JPH058355U - 冷凍装置におけるフイルター装置 - Google Patents

冷凍装置におけるフイルター装置

Info

Publication number
JPH058355U
JPH058355U JP5505191U JP5505191U JPH058355U JP H058355 U JPH058355 U JP H058355U JP 5505191 U JP5505191 U JP 5505191U JP 5505191 U JP5505191 U JP 5505191U JP H058355 U JPH058355 U JP H058355U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
condenser
fan
compressor
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5505191U
Other languages
English (en)
Inventor
睦 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5505191U priority Critical patent/JPH058355U/ja
Publication of JPH058355U publication Critical patent/JPH058355U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 凝縮器に設けたフィルターの清掃を自動的に
行い、フィルター目詰りが原因での圧縮機の焼損や冷却
不良を防止する。 【構成】 圧縮機、凝縮器4、減圧装置、冷却器を順次
接続して冷凍サイクルを形成する冷凍装置において、フ
ァン5を備える凝縮器4を該ファン5を含めてその全周
を取り囲むようにエンドレス状の帯状フィルター1aを
配設し、このフィルター1aの途中をフィルター回転移
動用の駆動ローラ2に掛合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷凍冷蔵ショーケースなどに設ける冷凍装置におけるフィルター装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる冷凍冷蔵ショーケースは、周知のごとく、ショーケース本体内をダクト 板で冷気循環路と商品収納庫とに区画し、冷凍装置により冷却した冷気で商品収 納庫内の商品を冷却している。ところで、この冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、減 圧装置、冷却器を冷媒管で順次接続して冷凍サイクルを形成するもので、圧縮機 で高温高圧に圧縮した冷媒ガスを凝縮器に送り、ここで凝縮器に設けたファンに より送風される空気で冷却、熱交換して中温高圧の液冷媒にし、さらに減圧装置 で減圧し低温低圧の液冷媒とし、冷却器で蒸発させて冷却空気を得る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
圧縮機からの冷媒ガスを凝縮器で熱交換する時、前記のように凝縮器に設けた ファンで外気を凝縮器に取込むようにしているが、外気中に含まれている塵埃な どが空気とともに凝縮器内に吸込まれるのを防ぐため、凝縮器の吸込側にフィル ターを設けている。しかし、このフィルターに目詰りが生じるとファンにより凝 縮器に送られる熱交換用の空気量が減少し、その結果、凝縮器の温度が上昇して 凝縮器の熱交換量が減少し、冷却不良や圧縮機の損傷発生などのおそれがある。 そして、かかる不都合を解消するには、頻繁にフィルターの清掃を行う必要があ り、手間を要する。
【0004】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、凝縮器のフィルターに目詰りが 生じた場合、新しいフィルター面に交換すると同時に、目詰りの生じた古いフィ ルター面の清掃が自動的に行えて清掃の手間を省くことができ、また、目詰りが 原因での圧縮機の破損、冷却不良などの発生を防止できる冷凍装置におけるフィ ルター装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、圧縮機、凝縮器、減圧装置、冷却器を順次 接続して冷凍サイクルを形成する冷凍装置において、ファンを備える凝縮器を該 ファンを含めて全周を取り囲むようにエンドレス状の帯状フィルターを配設し、 このフィルターの途中をフィルター回転移動用の駆動ローラに掛合したことを要 旨とするものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、凝縮器のフィルターに目詰りが生じたときは、エンドレス状 に配設されている該フィルターの途中が掛合している駆動ローラを駆動すれば、 フィルターが凝縮器及びファンの周りを回る。その結果、目詰りの生じている部 分が凝縮器の空気取込側の面から除かれて、新しいフィルター面がここに配設さ れる。そして目詰りの生じた部分はファンの吹出し側に移動し、ここでファンか ら吹出す空気でフィルターに付着したゴミ、チリなどが吹き飛ばされて清掃され 、次回の使用に備える。
【0007】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案のフィル ター装置の実施例を示す平面図、図2は同上側面図、図3はフィルターの斜視図 で、図中4は冷凍装置の一部を構成する凝縮器で、該凝縮器4の裏面側にはこの 凝縮器4に空気を送り、熱交換させるためのファン5が配設してある。なお、フ ァン5は凝縮器4の空気の流出側(背面側)に設けられ、その吸引力で凝縮器4 の前面側から背面側に空気を通流させるものである。かかる凝縮器4の外側全周 囲に、凝縮器4及びファン5と一体的に取り囲むようにフィルター装置1を配設 する。
【0008】 このフィルター装置1は、凝縮器4の左右側方のいずれか一方の側、図示の例 では左側方に駆動用ローラ2を設け、右側方及び四隅方向にガイドローラ3を設 け、これらのローラ2,3間に図3に示すような帯状でエンドレスのフィルター 本体1aをループ状に掛け渡した。前記駆動用ローラ2にはベルト7を介してフ ィルター駆動用のモータ6を連結する。これにより凝縮器4の空気取入側からフ ァン5の空気吹出側に渉ってエンドレスのフィルター本体1aが略方形に配設さ れる。この場合、四隅方向に配設するローラ3,3の間隔は凝縮器4の空気取入 側面とファン5の空気吹出側面では、少なくとも凝縮器4の横巾Lに等しくして 、空気取入側面と空気吹出側面ではフィルター本体1aが平面状になってこれら の面と平行に対面するよう形成する。
【0009】 図中9は、凝縮器4、ファン5の上方を覆う上蓋、8は凝縮器4に接続する冷 凍配管を示す。
【0010】 図4はフィルター駆動用のモータ6の制御回路図で、電源11に対してモータ6 とタイマー10とが並列に接続され、該タイマー10の接点10aがモータ6に 直列に接続される。このタイマー10にはフィルター本体1aが長さL分だけ移動 するために要する時間を予め設定しておく。
【0011】 次に動作について説明する。冷却運転中は、凝縮器4ではファン5が駆動して 矢印A方から外気を凝縮器4内に取込み、矢印B方向へ吹出して、圧縮器から凝 縮器4へと圧送されて高温高圧の冷媒ガスを熱交換している。この時、凝縮器4 に取込まれる空気は、取込み側、すなわち凝縮器4の表面側でフィルター本体1 aを通過し、該フィルター本体1aで空気中に含まれているチリやゴミが除去さ れる。
【0012】 凝縮器4の表面側のフィルター本体1aがチリやゴミなどで目詰りすると、タ イマー10の接点10aが閉じてモータ6に通電され、回転する。その結果ベル ト7を介して駆動用ローラ2が回転し、該駆動用ローラ2、ガイドローラ3, 3 …にループ状に巻回しているフィルター本体1aが凝縮器4及びファン5の外側 を回る。そして、フィルター本体1aが長さL分だけ移動する時間として設定し てある時間が経過してタイマー10がカウントアップすると、接点10aが開い てモータ6への通電が断たれ、これが停止し、駆動用ローラ2も停止して、フィ ルター本体1aは長さLだけ移動したところで停止する。
【0013】 この状態で、凝縮器4の空気取入側に面し目詰りの生じた部分のフィルター本 体1aが、凝縮器4の裏側のファン5の吹出側に回り、ファン5の吹出側に位置 していた部分のフィルター本体1aが凝縮器4の空気取入側に移動する。よって 空気取入側には目詰りのない部分のフィルター本体1aが配設され、空気吹出側 には目詰りの生じているフィルター本体1aが配設される。そして、この目詰り のある部分は、ファン5により矢印B方向に吹出される空気により、ここに付着 しているゴミやチリが吹き飛ばされて自動的に清掃され、次回の使用に備えられ る。
【0014】 なお、タイマー10の接点10aを閉じてモータ6を駆動するタイミングは、 予め時間を設定して所定時間毎に行ってもよいが、凝縮器4のフィルター本体1 aの目詰りを例えば凝縮器4と圧縮機とを接続する冷媒配管8の冷媒温度や冷媒 圧力を検出する温度センサーや圧力スイッチなどを設け、これら温度センサーや 圧力スイッチからの出力でタイマー10の接点10aを自動的に閉じるようにし てもよい。
【0015】 また、前記実施例では、凝縮器4とファン5とをフィルター装置1及び上蓋9 で囲ったので、凝縮器4だけでなくファン5へのゴミの付着も防止できる。さら に、図示は省略するが、フィルター本体1aをさらに長尺に形成し、ガイドロー ラ3の配設位置を変更して圧縮機もフィルター本体1a内に配設すれば、圧縮機 へのゴミの付着も防止でき機械性能の低下を防げる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の冷凍装置におけるフィルター装置は、凝縮器のフィ ルターに目詰りが生じた場合、新しいフィルターに交換すると同時に目詰りの生 じたフィルターが自動的に清掃できるので、フィルター清掃の手間を省くことが できる。また、目詰りが原因での冷媒の温度上昇、圧力上昇を防止できるので、 冷却不良や圧縮機の焼損も防げるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の冷凍装置におけるフィルター装置の平
面図である。
【図2】本考案の冷凍装置におけるフィルター装置の側
面図である。
【図3】本考案の冷凍装置におけるフィルター装置の要
部であるフィルター本体の斜視図である。
【図4】本考案の冷凍装置におけるフィルター装置のモ
ータ制御回路図である。
【符号の説明】
1…フィルター装置 1a…フィルター本体 2…駆動用ローラ 3…ガイドローラ 4…凝縮器 5…ファン 6…モータ 7…ベルト 8…冷媒配管 9…上蓋 10…タイマー 10a…接点 11…電源

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置、冷却器を順
    次接続して冷凍サイクルを形成する冷凍装置において、
    ファンを備える凝縮器を該ファンを含めて全周を取り囲
    むようにエンドレス状の帯状フィルターを配設し、この
    フィルターの途中をフィルター回転移動用の駆動ローラ
    に掛合したことを特徴とする冷凍装置におけるフィルタ
    ー装置。
JP5505191U 1991-07-16 1991-07-16 冷凍装置におけるフイルター装置 Pending JPH058355U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5505191U JPH058355U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 冷凍装置におけるフイルター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5505191U JPH058355U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 冷凍装置におけるフイルター装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058355U true JPH058355U (ja) 1993-02-05

Family

ID=12987880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5505191U Pending JPH058355U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 冷凍装置におけるフイルター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058355U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006286778A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nec Corp 電子装置の冷却装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220061B2 (ja) * 1981-12-28 1990-05-08 Oriental Yeast Co Ltd
JPH0228054B2 (ja) * 1982-11-05 1990-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220061B2 (ja) * 1981-12-28 1990-05-08 Oriental Yeast Co Ltd
JPH0228054B2 (ja) * 1982-11-05 1990-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006286778A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nec Corp 電子装置の冷却装置
JP4569356B2 (ja) * 2005-03-31 2010-10-27 日本電気株式会社 電子装置の冷却装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5285646A (en) Method for reversing a compressor in a heat pump
KR970002175A (ko) 공기조화기
JP5489890B2 (ja) エアフィルタ自動清掃機構およびそれを備えた空気調和機
JPH058355U (ja) 冷凍装置におけるフイルター装置
EP2071259A2 (en) Filter
US7322204B2 (en) Low temperature zoning formation system for holding freshness of food
CN209371412U (zh) 一种除尘装置及新风空调
CN2218325Y (zh) 冷冻式空气干燥机冷凝器及空气冷却器的自动清洁装置
JPH058356U (ja) 冷凍装置におけるフイルター装置
JP2005214537A (ja) 空気調和機の送風経路構造
JPH0519835U (ja) 空気調和機
CN212987739U (zh) 多风道速冻机
CN210425384U (zh) 一种便捷除尘式冷风机
JP2527015Y2 (ja) ユニットク−ラ−
KR20010065262A (ko) 수직 소둔로의 냉각 쿨러 온라인 클리닝 장치
JP2004169960A (ja) 搬送式冷却装置
JP2023115628A (ja) 冷却庫
JP2023115629A (ja) 冷却庫
JPH0341774Y2 (ja)
KR100302856B1 (ko) 에어컨실외기의송풍용모터제어방법
JP3020259U (ja) 家庭用小型簡易冷風機
JP2711820B2 (ja) 空気圧縮装置及び冷凍式エアドライヤ
KR940007836Y1 (ko) 분리형 냉, 난방 공조기의 제상장치
KR940009566B1 (ko) 오픈쇼 케이스의 제상공기 순환장치
JPS6022305Y2 (ja) 冷蔵庫等のフィルタ−目詰表示装置