JPH0583465B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、紙などのロールすなわちログを形
成するための、特にトイレツトテイシユ、キツチ
ンタオルなどのような、紙の分離できるセグメン
トすなわちシートで作られた小さなロールを形成
するための、巻返し機に関する。これは、上方の
巻付けシリンダ、上方のシリンダとニツプを形成
する下方の巻付けシリンダ、および、ロールを巻
くための空間を前記両シリンダと共に定める、第
３の可動のローラ、を有する。これはまた、接着
で巻心を湿らすための手段を包含する。前記シリ
ンダの間の相対周速度は、周期的に変化できる。

この発明の目的は、紙のセグメントすなわちシ
ートの数を正確にした、かつ規則正しく巻付けを
開始するようにした、ログのかくして小さなロー
ルの形成のための迅速で確実な機械を提供するこ
とにある。これらおよびその他の目的は、以下の
説明を読むことによつて、明らかになるであろ
う。

この発明によれば、はいつて来るウエブが、２
つの巻付けシリンダの間のニツプを横切り、前記
ニツプに到着するウエブの送り方向が、ニツブの
中に巻心を挿入する際にウエブに接触する巻付け
シリンダの回転方向と逆であり、これによつて、
前記挿入の際にウエブの引裂きが生じ、ウエブの
先縁が、接着剤によつて巻心に固着され、かつ巻
心と他方の巻付けシリンダとの間にくさび込まれ
ることによつて折曲げられる。

この発明の別の特徴は、特許請求の範囲から明
らかであろう。

この発明は、以下の説明と添付の図面によつ
て、充分に理解されるであろう。図面において、
同一の符号は、同一の部分を示す。

次ぎに第１図および第２図から第４図も参照す
れば、Ｎは紙のウエブを示し、これは、巻心Ａの
まわりの次次のロールすなわちログＢに巻上げる
ため、供給ロール（図示なし）から連続的に送ら
れる。ウエブ状材料は、所望の量のウエブ材料を
巻付けた巻心を、新しい巻付け作業を開始しなけ
ればならない別の巻心に交換する際に、連続的に
送られる。ウエブＮは、孔明けステーシヨン１を
通過し、ここで、（トイレツトテイシユのロール
またはキツチンタオルのロールにおけるように）
紙の個個のシートを提供するため、規則正しい間
隔で横方向の孔線を形成される。符号３は、管状
の巻心Ａを貯槽を示し、これは、総括的に９で示
され接着剤湿し系を通して、巻返し機７に向けて
巻心を動かすための案内系５と組合わされる。接
着剤湿し系９は、例えば、反作用ローラ９Ｃの下
方に位置する溜め９Ｂの中の流体接着剤の浴の中
で回転する、ローラ９Ａを包含できる。かれは、
ボール紙または同様の材料で作られた管状の巻心
を巻返し機７に送るための、知られている系の実
例に過ぎない。

巻返し機７は、第１の上方の巻付けシリンダ１
１と、第２の下方の巻付けシリンダ１３とを有
し、これらの間にニツプが形成される。このニツ
プは、最もせまい区域で、管状の巻心Ａの外径よ
りもややせまくなつている。符号１５は、第３の
巻付けローラを示し、これは、例えば振動腕１５
Ａによつて、ロールＢに向つておよびこれから遠
ざかるように動かされる。

ロールＢは、形成の過程において、２つのシリ
ンダ１１および１３に対して並びにローラ１５に
対して接線的に接触し、これらは、ウエブＮの巻
付けを起させるため、これらに矢印で示される方
向に回転する。ウエブＮは、孔明けステーシヨン
１を離れたのちに、回転するローラ１７のまわり
を通り、このローラ１７を越えて、軌道Ｎ１を描
く。軌道Ｎ１は、ウエブをログＢに巻くため、下
方の巻付けシリンダ１３に接線的に到着すること
によつて、ニツプＩを横切る。かくして、第１図
に明示されるように、送られるウエブＮの前進方
向と逆の方向に回転する巻付けシリンダ１１の下
方には、僅かな間〓が存する。

ウエブＮの所望の長さで（特に、孔明けステー
シヨン１によつて形成される次次の孔線の間に形
成されるシートの、予め定められた枚数で）ログ
Ｂが形成されたのち、形成されたログＢからウエ
ブを分離することが必要である。これは、ログＢ
に巻かれたウエブ状材料の尾端と、ニツプＩの中
に挿入された新しい巻心に巻付けるべきウエブの
先端との間で、ウエブを引裂くことによつて達成
され、かくして、巻付けサイクルが再び開始され
る。

供給系３，５および９から到着する巻心は、適
当な押し具１８によつて矢印ｆ１の方向に動かし
て、ニツプＩの中にこれを挿入する準備のため、
周知の方法でA₀に位置させられる。注目すべき
点として、巻心は、挿入された巻心と上方の巻付
けシリンダ１１との間に、ウエブＮの部分Ｎ１を
位置させるような方法で、位置A₀からニツプＩ
の中に動かされる。かくしてウエブは、前記巻心
A₀の挿入の際だけ、シリンダ１１に接触する。

巻心は、部分Ｎ１におけるウエブに係合するよ
うに、かつ下方および上方の巻付けシリンダ１３
および１１の双方に接触するように、ニツプＩの
中に挿入される。この位置（第２図におけるＡ
１）において、巻心は、（図面で見て）反時計回
り方向に、すなわち２つのシリンダ１１および１
３の回転する表面によつて与えられる方向に、回
転し始める。

これによれば、第１の、シリンダ１１と位置Ａ
１における巻心Ａの巻の紙はさみ線と、ログＢと
巻付けシリンダ１３の間のはさみ線との間の、部
分において、紙の引裂きが生じる。その理由は、
紙が、ウエブＮを送つて来た方向に関して、シリ
ンダ１１と巻心（これは回転し始める）によつて
引戻されるからである。

第２に、上述した引裂きによつて形成される、
紙ウエブの先縁は、第２図に示される方向に回転
する、位置Ａ１の巻心に押付けられ、それで、接
着剤によつて、位置Ａの前記巻心に固着される。
かくしてその際に、丁度形成されたログは、第３
図に矢印で示される方向に離動できる。位置Ａ１
の巻心は、第３図に示されるように、軌道Ｎ１か
ら来る紙の最初の巻付けを生じさせる。これは、
第３図でさらに第４図で見ることができるよう
に、最初の折曲げＰを生じさせ、これは、位置Ａ
１の巻心と下方の巻付けシリンダ１３の間の、ウ
エブＮ１の先端材料のくさび込みによつて完成す
る。

かくして、位置Ａ１の新しい巻心への紙材料の
巻付けが、開始される。次いで、巻心は、すでに
形成されたログＢ（第３図参照）の離動と同時に、
巻付けシリンダ１１と１３の間のニツプの近くに
引寄せられる、ローラ１５に向つて、位置Ａ１か
らゆつくりと前進し、かくして、新しい巻心Ａ１
は、次第にローラ１５にも接触させられる。

孔明けステーシヨン１で形成された孔線の位置
に関して、位置A₀から位置Ａ１への巻心挿入の
作業を調整することが可能であるから、巻心交換
作業を、従つてシリンダ１１および巻心Ａ１によ
つて達成されるはさみ地点と、ロールＢとシリン
ダ１３の間のはさみ地点との間の、部分におけ
る、紙ウエブの引裂き作業を、遂行することも可
能である。これによれば、所与の枚数の紙シート
がログＢのまわりに巻かれて蓄積されることがで
き、引裂きが起る長さ比較的短くて、引裂きの瞬
間に１つだけの孔線が紙を横切つて存するように
できる。かくして、ログすなわちオールＢの形成
のために巻付けられる材料の量の中に、正確な枚
数の紙のシートが包含されるようにでき、１つの
孔線に対応して引裂きが達成できる。

紙材料が軌道Ｎ１に沿つて巻付けシリンダ１１
と接触する時点において、これがニツプＩの中に
挿入される巻心Ａ１に押付けられることによつ
て、ウエブは、これの軌道Ｎ１において、すべに
述べたような、シリンダ１１と巻心Ａ１の間の接
触によつて起る、前進方向に関する、その戻り移
動によつて、弛むようになる。かくして、巻心交
換のこの段階の際に、紙ウエブを制御することが
望ましい。これは、いくつかの方法で達成でき
る。

図１図から第４図によれば、ノズルの系が配備
でき、これは、図面に示されるように空気を吹き
出し、これによつて、紙材料に或る張力が維持さ
れ、これに対する空気作動の推力は、前記ノズル
１９の列からの割合によつて適当に調節できる。
この系は特に融通性があり、実際上、慣性の効果
を全く受けない。

第６図に図解的に表わされる別の解決によれ
ば、回転するローラ１７の代りにマニホルド１１
７が使用され、これは、このマニホルドまわりに
空気クツシヨンを生じるために、加圧空気を供給
される。これによれば軌道Ｎ１に向うウエブＮの
旋回と、先行の列のノズル１９の列によつて得ら
れたもの同様な空気作動の引張効果との双方が、
達成される。マニホルド１１７は、軌道Ｎ１に向
うウエブＮの旋回の区域にだけ配置された開孔を
備えるように固定でき、或いはこれは、回転で
き、その全円筒面に渉つて開孔を有することがで
きる。

第５図に図示される別の実施例によれば、旋回
するローラ１７の代りに、棒２１７が配備でき、
これは、例えば、軌道Ｎ１に向う接触の区域でこ
れに沿つて摺動する紙ウエブＮを引寄せるため、
静電効果を作用させることができる。この場合
に、軌道Ｎ１におけるウエブは、棒２１７（これ
は、前記静電効果に因つて、離動に対する限られ
た障害を提供する）に追従しようとし、これによ
つて、軌道Ｎ１におけるウエブの軽い引張りが確
保される。代りとして、静電効果は、反発効果に
よつて達成することもでき、この場合に、第６図
の図解図においてマニホルド１１７によつて吹き
出される空気によるものと同じ効果を生成する引
張りが得られるであろう。

１９によつて示されるような引張り系は、旋回
するシリンダ１７または孔明けステーシヨン１の
上流に作用するようにも配置できる。

第７図の実施例によれば、上述した可動の系の
いずれかの代りとして、ウエブ状材料の引張りを
達成するため、旋回ローラ３１７が、遊びローラ
引張り具によつて引張りを達成するため、振動腕
３１７に取付けられるようにして配備できる。

第７図は、シリンダ１１および１３並びにロー
ラ１５の間に作られた巻付け区域から、ログＢを
離動させるための系をも示す。指摘するのが有用
であることとして、シリンダ１３は、図面に添付
した矢印の方向に常に回転するけれど、これは、
ログＢを取除くため、巻付けシリンダ１１および
ローラ１５またはいずれかの回転速さに対して一
時的な速さ変化を受けることができる。弾性ベル
ト２１は、形成されたログＢの外径よりやや小さ
くなるように調節できる下方の巻付けシリンダ１
３の周から、或る距離だけ離して設けられる。ロ
グＢは、矢印fBの方向に、巻付け空間から、シ
リンダ１３と前記ベルト２１の間の介在空間まで
下向きに落下し、さらに回転し転がつて、常に、
巻心へのウエブ材料の巻付けと同じ方向に転がさ
れる。

Ｂ１によつて示されるこの位置から、ログは、
傾斜した平面２３の上まで落下し、一時的に障害
２５によつて保持され、適時に、その後ここから
離動させられ、別の処理および作業に向けられ
る。ロールすなわちログＢ１の速さを低減または
制御するため、弾性ベルト２１の代りに、一連の
閉じたリング状のベルトが配備でき、これは、第
７図に鎖線２Ｘで示されるように、ログの接触部
分の方向と逆の方向に動く。

第８図から第１１図は、先行の図面に示された
ものに対して、作動的に等しいが逆になつてい
る、巻返し機を線図的に示す。ウエブＮは、紙の
個個のシートを形成する横向きの孔線を達成す
る、孔明けステーシヨン５１を通過する。符号５
３は、巻心Ａの貯槽を示し、この巻心Ａは、総括
的に５９で示される湿し接着剤ステーシヨンを通
過したのち、案内手段５５に沿つて巻付け群５７
に案内される。符号６１および６３は、２つの上
方および下方の巻付けシリンダ（先行の例で１１
および１３で示されるものに類似）を示し、これ
らの間にニツプＩが形成され、これの中に、巻心
は、滞留位置A₀から矢印ｆ１の方向に挿入され
なければならない。この例において、ウエブの軌
道Ｎ１は、ニツプＩを通つて進み、かくして、ウ
エブは、形成の過程において、上方の巻付けシリ
ンダ６１およびログＢに接触させられる。これ
は、巻付けシリンダ６３の表面から僅かの距離を
残し、このシリンダ６３は、図面に示される矢印
に従つて回転し、それで、ウエブＮ１の送りの方
向と反対の方向に周が前進する。この状態は、第
１図から第４図の例におけるシリンダ１１とウエ
ブＮの間におけるものと、正確に等価である。

符号６５は、可動の巻付けローラを示し、これ
は、シリンダ６１および６３と共に巻付け空間を
形成する。符号６７は、軌道Ｎ１に沿つてウエブ
を前進させるためのウエブ旋回手段を示す。符号
６８は、ニツプＩの中に巻心を挿入するための手
段を示す。この場合に、ニツプＩの中にシリンダ
６３に対してウエブ部分Ｎ１を動かし、これによ
つて、シリンダ６１に対するログの接触区域と、
巻心Ａ１とシリンダ６３の間の接触区域との間
で、ウエの破断が生じる。位置Ａ１に挿入された
巻心は、（第９図および第１０図を見たときに）
時計回りに回転し、接着剤の存在によつて、前記
巻心は、ウエブの先縁に係合し、ウエブは、巻心
のまわりに巻付こうとする。軌道Ｎ１に沿うウエ
ブの先縁は、シリンダ６３によつて加えられる圧
力によつて、巻心に押付けられ、かくしてこれに
接着され、位置Ａ１における巻心の回転によつ
て、最初に折曲げられる（第１０図）。折曲げは、
巻心Ａ１と上方の巻付けシリンダ６１の間でのウ
エブ端のくさび込みによつて完成する。この位置
から、ウエブ状材料の巻付けは、丁度挿入された
巻心Ａ１に対いて開始され、その際に、ログＢ
は、通常の方法で離動する。先行の例に記載され
たものと同様の配備が、第１０図および第１１図
に示された段階で、２つのシリンダ６１と６３の
間のニツプＩの到着するウエブ状材料の軌道Ｎ１
を規則正しく進展させるのに採用できる。

変形された実施例によれば、押し具１８が特別
の形状の輪郭を具備でき、および第７図で１８Ａ
によつて示されたような押しローラが配備でき、
またはそのいずれかが達成でき、かくすると、新
しく挿入された巻心Ａ１にウエブを巻付けるとき
に、前記ウエブは、次第に後方に動く押し具によ
つて、動かされ、案内される。これによれば、紙
引張りにおける急激な変化が回避できる。

前述した配備１９または１１７または２１７の
補助として、若しくはこれらの代りとして、紙の
軌道の規則正しさを確保するための方式は、丁度
形成されたロールＢの除去のためにすでに必要で
あつた、ローラ１３または６３の一時的加速によ
つて、大きな程度に引張ることのできる、紙の弾
性を探求することによつて達成できる。この大き
な引張りは、巻心とシリンダ１１または６１の間
の接触によつて決定される弛みを補償する。

接着剤は、巻心へのウエブの先縁の接着を確実
にするため、各巻心上で適当に相離れた環状区域
の形で、または、長手方向に連続したストリツプ
或いは相離れた区域で適当に途切れたストリツプ
によつて、群９または群５９などによつて巻心の
まわりに分布できる。巻心のまわりに広がる接着
剤に対しておそらくは接触する押し具への接着剤
の蓄積を避けるため、巻心挿入の、およびニツプ
Ｉの中へ巻心を挿入するための押し具１８または
６８の、適当な位置位相合わせは、良く知られた
方法で採用できる。

上述したもののような配備の利点は、明らかで
ある。巻心でウエブの先縁が把持される限りは、
充分な信頼性が、比較的高い作動速度の場合にも
得ることができる。ウエブ状材料の引裂きは、ウ
エブ状材料の送り方向に反対に回転するローラ部
材によつて達成されるから、極めて規則正しい方
法で遂行される。ウエブ状材料に実施される横方
向の孔線形成は、所望の孔線に沿つてウエブを引
裂いて、かくして、各ログにおける孔線によつて
形成される、ウエブ状材料のシートすなわちセグ
メントの所与の正確で一定な枚数の巻付けを得る
ようにするため、巻心の導入と容易に同期させる
ことができる。

孔線の間の間隔は、作業中でも調節でき、孔線
の数、すなわち、各ログに巻くことのできるシー
トの数も、容易に調節できる。指摘しなければな
らない点として、同じログに巻くべきシートの枚
数、すなわち、各ログに存する孔線の数は、現在
市販の巻返し機の限定のように、群に従つて調節
できるのではなく、１つづつ調節できる。これら
およびその他の目的と利点とは、上述の説明を読
むことによつて、当業者に明らかである。

理解されるように、図示されたものは、この発
明の基礎となる構想の範囲から逸脱することなし
に、形状および配置を変えることができるから、
この発明の実際的な例示だけを与える実施例であ
る。特許請求の範囲に記された符号は、詳細な説
明および図面を参照したこの発明の会得を容易に
すること、を目的とするものであつて、特許請求
の範囲で表わされる保護の範囲を限定するもので
はない。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図は、１つの巻心へのロールの
巻付けを完了し、次の巻心への別のロールの巻付
けを開始する、次次の４つの段階における、この
発明の実施例を図解的に図示する。第５図および
第６図は、第４図に図示したものと同様の、付加
の実施例を図示する。第７図は、第１図から第６
図の実施例の変形を図示する。第８図から第１１
図は、この発明のさらに別の実施例の４つの次次
の段階を図示する。 図面において、１１，６２は上方の巻付けシリ
ンダ、１３，６３は下方の巻付けシリンダ、１
５，６５は第３のローラ、１８，６８は押し手
段、９，５９は接着剤塗布手段、Ｂはロール、Ｉ
はニツプ、Ｎ１はウエブを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 上方の巻付けシリンダ１１，６２と、下方の
   巻付けシリンダ１３，６３と、上方の巻付けシリ
   ンダと下方の巻付けシリンダの間のニツプＩと、
   前記両シリンダと共に、ロールＢを巻くための空
   間を形成する第３のローラ１５，６５と、前記ニ
   ツプＩの中に個個の巻心A₀を挿入するための押
   し手段１８，６８と、巻心に接着剤を塗布するた
   めの手段９，５９とを有する、セグメントに分け
   られたウエブ材料の小さなロールすなわちログを
   形成するための巻返し機において、 ウエブＮ１が、ニツプＩを横切つて、２つの巻
   付けシリンダ１１，１３，６１，６３の間に送ら
   れ、前記ニツプＩに到着するときのウエブＮの運
   動の方向が、前記ニツプＩの中に巻心Ａ１を挿入
   する際に、ウエブと接触するようになるシリンダ
   １１，６３の回転の方向と逆であり、これによつ
   て、前記挿入に基いてウエブが引裂かれ、ウエブ
   の先縁が、前記塗布手段９，５９によつて塗布さ
   れた接着剤によつて、巻心に取付けられ、かつ、
   巻心と他方の巻付けシリンダ１３，６１の間への
   くさび込みによつて、折曲げられること、を特徴
   とする巻返し機。 ２ 前記シリンダの間の相対周速度が、周期的に
   変化できる、請求項１に記載の巻返し機。 ３ 巻付けシリンダ１１，１３，６１，６３の間
   のニツプの中に巻心を挿入するための手段１８，
   ６８が、挿入された巻心にウエブを巻付け始める
   ときにウエブを動かすことのできる、先縁または
   ローラ１８Ａを備える、請求項１に記載の巻付け
   機。 ４ 巻付けの開始のときにウエブを引裂くため、
   ２つの巻付けシリンダの間のニツプＩにおけるウ
   エブ状材料Ｎ１に作用する、引張り手段を包含す
   る、請求項１に記載の巻付け機。 ５ 前記引張り手段が、ニツプに先立つてウエブ
   に作用する、加圧空気手段１９，１１７である、
   請求項４に記載の巻付け機。 ６ 前記引張り手段２１７が、ニツプに先立つて
   ウエブに引付けまたは反発の静電効果を作用させ
   る、請求項４に記載の巻付け機。 ７ 前記引張り手段が遊びローラ３１７である、
   請求項４に記載の巻付け機。 ８ 下方のシリンダ１３が、丁度形成されたログ
   Ｂ１を取除くため、およびウエブの引張りを増大
   させてウエブのたるみを取去るため、加速され
   る、請求項１に記載の巻返し機。 ９ 第１および第２の回転する巻付けシリンダ１
   １，１３，６１，６３並びに可動の巻付けローラ
   １５，６５を設けるとともに、これらの間に作ら
   れる巻付け空間を設け、第１の回転する巻付けシ
   リンダと第２の回転する巻付けシリンダの間に、
   巻心Ａ１を挿入するためのニツプＩを設け、ニツ
   プＩを通して、リボン状材料のウエブを送り、ウ
   エブの運動の方向に逆の方向に回転する表面を持
   つ第１の巻付けシリンダの表面の近くに巻心を動
   かし、巻心の表面上に接着剤を塗布し、ニツプの
   中に巻心を挿入し、巻心と第１の巻付けシリンダ
   の表面の間にウエブをはさんで、ウエブを引裂
   き、引裂かれたウエブの先縁を、巻心と第２の巻
   付けシリンダとの間に、折曲げた状態で進め、引
   裂かれたウエブの先縁を、丁度形成されたログか
   ら遠ざかるように引張ること、からなる、巻心に
   ウエブ状材料のロールを巻く方法。