JPH0583599A - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
- Publication number
- JPH0583599A JPH0583599A JP24107391A JP24107391A JPH0583599A JP H0583599 A JPH0583599 A JP H0583599A JP 24107391 A JP24107391 A JP 24107391A JP 24107391 A JP24107391 A JP 24107391A JP H0583599 A JPH0583599 A JP H0583599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- horizontal scanning
- scanning period
- video signal
- delaying
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、くし形フィルタにおける1水平走査
期間遅延回路の遅延時間のばらつきを吸収する手段を提
供する。 【構成】くし形フィルタにおいて、1水平走査期間遅延
回路を固定遅延回路1と可変遅延回路2で構成する。入
力映像信号の同期信号を分離する第1の同期分離回路4
と、1水平走査遅延した映像信号の同期信号を分離する
第2の同期分離回路5と、2つの同期信号の位相ずれを
検出する位相検出回路6と、位相検出回路の出力信号に
よって、入力映像信号の1水平走査期間と1水平走査期
間遅延回路の遅延時間が等しくなるように、可変遅延回
路の遅延時間を制御する。 【効果】入力映像信号の1水平走査期間と、1水平走査
期間遅延回路による遅延時間が常に等しくなるため、遅
延時間の調整が簡略化されるとともにくし形特性が向上
する。
期間遅延回路の遅延時間のばらつきを吸収する手段を提
供する。 【構成】くし形フィルタにおいて、1水平走査期間遅延
回路を固定遅延回路1と可変遅延回路2で構成する。入
力映像信号の同期信号を分離する第1の同期分離回路4
と、1水平走査遅延した映像信号の同期信号を分離する
第2の同期分離回路5と、2つの同期信号の位相ずれを
検出する位相検出回路6と、位相検出回路の出力信号に
よって、入力映像信号の1水平走査期間と1水平走査期
間遅延回路の遅延時間が等しくなるように、可変遅延回
路の遅延時間を制御する。 【効果】入力映像信号の1水平走査期間と、1水平走査
期間遅延回路による遅延時間が常に等しくなるため、遅
延時間の調整が簡略化されるとともにくし形特性が向上
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、くし形フィルタにおけ
る遅延回路の遅延時間ばらつきを吸収するためのものに
関する。
る遅延回路の遅延時間ばらつきを吸収するためのものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号の輝度信号や色信号の分
離に使用しているくし形フィルタの調整には、入力映像
信号と1水平走査期間遅延信号の加減算比の調整、及び
1水平走査期間遅延回路の遅延時間のばらつきを吸収す
るための調整がある。例えば、日本放送出版協会発行
「入門AV電子回路」(pp124−127)記載の回
路では、可変抵抗による加減算レベルの調整、可変イン
ダクタンスによる遅延時間の調整を設けている。これら
の調整は、オシロスコープやスペクトラムアナライザ等
の測定器を使い波形観測しながら微調整する必要があっ
た。
離に使用しているくし形フィルタの調整には、入力映像
信号と1水平走査期間遅延信号の加減算比の調整、及び
1水平走査期間遅延回路の遅延時間のばらつきを吸収す
るための調整がある。例えば、日本放送出版協会発行
「入門AV電子回路」(pp124−127)記載の回
路では、可変抵抗による加減算レベルの調整、可変イン
ダクタンスによる遅延時間の調整を設けている。これら
の調整は、オシロスコープやスペクトラムアナライザ等
の測定器を使い波形観測しながら微調整する必要があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のくし形フ
ィルタで良好な特性を得るためには、入力される映像信
号の1水平走査期間と、遅延回路から得られる1水平走
査期間の遅延時間が等しくなるように遅延回路の遅延時
間を微調整をする必要があった。本発明の目的は、この
調整を簡略化するとともに、良好なくし形特性を提供す
ることにある。
ィルタで良好な特性を得るためには、入力される映像信
号の1水平走査期間と、遅延回路から得られる1水平走
査期間の遅延時間が等しくなるように遅延回路の遅延時
間を微調整をする必要があった。本発明の目的は、この
調整を簡略化するとともに、良好なくし形特性を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、入力映像信
号の1水平走査期間と1水平走査期間遅延回路から得ら
れる遅延時間のずれを検出する回路を設け、固定遅延回
路と可変遅延回路で構成した1水平走査期間遅延回路か
ら得られる遅延時間を入力映像信号の1水平走査期間に
等しくなるように、可変遅延回路の遅延時間を制御する
ことで達成される。
号の1水平走査期間と1水平走査期間遅延回路から得ら
れる遅延時間のずれを検出する回路を設け、固定遅延回
路と可変遅延回路で構成した1水平走査期間遅延回路か
ら得られる遅延時間を入力映像信号の1水平走査期間に
等しくなるように、可変遅延回路の遅延時間を制御する
ことで達成される。
【0005】
【作用】くし形フィルタの1水平走査期間遅延回路を固
定遅延回路と可変遅延回路で構成する。入力映像信号の
1水平走査期間と1水平走査期間遅延回路から得られる
遅延時間ずれを検出する回路を設け、遅延時間のずれ量
に応じて、入力映像信号の1水平走査期間と、1水平走
査期間遅延回路から得られる遅延時間が等しくなるよう
に可変遅延回路の遅延時間を可変する。これにより、入
力映像信号の1水平走査期間と1水平走査期間遅延回路
から得られる遅延時間が常に一致し、良好なくし形特性
が得られる。
定遅延回路と可変遅延回路で構成する。入力映像信号の
1水平走査期間と1水平走査期間遅延回路から得られる
遅延時間ずれを検出する回路を設け、遅延時間のずれ量
に応じて、入力映像信号の1水平走査期間と、1水平走
査期間遅延回路から得られる遅延時間が等しくなるよう
に可変遅延回路の遅延時間を可変する。これにより、入
力映像信号の1水平走査期間と1水平走査期間遅延回路
から得られる遅延時間が常に一致し、良好なくし形特性
が得られる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例の構成図を図1に示す。図
1において、入力映像信号は、固定遅延回路1と可変遅
延回路2で構成する1水平走査期間遅延回路を通り1水
平走査期間遅延される。1水平走査期間遅延信号は2つ
の系路に分かれ、一方は、加算回路3で入力映像信号と
加算され、もう一方は第2の同期分離回路5に加えられ
る。第2の同期分離回路5は、1水平走査期間遅延信号
の同期信号を出力する。第1の同期分離回路4は、入力
映像信号の同期信号を出力する。位相検出回路6は、入
力映像信号の同期信号と1水平走査期間遅延した同期信
号の位相ずれ量に応じた電圧を出力する。可変遅延回路
2は、位相検出回路の電圧に応じて、遅延時間が可変さ
れる。可変遅延回路の一例を図2に示す。図2におい
て、遅延回路に入力された映像信号は、制御電圧によっ
て遅延時間を可変される。
1において、入力映像信号は、固定遅延回路1と可変遅
延回路2で構成する1水平走査期間遅延回路を通り1水
平走査期間遅延される。1水平走査期間遅延信号は2つ
の系路に分かれ、一方は、加算回路3で入力映像信号と
加算され、もう一方は第2の同期分離回路5に加えられ
る。第2の同期分離回路5は、1水平走査期間遅延信号
の同期信号を出力する。第1の同期分離回路4は、入力
映像信号の同期信号を出力する。位相検出回路6は、入
力映像信号の同期信号と1水平走査期間遅延した同期信
号の位相ずれ量に応じた電圧を出力する。可変遅延回路
2は、位相検出回路の電圧に応じて、遅延時間が可変さ
れる。可変遅延回路の一例を図2に示す。図2におい
て、遅延回路に入力された映像信号は、制御電圧によっ
て遅延時間を可変される。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、くし形フィルタにおけ
る1水平走査期間遅延回路の遅延時間ばらつきを吸収で
きるので、遅延時間の調整が簡略化できるとともに、く
し形特性が向上する効果がある。
る1水平走査期間遅延回路の遅延時間ばらつきを吸収で
きるので、遅延時間の調整が簡略化できるとともに、く
し形特性が向上する効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明に用いるアナログ方式の可変遅延回路の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
1…固定遅延回路、2…可変遅延回路、3…加算回路、
4…第1の同期分離回路、5…第2の同期分離回路、6
…位相検出回路、7…バリキャプダイオード。
4…第1の同期分離回路、5…第2の同期分離回路、6
…位相検出回路、7…バリキャプダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 直樹 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立 画像情報システム内
Claims (1)
- 【請求項1】1水平走査期間遅延回路によって映像信号
を1水平走査期間遅延した信号と遅延しない信号を加算
または減算する回路を有するくし形フィルタにおいて、
1水平走査期間遅延回路を、固定遅延回路と可変遅延回
路とで構成し、映像信号の同期信号を取り出す第1の同
期分離回路と、1水平走査期間遅延信号の同期信号を取
り出す第2の同期分離回路を設け、第1,第2の同期分
離回路から得られる2つの同期信号の位相差を検出する
位相検出回路と、位相検出回路の出力される位相ずれ量
に応じて、前記可変遅延回路の遅延時間を制御すること
を特徴とする映像信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24107391A JPH0583599A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24107391A JPH0583599A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 映像信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583599A true JPH0583599A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17068898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24107391A Pending JPH0583599A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583599A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6063741A (en) * | 1994-09-05 | 2000-05-16 | Japan Energy Corporation | Engine oil composition |
EP1247858A1 (en) | 2001-04-02 | 2002-10-09 | TonenGeneral Sekiyu K.K. | Lubricant oil composition for internal combustion engines |
US7404866B2 (en) | 2001-06-26 | 2008-07-29 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Sliding member and method for manufacture thereof |
US7867957B2 (en) | 2007-03-30 | 2011-01-11 | Nippon Oil Corporation | Lubricating oil composition |
US7871966B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-01-18 | Nippon Oil Corporation | Lubricating oil composition |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24107391A patent/JPH0583599A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6063741A (en) * | 1994-09-05 | 2000-05-16 | Japan Energy Corporation | Engine oil composition |
EP1247858A1 (en) | 2001-04-02 | 2002-10-09 | TonenGeneral Sekiyu K.K. | Lubricant oil composition for internal combustion engines |
US7404866B2 (en) | 2001-06-26 | 2008-07-29 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Sliding member and method for manufacture thereof |
US7871966B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-01-18 | Nippon Oil Corporation | Lubricating oil composition |
US7867957B2 (en) | 2007-03-30 | 2011-01-11 | Nippon Oil Corporation | Lubricating oil composition |
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