図8】 図7の速度制御回路に用いられているLPF
の回路例を示す図。
【図9】 図8のLPFの特性を示すグラフ。
【図10】 図7の制御回路の特性を示す図。
【図11】
【図12】 従来の制御回路と第1実施例の制御回路の
特性を比較して示したグラフ。
【図13】 第2実施例の速度制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図14】 図13の制御回路の特性を示す図。
【図15】 第3実施例の速度制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図16】 図15の速度制御回路に用いられているH
PFの回路例を示す図。
【図17】 図16のHPFの特性を示すグラフ。
【図18】 図5の制御回路の特性を示す図。
【符号の説明】
1…駆動マグネット、2…FGマグネット、4…ロータ
ヨーク、7a…発電線素部、100…モータ、101…
トルク定数、200,300,400,500…制御回
路201…F−V変換部、202…積分器、203…V
−I変換部、204…LPF、205…前向き伝達関
数、206…HPF

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁回転機の回転速度に応じて発生する
    速度信号に基づいて、前記回転機の加速度の大きさを制
    御する制御信号を発生し、この制御信号をトルク発生手
    段にフィードバックして前記電磁回転機を速度制御する
    方法であって、 前記速度信号の出力点から加速度信号の発生部の入力と
    の間に、前記電磁回転機の速度制御系のオープンループ
    の位相余裕とゲイン余裕を設定するための位相補償フィ
    ルタを含む第1のフィードバックループと、前記電磁回
    転機の速度制御系の外乱応答性を向上させるための第2
    のループを形成し、 前記第2のループの特性を、前記第1のフィードバック
    ループに設定したゲイン交点より高い帯域に設定するこ
    とを特徴とする電磁回転機の速度制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁回転機の速度制御
    方法であって、前記第2のループは、前記位相補償フィ
    ルタの後段に配されると共に、前記制御信号を入力する
    ローパスフィルタを含み、このローパスフィルタの出力
    を前記位相補償フィルタの出力にフィードバックする。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電磁回転機の速度制御
    方法であって、前記第2のループは、前記位相補償フィ
    ルターの出力を入力とするローパスフィルターを含み、
    前記位相補償フィルタを前記第2のループの前向き伝達
    関数とする。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電磁回転機の速度制御
    方法であって、前記位相補償フィルタは積分回路であ
    る。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電磁回転機の速度制御
    方法であって、前記第2のループは、前記位相補償フィ
    ルタの後段に置かれ、この位相補償フィルタの出力を増
    幅する増幅器と、前記位相補償フィルタの出力を入力と
    するハイパスフィルタ含み、前記増幅器とハイパスフィ
    ルタ出力とを合成して前記制御信号とするようにループ
    を構成する。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載の電磁回転器の制
    御方法において、前記ローパスフィルタまたは前記ハイ
    パスフィルタはバタワースフィルタであり、減衰定数ζ
    は概略0.05以下である。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5に記載の電磁回転機の制
    御方法において、前記ローパスフィルタまたは前記ハイ
    パスフィルタはボルテージコントロールドボルテージソ
    ースタイプである。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の電磁回転機の制御方法
    において、前記位相補償フィルタは前記ハイパスフィル
    タが作るループの外側に配設される。
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